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2012年2月24日 (金)

[映] 100歳の少年と12通の手紙

 不治の病の少年と女性とのふれあいを描いた感動作、フランスの作品。

Oscar
 白血病で入院中の少年オスカー。10歳の彼は、医者と両親が、自分の病状について話しているのを偶然聞いてしまう。回復の見込みはなく、余命わずかと知りショックを受けるが、そのことについて両親から説明がないことでさらに落ち込む。だが、病院内で偶然出逢った、宅配ピザの女性店主ローズにだけは、唯一心を開く。そこで、彼を元気づけるため、ピザの注文と引き替えにオスカーの話し相手になるよう頼まれるローズ。オスカーの残り少ない日々を、有意義なものにするべくローズがした提案とは…

 悲しく切ない物語なのだが、そこをあえて暗く描かず、ちょっと笑えて、心温まる作品に仕上がっている。

 この作品が素晴らしいのは、やはりオスカー役の少年と、ローズ役のミシェール・ラロックによるところが大きいと思う。誰に対してもズケズケと物を言い、元気の良い女性ローズ。彼女は、かつてプロレスラーだったと言う架空の話をオスカーに話して聞かせる。本当に信じているのだろうか、信じているフリをしているのだろうか、オスカーはその話に夢中になる。気を遣いすぎて何も本当のことを話してくれない両親が与えてくれない安らぎを、ローズに求める。

 ローズが来るのが12日間と知り、自分の余命も12日間なのだと悟るオスカー。まずいことを言ってしまったと戸惑うローズだが、すぐにある提案をする。1日を10年と考えなさいと言うのだ。そして、1日1日を大切に過ごすオスカー。

 オスカー役にアミール。ローズ役にミシェール・ラロック。ドクター役でマックス・フォン・シドー。

 2人のふれあいは感動的。10歳の少年が、12日間で一生分の経験をする。ただ、両親がもっと彼に関われたら良かったのになぁとも思う。

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神様に起こしてもらってね 公式サイト http://www.100-12.com同名小説の映画化原作・監督・脚本: エリック=エマニュエル・シュミット白血病で小児病棟に入院中のオスカー(アミール)。彼 [続きを読む]

受信: 2012年2月29日 (水) 09:05

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