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2012年2月12日 (日)

[映] レニングラード

 本当に歴史には疎いと言うか、苦手だったのでとことんサボったこともあり、このあたりの知識もゼロに等しいのだが、こういうことがあったんだと言う純粋な気持ちで鑑賞。今年は雪が多く、例年に無く寒い日々が続いているが、雪も降らない静岡くんだりで寒いなんて言っていてはいけないとつくづく思った。

Leningrad
 1941年9月、独ソ開戦から3ヶ月経ったレニングラード。この地に取材のためにやってきたイギリス人記者ケイトは、空襲を受けて負傷。逃げ遅れてしまう。彼女は死亡と報告され、同僚ジャーナリストたちは全て脱出。1人取り残されてしまったケイトは、市民兵ニーナに助けられる。周囲を全て包囲し、食糧などの補給路を断ち、空襲をしかけてくる独軍。ニーナの家にかくまわれたケイトは、同居する幼い兄妹たちと共に、空襲と寒さ、餓えに耐えて生き延びていたが…

 えぇと、まず予備知識として知っておかなくてはならないのは、第二次大戦中、ドイツ軍は、レニングラード(今のサンクトペテルブルク)を攻略するために、その周囲を包囲して、物資の補給路を断つと言う作戦を実施したと言うこと。これが900日近くにも及んだらしい。市民は少ない食糧を配給で分け合い、空襲と寒さに耐えて生活していた。

 そんなところへ、のんきに(では無いのかも知れないが)ひょこひょこと取材に行くケイト。最初、この取材からはハズされたのだが、絶対にレニングラードに行きたいとだだをこねて紛れ込んだのだが、なぜここまでこの地にこだわったのかは、後にわかる。

 一方、ニーナは、元は警官だったらしく、威勢のいい勝ち気な女性だ。今は市民兵として、自ら銃を持ち、自分も戦闘に加わる勢いだが、女性には認められていなかったらしい。空襲で逃げ遅れたケイトを助け、かくまう。全く違う生活をしていた女性が、心を通わせる。

 ケイト役にミラ・ソルヴィノ。久しぶりに見た気がする。ケイトの恋人役にガブリエル・バーン。

 栄養失調で身動きのとれない少年ユーラをかわいがるケイト。だが、弱い息子は生き残れないと判断して、体力的に勝る娘シーマが生き残る道にかける母。いざ脱出できると言う時、栄養失調から、ユーラとシーマ、両方を連れて行くことができないと悟ったときのケイトの気持ちを思うとやりきれない。チェスの天才ユーラは、どんな気持ちでチェスの駒を暖炉に放り込んだのだろう。

 見ているだけで寒くなるので(^o^;、暖かくしてご覧あれ。

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