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2012年3月15日 (木)

[映] メアリー&マックス

 無邪気なクレイアニメーションを想像していたのだが、なかなか重い内容。独特な、不思議なタッチで描かれている。実話に基づいているらしい。

Marymax
 1976年。オーストラリアに住む8歳の少女メアリーは、ちょっと変わった女の子。母はアル中で、万引き癖があり、父は仕事ばかりでメアリーに無関心。学校でいじめられてばかりのメアリーに友達はいない。ある日、突然思い立ち、アメリカに住むマックス・ホロウィッツに手紙を書くことに。彼に決めたのは、電話帳で見つけた、変わった名前だったから。
 NYに住むマックスは、44歳独身。人付き合いが苦手で、孤独な日々を送っていた。突然見知らぬ少女から送られた手紙に驚きつつ、返事を書くマックス。こうして2人の奇妙な文通は始まった…

 なんとも不思議な2人の文通。2人に共通するのは、お気に入りのTVマンガとチョコ、そして孤独であるということ。だが、無邪気なメアリーの書く手紙は、マックスを深く傷つける。それでも友達としての友情をはぐくみ続ける2人。ほのぼのとしているようで、実はとても残酷な一面もあり、悲しい物語とも言える。マックスはアスペルガー症候群であることがわかり、そのことでメアリーの人生も狂ってしまう。

 大人になったメアリーの声でトニ・コレット。マックスの声でフィリップ・シーモア・ホフマン。メアリーの夫となるダミアンの声でエリック・バナ。

 遠く離れた地に住み、一度も会ったことのない友達。その友達に自分の全てをさらけ出し、そして相手の言葉に深く傷つけられて落ち込む。離れていても、こんなに影響し合える友達って、ある意味すごい友達なのかもしれない。結末がまたなんとも言えない。悲しくもあり、ほほえましくもあり。

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