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2012年3月11日 (日)

[映] 完全なる報復

 ストーリー的にも映像的にも、久しぶりに見応えあった。

Law_abiding_citizen3
 自宅に突然押し入った2人組の強盗により、幸せな生活が一変、最愛の妻と娘を目の前で殺され、自らも傷を負ったクライド。犯人達はすぐに逮捕されるが、警察の捜査ミスにより証拠が使えず、1人は死刑にできたものの、もう1人は担当検事ニックの判断で、司法取引によって5年の服役という短い刑に。10年後、死刑が執行されるが、何者かの細工により、激痛に苦しみながら死ぬ犯人。そしてその直後、出所していた犯人も、惨殺されて発見される。これがクライドの復讐によるものと考えたニックだったが…

 司法取引って、なんともやりきれない。特に、目の前でなすすべもなく、妻がレイプされ、殺されるのを見ているしかなかったクライドとしては、主犯の男が数年で出所するなど、許せるはずもない。彼が復讐を考えるのは当然の成り行きで、この辺りまでは痛快でさえあった。

 だが、クライドは暴走してしまう。強盗犯を恨むだけでなく、それを見逃すことに手を貸してしまった検事局、さらには判決を出した判事にまで復讐を始めてしまうのだ。もう彼には失う者がなく、歯止めが利かない。

 クライド役にジェラルド・バトラー。ニック役にジェイミー・フォックス。検事局側のスタッフとして、ブルース・マクギル、レスリー・ビブ。刑事役にコーム・ミーニー(新スタートレックのチーフ・オブライエン)、マイケル・アービー(ザ・ユニットのチャールズ・グレイ)。市長役にヴィオラ・デイヴィス。クライドの過去を知る人物役にマイケル・ケリー(レッドセルのプロフェット)。死刑囚役でジョッシュ・スチュアート(サードウォッチのフィニー、ダートのホルト、クリミナル・マインドのゲスト、ラモンテーン刑事など)。

 最後の瞬間、ほっとしたような表情のクライドが切ない。

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