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2012年3月 2日 (金)

[映] 8人の女たち

 舞台向きの作品なのではないかと思う。舞台は屋敷の中だけで、登場人物も8人(+後ろ姿だけ登場の男)だけだし、ミュージカル仕立てだし。

8_femmes
 50年代、フランスの田舎町。雪深く積もる冬。休暇で実家に戻ってくる娘スゾンを迎えに行った母ギャビー。2人が屋敷に戻ると、一家の主マルセルが背中を刺されて死んでいるのを見つけるメイドのルイーズ。すぐに警察に電話しようとするが電話線は切断されていた。車で警察へ行こうとするが、車が動かない。さらに、助けを呼びに行こうにも、雪のために門が開かない… そこへ、マルセルの妹ピレットがやってくる。屋敷に閉じ込められてしまった8人の女性達。犯人はこの中にいるのか?

 一見、ミステリー風なのだが、死んだ男を心配する様子もあまり見られず、お互いに悪口を言い合うのみ。結局みんな自分勝手なことを言っているだけで、何も物事が進展しない。歌まで歌って踊ってしまうんだから、ますますワケがわからない。この人達いったい何者??

 次第に利害関係がわかってくる。誰が浮気してるだの、誰が妊娠しただの、誰が金を貸しただの、隠しただの、せびっただのの見にくい言い争いが延々と続き… で、結局、あれまぁの結末。

 ストーリーというより、これは、この豪華キャストを楽しむための作品なのだと思う。それぞれの持ち味を活かした役柄で、1人一曲ずつ披露している。ダニエル・ダリュー以外はあまりうまいとは思わないが、魅力的ではある。

 ギャビー役にカトリーヌ・ドヌーヴ。まだまだ美しい。娘スゾン役にヴィルジニ・ルドワイヤン。その妹役にリュディヴィーヌ・サニエ。ギャビーの妹オーギュスティーヌ役にイザベル・ユペール。醜い妹を演じているが、途中で美しく変身。これも意味不明である。ギャビーの母マミー役にダニエル・ダリュー。ギャビーの夫マルセルの妹ピレット役にファニー・アルダン。真っ赤な衣装が素敵。メイドのマダム・シャネル役にフィルミーヌ・リシャール。メイドのルイーズ役にエマニュエル・ベアール。

 ストーリー的には楽しめなかったが、目の保養にはなった。

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