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2012年4月28日 (土)

[映] ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド

 これは、タイトル変えないでくれてありがとうと言う感じ。少々長いが、決めぜりふなので、重要。アース・ウィンド&ファイアーが、「ザ・グループ」と言う形で出演。音楽が素晴らしい。70年代のアメリカ音楽業界の裏側を描いた作品だ。

Thatsthewayoftheworld
 NYの大手レコード会社、Aコード。敏腕プロデューサー、バックマスターは、実力派R&Bバンド、「グループ」を売り出すべく、アルバム製作に打ち込んでいた。だが、突然、上司からペイジズという親子3人組ボーカルグループのプロデュースを命じられる。渋々引き受けたバックマスターだったが、美人ボーカルのヴェロアと親密な関係になり…

 明らかに実力のある「グループ」と、明らかに時代遅れな感じの曲を歌う、特別歌唱力があるわけでもない「ペイジズ」。会社の方針で、ペイジズを売り込むことになってしまうのだが、「グループ」を7ヶ月も担当してきてあともう一息なのにと納得がいかないバックマスター。これは、黒人グループよりも、白人ファミリーグループの方がウケがいいと考えた会社の方針?? 渋々曲のアレンジをしつつ、「グループ」売り出しに向けてあれこれ画策するバックマスターは、背後にマフィアがあることなど、大人の事情を知る。そしてそれを逆手にとる結末は痛快で、拍手を送りたい。

 純粋に音楽を愛して努力してきた「グループ」と、スターになりたいがために手段を選ばないヴェロアを含む「ペイジズ」の対比が面白い。一見、清純派な感じのペイジズなのだが、実はなかなか腹黒い。

 バックマスター役にハーヴェイ・カイテル。若い、本当に若い。そして、「グループ」の役でアース・ウィンド&ファイアー。彼らの音楽は本当に素晴らしい。冒頭、バンドメンバーのチューニングのシーンだけでもゾクゾクしてしまう。彼らの音楽を聴くだけでも見る価値があると思うが、ストーリーもなかなか痛快だ。

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2012年4月23日 (月)

[映] メガマインド

 ファミリー向けアニメなのだが、悪役が主役ということで、ちょっと新しいタイプのヒーロー物だと思う。ヒーローとは何か、悪役とは何か、何が悪者を作るのかなど、なかなか考えさせられることが多い内容だ。

Megamind
 生まれたばかりで宇宙カプセルに乗せられ、地球にたどり着いた2人の少年たちは、それぞれ裕福な家庭と、刑務所の中に不時着。裕福な家庭で育った少年は、学校でも優等生。刑務所内で育った少年は、悪人達から悪事を教わって育つ。学校へ行くようになっても、その容姿からか、周りから嫌われ、いじめられて成長する。優等生の少年はやがてメトロマンとしてスーパーヒーローになって活躍。それとは対称的に、いじめられ、劣等感を持って育った少年は、メガマインドとして悪の道へ。メガマインドはライバルであるメトロマンを倒すために新兵器を開発。そしてついに念願かなうが…

 冒頭からずっと、このメガマインドが気の毒で仕方が無かった。何の不自由もなく育ち、恵まれた容姿、身体能力を活かしてヒーローとなったメトロマン。それに対し、出だしは同じなのに、ちょっとした運命のいたずらで悪の道に入ってしまったメガマインド。おそらく彼は、誰からも愛されないまま育ち、屈折してしまったのだろう。

 そんな彼が、ついに念願叶ってライバルを倒す。だが、念願だったハズなのに、ライバルがいなくなってしまったあとの世界は、なんともむなしいものになってしまうと言うのが面白い。張り合いがなくなってしまうのだ。そこで、新しいヒーローを自ら作り上げ、対決しようともくろむ。ヒーローに仕立て上げた男は、しょうもない怠け者だったために、力を得て悪人になってしまい… と、なんだか変な方向へ話は進む。この、予測不能な展開がまた面白い。

 声の出演は、メガマインド役がウィル・フェレル。メトロマン役にブラッド・ピット。人気キャスターのロクサーヌ役にティナ・フェイ。仕立て上げられたヒーローのハル役にジョナ・ヒル。メガマインドのサポート役、ミニオン役にデヴィッド・クロス(「ブルース一家は大暴走」のトバイアス)。テレビ局のメール係バーナード役にベン・スティラー。

 単純なヒーローものではないところがいい。大人も子供も楽しめると思う。

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2012年4月22日 (日)

[映] ブラック&ホワイト

 突然、映画を見に行きたいと言う夫につき合って、シネ・プレーゴへ行くことになったのだが、特別見たい作品がない。さてどうするか… と検討の結果、時間的にちょうど良かったので、見てきた作品。なので、全くノーチェックで期待もしていなかったのだが、とても楽しめた。

Blackwhite
 CIAの腕利きコンビ、FDRとタック。抜群のコンビネーションで活躍していたが、任務での失敗から謹慎処分でデスクワークに。暇をもてあましたタックは、恋人紹介サイトに登録。ブロンド美女ローレンとのデートにこぎ着ける。
 一方、ガールハントのためにレンタルビデオ店へ行ったFDRは、ブロンド美女を見つけて声をかけるが、撃沈。その相手が気になって仕方が無く、こっそり調べ上げ、強引にデートにこぎ着ける。だがそれはローレンだった…
 お互いの意中の相手が同じ人物だと知ったFDRとタックは、紳士協定を結びつつ、ローレンをゲットすべく、あの手この手で相手を出し抜こうとするが…

 スパイ物かと思いきや、ラブコメである。アクション・ラブコメとでも言うのだろうか。その点が斬新だと思う。

 FDRとタックは、仕事上でも私生活でも相棒であり、親友。真面目で飾らない、まさにイギリス紳士な感じのタックに対して、おしゃれで格好良く、いかにも遊び人タイプのFDR。全くタイプの違う二人だが、女性の好みが同じとは。そして二人の意中の相手ローレンだが、彼女も決して悪女ではなく、罪悪感を持ちながらも、親友の言葉に乗せられて、ついつい二股という点が好感持てる。

 なんと言っても、ポスターの言葉通りの「史上最大の職権乱用」が面白い。お互い、相手のデートの様子を監視。盗撮、盗聴、尾行、なんでもアリである。デートが架橋に入ってくると妨害。親友同士が一人の女性を巡って仲違いしてしまうが、そこはやっぱり長年の親友。そのくらいのことでチームワークは崩れないところがいい。

 FDR役にクリス・パイン。タック役にトム・ハーディ。ローレン役にリース・ウィザースプーン。二人の上司役にアンジェラ・バセット。

 プレイボーイな感じのFDRに嫌悪感を持っていたローレンが、彼の意外な素顔を知り、次第に惹かれていく様子もまたいい。(だが、個人的にはタックだな) アクションあり、お色気ありで笑える部分も多く、とてもおしゃれに仕上がっている。ただ、邦題の意味がよくわからない。原題は"This means war"。まさに。

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2012年4月20日 (金)

[映] ガンジー

 インドの指導者ガンジーの伝記的作品。リチャード・アッテンボロー監督。

Gandhi
 インド人弁護士ガンジーは、南アフリカで人種差別を受ける。疑問に思った彼は、他のインド人労働者たちに呼びかけ、イギリス政府に抵抗の意志を示し、マスコミから注目されることに。20数年後、故郷インドに戻ったガンジーは、インド独立運動を開始するが、イギリス政府に妨害されてしまう。武力鎮圧で、多数の死傷者が出たため、暴動が起きるが、ガンジーは暴力で抵抗してはいけないと呼びかける。

 まず、ベン・キングズレー演ずるガンジーは、本当にそっくりでビックリしてしまう。見た目から話し方まで、本当に素晴らしい。

 ガンジーの顔は知っているし、インド人だということ、非暴力を貫いていたことは知っているが、こんなに苦難の人生だったとは。元々弁護士だった彼は、インド人商社の顧問弁護士として南アフリカで列車に乗っていた際、一等車に乗っていたのをとがめられ、列車から放り出されてしまう。本当に酷い話だし、怒って当然だと思うが、そういう時代だったのだろう。それでも、1890年代に、多数のインド人が労働のため(??)に南アにいたと言うのはなかなか興味深い話である。

 故郷に戻ったガンジーは、イギリスが統治するインドで、人々が貧しく、飢えていることを知る。その原因がイギリスにあることもわかる。そして独立が必要だと感じる。だが、暴力を使わずに闘うことを呼びかける。これがすごいと思う。

 ガンジー役にベン・キングズレー。どこから見てもインド人である。NYタイムズの記者役にマーティン・シーン。ライフの記者役にキャンディス・バーゲン。彼を支持するイギリス女性役にジェラルディン・ジェームズ。何の役だったか忘れたがリチャード・グリフィス。あと、チンピラ役でダニエル・デイ・ルイス。

 3時間以上という長い作品だが、ガンジーの功績を描くにはやむを得ないのだろう。歴史の勉強不足で、よくわからない部分もあったが、苦難の末に暗殺されたと言うことはわかった。インドとパキスタンの関係もわかった。独立はしたが、カーストは未だ残っていると思う。インドに平和が訪れることを願う。

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塩麹で「サバの竜田揚げ」

Cook138
 「竜田揚げに最適」と書かれて、ちょうど良く切り分けて売っていた鯖を購入。素直に竜田揚げにしてみる。が、せっかくなので、塩麹を使ってみよう。

 鯖を塩麹と共にポリ袋に投入。モミモミして1時間ほどおいた後、そこへ片栗粉を投入。シャカシャカと全体にまぶして揚げるだけ。塩麹の効果なのか、ふっくらジューシーに揚がり、大満足。塩加減も、いつも適当に入れている割にはちょうどいいから不思議。

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2012年4月19日 (木)

塩麹で「お好みハンバーグ」

Cook139
 ハンバーグが食べたいと言う下の子。でも面倒だなぁと思って考えた、手抜きハンバーグ。材料を全てポリ袋の中で混ぜ、そのままフライパンに大きく広げて、お好み焼きのように焼いてみた。(レシピはこちら

 材料も手抜き。だいたい、ハンバーグ作るときの面倒な作業は、玉ねぎのみじん切りである。なので、入れない。味付けは塩麹。チーズと塩麹の味だけで食べるので、少し多めに入れ、しっかり味を付ける。冷蔵庫に余っている野菜を大きめに切って、挽肉にバンバン混ぜる。お勧めは「もやし」。1~2cmに切って入れるとシャキシャキ、ジューシーで美味しい。トマトも外せない。挽肉に混ぜ込んでしまうので、痕跡はほとんど残らないが。あと、ナッツも入れると食感がいい。

Cook140
 食べるときは、フライ返しでお好みの角度に切り分けてどうぞ。私らはだいたい30~45°でOKなのだが、下の子に聞くと「今日はお腹空いてるからな~、120°!」

 手でこねないし、形も作らないので手が汚れない。ひっくり返さないので、失敗もない。冷蔵庫に余っている野菜をたくさん入れて「かさまし」すればヘルシーだし、塩麹のおかげか、ふっくらジューシーで美味しい。

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2012年4月16日 (月)

[映] 僕の大切な人と、そのクソガキ

 なんてセンスのない邦題なんだ… 原題は"Cyrus"。そのクソガキの名前である。

Cyrus
 妻と離婚してから、何事にもやる気を失っていたジョン。元妻が結婚すると聞いて、ますます落ち込む。元妻の強い勧めで、女性がたくさん集まるパーティに渋々出席したジョンは、美女モリーと意気投合。一夜を共にすることに。モリーにすっかりのめり込むジョンは、彼女も同じ気持ちと感じるが、毎回泊まるのを拒む彼女を不審に思い、自宅までこっそりつけていくと、彼女には21歳になる息子がいた…

 邦題から、だいたいの話の展開はわかるのだが、まさかこんなデカい息子とは。しかも、21歳にもなって、母親ベッタリで、まさにマザコン。ずっと2人で暮らしてきたモリーは、それが異常だということに全く気づいていない様子。2人の母子関係を否定すれば、モリーから嫌われるし、ジョンはどうすべきか?と言うところが見所か。

 ジョン役にジョン・C・ライリー。モリー役にマリサ・トメイ。そしてサイラス役にジョナ・ヒル。それにしても太りすぎでは? ジョンの元妻役にキャサリン・キーナー。別れた夫婦とは言え、恋の相談もできたりして、なかなかいい関係である。

 母親を独り占めしたいサイラスと、なんとかモリーと家庭を持ちたいジョンの攻防戦が面白い。

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2012年4月15日 (日)

[映] 17歳のカルテ

 99年の作品。精神病院に入院した17歳の少女を描いた作品。

Girl_interrupted
 1960年代。高校を卒業後、ただ1人大学進学をしなかったスザンナは、発作的にアスピリンとウォッカを大量に服用して自殺騒動を起こす。心配した両親の勧めで、精神医療施設に入院することに。初めは違和感を感じていたスザンナだったが、反抗的で脱走の常習犯であるリサや、他の入院患者たちと過ごし、共感するように。だが事件が起こり…

 自分が17歳の頃ってどんなだったかなぁ… スザンナのように複雑ではなかったように思う。彼女が何を思って自殺を図ったのか(本当に自殺を図ったのか)、なぜ1人だけ進学しなかったのか、詳しくは描かれていないのでよくわからないが、教師と関係を持っていたりしたようなので、すでにいろいろ複雑そうである。

 この精神病院には、いろいろなメンバーが入院している。彼らを見た感じでは、スザンナは明らかに浮いている。スザンナにこの施設での入院が本当に必要だったのか、疑問にさえ思う。実際、はじめはなかなかなじめないスザンナだったが、リサと出逢ったことで変わる。

 リサは強い。何度も脱走しているらしい。みんながリサを恐れ、施設内を我が物顔で歩く。そんなリサに憧れの気持ちを持つスザンナ。確かに、ワルってちょっと惹かれる。リサと親しくなることで、施設での暮らしが楽しく思えるようになる。

 だが、事件が起こり… と言う辺り、見せ場である。ワルって格好良く見えるけど、何も良くなかったと言う真実が見えてきて、スザンナは立ち直ることができる。そういう意味では、彼女の入院は必要なことだったのか。

 スザンナ役にウィノナ・ライダー。リサ役にアンジェリーナ・ジョリー。病院長役にヴァネッサ・レッドグレーヴ。看護師役にウーピー・ゴールドバーグ。デイジー役にブリタニー・マーフィ。ビックリするほど太め?? 今の方がずっと綺麗。(JUNさんに指摘されて気がついた、彼女は2009年に32歳で亡くなってるね…) ルームメイトのジョージーナ役にクレア・デュヴァル。顔面火傷のポリー役にエリザベス・モス(MADMENのペギー)。「ホワイトハウス」の頃はもっと痩せていたと思ったのだが、この時も少々太め。と言うことは元々太めってこと?? Dr.役にジェフリー・タンバー(「ブルース一家は大暴走」のジョージ・ブルース)。

 ウィノナ・ライダーとアンジェリーナ・ジョリーの演技が素晴らしい。けれど、99年ってことは、ウィノナ27歳とか28歳くらい? さすがに17歳って無理があるのでは…??

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2012年4月14日 (土)

[映] アウェイク

 どんな物語なのか全く想像がつかず、最後までスリリングな展開が楽しめる作品。

Awake
 若き実業家クレイトンは、重い心臓病で、移植待ち。親友である心臓外科医のジャックにオペをしてもらう予定。彼は使用人のサムと婚約していることを、母には言えずに悩んでいたが、ジャックに助言され、思い立って結婚する。その直後、ドナーが見つかり、急遽移植手術を受けることに。だが、なぜか麻酔がきかないことに気づく。体の自由がきかず、苦痛に声をあげることもできないままオペが進められるが…

 冒頭で、実際に手術中、麻酔がきかずない例があると言うナレーションが入る。なるほど、麻酔がきかないのに体の自由もきかず、苦痛に苦しみながら声をあげることもできないままオペを受ける恐怖を描いた作品なのかと思って見ていたのだが、途中から意外な展開となり、最後まで目が離せない。

 クレイトン役にヘイデン・クリステンセン。サム役にジェシカ・アルバ。医師のジャック役にテレンス・ハワード。クレイトンの母役にレナ・オリン。代理でやってきた医師役にクリストファー・マクドナルド(ハリーズ・ローのトミー・ジェファーソン)。母が連れてきた医師役にアーリス・ハワード("Rubicon"のケイル)。クレイトンの父役にサム・ロバーズ(ゴシップガールのハワード・アーチボルト)。

 短い作品ながら、スリリングな展開で面白い。母の愛は強しと言ったところか。

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2012年4月13日 (金)

[映] 天才画家ダリ 愛と激情の青春

 天才画家ダリの、若き日を描いた作品。ダリの作品は有名だが、彼については全く知識がなく、興味深い。

Little_ashes
 1922年スペイン。画家を目指す青年サルバドール・ダリは、サン・フェルナンド王立美術学校へ入学。同じ寮に住む、詩人のフェデリコ、映画監督を目指すルイスらと親しくなる。特にフェデリコとは、友情以上の関係になるが…

 ダリ役にロバート・パティンソン(トワイライトシリーズのエドワード)。トワイライトの時とはまたちょっと違う雰囲気。

 若き日のダリと親しかったフェデリコ・ガルシーア・ロルカは劇作家、そしてルイス・ブニュエルは映画監督として名を残す人物らしい。フェデリコは、ダリに対して友情以上のものを感じ始めるが、そこまでは受け入れられないダリ。そんなこともあって、疎遠になってしまう2人。

 時が経ち、2人は再会するのだが、反ファシズム活動に関わっていたフェデリコに対し、すっかり思想が変わってしまったダリに幻滅するフェデリコ。若い頃あんなに仲が良かったのにと思うとなんだかわびしいが、そういうものか。

 ダリという人物にあまり興味の無い人には楽しめないかもしれない。

 

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2012年4月12日 (木)

[映] ガリバー旅行記

 お馴染みのガリバー旅行記を、ジャック・ブラックが今風に演じる。タイトルから見て、ファミリー向けという感じだし、まぁガリバー旅行記なので、それほどビックリする展開も期待していなかったのだが、それなりに楽しめる作品になっている。

Gullivers_travel
 NYの新聞社で、メール係としてお気楽に仕事をしているガリバー。5年間ずっと片思いをしている相手ダーシーに、ついに告白しようと考えるが、何を間違えたのか、旅行記事を書くハメに。ネットの旅行記事をつぎはぎし、ダーシーに見せたところ気に入られ、彼女の代わりにバミューダ海域へのボート旅を取材すると言うチャンスを与えられる。軽い気持ちで引き受け、出発したガリバーだったが、嵐に巻き込まれ… 気がつくと、小さな人たちが暮らすリリパット王国に漂着していた!!

 と、ガリバー旅行記の美味しい部分を使った、今風の物語になっている。

 まずこのガリバーという人物に注目したい。彼は、仕事熱心なタイプではなさそうである。5年間ずっとメール係であり、出世とは無縁のようなのだが、全く気にしている様子はない。むしろ、仕事半分、遊び半分という感じでのらりくらりとラクしている。恋の知識にしろ、一般常識にしろ、知識がないわけではない。むしろ、いろいろなことを知っていて、偉そうな事を言ってはいるが、それを実行できない、いわゆる小心者である。

 ずっと憧れているダーシーに、声をかけるのが精一杯。だが、奮起して告白してみようと思い立つ。が、やっぱり失敗。ついついいらんことを言ってしまって、取材に行くことになってしまう。

 そんな彼だが、全く違う世界に飛び込み、体が大きいせいなのか、気持ちも大きくなり、自信を持って行動すると、周りから認められ始める。そういうことってあるかもなと思う。自分の立ち位置が決まり、生活が安定したころ、ボロが出始める。大事なのは、この時どういう行動をとるかだと思う。この場から逃げると言う選択もあるだろう。だが、彼は逃げず、立ち向かう道を選ぶ。お決まりの展開だし、軽いノリに仕上がってはいるが、好きなストーリーだ。

 ガリバー役にジャック・ブラック。ダーシー役にアマンダ・ピート。リリパット王国の国王役にビリー・コノリー。王女役にエミリー・ブラント。王女に思いを寄せる男役にジェイソン・シーゲル。王女の婚約者である将軍役にクリス・オダウド(「こちらIT課」のロイ)。

 もう一つ、あわや戦争というところで、ガリバーが両国をなだめるシーンが楽しい。ジャック・ブラックと王国の面々が、インド映画さながらに歌って踊る。そんな簡単に仲裁できたらいいけどねって感じではあるが、この軽さも好きだ。家族で楽しめる作品だと思う。

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2012年4月11日 (水)

[映] ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路

 モーツァルトの姉、マリア・アンナ(愛称がナンネル)の物語である。そんなに才能のある姉がいたことを全く知らなかった。女性というだけで損をした感じで気の毒。

Nannerl
 18世紀中頃。宮廷音楽家レオポルト・モーツァルトの影響で、幼い頃から音楽の才能を発揮する娘ナンネルと息子ヴォルフガング。一家は、広く世間に売り込むため、ヨーロッパ各地を巡る演奏旅行をする毎日。あるとき、馬車の修理のために立ち寄った修道院で、フランス王の末娘たちと知り合い、親しくなるナンネル。その後、ヴェルサイユ宮殿で演奏する機会が舞い込み、王の娘たちから頼まれた手紙を、兄である皇太子に届けることを頼まれたナンネル。それがきっかけで、皇太子と恋に落ちるが…

 ナンネルという人物がいたこと、彼女がどういう人生を送ったと言うことをざっと知ると言う意味では、なかなか興味深い。姉弟の演奏はすばらしいし、一家が旅していた様子もよくわかる。ナンネルが、女性であると言うだけで、作曲を教えてもらえなかったこと、一度家族を離れて独立を試みるが、うまくいかず、結局親の言う通りに生きることを選んだと言うことはわかった。

 ただ、それだけと言うか、彼女の姿が淡々と描かれているだけで、彼女の気持ち、葛藤など、あまり強い感情が見えてこない。その辺りがちょっと残念か。

 それにしても、若干15歳(ヴォルフガングが11歳)でこれだけの才能を発揮しているのだから、学べば、ヴォルフガング以上の作曲家になったかもしれない。それを、女性だと言うだけで封じてしまった父親の罪は大きいと思う。そういう時代だったとは言え、娘の気持ちを全く考えない親って、どうかと思う。そんな気持ちで、ナンネルに同情してしまった。

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2012年4月10日 (火)

[映] カントリー・ストロング

 タイトルからもわかるように、カントリーシンガーの物語。カントリーシンガーって、日本で言うと演歌のように心情を歌い上げるため、人生のわびさびというか、浮き沈みというか、そういうものとからめて映画として描きやすいのかもしれない。

Country_strong
 リハビリ施設に入所中の大物カントリーシンガー、ケリー・カンター。そして彼女の元に足繁く通い支えるのは、同じくカントリーを歌う新人歌手ボー・ハットン。2人は、施設でギター片手に曲作りなどしながらのんびり過ごすが、早く復帰させたい夫ジェームズは、強引に退所させてしまう。ジェームズはカムバックツアーを計画。前座として新人歌手チャイルズの起用を決める。だが、ケリーの後押しでボーも参加することに。元気を取り戻したかに見えたケリーだったが、心の傷は癒えていなかった…

 落ち目の大物シンガーが酒におぼれるって、ジェフ・ブリッジス主演の「クレイジー・ハート」もそうだったよな~と思いつつ見たのだが、こちらは女性シンガー。そして、彼女の心はもっともっともろく、立ち直ることはできなかった。

 ステージで転倒し、妊娠していたために流産してしまったことがトラウマとなり、アルコール依存症治療のため、リハビリ施設に入っていたらしい。転倒した際、すでに泥酔していたと言うことなので、事故が原因でアルコール依存症になったのではないだろう。プレッシャーに耐えられずに酒におぼれたと言うことか。登りつめてしまった以上、あとは落ちるしかないケリーは、そんな自分に耐えられなかったのか。

 それとは対称的にキラキラと輝く新人たち。ボーはすでに実力も実績もあり、今後が期待できそう。そして、極度のあがり症のためステージで実力をなかなか発揮できないチャイルズも、次第に自信をつけていく。惹かれ合う2人。だが、ボーはケリーが気がかり。ケリーもボーを気遣いながらも、夫を愛している様子。だが夫の心はすでに遠く離れ、それもケリーを落ち込ませる要因となる。この三角関係ならぬ四角関係が微妙。

 ケリー役にグウィネス・パルトロウ。カントリーとは思えないような歌も披露。ボー役にギャレット・ヘドランド。ジェームズ役にティム・マッグロー。そしてチャイルズ役にレイトン・ミースター(ゴシップガールのブレア)。

 栄枯盛衰というか、新旧交替というか、ちょっと悲しい結末ではあるが、カントリーソングが楽しめる。

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2012年4月 9日 (月)

[映] 抱きたいカンケイ

 こちらも原題は"No strings attached"。「付帯条項なし」と言う意味らしい。タイトルだけ見るとどういうこっちゃと思うだろうが、中身を見ればなるほどと言う感じである。この露骨な邦題、どうにかしてほしい。

No_strings_attached
 サマーキャンプで知り合ったエマとアダム。傷心のアダムを慰めていたエマだったが、その勢いでセックスしてしまう2人。数年後、偶然何度か再会した2人。医者として忙しい毎日を送っていたエマは、恋愛をするヒマなどなく、アダムと体だけの関係を持つように。そして2人の間には、恋愛感情をどちらかが持ち始めたら別れると言うルールを作る。忙しい仕事の合間を縫って、たびたび会ってセックスするエマとアダム。だが次第に2人の気持ちに変化が…

 エマ役にナタリー・ポートマン。アダム役にアシュトン・カッチャー。アダムの父役にケヴィン・クライン。久しぶりに見て、さすがに少々老けた感じはあるけれど、弾き語りも聴けて相変わらず素敵。

 いくらセックスフレンドと言っても、これだけたびたび会っていれば、気心も知れてくる。お互い相性がいいから続くんであって、恋愛に発展するのも無理はない。気持ちの変化や、ちょっとした波乱があり、最後はハッピーエンドというお決まりの展開ではある。だが、フレッシュな2人のこと、見ていて楽しめるのも確か。PG12指定だけど、気軽にどうぞ。

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2012年4月 8日 (日)

[映] 恋とニュースのつくり方

 原題は"Morning Glory"。絶対に原題の方がシャレてると思う。

Morning_glory
 仕事一筋で頑張ってきたTVプロデューサー、ベッキー。上司から突然呼び出され、昇進するものと思い込むが、なんと解雇。落ち込むヒマもなく、再就職先を探し、キー局に職を見つける。それもなんと、朝番組「デイブレイク」のチーフプロデューサー。喜んで受けることにしたベッキーだったが、この番組、視聴率の悪いお荷物番組で、チーフプロデューサーが長続きしない番組だった… それでも、持ち前のガッツで、番組を作りに張り切るベッキー。長年スランプである、ベテランキャスターの起用を提案するが…

 このベッキーの役、いかにもサンドラ・ブロックがやりそうな役であるが、ここはレイチェル・マクアダムスが、キュートなパワーを発揮していてなかなかいい。頭の固いベテランキャスター、マイク役にハリソン・フォード。彼と共にキャスターを勤めるコリーン役にダイアン・キートン。ベッキーとつき合うことになるアダム役にパトリック・ウィルソン(エンジェルズ・イン・アメリカのジョー)。ベッキーの最初のデート相手役にノア・ビーン(ダメージのデヴィッド)。ベッキーの上司役にジェフ・ゴールドブラム。ベッキーがクビにしたキャスター役にタイ・バーレル(モダン・ファミリーのフィル)。

 朝の顔にダイアン・キートンとハリソン・フォードって、ちょっと全体に老けすぎじゃない?って気がしないでもないが、堅物キャスターが、若くて元気なベッキーに尻たたかれて少しずつ変わっていく様子はなかなか面白い。ベテランキャスター2人が、生放送中に笑顔で意地を張り合うところも面白い。テレビの裏側ってあんな感じなのかな?


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2012年4月 7日 (土)

[ド] デスパレートな妻たち7

Dh_7
 もうシーズン7になってしまった。開始当初からかなりの人気ドラマではあるが、こんなに続くとは、正直、思わなかった。

 シーズン7の#1では、貸し出したスーザン宅にやってきたポール・ヤング、リネットの家に飛び込んできた旧友レネ、狭い家に引っ越したスーザン一家の奮闘ぶり、オーソンと別れることにしたブリーの新しい恋(?)。そして、娘が取り違えられていたと言うことを知ったカルロスと、義母を車ではねたのはアンドリューだったと知ったガブリエル、共に秘密を抱えてしまったソリス夫妻。

 ポール・ヤングは、殺したとされるフェリシア・ティルマンが生きていたことがわかったため釈放となって、ウィステリア通りに戻ってきたのだが、スーザン宅を借りつつ、元の自宅が空き家であることを知り購入を計画。入れ替わりで投獄されたフェリシアに面会に行き、嫌味を言う。フェリシアは、ポールの殺害を考えているようだが、ポールもなにやら計画がありそう。

 リネットの、大学時代のルームメイト、レネが突然訪ねてくることになり、大掃除になってしまうスカーボ一家。人ごととは思えない… 「ゴミため」と言っていたスカーボ家だが、我が家よりよっぽど綺麗だし、「小さい」と言われた家だって、家よりずっと広いぞ… このレネなる人物、大リーガーと結婚した玉の輿で、セレブ生活をしているらしいのだが、離婚を切り出され、飛び出してきたと言う。でも、演じているのはヴァネッサ・ウィリアムス(アグリー・ベティのウィルミナでお馴染みね)だし、何か企んでいそう。

 ソリス家の娘(ホアニータの方かな?)が、実は別の家の娘と取り違えられていたと言うことがわかったと、病院の弁護士が知らせにやってくるのだが、今でもまだそういうことってあるんだろうか。カルロス、なんだか若返ったなぁと思って見ていたのだが、そうか、ヒゲがなくなったね。

 スーザンは、どうやら金目当てに下着姿をネット上にさらすことにしたらしい。学校の先生じゃたいして稼げない? まぁ、近所の住人にバレるのも時間の問題と思われる。

 そんな感じの今シーズン、どんな展開になるのか楽しみだ。

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[映] チェイシング/追跡

 これ、明らかに邦題は勘違いさせる内容だと思う。犯人を追う警官の物語みたいなタイトルだが、(実際、警官は元犯人をずっと追跡してはいるが) この作品の主題はそこではない。

Tenderness
 多感な16歳の少女ローリは、母の恋人や、CDショップの店員など周りからの性的嫌がらせに気づかぬふりを続ける毎日。ある日、両親を殺した少年エリックが、少年院から出所することをニュースで知る。2年前、犯行の直前、エリックと偶然会っていたローリは、彼に興味を持ち続けていた。彼に会うため、単身彼の家へ行くローリ。
 一方、出所したエリックは、叔母の家へ。少年院で知り合った少女マリアに会うため、車で出かけるが、その車にローリが乗り込んでいた…

 エリックとローリの2人旅と言うほのぼの系なのかと思いきや、こちらも少々怖い話である。

 まず、エリックはサイコパスである。彼の家庭事情とか、過去に何が起こったのかなど、詳しいことは全くわからない。ただわかっているのは、両親を殺した罪で少年院に2年入っていたが、当時少年だったこと、さらに抗うつ剤(??)を服用していたことから薬の影響であると認定され、出所が認められたと言うこと、前科も消えると言うこと。そして、彼を逮捕した刑事クリストフオロは、それが単に薬の影響ではないことを知っている。彼がまた犯行を起こすであろう事にも気づいている。だからこそ、出所したエリックを常に追跡し、監視する。

 一方、ローリもまた複雑な少女である。母子家庭であるが、母は新しい恋人と結婚を考えている。ローリは、特別美しいワケでもなく、ボーイフレンドはいない。おそらくは友達もいない。万引きを見逃してもらうために、CDショップの店員に胸を見せる。そして帰宅すれば、母の恋人がシャワー中、覗きにやってくる。そのことに気づかぬふりをしてやり過ごす。だが、母がその男と結婚すると知る。ちょうどその頃、エリックの出所を知る。

 ローリが何を考えてエリックに会いに行ったのかはよくわからない。だが、犯行直前のエリックに会っていただけではないことが、次第にわかってくる。ローリは、もっと重大なことを目撃している。

 ローリ役にソフィー・トラウブ。エリック役にジョン・フォスター。彼を追う刑事役にラッセル・クロウ。エリックの叔母役にローラ・ダーン。マリア役にアレクシス・ジーナ(インヴェイジョンのキラ)。

 ただ単に、囚人に憧れるアホな少女が、一度会ったことのある、自分にとって身近な殺人犯である青年に憧れて会いに行ってしまったのかと、初めは思う。だが、見ているうちに、彼女がもっと深く悩み、傷ついていること、そしてエリックの本質を見抜いていることに気づく。そのことを知りつつ、あえてエリックに近づくローリ。彼女は、この結末を予想して(期待して)エリックに近づいたのかもしれないと思う。

 意外な結末のように思えたが、実は深いのかもしれない。

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2012年4月 6日 (金)

[映] キラー・インサイド・ミー

 クリミナル・マインドに出てくるようなサイコパスのお話。人は見かけによらないと言う意味では、怖い作品だ。

Killer_inside_me
 50年代、テキサスの田舎町。29歳の保安官助手ルーは、温和な好青年として周りに信頼されていた。ある日、町民からの苦情で、売春をしている女性を町から追い出すよう言われたルー。早速彼女の家へ行くが、若く美しいジョイスが激しく怒る様を見て惹かれるルー。彼女との激しいセックスに取り憑かれるように。だが、町の有力者の息子がジョイスにぞっこんであり、金でケリをつけようと考えた父親は、ルーに仲介を頼む。そこで、ルーの中に眠っていたある衝動に火がつき…

 ルー役にケイシー・アフレック(ベン・アフレックの弟だね)。ジョイス役にジェシカ・アルバ。町の有力者役にネッド・ビーティ。教師エイミー役にケイト・ハドソン。検事(?)役にサイモン・ベイカー(メンタリストのパトリック・ジェーン)。弁護士役でビル・プルマン。

 初めは、金目当てでジョイスを殺した(実際には死んでいなかったのだが)のかなと思うのだが、どうやらそうではなさそう。愛しているのに、殺さずにはいられないと言うことなのだろうか。エイミーについてもそう。結婚を控えて、相手は信頼しきっているのに、突然の殺害。一見、温和な人物であり、保安官助手という仕事もあってみんなから信頼されているにもかかわらず、実は何を考えているのか全くわからないと言う意味で、とても怖い人物である。みんなが彼のことを知っているようで、実は彼の本心を誰も知らない。温和そうで、堅実な職についているからと言うだけで信用してはいけないと言うことか。

 ストーリーはスリリングだったが、美女が突然ボコボコにされて殴り殺されるって、見ていて気持ちのいいものではない。性描写も生々しいし、なんといっても暴力シーンは残酷。R15指定。

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2012年4月 5日 (木)

[映] アンノウン

 カタカナで書くと、なんだか軽いタイトルになってしまう… なかなかスリリングなストーリー展開。見たかった作品である。同名の映画(こちらを参照)があるが、全く違うタイプのお話だ。

Unknown
 アメリカの植物学者ハリス博士は、ベルリンで開かれる学会に出席するため、妻エリザベスと共に現地入り。ホテルに到着したものの、荷物を一つ空港に忘れたことに気づき、すぐにタクシーを捕まえて空港に引き返すことにしたハリス。だがその途中、タクシーは事故に巻き込まれてしまう。数日間昏睡状態の後、病院で目覚めたハリスは、事故直前の記憶がなかった。すぐにホテルに戻り、妻に再会するが、そこにはハリスを名乗る別の男性が…

 自分自身を証明する物が何もなく、妻にもあんた誰?と言われてしまい、動揺する男。これを見て始めに思ったは、「フォーガットゥン」とシチュエーションが似てるのかなと言うこと。あれは自分ではなく、子供なのだが、自分の認識と、周りの人間の認識が突然全く変わってしまうと言う点では似ている。あれは結局宇宙人物でがっかりだったのだが、こちらはどうやらそういうのではなさそう。

 予告を見て、とっても興味を持っていたのだが、映画を見ていて、すぐにストーリー展開が読めた。妻は自分を知らないと言い、別人を夫だと言い張る。おびえている様子もない。そしてこの男が発揮する、素晴らしい身体能力。なるほど、そっち系である。

 ハリス役にリーアム・ニーソン。妻役にジャニュアリー・ジョーンズ(MADMENのベティ)。タクシーの運転手役にダイアン・クルーガー。ハリスの偽物役にアイダン・クイン。ハリスが雇った探偵役にブルーノ・ガンツ。ハリスの旧友役にフランク・ランジェラ。

 スリリングな展開、アクション共に楽しめる。

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2012年4月 4日 (水)

[映] エンパイア・レコード

 95年の作品。と言うことで、いろいろな俳優さん達の若かりし頃を見ることができる。

Empirerecords
 小さな町のとあるレコード店「エンパイア・レコード」。個性的な店員のいるこの店のアルバイトルーカスは、その日、店を閉めた後の売り上げを計算して届ける担当で緊張していた。だが、仕事も一段落した時、経営難のために店長が大手レコード店に売却を考えていることを知る。なんとかこの危機を救おうと、売上金9000ドルを盛ってアトランティック・シティへ行ったルーカスだったが、全額失ってしまい、翌日、店は大騒ぎに…

 ストーリーは他愛なく、若者に愛されている店を守るため、個性的な店員達が引き起こす騒動といった感じか。でも、毎日あれだけお客が来ていたら、経営難になるかなぁ…?? バイトが多すぎ?

 この映画の魅力は、このレコード店と個性的な店員達だろう。大手レコード店とはひと味違う、なんとも自由な感じの漂う店。そして自由に働く店員達。彼らが店を愛する気持ちはよくわかる。そしてこの店員達がまた、今となってはなかなかの豪華キャストである。

 店長役にアンソニー・ラパグリア(FBI/失踪者を追えのジャック・マローン)。ルーカス役にロリー・コクレイン(CSIマイアミのスピードル)。途中で頭を丸坊主にしてしまうデブラ役にロビン・タニー(メンタリストのリズボン)。ジーナ役にレニー・ゼルウィガー。コリー役にリヴ・タイラー。落ち目の元売れっ子歌手のマネージャー役にデビ・メイザーなどなど。

 今はベテランとなった俳優たちの、初々しい姿が見られると言う意味ではなかなか楽しい。当時の曲が聴けるのもまたいい。昔を懐かしむのにちょうどいいかな。

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