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2012年4月10日 (火)

[映] カントリー・ストロング

 タイトルからもわかるように、カントリーシンガーの物語。カントリーシンガーって、日本で言うと演歌のように心情を歌い上げるため、人生のわびさびというか、浮き沈みというか、そういうものとからめて映画として描きやすいのかもしれない。

Country_strong
 リハビリ施設に入所中の大物カントリーシンガー、ケリー・カンター。そして彼女の元に足繁く通い支えるのは、同じくカントリーを歌う新人歌手ボー・ハットン。2人は、施設でギター片手に曲作りなどしながらのんびり過ごすが、早く復帰させたい夫ジェームズは、強引に退所させてしまう。ジェームズはカムバックツアーを計画。前座として新人歌手チャイルズの起用を決める。だが、ケリーの後押しでボーも参加することに。元気を取り戻したかに見えたケリーだったが、心の傷は癒えていなかった…

 落ち目の大物シンガーが酒におぼれるって、ジェフ・ブリッジス主演の「クレイジー・ハート」もそうだったよな~と思いつつ見たのだが、こちらは女性シンガー。そして、彼女の心はもっともっともろく、立ち直ることはできなかった。

 ステージで転倒し、妊娠していたために流産してしまったことがトラウマとなり、アルコール依存症治療のため、リハビリ施設に入っていたらしい。転倒した際、すでに泥酔していたと言うことなので、事故が原因でアルコール依存症になったのではないだろう。プレッシャーに耐えられずに酒におぼれたと言うことか。登りつめてしまった以上、あとは落ちるしかないケリーは、そんな自分に耐えられなかったのか。

 それとは対称的にキラキラと輝く新人たち。ボーはすでに実力も実績もあり、今後が期待できそう。そして、極度のあがり症のためステージで実力をなかなか発揮できないチャイルズも、次第に自信をつけていく。惹かれ合う2人。だが、ボーはケリーが気がかり。ケリーもボーを気遣いながらも、夫を愛している様子。だが夫の心はすでに遠く離れ、それもケリーを落ち込ませる要因となる。この三角関係ならぬ四角関係が微妙。

 ケリー役にグウィネス・パルトロウ。カントリーとは思えないような歌も披露。ボー役にギャレット・ヘドランド。ジェームズ役にティム・マッグロー。そしてチャイルズ役にレイトン・ミースター(ゴシップガールのブレア)。

 栄枯盛衰というか、新旧交替というか、ちょっと悲しい結末ではあるが、カントリーソングが楽しめる。

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