« [映] メカニック | トップページ | [ド] ザ・ファーム 法律事務所 »

2012年6月 5日 (火)

[映] ミスター・ノーバディ

 少々難解だが、不思議な魅力のある作品だ。

Mr_nobody
 不死となった2029年。人類最後の「死ぬ老人」ニモは、病室で記者のインタビューに応じる。少年時代、離婚した両親のどちらについて行くかの選択を迫られたニモ。母についていったニモのたどった人生、父と残ったニモのたどった人生、それぞれを回想する…

 ニモは、生まれる前にすでに自分の未来を全て知っていると語る。生まれるときに両親を選び、その記憶を全て消されて生まれてくるのだという。最良の両親を選んだつもりだったのに、離婚することになった両親。幸せだったニモは、どちらを選ぶかの選択を迫られる。

 どちらを選んだかによって全く違った人生を歩むニモ。ちょっとした違いで、3人の女性と結婚して歩む3つの人生が存在しうるようで、年老いて死を迎えるニモが、それぞれを回想すると言うパラレルワールドのお話だ。でも、実際に彼が選んだのは… と言うオチがあるにはあるのだが、正直、ストーリー的には最後まで意味がよくわからなかった。

 ニモ役にジャレッド・レトー。妻の1人アンナ役にダイアン・クルーガー。アンナと送った人生が、彼には一番幸せな人生であるような気がするのだが、彼女と出会っても結婚する人生としない人生があり、その違いは、ちょっとしたこと。ちょっと勇気を出して話しかけてみるとか、ちょっと気持ちを前向きにしてみるとかで、人生が大きく変わるんだよと言うメッセージなのか。

 日々、様々な選択に迫られる。どちらを選んだ方がいいのか。両方選ぶと言う選択、選ばないと言う選択もある。どの選択でどうなるかは、選んでみないとわからない。それぞれの人生を回想できるニモは、幸せなのかもしれない。

|

« [映] メカニック | トップページ | [ド] ザ・ファーム 法律事務所 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] ミスター・ノーバディ:

« [映] メカニック | トップページ | [ド] ザ・ファーム 法律事務所 »