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2012年7月 6日 (金)

[映] シティ・オブ・ドッグス

 スラム街で育った男が、青春時代を回想する物語。

City_of_dogs
 80年代のNYクイーンズ。このスラム街で生まれ育った青年ディートは、親友アントニオや、ローリー達と共に、街をうろついては悪さをしたり、他のグループとのいざこざを起こしたりの毎日。ある日、転入生マイクと親しくなったディートは、スラム街以外の生活に憧れを持つように。すさんだ毎日に嫌気が差し、街を出ることを考えはじめるが、アントニオと距離ができてしまい…

 と言うこの青年時代を、街を出て作家となったディートが振り返ると言う物語だ。現在のディート役にロバート・ダウニーJr.、青年時代のディート役にシャイア・ラブーフ。ディートの父モンティ役にチャズ・パルミンテリ(リゾーリ&アイルズのリゾーリ・パパ)。母フローリ役にダイアン・ウィースト。青年時代のアントニオ役にチャニング・テイタム。現在のローリー役にロザリオ・ドーソン。

 強くなくては生きて行かれないスラム街。ドラッグにおぼれる者、刑務所へ行く者、若くして死ぬ者… そんな生活に耐えかねたのか、街を出てまっとうな生活を送ったディート。だが、父の病で、15年ぶりに地元に戻る。家を出たことで、父からは絶縁され、ずっと疎遠だったらしい。久しぶりに戻ってきたのに、冷たく突き放す父。突き放されて、いったんは身をひくディートだが、かつての友達に諭され、強引にでも父の面倒を診るべきだと気づくディート。

 この父の存在というのが一つのポイントで、父モンティはこの地を愛している。悪ガキたちも、モンティの言うことは聞くようで、スラム街では一目置かれた存在(?)のようである。そして彼は、父親に虐待され不遇な生活を送っているアントニオを、我が子のように案じている。だが、ディートがアントニオとつるむことを良く思わない母。ディート自身も、アントニオを慕いながらも、このままではいけないと気づき街を出る。

 父モンティが、ディートを手元に置いておきたい気持ちはわからなくはないが、息子のことを考えたら、街を出ることを応援すべきなのでは? ディートは、街を出て過去を切り捨てたつもりでいたが、戻ってみれば、みんな相変わらずで迎えてくれる。このことで、ディートの過去に対する意識は変わったのだろうか?

 製作総指揮にはスティングも加わっている様子。脚本は、ディート・モンティエルということなので、自伝的物語なのかなと想像する。

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