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2012年7月17日 (火)

[映] クロエ

 夫の不倫を疑った妻が、美女に誘惑させると言うお話だが、思っていたのと少々違う方向へ。

Chloe
 産婦人科医として成功しているキャサリンは、大学教授である夫デヴィッドと一人息子マイケル3人暮らし。夫の誕生日にサプライズパーティを企画するが、飛行機に乗り遅れたと言う夫は間に合わず。だが、偶然見てしまった夫の携帯メールには、教え子との浮気を思わせる写真が。夫の浮気を疑ったキャサリンは、レストランで偶然知り合った美しいコールガール、クロエを雇い、デヴィッドを誘惑させようと考える。指示通り誘惑し、デヴィッドとの情事について報告するクロエだったが…

 夫の不倫を疑って、娼婦を雇って誘惑させるっていうのは、なんとなくわかる気がするし、ありそうな話だ。そこで普通考えるのは、その証拠写真などを撮っておいて、事実を突きつけて離婚を迫るとかの類。だがキャサリンの行動は少し違う。デヴィッドとの行為を事細かく報告させるのだ。キャサリンがさせたと言うよりは、クロエが報告したがったと言うべきか。

 自分の知らない夫の姿を想像し、動揺しつつ、性的に興奮するキャサリン。普段、産婦人科医として、そういう行為について冷静に、淡々と解説してしまう彼女との対比が面白い。子どもが生まれてから、すっかり夫との距離ができてしまったキャサリンは、美しいクロエと夫との情事を想像することで欲求を満たそうとする。そしてそれは、より過激な行動へとつながる。この辺まではあれあれと言う感じの展開で、なかなか良かった。

 だが、ここで理性が働くキャサリン。なんとかしようと考え、クロエのウソが発覚。手を切ろうと決意。ここからは、「危険な情事」の世界である。ただ、クロエが執着したのはデヴィッドでもマイケルでもなく、キャサリン。

 なんでクロエがそこまでキャサリンに固執するのかはよくわからない。そして結末もちょっと納得いかないのだが、でもある意味、これはクロエの思惑通りなのか。

 キャサリン役にジュリアン・ムーア。デヴィッド役にリーアム・ニーソン。クロエ役にアマンダ・セイフライド。

 アマンダ・セイフライドって、本当に人目を惹く顔立ちだと思う。あの大きな瞳で見つめられたら、イヤって言えないだろうなぁ、男性陣。

 結末があっけないのがちょっと残念。あと、子どもが産まれて夫婦のふれあいが減ってしまうってのはありがちだとは思うが、産婦人科医としてのパワーウーマンぶりと、家庭での存在感の無さ(夫に対しても、息子に対しても、なんであんなに弱気なの?)があまりにちぐはぐ。それに、デヴィッドのキャサリンに対する態度も、なんだかよそよそしくて、いかにも浮気していそう。少なくとも、妻に興味を失った夫の態度である。妻が浮気を疑うのも無理はない。それは、実は妻の浮気を疑っていたからなのか? 彼の行動の意味が今ひとつわからず。

 性的描写がかなり多いので、R15指定。完全に大人向け、若者よりは、中年向けかな? ツッコミどころはたくさんあるが、楽しめた。

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コメント

さらさん、毎日暑いですねぇ…
やっぱり息子の反抗ぶりが気になりますよね。反抗期というのはわかりますが、母親に対してのみ、どうも反感を持っているように見えた。あれは、おそらく、小さい頃、他人に任せて息子の面倒を自分でみなかったことのツケが回ってきていると言う感じでしょうかね。母親を母親として信頼していない感じ。

と言う事で、このキャサリンの良くない点は、「相手の話を聞こうとしないこと」でしょうかね。勝手な判断、思い込みで批判し、非難してしまい、相手の話を聞かない→相手も話そうとしなくなると言う、悪い連鎖が生んだ悲劇と分析してみました。

投稿: マイキー | 2012年7月18日 (水) 14:57

マイキーさん
お久しぶりです、お元気ですか?

私もコレ見ました。
クロエはやはり魅力的かと・・・。
なんかねえ、いくらやり手の女性でもスエックスのこととなるとどうも恥ずかしさが先にたってしまうのかってのがねえ。もっとどうどうとしようとかなんとか、面白い方法で夫に言ってもいいのになあって思います。

この辺は日本の女性とあまり変わらず、どこの国でもある意味オクテの人はいるのだとあらためて思いました。
アメリカオンナはバンバン行きそうなのにね。
SATCみたいに。

息子は何であんなに反抗的なんだ?年頃だから?
第三者による情報はいかにええ加減かと言うのがよくわかる。やはり当たって砕けろ、本人に直接聞くのがいいと私は思いましたね。
でもジュリアンムーアはお気に入りです。

投稿: さら | 2012年7月18日 (水) 09:26

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