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2012年8月28日 (火)

[映] プリースト

 タイトルからはちょっと想像できない内容だった。韓国のカルトコミックを映画化したものらしい。プリーストというのは、ヴァンパイアと闘うために鍛え上げられた戦士。

Priest
 ヴァンパイアとの長い戦いが続き、人類はシティと呼ばれる教会が支配する城塞都市の中へ。修道会は、ヴァンパイアと闘うために戦士"プリースト"を養成。彼らの活躍で、ヴァンパイアに勝利し、ヴァンパイアを隔離した。だがプリーストたちはその戦闘能力から人々に恐れられる存在に。解散させられ、各地に散っていった。
 元プリーストである男の元に、ある日、兄の家族がヴァンパイアに襲われ姪がさらわれたと言う知らせが届く。再びヴァンパイアの脅威にさらされたことを知り、修道会に訴えるが全く信じようとしない。やむなく、姪を救うため、掟を破って都市の外へ旅立つが…

 ダークな、アメコミっぽい作品だ。ここに出てくるヴァンパイアは、先日の「30デイズ・ナイト」のヴァンパイアよろしく、ヴァンパイア特有の戦闘能力に加え、ゾンビのような容姿に残虐性を持つ。それに負けない戦闘能力を持つプリーストたち。

 お話に入る前の前書きが少々長いが、プリーストという設定はなかなか面白い。ヴァンパイアを退治するため、我が身を犠牲にしてプリーストとなった男。戦闘シーンはなかなかすごいのだが、ストーリーがあまり展開しないのが少々残念。姪を救うために旅立ち、救い出して終わり。もうちょっと広がって欲しかったなぁ。

 主役のプリースト役にポール・ベタニー。かつての同僚であり、ヴァンパイアに寝返ってしまったプリースト役にカール・アーバン。プリースト仲間役でマギーQ。修道会のお偉いさん役でクリストファー・プラマー。

 ヴァンパイアの脅威に気づきつつも、「安全なんだから、そんなハズはない」と言い続ける修道会は、どこぞの政府のようで苦笑い。そういえば、ハリー・ポッターに出てきた魔法省の大臣もそんなだったね。

 ヴァンパイアが野獣のようで、全く同情の余地のない生き物、単純に「悪」として描かれている。なので、純粋にプリーストの活躍を見る作品。ちょっと影のあるヒーローと言ったところか。

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