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2012年9月25日 (火)

[ド] Breaking Bad

 こちらも、30ROCK同様、とっても楽しみにしていた作品。それなのに、フジテレビNEXTにとられてしまい、見られないのかとガッカリしていたところ、フジテレビTWOに落ちてきたので、やっと見ることができる。連続放送になるようだ。

Breaking_bad1
 妻と息子を持つ、高校の化学教師ウォルター。生活費を稼ぐため、洗車場でアルバイトもしている彼は、ある日、仕事中に気絶。病院で検査した結果、末期の肺がんで、余命2年とわかる。そんなとき、麻薬取締局の義理の弟ハンクから、検挙した大量のドラッグと金の話を聞く。ドラッグ密売で多額の金が稼げることに気づいたウォルターは、義理の弟に頼んで、摘発を見学に行く。そこで、逮捕を逃れて逃げ出した人物が、自分のかつての教え子ジェシーであることを知ったウォルターは、こっそり彼に接触、自分がドラッグを作るから手を組もうと持ちかけるが…

 なんともすごい話である。ウォルターは、おそらく元々はとても熱意のある化学教師であったと思われる。彼は化学に精通しており、化学を愛している。だが、生徒たちはわかってくれない。全く興味を持つ様子もない。彼の熱意は空振り。さらに、教師の仕事だけではどうやら家計をやりくりできないらしい。洗車場でレジ打ちの仕事もしているが、洗車係が足りなくなると洗車もやらされる。屈辱的だ。

 いい車に乗っているし、家もなかなか立派だ。生活の質を落とせばいいと思うのだが、それはなかなかできないのだろう。妻スカイラーは妊娠中らしい。高校生の息子ウォルターJr.は、脳性麻痺のために体が少々不自由だ。

 いつもおどおどしていて、自信なさげなウォルター。洗車場でもこき使われている彼が、癌をきっかけに我慢の糸がぶち切れる。捨て台詞を残して洗車場を辞め、ドラッグ精製の道へ。そこでまた一波乱あるのだが、それを切り抜けた彼は、なんだかずいぶんとたくましくなり、自信に満ちあふれる。彼の変化が面白い。

 ウォルター役にブライアン・クランストン。「マルコム in the middle」のマルコムのパパ、ハル役でお馴染みの彼、この役でエミー賞主演男優賞を3年連続で受賞している。さらにこのブレイクをきっかけに、映画にも進出。
 妻スカイラー役にアンナ・ガン。デッドウッドでマーサ役をした彼女、あまり表情を表に出さない、控え目な演技が魅力だ。ドラッグディーラーのジェシー役にアーロン・ポール。義理の弟ハンク役にディーン・ノリス。ハンクの妻マリー役にベッツィー・ブラント。ウォルターJr.役にRJミッテ。

 タイトルの文字の一部や、キャストの名前などが、[Br35]や、[Ba56]など、元素記号に見立ててあって面白い。ウォルターは金を稼ぐために、違法なことに手を染めてしまった。だが、失うものはなにもない。彼自身は余命わずかなのだ。家族に金を残せればいいと思っている。さて、この自暴自棄の50歳の暴走は、どこまで続くのか…!?

 シーズン1は全7話。シーズン2、3、4が13話、そして現在放送中のシーズン5は16話まであるらしい。って、余命2年じゃなかったの!?

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