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2012年9月29日 (土)

[映] スリー・デイズ

 フランス映画「すべて彼女のために」のアメリカ版リメイクだ。なんでわざわざリメイクするのと思う作品も多いが、これはなかなか良かった。

The_next_three_days
 大学教授のジョンは、愛する妻ララ、幼い息子ルークの3人暮らし。幸せな毎日を送っていたある日、突然やってきた警察によって、ララは逮捕されてしまう。職場の上司を駐車場で殴り殺したと言う容疑。ジョンは妻の無実を証明すべく奔走。全く身に覚えがないことから、すぐに無実が証明されると信じていたララだったが、不利な証拠ばかりが揃ってしまい、殺人罪が確定。絶望したララは自殺を図る。それを知ったジョンは、妻を救い出すために、ある計画を練り始める…

 ストーリーはほぼ同じ。殺害の現場、凶器、状況は全く同じだ。ストーリーを知っていたせいなのか、脱獄計画へ至るまでのジョンの心の動きに違和感は感じなかった。不利な証拠が不幸にも重なってしまったこと、無実を証明する証拠が見つからないことなど、無実を証明するのが不可能であることが、こちらの方が丁寧に描かれているのかもしれない。

 ジョン役にラッセル・クロウ。妻ララ役にエリザベス・バンクス。刑事役にジェイソン・ベギー(メルローズ・プレイスのジェフリー)。ジョンのママともニコール役にオリヴィア・ワイルド。ジョンの友人弁護士役にダニエル・スターン。ジョンの父役にブライアン・デネヒー。脱獄の名人役にリーアム・ニーソン。

 ジョンは綿密に計画を練るが、やはり素人、最初からうまくはいかない。緊張からミスを犯し、少々危ない目にも遭う。金を準備するために、関係ない人を殺してしまう。(ドラッグディーラーだからいいのか??) 脱獄の計画から、実行、成功に至るまでが実に丁寧に描かれている。しかも所々失敗しながら、かなりの危険をおかして、なんとか成し遂げただけに、結末のホッと感が素晴らしい。

 しかし、こういう不幸な偶然が重なってしまうことってあるんだろうか。犯行直後に現場を通ったのだから、当然アリバイはなく、偶然凶器にもそれとは気づかず触ってしまい、犯人とぶつかったので被害者の血までついてしまった上に、被害者が、直前に口論していた相手で、動機まであるだなんて。それなのに無実を証明する術が全くないなんて。

 元作品と比べると、こちらの方が後から見たせいもあるかもしれないが、丁寧に描いてある分、わかりやすい気がした。時間のある人は是非見比べてみて欲しい。

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