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2012年10月31日 (水)

[映] アナザー・プラネット

 SFサスペンスと書いてあったが、SFというよりは、人間ドラマ。でも確かにSF的要素もあって、なかなか意味深。

Another_earth
 17歳でMITに合格した秀才、ローダ。だがある晩、運転中にラジオから流れてきた、「もう一つの地球が発見された」と言う話に気を取られ、事故を起こしてしまう。若い家族の車に突っ込み、妊婦と子どもは死亡。4年後、刑務所を出所したローダは、清掃員として高校の清掃の仕事を始める。だが、彼女の事故の遺族である夫ジョンが、引きこもってすさんだ生活をしていることを知り、謝罪のために訪れるのだが…

 つらい話だ。前途洋々たる若者ローダは、一瞬の不注意から、その全てを失ってしまう。4年服役して出所するが、大学を出ていない上に前科のある彼女は、人目を避けるように暮らす。なるべく人と話さないで済む仕事ということで、清掃員となるが、ある日、遺族である夫が健在であることを知る。再び罪の意識にさいなまれるローダ。

 思い切って家を訪ねてみるが、自分が犯人だとはなかなか言い出せず。とっさに、清掃の無料お試しだと嘘をつく。それをきっかけに2人の交流が始まるのだが、このまま進んでいいわけがない。

 ローダの事故と平行して、「もう一つの地球」が現れる。これはなんとも不気味だ。確かに見た目は地球とそっくりだし、綺麗なのだが、空にぽっかりと巨大な地球が浮かんでいる様は、美しいと言うよりは少々恐ろしい。そして、そのもう一つの地球には、こちらの地球と全く同じであることがわかり、住んでいる人々まで同じだと言うことがわかり、普通の人間ドラマとはひと味違った結末が待っている。

 ローダ役にブリット・マーリング。ジョン役にウィリアム・メイポーザー。

 人間ドラマにSF的要素を盛り込み、ちょっと不思議な物語になっている。重い作品だが、予想のできない結末がなかなか面白かった。

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2012年10月30日 (火)

[映] ジェシカ・アルバの”しあわせの方程式”

 「ジェシカ・アルバの」とついている時点で、あまり期待はしていなかったのだが、たしかに、何が言いたいのかよくわからない作品だった。
An_invisible_sign
 数学者の父の影響で、幼い頃から数字が大好きだったモナ。だが、10才の時、最愛の父が突然、心の病にかかってしまう。それ以来、好きなことを諦めることで、父の病気が治ると信じて成長。22才になったモナは、大学を中退、仕事もせずに引きこもって生活していたが、家を出ていくよう母親から言い渡されてしまう。そんな折、母校の小学校から、算数の教師として来て欲しいという依頼が舞い込み…
 ジェシカ・アルバは、いつもの彼女の役とはずいぶんかけ離れた役に挑戦だね。半ば引きこもり状態のモナ。彼女がなぜそうなってしまったのかはよくわからない。おそらくは父親の影響と思われるが、そんな彼女を無理やり家から追い出し、無理やり仕事に行かせる母、結構面白い人物である。
 そもそも教師の資格なんて持っていないモナ。それでも働けてしまうんだから、アメリカってすごいね。そんな彼女が教師として、人間として成長する物語なのだが、彼女の問題がよくわからない上に、父親の問題もよくわからず… 結果、物語としてなんだかよくわからないものになっている。
 モナ役にジェシカ・アルバ。相手役にクリス・メッシーナ。父役にジョン・シーア(新スーパーマンのレックス・ルーサー)。母役にソニア・ブラガ。元算数教師でモナの憧れの人役にJKシモンズ。生徒リサ役にソフィー・ナワイデ。
 モナについて、もう少し感情移入できれば違う見方になったかもしれない。ちょっと残念な感じだが、最後はほっこりした気分になれるので、まぁいいか。

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2012年10月29日 (月)

[映] 新少林寺/SHAOLIN

 ジャキー・チェンが出ているので、楽しい作品なのかと思ったのだが、とっても悲しいお話だ。

Shaolin
 1912年、中国。辛亥革命で清王朝が倒された後、国内は内戦状態が続いていた。登封城の将軍・霍龍は、追われて命からがら少林寺に逃げ込むが、無慈悲な将軍・侯杰によって射殺されてしまう。侯杰は、将軍・宋虎と義兄弟の契りをかわしていたが、身の危険を感じ、宋虎の暗殺を計画。直前に妻・願夕と娘・勝男を逃がすが、腹心の部下に裏切られ、宋虎に気づかれてしまう。宋虎を倒すが、自らも怪我を負い、必死の思いでその場を逃げ出す。だが、娘・勝男は死んでしまい…

 なかなかうまくできたお話だと思う。冷酷な将軍だった侯杰だが、最愛の娘を亡くし、それが自ら撒いた種であることを気づかされ、少林寺に入門する。そこでの生活を経て、心身共に立派に成長すると言うお話だ。

 とても悲しいお話だが、少林寺の僧侶の強さ、誠実さ、暖かさは見ていて気持ちがいい。飢えた人々のために、金持ちの蔵に米を盗みに入る辺りは、鼠小僧のようである。来る者を拒まず、命を大切にする。今の中国からはちょっと想像できないけれど。

 侯杰役にアンディ・ラウ。少林寺のコック役にジャッキー・チェン。あとは役名も役者さんの名前も読めないや(^o^;。(娘の名前が「勝男」とはこれいかに…!? 一般的な名前なのだろうか??)

 少林寺の戦闘シーンはとにかく格好いい。だが、戦争の無意味さが伝わってくる。少林寺は破壊され、兄弟子たちはみな戦いで命を落としてしまった。若い弟子たちと貧しい人々を引き連れて行くコック。続編を作ってもいいかもね。

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2012年10月28日 (日)

[映] ハッピー・フィート2 踊るペンギンレスキュー隊

 ハッピーフィートの続編。前回主人公だった歌えないけど踊れるペンギン、マンブルは、エリックのパパとなっている。今回は、マンブルとエリックが主人公かな。

Happyfeet2
 南極、皇帝ペンギンのマンブルは、タップダンスの達人。だが、幼い息子エリックはうまく踊れないことを苦にして家出。アデリーペンギンの集落へたどり着いたエリックは、空飛ぶペンギン、スヴェンと出会い、魅了される。エリックの家出に気づいたマンブルが連れ戻しに行くが、出かけている隙に、皇帝ペンギンの住みかは、流氷に囲まれ、仲間たちが閉じ込められてしまっていた…

 前回は、皇帝ペンギンなのに歌えない(皇帝ペンギンは歌がうまくて当然らしい)マンブルが、歌えないけどタップはうまいと言うことがわかり、人と違っていいんだ、と言うメッセージ(人じゃ無いけど)や、環境保護の大切さを訴えるメッセージが、素晴らしい音楽に乗せて描かれていた。だが、今回はどうか?

 親となったマンブル。息子エリックは踊れない。それを気に病んで家出って、マンブルと同じだなぁと思っていたら、最後に、素敵な歌声を披露してくれる。えー、歌えるんならいいじゃん、そもそもこのペンギンは歌える事が重要なんじゃないの?

 飛べないはずのペンギンなのだが、飛べる輩が現れる。だが、実はペンギンではなかったと言うことがバレるのだが、仲間のために命がけで頑張ることで認められる。だがこのストーリーは弱い。さらに、流氷を壊すために象アザラシに助けを求めるエピソードや、オキアミのエピソードなど、いろいろあるのだが、結局何が言いたいのか、今ひとつわからず。

 マンブルの声にイライジャ・ウッド。ラブレイスとラモンの声にロビン・ウィリアムス。カルメンの声にソフィア・ヴェルガラ(モダン・ファミリーのグロリア)。オキアミのウィル役にブラッド・ピット。オキアミのフィル役にマット・デイモン。スヴェン役にハンク・アザリア。カモメ(?)役にアンソニー・ラパグリア(FBI失踪者を追えのジャック)。

 オキアミのエピソードとか、はっきり言って意味がわからない。群れていることに嫌気が差したオキアミが、群れから外れて冒険を試みると言うことらしいのだが、どう考えても無謀。これ、3Dを見せるためのシーンなのかなぁと思う。音楽が良かったのだけが救いだ。

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2012年10月27日 (土)

[映] ハッピーサンキューモアプリーズ

 特別何かが起こるわけではないのだが、ちょっと温かい気持ちになれる作品だ。

Happythankyoumoreplease
 NYの売れない作家サム。地下鉄で、里親とはぐれてしまった少年ラシーンと出逢う。里親の元に戻そうとするが、帰りたがらないラシーン。やむなく、自宅に連れ帰るサム。街のバーで、偶然見かけた女性ミシシッピに一目惚れするサムは、彼女とつきあい始めるが…
 サムの幼なじみメアリーは、恋人にロスでの仕事が舞い込み、悩む。サムの友人で無毛症のアニーは、職場にたびたび現れ、しつこくデートに誘う男性のあしらいに悩むが…

 サムはおそらく30代独身、作家として作品を書いているようだが、編集者には相手にしてもらえず。1人だからなんとか暮らせている。そんな彼のところへ、少年ラシーンが転がり込む。次第にラシーンに愛情が芽生え、正式に引き取ろうかとまで考え始めるが、まぁ無理だろう。ろくに収入もない独身男性である。里親の元に返さずに自宅に勝手に連れ込んでいたことも問題となってしまう。

 バーで働きながら、歌手としても活動しているミシシッピ。彼女に一目惚れしてしまい、酔った勢いで、3日間限定の同棲を提案。ちょっとあり得ない系の展開だが、3人の生活がなんともほほえましく、このまま家族ってのも楽しそうなどと思ってしまう。

 個人的にはアニーのエピソードが良かったと思う。職場にたびたび現れるしつこい男サム。(主人公のサムとは別のサムであり、サム2とか呼ばれてしまう) 明らかにアニーに好意を持っていてつきまとっているのだが、どう考えてもタイプじゃないしと相手にしないアニー。だが、彼女の選ぶ男は女たらしばかり。渋々サム2との食事につき合うのだが、彼の猛アタックが始まる。すっかり引き気味のアニーだが、サム2の一言で見方が変わる。

 サム役にジョッシュ・ラドナー。アニー役にマリン・アッカーマン。ミシシッピ役にケイト・マーラ。サム2役にトニー・ヘイル(ブルース一家は大暴走のバスター)。編集者(?)の役でリチャード・ジェンキンス。メアリー役にゾーイ・カザン。ラシーン役にマイケル・アルジエリ。

 何か大事件が起こるわけでもなく、当たり前な展開なのだが、ちょっとほっとする結末、ちょっと心がほっこりする作品だ。

 

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2012年10月26日 (金)

[映] ソロモン・ケーン

 ロバート・E・ハワード原作の映画化らしい。冷酷な男が改心して悪と闘うって言う意味では「新少林寺」とちょっと似ている気がするが、こちらは悪魔や魔女が出てくる系だ。2009年、イギリス、チェコ、フランスの作品。

Solomon_kane
 国王の次男として生まれ、修道院へ行くよう言われたソロモン。だが、粗暴な兄と諍いになり、誤って崖から突き落としてしまう。そのまま家を出たソロモンは、残忍な悪党となり盗賊団を率いていた。財宝を求めて古城に踏み込むが、悪魔と遭遇。今までの悪事のため、魂を狙われるが、逃げ延び、教会に身を隠す。そこでの生活で、過去を捨て、二度と暴力を使わないことを誓って改心するが、神父から出て行くよう言い渡される。やむなく祖国へ帰ることにしたソロモンだったが、途中、旅をしている一家と知り合う。一家と過ごして安らぎを取り戻すが…

 国王の息子として生まれながら、盗賊になるってどういうこと!? 財宝のために冷酷に殺しまくり、部下も使い捨てにしてきたこの男が、悪魔に狙われたら急にいい人になっちゃうって、これまたどういうこと!? 素朴で親切な一家に助けられたソロモン、彼らに情を抱くのは当然だが、それならなぜもっと早く闘わない? 暴力は封印したとか言って、みんな殺されちゃってから暴れたんじゃ遅いって。

 散々悪いことしておいて、悪魔に魂を奪われそうになったからと改心。親切にしてくれた一家が殺されそうなのに、暴力は捨てたからとなかなか闘わず。連れ去られた娘を助けに行くが、それも、娘を助けるために闘うのなら神も許してくれるはずって言われたからみたいなところがあり、つまりはすべて自分のため??

 ソロモン役にジェームズ・ピュアフォイ(ROMEのアンソニー)。ソロモンの父役にマックス・フォン・シドー。親切な一家の父役にピート・ポスルスウェイト。母役にアリス・クリーグ。メレディス役にレイチェル・ハード・ウッド。

 ソロモンの行動、動機にちょっと無理があるような気がするが、ストーリーはなかなか面白いし、ソロモンは格好いい。とにかく強い。オチまで読めてしまったが、アクションという意味では楽しめた。

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2012年10月25日 (木)

黒にんにく

 生協のちらしやカタログを見ていると、面白い物がいろいろあって、ついつい買ってしまう。これもそう。「黒にんにく」と言うのを見つけたので買ってみる。

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 田子のにんにくを熟成させた(?)ものらしく、見た目はなんとも怪しげ。剥いてみると、中身は確かに真っ黒だ。

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 おそるおそる食べてみると… これがびっくり、甘いのだ。しかも、ほのかに甘いとか言うレベルではなく、かなり甘い。ドライフルーツのよう。別に甘く煮たわけでもなんでもなく、にんにくが持つ甘みと言うから驚き。

 想像していたほどにんにく臭くは無い。いや、確かに、食べ終わった後、にんにくを食べた後味がなんとなく残ることは認める。だが、味自体はにんにくを感じさせない。なんとなく元気が出そう。これを食べて、今年の冬を乗り切ろう~!!

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[映] インモータルズ -神々の戦い-

 ギリシャ神話をモチーフに、神々の戦いを描いた作品。若手イケメン俳優たちが繰り広げるバトルシーンはなかなか見応えある。

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 人間が誕生する遙か昔、「光」と「闇」の神々の戦争が起きた。光の神が勝利し、闇の神は奈落の底に封印された。古代ギリシャの時代、闇の力を手に入れて世界征服を企むハイペリオンは、人類に宣戦布告。闇の神を解放するためのカギとなる「エピロスの弓」を探し求め、軍隊を結集してギリシャの地を侵攻する。光の神の頂点に立つゼウスは、自ら鍛え上げ、立派に成長した人間テセウスに命運を託すのだが…

 ストーリーはなんだかなーと言う感じ。 いつも思うが、ギリシャの神々って本当に勝手である。

 世界征服を企むハイペリオンが何者なのか、よくわからない。こいつはすでにかなりの力を持ち、軍隊を持ち、富も得ている。なぜ今更エピロスの弓が必要なのかがまずわからない。これが無くても人類に勝てそうだ。さらに、なぜ闇の神を解放するのかもよくわからない。これ以上何をしようというのか。

 封印した闇の神(これもよくわからない、神って善ばかりじゃなくて悪もあり?)を、解放しようとしているハイペリオンに対し、自らは決して手を貸さずに人類に対決させようとする光の神。見かねて人類に手を貸した息子に罰まで与えるゼウス。だが、結局、闇の神が解放されそうになるとみんなでやってきて阻止する。だったら最初から人類に手を貸しとけと思うのだが… ゼウスの考えもよくわからず。

 テセウス役にヘンリー・カヴィル。ハイペリオン役にミッキー・ローク。巫女パイドラ役にフリーダ・ピント(スラムドッグ$ミリオネアのラティカ)。ゼウス役にルーク・エヴァンス。テセウスの仲間スタヴロス役にスティーヴン・ドーフ。ゼウスの仮の姿(老人)役にジョン・ハート。

 ゼウス、ポセイドン、アポロン、アテナなんかが出てくるので、ギリシャ神話好きには面白いのか? マッチョなイケメン若手俳優たちが、肉体美を披露してくれるので、目の保養にはなるかも。

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2012年10月24日 (水)

[映] マネーボール

 ブラッド・ピットが、自らプロデュースした作品で、実話らしい。大リーグで実際にあった奇跡が描かれているのだが、野球に馴染みがない者としては…

Moneyball
 かつてメジャーリーグの選手だったビリー・ビーン。引退後は、若くしてアスレチックスのゼネラル・マネージャー(GM)となる。だが、弱小球団であり、財政的に苦しいこのチームでは、育てた有望選手を、ことごとく強豪球団に引き抜かれてしまう。チームを立て直すため、統計データを使って選手の価値を予測すると言う「マネーボール理論」を導入し、改革を進めるが…

 野球のゲームの裏では、こういうことが行われているのかなと思う。選手はあくまでもコマであり、チームを勝たせるために、いとも簡単に入れ替える。選手たちを解雇しなければならない立場であるため、選手とは関わらないと言うビリー。試合すら見ない。

 そんな彼のやり方は、現場のコーチからすれば異端であり、反感を買う。なかなか従ってくれない。だが、いざ彼のやり方でゲームを進めてみると、奇跡とも言える快進撃。この辺りはかなり痛快だが、実話というのだからすごい。

 ビリー役にブラッド・ピット。彼の右腕ピーター役にジョナ・ヒル。コーチ役にフィリップ・シーモア・ホフマン。元妻シャロン役にロビン・ライト。ビリーが期待する新人ハッテバーグ役にクリス・プラット(エバーウッドのブライト)。ビリーの娘役でケリス・ドーシー(ブラザーズ&シスターズのペイジ)。

 野球好きには興味深い話だと思う。特に後半の快進撃は楽しい。怒りにまかせて物を壊すビリーだが、どんなストレスフルな状況でも娘ケイシーに対しては優しい父親だ。ケイシーの歌う歌もまた素敵。

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2012年10月23日 (火)

[映] ミスター・アーサー

 81年の同名作品のリメイクらしい。

Arthur
 NYに住む大富豪の御曹司アーサー。世間知らずで金を使ってパーティ三昧の彼を見かねた母親は、野心家のスーザンと結婚させようと考える。嫌がるアーサーだったが、断れば今後一切資金援助はしないと言われ、渋々婚約。だが、街で偶然出逢った女性ナオミに一目惚れしたアーサーは、彼女ともつきあい始め…

 大富豪で金を使い放題ってどんな感覚なのかなと思う。乳母に育てられたアーサーは、本当に世間知らず。自分では何もできない。毎日飲んだくれて金を使うだけ。母親が見かねるのも無理はないが、そんな息子に誰がした?とも思う。

 婚約相手のスーザンはかなり強烈な女性だ。彼女の父も大富豪らしいが、どうやら成金であり、アーサーの家柄を得たいと強く望む。

 スーザンとは全く対称的で、まさに庶民な感じの純粋な女性ナオミ。アーサーがナオミに惹かれるのもわかるが、彼女とつき合うのなら、自立しないとね。

 アーサー役にラッセル・ブランド。乳母のホブソン役にヘレン・ミレン。ナオミ役にグレタ・ガーウィグ。スーザン役にジェニファー・ガーナー(エイリアスのシドニーね)。アーサーの運転手ビターマン役にルイス・ガスマン。スーザンの父役にニック・ノルティ。ボクシングのトレーナー役でイヴェンダー・ホリフィールドってすごい配役だね。警官の役でロバート・クロヘシー(OZのショーン・マーフィ)。

 金持ちのバカ息子の話であり、この男、本当に世間知らずで呆れてしまう。物語的にはあまり面白くはなかったが、妙にピュアな心の持ち主アーサーが、乳母を愛している様子はなんともほほえましい。

 

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2012年10月22日 (月)

そば笑

 以前、テレビで紹介されていたのを見て、気になっていたお店へ行ってみた。「そば笑(しょう)」と言うお蕎麦屋さんだ。

 少々わかりにくい場所にあるのだが、自転車で事前チェックをしていたので無事たどり着く。目印は「笑」と言う文字の看板。

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 まず店内に入って驚いたのは、その造り。さほど大きくはない店内に、ドデーンと大テーブルが。我らが入った瞬間、大テーブルのお客さんが一斉にこちらを見た(気がした)ので、「もしかして貸し切り?」と動揺したが、そういう造りらしい。このテーブルに12人、カウンターに4人、そして2人用の小さなテーブルが1つあった。

 メニュー自体はそれほど多くなく、私はいつも食べる「天おろし」を、夫は「せいろ」を大盛りで、プラス野菜天盛りを頼む。

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 天おろしって、だいたいどこも乗っている物にそれほど違いがないので、はずれが無いだろうという読みだったのだが、ここの天おろしは少々変わっている。赤いのはトマトジュースのゼリー、そして、エビ天の左にある茶色いのが自家製の鰹ふりかけとのこと。ちゃんと説明してくれる。

 正直、このトマトゼリーと鰹ふりかけが、天おろしに合うのかどうかは微妙な気がしたが、彩りは綺麗だ。胡麻はなかなかイケた。夫によると、野菜天はとても美味しかったらしい。

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 肝心のお蕎麦だが、これは本当に本当にとっても美味しかった。細めなのだが、しっかり腰があり、それでいて固すぎず、ツルツルピカピカ、透明感のある、とっても上品なお蕎麦。天おろしのかけつゆは、少々味薄めな気がしたが、それだけに、そば湯を入れて最後まで飲み干せる。

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 このそば湯も、蕎麦のゆで汁ではなく、そば粉を溶いたものとのこと。どろっとした濃いめのそば湯で、しっかりいただいた。

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 器もとっても素敵だし、店内の造りはまるで喫茶店のよう。店内に流れる音楽は、なぜか50~60年代の洋楽ポップスや映画のサントラ。たまたまなのか、ご主人の趣味なのか??

 HPを見るとデザートもあるらしい。また、完全予約制と言う夜のコースも気になる。次は友達と行ってみよう。

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2012年10月21日 (日)

[映] シャロウ・グレイブ

 ダニー・ボイル監督(トレインスポッティング、スラムドッグ$ミリオネアなど)の長編デビュー作らしい。94年、イギリスの作品。

Shallow_grave
 イギリス、グラスゴー。おしゃれなアパートをルームシェアして暮らすアレックス、デヴィッド、ジュリエットの3人は4人目の同居者を募集することに。大勢の応募者の中からヒューゴに決まるが、入居早々、自室でドラッグ過剰摂取で死亡してしまう。遺体を発見した3人は、彼の部屋から大金の詰まったスーツケースをも発見。変死を通報せず、こっそり遺体を処分して、大金を山分けすることに。だが、仲の良かった3人に、亀裂が入り始め…

 仲良し3人組が、金が絡んだ途端に仲間割れというのは、いかにもありがちなストーリー。価値観が違う3人の意見が合わないのは当然と言えば当然だ。そこに、ヒューゴの金を追う謎の組織が絡み、スリリングな展開となっている。

 ジュリエット役にケリー・フォックス。デヴィッド役にクリストファー・エクルストン(ドクター・フー)。アレックス役にユアン・マクレガー。若いね。無邪気な表情が本当にキュート。

 自分たちが一番おしゃれでイケてると思っている、ちょっと傲慢な3人だ。ルームメイト募集では、応募者たちにかなり失礼な態度をとっている。ちょっと調子に乗っている彼らが、ヒューゴの大金を見つけて無邪気にはしゃぐ。遺体を処分して金をせしめようと、安易に行動に移すのだが、そう簡単なことではない。実際に遺体をバラバラにして、処分をするハメになったデヴィッドは、トラウマから疑心暗鬼に陥る。自分が一番苦労したのだから、金は自分が独り占めして当然と思うようになる。女の武器を利用して彼にうまく取り入り、出し抜こうとするジュリエット。2人の関係に気づいて裏をかくアレックス。

 自分勝手な3人が、欲を出して自滅するお話だ。金が絡むと怖いね。

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2012年10月20日 (土)

[ド] SUITS

 スカパー、ユニバーサル・チャンネルで始まったドラマ。弁護士もののようだが、ちょっと異色。主人公2人のうち1人は、弁護士ではないし、大手法律事務所で働くことになったきっかけがちょっと面白い。

Suits
 頭脳明晰ながら、大学を中退せざるを得なかったマイク。替え玉受験で金を稼ぐ毎日。ある日、金が必要になり、親友の代わりにマリファナの取引をすることに。カモフラージュのため、高級スーツを来て取引場所へ行くが、そこに来ていたのが警官であることをとっさに見抜いたマイクは、すぐに逃走。偶然、大手法律事務所の新人面接会場へ入ってしまう。そこで応募者と間違えられたマイクは、敏腕弁護士ハーヴィーの目にとまり、採用されてしまう。だが、この法律事務所では、ハーバード大学のロースクール卒業生しか採用していない。マイクが資格を持っていないことを隠しつつ仕事をすることに…

 ハーヴィーは敏腕弁護士だが、冷酷で手段を選ばない男だ。彼は自分の後継者として、自分と同じくらい優秀な人物を選ぶ。それがマイクだったわけだが、マイクはハーバード出身ではないばかりか、弁護士資格すら持っていない。それを承知の上で彼を雇い、資格を持っていないことを上司に隠しつつ、共に仕事をしていくようだ。

 ハーヴィー役にガブリエル・マクト。マイク役にパトリック・J・アダムス。ハーヴィーのライバル、ルイス役にリック・ホフマン。何かとハーヴィーの足を引っ張り、張り合う。上司のジェシカ(この法律事務所のトップかな?)役にジーナ・トレス。彼女の前任者で、今は隠居生活をしている男性役にヴィクター・ガーバー(エイリアスのジャック・ブリストウ)が出ていたと思うのだが、なぜかクレジットなし。

 資格詐称で問題になった人がいる今、タイムリーっちゃタイムリー!? マイクは、資格こそないが、天才的頭脳の持ち主であり、すぐにでも資格は取れそう。いずれはちゃんと資格を取る日が来るのだろうか。このまま隠して仕事を続けるのだろうか。それでできるんならいいじゃんって気がしないでもないが… 今後の展開が楽しみだ。

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2012年10月19日 (金)

[映] 小悪魔はなぜモテる?

 エマ・ストーン主演のラブコメ。あんなに可愛いのにボーイフレンドがいないってのはちょっと嘘くさいが、アメリカの高校生ってこんな感じなのかなぁと思う。

Easy_a
 奥手な高校生オリーブ。ボーイフレンドすらいないが、親友リーの誘いを断るために男性とデートすると嘘をつき、その後の展開をしつこく聞かれたためについついセックスしたと言ってしまう。それがアッという間に学校中に知れ渡り、周りから注目の的に。そんなオリーブに、ゲイのブランドンが、ゲイであることを隠すため、セックスしたことにして欲しいと頼む。それを引き受けたオリーブの所には、次々と同様の依頼が来るようになり、すっかり尻軽のレッテルを貼られてしまう。

 軽い気持ちでついたちょっとしたウソが、どんどん大きくなってしまい… と言う、ありそうでなさそうなお話。

 オリーブ役にエマ・ストーン。トッド役にペン・バッジリー(ゴシップガールのダン・ハンフリー)。ブランドン役にダン・バード(クーガー・タウンのトラビス)。先生グリフィス先生役にトーマス・ヘイデン・チャーチ。オリーブの母役にパトリシア・クラークソン。継父役にスタンリー・トゥッチ。カウンセラーでグリフィス先生の妻役にリサ・クドロー(フレンズのフィービー)。校長先生役にマルコム・マクダウェル。

 ちょっと学園ものコメディで、小さな世界の小さなお話に過ぎないのだが、妙に物わかりのいい両親やら、頭の固い校長、自分勝手なカウンセラー、親友と言いつつ自分のことしか話さないヤツなどなど、個性的なキャラクターが楽しい。笑えるシーンもたくさんある。なんと言ってもエマ・ストーンが可愛い。軽い気持ちで楽しめる作品。

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2012年10月17日 (水)

[映] アイ・アム・ナンバー4

 なんともサエないタイトルだが、まさにそのものズバリ。主人公は9人のうちの4番目らしい。主人公を含めて9人の子供達のうち、3番までが順に殺され、次は4番のオレの番ってワケだ。どうやら同名の原作小説があるらしい。

I_am_number4

 惑星ロリアンは、モガドリアンによって侵略される。特別な能力を持つ9人の子供達がなんとか生き延びるが、まだ幼く戦えないため、地球に逃げてきた。彼らはそれぞれ守護者と共に、各地に散り、身を隠して生活していた。だが、モガドリアンたちは彼らを見つけ出し、ナンバー1,2,3を順に殺害。海辺の町に守護者ヘンリーと共に暮らしていた4は、すぐにオハイオの田舎町パラダイスに移り住む。ジョン・スミスと名乗って高校に転入。サラと出逢って恋に落ちる。そしてある日突然、ジョンのパワーが覚醒するが…

 普通の青年として暮らしていた4は、ついにパワーが覚醒し、闘う準備が整う。そして追跡してきたモガドリアンたちを倒すのだが、どうやらこれで簡単に話は終わる感じではなさそう。オタク青年でいじめられっ子のサムは、父親がUFOを追跡中に失踪してしまったと言う過去を持ち、4のパワーに気づく。父の失踪の手がかりを得られるかもしれないと言うことで、4に同行するようだ。さらに、パワーの覚醒により、存在に気づいた6が4を見つける。

 つまり、3人組となり、さらに残りのメンバーを見つけ、敵を倒すと言う目的ができたわけで、続編ができそうなお話だ。けど、どうかな、できるのかな!?

 4役にアレックス・ペティファー。どっかで見たことあると思ったら、「アレックス・ライダー」の彼だった。ヘンリー役にティモシー・オリファント(デッド・ウッドのブロック保安官)。6役にテリーサ・パーマー。サラ役にディアナ・アグロン(gleeのクイン)。サム役にカラン・マッコーリフ。

 なんだろう、戦闘シーンはなかなか迫力あるのだが、引き込まれない。ストーリーが月並みなのか、役者に魅力がないのか…!? ちょっと残念な感じだなぁ。

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2012年10月15日 (月)

[映] パーフェクト・スナイパー

 タイを舞台にしたちょっと異色のアクション。

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 タイ、バンコク。殺し屋チャーチは、娘をさらわれたと言う男性から、犯人一味を殺して欲しいと言う依頼を受ける。チャーチは、武器商人ジミーから武器を仕入れ、犯人一味を狙撃する計画を立てる。だが、犯人は地元の大物ギャングと関わっていることがわかり、手を引くと言い出す男性。ギャングたちが、少女を人身売買していることを知ったチャーチは、無謀とも思える行動に出るが…

 チャーチは確かにスナイパーとしてはパーフェクト。大勢のターゲットを、冷静に1人ずつ倒していく様は見事としか言いようがないが、さすがにギャング相手に1人で闘うって無理があるよね…

 そこで、チャーチの前に現れた謎の少女がカギになってくるのだけれど、でも今ひとつ楽しめなかったなぁ。

 チャーチ役にジャイモン・ハンスウ。ジミー役にケヴィン・ベーコン。この役、実は潜入捜査官という役なのだけれど、どっぷり闇の世界につかってしまって抜け出せない男。でもその立場はあまりイカされていなかったように思う。謎の少女役にチランタニン・ピタックポントラクン。

 アクションは格好良かったし、タイの人身売買を描いていて重いテーマだとは思うが、ストーリーとしてはあまり面白くなかった。

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2012年10月14日 (日)

[映] タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密

 お馴染みのアニメかと思ったら、実際に演技した映像をCGで加工してアニメにすると言う凝った作品らしい。妙にリアルで気味が悪いくらいだ。

Tintin
 少年記者タンタンは、蚤の市で船の模型を購入。だがその直後、その模型を欲しがる者が現れる。断ったものの、家を留守にしている隙に模型は盗まれてしまう。そしてそれが、海賊に襲撃され、財宝を積んだまま姿を消した伝説の軍艦、ユニコーン号の模型だとわかる。模型は盗まれたものの、マストに隠してあった羊皮紙が残っており、そこには謎の言葉が書かれていた。模型を盗んだ者たちの目的は、この羊皮紙にあることに気づいたタンタンだったが…

 人物はとてもリアルだし、実写では難しそうな(お金のかかりそうな)シーンもたくさんあり、なかなか迫力のある作品だ。

 タンタンの声にジェイミー・ベル。ハドック船長の声でアンディ・サーキス(ロード・オブ・ザ・リングのゴラム、猿の惑星ジェネシスのシーザーの声など)。悪役サッカリンの声でダニエル・クレイグ。双子の警官の声でニック・フロストとサイモン・ペグ(「ホット・ファズ」などのコンビ)。

 タンタンの冒険もさることながら、愛犬スノーウィの活躍もなかなかすごい。賢い犬である。親子で楽しめる作品かな。

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2012年10月13日 (土)

[映] イースター・ラビットのキャンディ工場

 お子様向けアニメだし、吹き替え版だったので、なんかなぁと言う感じではあるが、ジェームズ・マースデンが出ていたので。

Hop
 イースター島には、復活祭のキャンディを作る秘密の工場があった… イースターラビットは、息子イービーを次のイースターラビットにするため、引き継ぎの儀式を計画していたが、ドラマーになりたいイービーは島を脱出、単身ハリウッドへ。そこでフレッド出逢い、彼の家へ転がり込むが…

 まず、日本人としては、イースター自体に馴染みがない。イメージするのはカラフルな卵くらいで、フレッドがイースターラビットに憧れる気持ちが今ひとつわからず。サンタクロースみたいなものか?

 冒頭のキャンディ工場のシーンは、まるで「チャーリーとチョコレート工場」のシーンのよう(おそらく意識しているものと思われる)。次期イースターラビット(これって世襲制?)のイービーは、ドラマー志望なのだが、なんでドラマーなのかもちょっと不明。まぁ確かに格好いいけど。そして、なぜかハリウッドに飛び込み… と言う展開も意味不明。役者になりたいとかならわかるけど… 音楽もやっぱハリウッドなの?

 フレッドは、人生の目的を見つけられないでいる。定職についていないばかりか、仕事を始めても長続きしない。かといって、本当にやりたいことが特別あるわけでもないし、努力しているわけでもない。そんな彼が、イービーと出逢って、イースターラビットになりたいと言い出す。ますます意味不明。

 フレッド役にジェームズ・マースデン(アリー・マクビールのグレン・フォイや、X-MENのサイクロップスなど)。彼の父役にゲイリー・コール。母役にエリザベス・パーキンス。妹役にケイリー・クオコ(ビッグ・バン・セオリーのペニー)。イービーの声でラッセル・ブランド。イービーの父の声でヒュー・ローリー。デヴィッド・ハッセルホフが本人役で登場。イースター・ラビットの座を狙うひよこのカルロスの声でハンク・アザリア。

 お子様向けなのだろうが、キャストはなかなか豪華。イービーはとても可愛らしい。実写との合成もなかなかいい。イースターの知識があればもう少し楽しめたのか?? 

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2012年10月12日 (金)

[ド] Touch

 キーファー・サザーランド主演のドラマがWOWOWで始まった。24のジャック・バウアーとはまたひと味違った役柄だ。

Touch
 NYの元新聞記者マーティン。同時多発テロで妻サラを失ってから、転職を繰り返し、幼い息子ジェイクを男手一つで育ててきた。だが、全く言葉を話さない、無言症のジェイクは、触られることすら拒み、手を焼いていた。ある日、ジェイクは電波塔に登り、騒ぎを起こす。それが何度も続き、困り果てるマーティンだったが、ジェイクの行動には意味があった…

 マーティンは、空港で荷物係として働いているが、元は新聞記者だったらしい。妻を失ったことをきっかけに仕事を辞め、職を転々としているらしく、荷物係もやりたくてやっている仕事ではなさそうだ。

 ジェイクは数字に異様な執着を見せる。電波塔に登るのは決まって3時18分であることに気づいたマーティン、何か意味があるのではと考え始める。ジェイクの綴った数字に導かれたマーティンは、わからないなりに調べ始める。いろいろちりばめられていたピースが、最後に一つにつながる様子が面白い。#1では、日本も出てくる。

 マーティン役にキーファー・サザーランド。ジェイク役にデヴィッド・マズーズ。ソーシャルワーカーのクレア役にググ・バサ・ロー。

 無言症で表情もほとんど変わらないジェイク。息子と会話することも、抱きしめることもできないマーティンが、彼の数字を読み解くことで、息子を理解し始める。父子の物語でもある。

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2012年10月 9日 (火)

[映] リメンバー・ミー

 なんとも悲しいお話だ。

Remember_me
 NYの地下鉄を待つ母と娘アリー。そこへ現れるチンピラ2人組。電車が来る直前、母親に銃を突きつけ、金を要求するチンピラ。だがやってきた電車が停まり、難を逃れた… と思った直後、電車に乗ったチンピラの1人が、母親を射殺。現場にやってきた警官ニールは、変わり果てた妻の姿に呆然。
 10年後、青年タイラーは、6年前に兄を自殺で失い、心に傷を負っていた。ある日、友人と飲みに行った帰り道、喧嘩を仲裁しようとしたタイラーは、喧嘩をしていた男たちと共に逮捕されてしまう。その時の警官ニールの娘が、たまたま同じ大学に通うアリーだと気づいた友人にそそのかされ、彼女をデートに誘う。2人は同様の悲しい経験をしていることがわかり、次第に親密になるが…

 冒頭のシーンはかなりショッキングだ。だが、この作品の主人公は、アリーではなくタイラー。タイラーの兄の自殺については、語られるだけで描かれてはいない。

 タイラーの両親は離婚、幼い妹キャロラインは母と再婚相手と共に住んでいるが、実の父チャールズは子供達に無関心。自分はこんなに精神的に苦しんでいるのに、オヤジはなぜ仕事ばかりで子供達に無関心でいられるのかといらだつ。タイラーは幼い妹をとても大切にしていて、彼女がチャールズの癒やしになっている。

 アリーとタイラーは恋に落ちる。だが、近づいたきっかけを知ったニールは激怒。アリーにもバレていったんは破局。だがその後、いろいろあって、全てがいい方向へ向かっていた矢先に、あの事件が起こる… と言う結末だ。

 タイラー役にロバート・パティンソン。トゥワイライトシリーズのヴァンパイア、エドワードだ。アリー役にエミリー・デ・レイヴィン(LOSTのクレア)。ニール役にクリス・クーパー。タイラーの母役にレナ・オリン。父チャールズ役にピアース・ブロスナン。キャロライン役にルビー・ジェアリンズ(ナース・ジャッキーのグレイス)。チャールズの秘書役にケイト・バートン(グレイズ・アナトミーのエリス・グレイ)。アリーのママ役にマーサ・プリンプトン(グッドワイフの弁護士パティ・ナイホルム)。

 みんなの心の傷がやっと癒えかけたその時、タイラーはあの事件に巻き込まれる。たまたまそこにいたから。なんともやりきれない思いが残る作品だ。

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2012年10月 8日 (月)

夫婦で箱根

 前回行ったのは5年前の冬だった(らしい。ブログの記事見てわかった)。子供達もなんとかついてきたが、さすがに今回は上の子いないし、下の子も高校生となり、やむなく夫婦で行くことに。

 今回もまた、特に行きたい場所があるわけでもなく… ただ、新東名がまだ未体験だったので、そこを通ってみよう! と言う安易な企画。宿は強羅の近く。行きに沼津のNEOPASAで昼食、ガラスの森へ寄って、どこかで夕飯を済ませてから宿へ入ることに。

[NEOPASA沼津]
 ここは、海が見えると言うのがウリらしい。海の見えるレストランで昼食。確かに海は見える。テラスもあるし、開放的っちゃ、開放的だけど、うーん、曇っていた事もあり、正直あまり素晴らしい景色とも思えず。

眺望の良いレストランということで、お値段も少々お高め。お手頃なオムライスと豚丼を注文し、夫と半分ずついただく。

P1000300 デミグラスソースのかかったオムライスよりも、

P1000303 ネギ塩味の豚丼の方が、正直言うとうまかった…

P1000311 鐘のある展望塔(?)に登ってみたりするが、みんながゴンゴン鐘をつくので、少々うるさい。

いろいろ売っているので、お土産のお菓子をさっさと購入。美味しそうなパン屋さんがあったので、翌朝のパンも購入。

[ガラスの森]
 ガラスの透明感が好きだ。それがビーズ好きにもつながったように思う。「ガラスの森」って響きもいい。是非行ってみたいと思っていたのだが、到着して気づく。来たことあるじゃん… おそらく幼稚園の役員の旅行だったと思う。

P10003211
P10004021クリスタルガラスのススキ。写真だとあまりよくわからないが、晴れているとお日様の光でクリスタルがキラキラして、それはそれは綺麗。

P1000330 こんな風に一粒一粒くくりつけてある。大変な作業だろうなぁ。

P10003441 絵はがきになりそうな綺麗な展示にうっとり。

P10003651 ヴェネチアンビーズのネックレス。これは透明ではないので、個人的にはあまり好みではないのだが、配色はとっても綺麗。

P1000392 ショウケースの内側に映っているのがまた素敵。

何かお土産に買って帰ろうと思ったのだが、手頃な値段で欲しい物は皆無。昔来たときは、もっと買えそうなものがいろいろあったのになぁ、残念。

 思ったほど広くはなく、アッという間に見終わってしまう。まだ2時過ぎ。夕飯には早いし(早すぎ!!)、それならばと、翌日行くつもりだった箱根園へ。以前子供達と来たところだ。寄木細工のお店もちゃんとあった。だが、欲しがる子もいないし… 水族館へ入ろうかと思っていたのだが、箱根園の駐車場代金だけで1000円もとられてかなり引き気味。水族館ったって、それほど大きくないし… それならばと、駒ヶ岳ロープウェイに乗ろうと言う夫。往復で1050円ってどうよ… と躊躇していたら、夫がさっさとチケットを購入。

 晴れてれば富士山が見えたのだが、残念ながら曇り。それでも、頂上からの眺めはなかなか良かった。そして寒かった。

P1000450
 やっと夕方になり、夕飯を食べに行く。事前に石窯ピザの美味しいお店があると調べていた夫。「ラ・テラッツァ」と言うお店へ。なかなかおしゃれなお店で、テラスからは芦ノ湖が見渡せて素敵。ただ、もう暗くてよく見えなかったけどね…

 ピザはもちもちの生地で本当にうまかったが、もち豚のトマトソースパスタも素晴らしくうまかった。写真を撮ろうと思っていたのに、気づいたら残り少なくなっていた(^o^;。

P10004831 やっぱマルゲリータだね~、トマトソースといい、バジルといい、もちもちの生地といい、絶妙で本当にうまかった。

P10004811 4種のチーズピザ。チーズが引き立っていた。これもうまかったが、さすがにこの大きさだと、ピザ2枚は少々つらい。

P10004871 もち豚のトマトソースパスタ。気づいたらもうこんな状態に… 豚肉のうまみなのだろうか、ソースがとにかく絶品。生パスタにもよく合い、絶品だった。

 翌日は雨。のんびりホテルを出発。道の駅箱根峠へ行ってみようと思ったのだが、特に何もないのでそのままスルー。NEOPASA清水でお昼を食べ、静岡にも寄って、さっさと帰宅。

 NEOPASAって、あれだけテレビで宣伝しているせいか、かなりの混みよう。どんなすごいところなのかと期待度大だったのだが、思っていたより狭い。まぁ、そんなもんか。とりあえず、温泉にも入ったし、のんびりできた。

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[映] マージン・コール

 リーマンショック直前の物語。金融関係の知識が全くないので、詳しい状況はよくわからないのだが、こういうのをきっかけにリーマンショックに陥ったんだなと言うのだけはわかった(^o^;。

Margin_call
 NYのある大手投資銀行。大規模なリストラが行われ、リスク管理部門の責任者デールは、ある日突然解雇されてしまう。直前まであることを調べていたデールは、資料の入ったUSBを部下ピーターに託す。内容が気になったピーターは、夜遅くまで分析。その結果、重大な事実がわかり…

 デールが分析していたものを、ピーターが引き継ぎ、重大な事実を知ってしまう。それは、担保として得た大量の物件が値崩れをしていて、その損失額が総資産を上回ってしまうと言うもの。えぇ~、そんな大変なこと、なんで今まで気づかなかったの~と、素人は思うのだが、そういうものなのだろうか??

 全く知らなかった上司、うすうす気づいていたが、信じようとしなかった重役。その対策として、大量の不良物件を全部売ってしまえ~と言う重役。自分の財産だけ守れればいいやと言う人である。でもそれをすることによって、実際に担当した部下たちはおそらく信用を失い、今後、この業界で仕事をすることはできないだろう。それがわかっていながらも、そう指示せざるを得ない中間管理職。

 デール役にスタンリー・トゥッチ。ピーター役にザッカリー・クィント(ヒーローズのサイラー)。ピーターの先輩ウィル役にポール・ベタニー。そのまた上司役にケヴィン・スペイシー。その同僚(?)役にデミ・ムーア。彼らの若き上司役にサイモン・ベイカー(メンタリストのパトリック・ジェーン)。ピーターの同僚役にペン・バッジリー(ゴシップ・ガールのダン・ハンフリー)。彼らの上司(社長??)役にジェレミー・アイアンズ(ボルジア家のロドリゴ・ボルジア)。

 「カンパニー・メン」にもちょっと似ているが、こちらの方が地味。社会派サスペンスと言うことだが、あまりハラハラ感はない。重大な事実に気づいた社員は早々に解雇されていたが、急遽呼び戻される。上層部の立場はしっかり守られるが、下っ端は都合良くリストラされる。この会社は、ヤバいものは人に押しつけてしまって、なんとか生き残るのかもしれない。だが、それを押しつけられた他の会社は、被害を被るのだろう。これがリーマンショックなのか。

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2012年10月 6日 (土)

[映] ランナウェイズ

 実は予備知識ゼロで見た。クリステン・スチュワートの役、なんかジョーン・ジェットに似てるなぁと思ったら、そうだった(^o^;。70年代、まだ10代のジョーン・ジェットがデビューするきっかけになったバンド、ランナウェイズを描いた作品だ。

Runawaysm
 1975年、LA。ギター好きの少女ジョーンは、エレキギターを習おうとするが、女の子にエレキは教えないと門前払い。独学でギターを学ぶ。そんなある日、クラブで敏腕プロデューサー、フォーリーを見かけたジョーンは、自分を売り込むことに成功。フォーリーは、ハードロックのガールズバンドを企画。クラブでセクシーなブロンド美少女シェリーをスカウトし、「ザ・ランナウェイズ」を結成。下積みツアーで実力を付け、ついに日本でのコンサートにこぎ着ける。だが、酒やドラッグによって体調を崩すシェリー。さらに、シェリーばかりが雑誌に取り上げられたことから、仲間割れしてしまい…

 私は、80年代のジョーン・ジェットしか知らないのだが、とにかく格好良かった。細身の体に革ジャン、ギターをガンガン弾いてハードロックを演奏する女性。男に媚びない感じも良かったし、曲も演奏も格好良かった。

 そんな彼女が、70年代、若干15歳の頃に結成したのがこのランナウェイズらしい。知らなかった(^o^;。で、実際のランナウェイズはこんな感じらしい。

Runaways
 確かに、感じは似ている。YOUTUBEの映像なんかで見ると、映画版の彼らもなかなか良い線行っていると思う。演奏はどうか知らないが、歌は彼らが本当に歌っているようだ。

 ジョーン・ジェット役にクリステン・スチュワート。シェリー役にダコタ・ファニング。バンドメンバーの役でアリア・ショウカット(「ブルース一家は大暴走」のメイビー)。フォーリー役にマイケル・シャノン。シェリーのママ役でテイタム・オニール。久しぶりに見た。

 映像で見る限りだと、シェリーの雰囲気はダコタ・ファニングよりもう少しキレのある感じが良かったのかなぁとも思う。ダコタは少々柔らかい感じなのだが、実物はもっとシャープな感じだ。

 ガールズバンドは難しいね。女が集まると何かと大変だ。特に若い時は、いろいろもめるもので、長く続かなかったのも無理はないと思う。酒やドラッグにおぼれるのもありがち、そういうのがバンドのイヤな部分でもある。

 ジョーン・ジェットは今でもミュージシャンとして活動しているが、シェリーは、その後全く違う道へ進んだらしい。確かに、向いていない人もいるだろう。若い頃の貴重な体験ってとこかな。

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2012年10月 5日 (金)

[映] アリス・クリードの失踪

 登場人物3人、舞台も、ほぼ密室なのだが、なかなか面白い。イギリスの作品。

Dissappearance_of_alice_creed
 黙々と準備をするヴィックとダニー。首尾良く女性を拉致した2人は、準備した部屋に彼女を監禁。全裸にしてその日の新聞と共に写真を撮影し、父親に送りつける。女性はアリス、富豪の令嬢。身代金目的の誘拐。さらに、アリスが父親に金を払って欲しいと懇願するビデオを撮影し、父親に金を要求。恐怖に震えるアリス。だが、ダニーが1人で見張りをしている時、スキを見て彼の銃を奪うアリス。だが、ダニーはあることを打ち明ける…

 冒頭シーンでは、全くセリフもなく、黙々と準備をする男2人。何をしているのかと見ていると、どうやら誘拐の準備をしているらしいことがわかる。そして女性を拉致。準備した部屋に連れ込み、全裸にしてベッドに手足を縛り付ける。猿ぐつわ、頭に袋をかぶせられているので、何も見えず、ただ恐怖におびえるアリス。

 次第に様子がわかってくる。アリスはどうやら富豪の娘らしいのだが、その身なりや、態度からして、親に勘当されている身らしい。それでも、金を払わなければ殺されるからと、親に要求を飲むよう懇願するアリス。ここまでは普通の誘拐事件だ。

 だが、逃げようと銃を奪ったアリスは、ダニーに銃を向ける。ここから、展開が全く読めなくなる。予測不能のストーリーがスリリングだ。

 

ダニー役にマーティン・コムストン。ヴィック役にエディ・マーサン(刑事トム・ソーンのソーンの上司)。アリス役にジェマ・アータートン。登場人物はこの3人のみ。

 ほんの数分、外のシーンがあるが、あとはほぼ密室での心理戦。イメージとしては、「レザボア・ドッグス」を、もうちょっと素人っぽくした感じかなぁ。途中で何度も「え~??」、「マジ~!?」、「なんで~??」、「こいつバカ~!!」と言った気がする。想像していたより面白かったので、ちょっとうれしい。

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2012年10月 4日 (木)

[映] モンスター上司

 困った上司をなんとかしようとする男たち3人の物語。どうせBだろうと思っていたのだが、なかなか面白い。どこにもいるよね、困った上司。

Horrible_bosses  金融マンのニックは、上司デイヴからの昇進をにおわせる話をされ、彼のためにせっせと働いたが、なんとそのポストをデイヴが兼務すると言い出す。話が違うと怒るニック。友人デールは歯科助手として女性歯科医ジュリアの元で働いていたが、度重なるセクハラに閉口。もう1人の友人カートは、中小企業で働き、誠実な社長を慕っていたが、なんと彼が急死。後継者となったバカ息子のボビーがカートの上司となり、振り回されてしまう。ニックとデール、カートは、上司たちをなんとかしようと相談し…

 まぁ、変な上司ってどこへ行ってもいるんだなと思う(^o^;。友達と飲みに行って、互いの上司の悪口で盛り上がるってのはよくある話だ。だが、彼らは、それなら上司を排除すればいい=殺そうと言う話に展開してしまう。かなりあっけなくここに発展するからすごい。

 さらに、彼ら、殺そうと言ってる割には、どうにも脳天気である。上司の行動パターンを知るために、夜集まって張り込みしたり、自宅に忍び込んだりするわけだが、彼らはなんとも楽しそう。学生の夜遊びみたいだ。

 だが、いざ殺害ということになった途端、「やっぱ無理」と言い出す。どうやら彼ら、殺人計画ごっこを楽しんでいただけのようで、誰も本当にやるとは思っていなかった様子。まったく、いい大人が何やってんだか… と思っているうちに、事件が発生。思わぬ方向へ話が展開してしまう。

 ニック役にジェイソン・ベイトマン(ブルース一家は大暴走のマイケル・ブルース)。デール役にチャーリー・デイ。カート役にジェイソン・サダイキス(30ROCKのフロイド)。ニックの上司デイヴ役にケヴィン・スペイシー。デールの上司ジュリア役にジェニファー・アニストン(フレンズのレイチェルね)。カートの上司ボビー役にコリン・ファレル。その父役にドナルド・サザーランド。この3人組に殺人方法を伝授する(?)男役にジェイミー・フォックス。デイヴの妻役にジュリー・ボーウェン(Edのキャロル、モダンファミリーのクレア)。

 脇に豪華キャストを据えてのこの3人が主役って、なんだかすごい。おバカな男たちのお馬鹿な騒動だが、何かと笑えるシーンあり。意外と楽しめた。

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2012年10月 3日 (水)

[映] ハンガー・ゲーム

 あまり人気ないようなので、どうかなぁと思っていたのだが、予告を見る限りでは面白そうだったので見に行ってみた。なかなか楽しめた。すでに続編も決まっているらしい。

Hunger_games
 独裁国家パネムは、最先端都市キャピトルと、12に別れた奴隷地区とで構成されていた。国民を完全服従させるため、見せしめとして年に1度、ハンガーゲームが行われる。各地区から12~18歳の男女1人ずつ、計24人がプレイヤーとして選出され、最後の1人になるまで闘わせると言うサバイバルゲーム。その一部始終が生中継され、キャピトルのエリートたちには娯楽となっていた。
 第74回ハンガーゲームが開催される。森の近くに位置する第12地区では、12歳の少女プリムローズが選ばれるが、16歳の姉カットニスが身代わりとなって志願。男子は同級生のピータが選ばれる。2人はキャピトルに移動し、スタイリストの指示を受け、ゲームに備えることに。そしてついにゲームは始まった…

 どうも、「バトルロワイヤル」と似ているそうで、日本では不評なようだが、幸いにも私は見ていないので、今回、新鮮な気持ちで見ることができた。

 キャピトルと、奴隷地区の生活水準は雲泥の差だ。奴隷地区は、かなり貧困な労働者たちであり、原始的な生活をしているのに対し、キャピトルは近未来的だ。奴隷地区で何も知らずに育ったカットニスたちは、キャピトルに連れてこられて初めて見るものに驚く。単純に驚いて少々はしゃぐピータに対し、カットニスはこれから起こることを考えて、努めて冷静に振る舞っている。カットニスは、身体能力だけでなく、頭も切れる。森で育ったので、サバイバルもお手の物だ。

 12歳~18歳って、年齢設定はどうかと思う。だって18歳の青年に、12歳の少女が勝てるはずがない。不公平じゃんと思ったのだが、そもそも公平などということは考えられていない。サバイバルゲームではあるが、みな平等に扱われるワケではなく、人気のあるプレイヤーにはスポンサーがつき、支援を受けられるのだ。殺し合いと言う点を除けば、アメリカで最近流行のリアリティ番組のようである。

 カットニス役にジェニファー・ローレンス。このゲームの司会者にスタンリー・トゥッチ。第12地区の選出係(?)役にエリザベス・バンクス。教育係にウディ・ハレルソン。スタイリストにレニー・クラヴィッツ。ピータ役にジョッシュ・ハッチャーソン。カットニスの母役にポーラ・マルコムソン(デッドウッドのトリクシー)。大統領役にドナルド・サザーランド。他のプレイヤー役にレヴィン・ランビン(サラ・コナークロニクルズのライリー、グレイズ・アナトミーのスローン)、イザベル・ファーマン(「エスター」のエスター)。

 チームを組んで敵を減らそうとする者、単独で身を隠す者、ずる賢い者など、いろいろなプレイヤーがいて、少しずつ数が減っていく。殺されそうになれば反撃して相手を倒すこともあるが、自ら率先しては殺しに行かないカットニス。妹のようにかわいがっていたルーを殺され、哀しみに暮れるが、すぐに立ち直る。そして観衆の関心を一身に集める。

 独裁国家が、奴隷たちを服従させるため、このようなゲームを毎年行っていると言う設定だが、今回のゲームで起こった予想外の出来事が、この国家自体の存続に関わるのかなぁと想像する。つまり、この作品は序章に過ぎない気がする。続編も期待したい。

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[映] ブリッツ

 イギリスが舞台の犯罪サスペンス。アクションも満載だ。

Blitz
 スコットランドヤード、サウスロンドン署の刑事ブラント。腕利き刑事ながら、その行き過ぎた暴力がマスコミに取り上げられ、非難の的に。停職処分をくらう。だが、警官が銃殺される時間が発生、連続殺人事件に発展。急遽呼び出されたブラントが捜査にあたることに。一方、犯人はブリッツと名乗り、マスコミに接触していた…

 アメリカにはこの手の作品たくさんあるけど、こちらはイギリスの作品。ひと味違った犯罪サスペンスだ。

 ブラントは少々暴力的だ。イメージはダーティ・ハリーだが、彼のように銃を撃ちまくると言うよりは、腕っ節の強さを見せるアクション。早くから容疑者を見つけるのだが、証拠が見つからずやむなく釈放。その後の結末がなかなか痛快だ。

 ブラント役にジェイソン・ステイサム。新任署長代理ナッシュ役にパディ・コンシダイン。犯人ブリッツ役にエイダン・ギレン。新聞記者ダンロップ役にデヴィッド・モリッシー(刑事トム・ソーン)。

 犯人の動機は少々甘い。それに、一度釈放された後、どう考えたってマークされているハズで、直後にまた犯罪を犯そうとするのはちょっと無理がある気もする。それでも、チョイワルな感じのジェイソン・ステイサムのアクションは見応えある。上司がゲイというのも面白い設定だ。周りからの嫌がらせも何のその、開き直っている感がいい。初めは全く正反対で対立しそうに見えたこの2人、意外といいコンビだ。殺害シーンが出てくるのでPG12。ブラントの周りにこびない姿は見ていて気持ちいい。

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2012年10月 2日 (火)

[映] カウボーイ&エイリアン

 カウボーイとエイリアンってどういうこと?って感じで、実は劇場にも行く気なかったし、全く期待していなかったのだが、これ、なかなか面白い。

Cowboys_aliens
 西部開拓時代のアリゾナ。男は荒野で目を覚ます。脇腹に傷、腕には金属製の腕輪がはまっているが、それが何か全く見当もつかない。記憶を失っている男は、とある街にたどり着くが、指名手配犯ロネガンであることがわかり、留置場へ入れられてしまう。だが裁判所へ移送される直前、何者かが空から現れ、街を爆撃。そして人々を拉致していく。とっさに、腕の装置で反撃するロネガン。それは青い閃光を放つ強力な武器だった…

 この男ロネガンは、とにかく腕っ節は強い。指名手配犯とのことだが、本当に悪人なのかどうかはよくわからない。自分が何者かもわからないロネガンだったが、次第に記憶を取り戻し、エイリアンたちに自分も拉致されていたこと、相手の隙をついて逃げ出してきたこと、その際、腕輪をはめてきたことを思い出す。

 街の有力者ダラーハイドは、牛飼いであり、彼らがカウボーイだろう。街を牛耳っている実力者なのだが、金物のを言わせてやりたいことをやっている感じの、嫌な男だ。息子は、まさに金持ちのバカ息子という感じで、街でも暴れ放題だが、ロネガンにコテンパンにやられる。

 ダラーハイドの存在を苦々しく思いながらも、なんとか街を良くしようと頑張る誠実な保安官、バカ息子にいびられている医者兼酒場のオーナーなど、西部劇でお馴染みのキャラクターたち。彼らが、エイリアンという共通の敵に立ち向かうことで結束する。普通の西部劇ではなかなか見られない光景である。エイリアンが、金を求めてやってきたと言うのも面白い。

 ロネガン役にダニエル・クレイグ。今が旬の言わばイケメンアクションスター。そして、ダラーハイド役にハリソン・フォード。一昔前のイケメンアクションスターである。彼らの対立が、協力体制に変わるのが見所。ダラーハイドのバカ息子役にポール・ダノ(リトル・ミス・サンシャインのドゥウェイン)。善良な神父役にクランシー・ブラウン。ロネガンに協力を求める謎の美女役にオリヴィア・ワイルド。保安官役にキース・キャラダイン(デクスターのフランク・ランディ、デッドウッドのワイルド・ビル)。ダラーハイドの右腕役にアダム・ビーチ。医者兼酒場のオーナー役にサム・ロックウェル。ロネガンのかつての手下役にウォルトン・ゴギンズ(シールドのシェーン)。保安官の孫役にノア・リンガー(エアベンダーの彼だね!!)

 共通の敵が現れたことで、敵対していた者たちが結束する。共通の目的に向かって協力し合う。そして、その敵を倒した後、なぜか今までの憎しみなどが消え、みな優しい気持ちになっているところに注目したい。そう、みんなが少し優しい気持ちになって、相手を思いやるようになれば、平和になるんだよ。

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2012年10月 1日 (月)

カホン

 友達が、カホンを買ったと言う。カホンってなに?? と思って見に行くと、一見椅子のような、「木の箱」である。ん? これ、なに? と聞くと、打楽器だと言う。たたくと、確かにドラムのような音がする。バンドでさっそく使ってみたりして、なんだかすっかり欲しくなってしまう。また悪い癖が…。

 ちょっと調べてみると、"Cajon"と書くらしく、ペルーの楽器らしい。4000円くらいのものから、6万円くらいの物まである。メーカーもいろいろあるし… でも肝心なのは音。あとデザインも… と探していると、どうやら中のしくみによって音が違うらしいとわかる。打面の裏に、ギター弦が張ってあるタイプと、スナッピーというのが貼ってあるタイプがあるらしく、音が違うらしい。単純に高ければいいってもんじゃないとなると、やっぱり実際にたたいてみて決めたい。

 静岡パルコの島村楽器に売っていると聞き、さっそく行ってみる。だが残念なことに、3つしか置いてない!! たくさん置いてあったそうなのだが、どうやら相次いで売れてしまったとのこと。とりあえず3つをたたき比べてみた感じだと、ギター弦が張ってあるタイプの音の方が、私好み。店員さんに、ギター弦の張ってあるタイプで、予算はこれくらいで、できればデザインのおしゃれなのがいいな~と相談すると、すぐにカタログで探してくれた。

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 店員さんが勧めてくれたのは、DGというメーカーのもの。打面のデザインがとってもおしゃれだ。

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 打面の裏には穴が空いており、そこから中を覗くと、確かにギター弦が張ってある。さらにこれは、マジックテープで貼ってあるので、これをはがすと、また違った音色が楽しめると言う。元のお値段4万円近いらしいのだが、円高の影響で24000円ほどで購入できた(^o^)。

 さっそくたたいてみよう! これなら自分にもできるかもと興味津々の夫。ドラマーの下の子も使うかな。ただの椅子にならないように、頑張って練習しよう…

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[映] 復讐捜査線

 久しぶりのメル・ギブソンheart02にワクワクしたのだが、とっても悲しい物語だった…

Edge_of_darkness
 久しぶりに帰省した娘エマと再会した父トーマス・クレイヴン。だが、なぜか体調不良のエマ。病院へ連れて行こうとした矢先、エマは自宅前で何者かに銃殺されてしまう。突然の事に呆然とするトーマス。彼がボストン市警殺人課の刑事であることから、恨みを持つ何者かに狙われ、身代わりでエマが殺されたものと考えられる。だが、全く身に覚えの無いトーマスは、エマの持ち物を調べ始める。すると、彼女が強大な陰謀に関わっていたことが判明、トーマスも命を狙われるように…

 ものすごくスリリングな展開だ。平穏なシーンから突然激しい暴力的なシーンに切り替わる。その静と動の切り替えが実に見事。冒頭のエマが殺されるシーンは実にショッキングだ。

 最愛の1人娘を失ったトーマスだが、淡々と調査を開始。エマが何に関わっていたかが次第にわかる。人前では虚勢を張るトーマスも、娘を思い出す場所、思い出す物を見るたびに、哀しみに襲われる。

 トーマス役にメル・ギブソン。ずいぶんと頭が薄くなってしまったねぇ… それともこれは役作りなのか?? エマ役にボヤナ・ノヴァコヴィッチ。エマが働いていた研究所の所長役にダニー・ヒューストン。トーマスの相棒役にジェイ・O・サンダース。そして裏でまずい自体をもみ消す男役にレイ・ウィンストン。彼がなかなか良い味を出している。エマの仲間役にカタリーナ・スコーソン(プライベート・プラクティスのDr.アメリア・シェパード)。

 トーマスに味方はいない。エマの仲間たちは、殺されることを恐れてなかなか本当のことを話そうとしない。やっと少し聞き出したかと思うと、すぐに殺されてしまう。これが実に巧みで、素早いので、本当に怖い。相棒すら味方になってくれない。これは本当につらい。

 失意の男の復讐劇だ。しかも、ベテラン刑事である。洞察力鋭く、動きも機敏。巨大な組織を相手に1人立ち向かう。哀愁漂う結末。悲しい物語だが見応えは充分だ。

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