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2012年10月 1日 (月)

[映] 復讐捜査線

 久しぶりのメル・ギブソンにワクワクしたのだが、とっても悲しい物語だった…

Edge_of_darkness
 久しぶりに帰省した娘エマと再会した父トーマス・クレイヴン。だが、なぜか体調不良のエマ。病院へ連れて行こうとした矢先、エマは自宅前で何者かに銃殺されてしまう。突然の事に呆然とするトーマス。彼がボストン市警殺人課の刑事であることから、恨みを持つ何者かに狙われ、身代わりでエマが殺されたものと考えられる。だが、全く身に覚えの無いトーマスは、エマの持ち物を調べ始める。すると、彼女が強大な陰謀に関わっていたことが判明、トーマスも命を狙われるように…

 ものすごくスリリングな展開だ。平穏なシーンから突然激しい暴力的なシーンに切り替わる。その静と動の切り替えが実に見事。冒頭のエマが殺されるシーンは実にショッキングだ。

 最愛の1人娘を失ったトーマスだが、淡々と調査を開始。エマが何に関わっていたかが次第にわかる。人前では虚勢を張るトーマスも、娘を思い出す場所、思い出す物を見るたびに、哀しみに襲われる。

 トーマス役にメル・ギブソン。ずいぶんと頭が薄くなってしまったねぇ… それともこれは役作りなのか?? エマ役にボヤナ・ノヴァコヴィッチ。エマが働いていた研究所の所長役にダニー・ヒューストン。トーマスの相棒役にジェイ・O・サンダース。そして裏でまずい自体をもみ消す男役にレイ・ウィンストン。彼がなかなか良い味を出している。エマの仲間役にカタリーナ・スコーソン(プライベート・プラクティスのDr.アメリア・シェパード)。

 トーマスに味方はいない。エマの仲間たちは、殺されることを恐れてなかなか本当のことを話そうとしない。やっと少し聞き出したかと思うと、すぐに殺されてしまう。これが実に巧みで、素早いので、本当に怖い。相棒すら味方になってくれない。これは本当につらい。

 失意の男の復讐劇だ。しかも、ベテラン刑事である。洞察力鋭く、動きも機敏。巨大な組織を相手に1人立ち向かう。哀愁漂う結末。悲しい物語だが見応えは充分だ。

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