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2012年12月13日 (木)

[映] ツリー・オブ・ライフ

 今年のアカデミー賞に、3部門ノミネートされていたので、気になっていた作品なのだが、はっきり言ってよくわからなかった…

The_tree_of_life
 母親の元に、次男が亡くなったと言う知らせが届く。連絡を受けて、失意に暮れる父親… 50年代のアメリカ。愛し合い結婚した男女は、やがて3人の男の子を次々と授かる。子供達はすくすくと成長し、幸せなひとときを過ごしているように見えたが…
 父と同じくらいの年齢になった長男は、子ども時代を回想し、厳格だった父、優しかった母、そして若くして亡くなった弟と過ごした日々を思い出す…

 とても宗教的な作品だ。50年代に結婚し、子どもを授かって育てている夫婦。一見、幸せな家族に見えるが、厳格な父親は執拗に長男につらく当たる。しつけなのか、当たり散らしているだけなのか、ちょっと区別がつかない。だが、彼は子どもをとても愛しているようでもある。

 一家のホームビデオのような断片的な映像の合間に、現代と思われる、父親と同じ年頃になった長男の映像が挟まれている。彼が昔を振り返っているようにも見える。だが、彼が何者で、何をしているのかは全くわからない。ただわかるのは、父への複雑な思いを抱えているらしいこと、若くして亡くなった弟について思い出していること。

 さらに、宇宙で地球が誕生し、生命が誕生し進化していく映像も挟まれている。とても神秘的な映像であり、詩的なナレーションも相まって、不思議な作品に仕上がっている。

 父親役にブラッド・ピット。母親役にジェシカ・チャステイン。大人になった長男役にショーン・ペン。

 プールでおぼれて死んでしまう少年、火災で火傷を負ってしまう少年。いろんな子供達がいるが、生き残った者はみんなたくましく生きている。命はつながっている。そういうことがいいたいのか?? 映像はなかなか美しいが、だから何? と言いたくなるようなストーリー。ちょっと期待はずれだったが、確かにフランスでウケそうな作品である。

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コメント

セレンディピティさん
これ、好き嫌い分かれますね。私は苦手です。ショーン・ペンの存在意義が全くわかりませんでした。

投稿: マイキー | 2012年12月17日 (月) 20:55

う~ん、たしかにわかりにくい作品でしたね。
監督が伝えたいことが、ちゃんと理解できたのか
正直ちょっと自信がない…。
見た側が好きなように受け止めれば
いいのかもしれないけれど。
映像は美しかったですね。

この作品、一人で見に行ってよかったです。
夫につき合わせたら、絶対にブーイングだったと思う。(笑)

投稿: セレンディピティ | 2012年12月17日 (月) 14:30

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