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2013年2月17日 (日)

[映] ペイド・バック

 かつて、イスラエルの秘密諜報機関モサドのメンバーだった3人の物語。過去と現在が交互に描かれ、少しずつ真相が分かっていくサスペンスだ。

The_debt
 1966年、イスラエルの空港に、秘密諜報機関モサドの若きメンバー3人が降り立つ。任務を終えて帰還したのだった。
 30年後、メンバーの一人、レイチェルの娘は、母の話を元に、彼らの任務について本にまとめて出版することに。出版記念パーティで、文章の一説を読み上げるレイチェル…
 レイチェルとデヴィッド、ステファンの3人は、ユダヤ人収容所で残酷な生体実験を行なった外科医、ヴォーゲルを捕まえるという任務につくため、1965年、東ドイツに潜入。ヴォーゲルを捕えたものの国外に連れ出すのに失敗。アパートの一室に監禁していたが、逃亡されそうになり、レイチェルはヴォーゲルを射殺。帰還した3人は英雄となった。だがそれは真実ではなかった…

 現在のレイチェル役にヘレン・ミレン。デヴィッド役にキアラン・ハインズ。ステファン役にトム・ウィルキンソン。若きレイチェル役にジェシカ・チャステイン。デヴィッド役にサム・ワージントン。ステファン役にマートン・ソーカス。ヴォーゲル役にイェスパー・クリステンセン。

 英雄でありながら、なぜかどこか浮かぬ表情のレイチェル。娘の出版記念パーティでも、喜ぶべきところにもかかわらず、心から喜んでいない様子。そしてデヴィッドの自殺。彼らに何があったのか? それが次第にわかってくるのだが、その過程がとても興味深く、スリリング。

 ヘレン・ミレンが、かつて諜報員だったという設定はどうかとも思ったのだが、そういえばREDでも格好いい役やってたもんね。なかなか似合うのだ。

 悲しき諜報員の物語であり、悲しき三角関係の物語でもある。ただ唯一納得がいかなかったのは、30年もたったのに、レイチェルが娘にも嘘をつき通したこと。真実を話して本にしても良かったんじゃないかと思った。真実を隠し続けることの大変さが描かれている。

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コメント

セレンディピティさん
良かったですよねぇ、見せ方うまかったですよね!!

クィーンは、なんだか誰も似てなかったですが(^o^;、かえってその方が良かったのかもと思いました(^o^;。女王の苦労なんて、誰にもわかりっこないですが、少しわかった気がします。

投稿: マイキー | 2013年2月21日 (木) 10:30

こんばんは。先にTB失礼しました。
この作品、思わぬ拾い物といった感じで
とてもおもしろかったです。
過去と現在をうまく交錯させて、真相を少しづつ
見せるのがうまかったですね。ハラハラしました!

↑ 記事にしていませんが、クイーンもよかったですね。
ブレアがクイーンに魅了されて、
少しづつ変わっていくところもよかったな。^^

投稿: セレンディピティ | 2013年2月20日 (水) 22:35

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