« [映] グッド・ドクター 禁断のカルテ | トップページ | [映] アウトロー »

2013年2月 9日 (土)

[映] ニュー・ワールド

 テレンス・マリック監督による、ポカホンタスの物語。なるほど、「ツリー・オブ・ライフ」っぽい映像だ。こちらはもっとわかりやすい。

The_new_world
 1607年。新天地開拓を目的に英国を出航した船は、苦難の末、北アメリカのヴァージニアに漂着する。だが、この地には先住民たちが暮らしていた。反逆罪で裁かれることになっていたジョン・スミス大尉は、ニューポート船長から、先住民との交渉役に任命される。だが、先住民達に捕らえられたスミスは、処刑されそうになるが、王の末娘ポカホンタスによって救われる。やがてスミスとポカホンタスは恋に落ちるが、先住民と開拓者たちの間で戦闘になり…

 先住民ポカホンタスと、入植者ジョン・スミス、そしてジョン・ロルフという2人の男の物語だ。

 全く違った環境の2人が惹かれ合い、愛し合う。わかる気がする。だが、お互いのしがらみから結ばれることなく別れることとなる。

 そして、再び出会いがある。今度は、最愛の者を亡くした者同士となった2人。最初の出会いとは、ちょっと違う。それでも、全力で愛するロルフに対し、なかなか心を開けないポカホンタス。それでも彼女を愛するロルフって紳士だわ。

 ジョン・スミス役にコリン・ファレル。ジョン・ロルフ役にクリスチャン・ベール。ポカホンタス役にクオリアンカ・キルヒャー。船長役にクリストファー・プラマー。王役にオーガスト・シェレンバーグ。スミスとやりあうウィングフィールド役にデヴィッド・シューリス(ハリー・ポッターのルーピン先生)。

 利己的な入植者たちがやってきたことで、純真で清らかなポカホンタスは楽園を追われてしまう。先住民と入植者の愛の物語であると同時に、ニューワールドを汚すことにより国が始まったという、アメリカ建国の物語でもある。

 マリック監督の映像が美しい。イギリス人たちに人生を翻弄されたポカホンタス。それでも、最後には幸せをつかんだと思いたい。ポカホンタス役のクオリアンカ・キルヒャーが素敵だった。

|

« [映] グッド・ドクター 禁断のカルテ | トップページ | [映] アウトロー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: [映] ニュー・ワールド:

« [映] グッド・ドクター 禁断のカルテ | トップページ | [映] アウトロー »