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2013年2月24日 (日)

[映] マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

 鉄の女と呼ばれた、元英国首相、マーガレット・サッチャーの伝記。娘キャロルが、認知症である母について書いた回顧録がベースになっているらしい。去年のアカデミー賞で、メイクアップ賞と主演女優賞を受賞。

Theironlady
 元英国首相マーガレット・サッチャー。夫デニスはすでに他界しているにもかかわらず、彼の幻影に語りかける彼女の中では、現在と過去が交差する…
 雑貨商の家に生まれたマーガレット。オックスフォードを卒業後、市長であった父の影響か、若くして政治の世界を志す。だが、初の下院議員選挙で落選。その時励ましてくれた優しい青年実業家デニスからプロポーズされOKするが、家事で一生を終えるつもりは無いと宣言。そんな彼女を受け入れたデニスと結婚、双子に恵まれ幸せな家庭を築く。
 政治家としても順調に進み、ついに初の女性首相に。失墜した英国を再生するために全力を尽くすが…

 エリザベス女王の時も思ったのだが、本当に強い人である。周りからどう思われようと、なんと言われようと、自分の考えを貫く。正しいと信じたことをやり抜く。そうやって、落ちぶれた国を復活させた人である。

 今よりもさらに男性社会であった時代のこと。女だというだけで不利な時代である。さぞ大変だったと思うのだが、そんなことを全く苦にしている様子もなく、毅然と振る舞う。「行かないで~」と言う子供達の姿を尻目に、仕事に向かう姿はたくましい。だが、後ろ髪引かれる思いもあっただろう。

 マーガレット役にメリル・ストリープ。根本的に顔の作りは全く違うと思うのだが、なかなかうまい具合に似せている。話し方もかなり練習したようだ。夫デニス役にジム・ブロードベント。娘キャロル役にオリヴィア・コールマン(セレブになりたくて~サイモンの青春日記~のサイモンのママ・デビー、ドクターフーのローズのママ)。面白いことに、議長のジェフリー・ハウ役にアンソニー・ヘッド。彼、「リトル・ブリテン」では首相役をやっている(^o^;。

 彼女も、人生を国に捧げた人だ。家族を犠牲にしたと言う思いも多少あるのかもしれない。彼女がいなかったら、今、英国はどうなっていたんだろう。

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