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2013年2月 8日 (金)

[映] グッド・ドクター 禁断のカルテ

 青年医師が道を踏み外してしまうというサスペンススリラー。オーランド・ブルームが、今までのイメージとはだいぶ違う役を演じている。

Good_doctor
 青年医師マーティンは、フェローを目指す研修医。だが、働き始めた病院では、看護師とうまくいかず、失敗続き。過酷な労働環境で身も心も疲れはてていた。そんなある日、腎盂腎炎で入院した女性ダイアンの担当になり、彼女や家族から信頼されたことで自信をつける。さらに、彼女に恋するようになってしまう。彼女が退院したあと、家族から夕食に招かれ、喜んで駆けつけるが、なんとダイアンは不在。がっかりしたマーティンは、バスルームで彼女の抗生剤を見つけ、中身を砂糖と入れ替えてしまう。感染症がぶりかえし、再び病院に入院したダイアンを献身的に診る一方、夜な夜な点滴に混ぜものをするマーティン… 彼女を手放したくないためにとった行動だったが…

 マーティンの行動は、ストーカーに近い。患者に好意を持ってしまったマーティンは、回復した病が再びぶり返すように仕組んだばかりか、入院中もなにやら点滴に混ぜものをして回復を遅らせる。いつまでも自分を頼ってくれるという訳だ。

 ふとしたことから道を踏み外してしまうマーティンだが、これ、家族から夕食に招かれなければ、こうはならなかったのかとも思う。ううむ… でも、今回なくても、いつかこうなったよね、こういう人は。

 マーティン役にオーランド・ブルーム。ダイアン役にライリー・キーオ。看護師テレサ役にタラジ・P・ヘンソン。看護師ジミー役にマイケル・ペーニャ。ドクター・ウェイランズ役にロブ・モロー(懐かしいね、たどりつけばアラスカのジョエル、Numb3rsのドン)。ダイアンの母役にモリー・プライス。父役にウェイド・ウィリアムズ(プリズン・ブレイクのベリック)。クラウス刑事役にJ・K・シモンズ(OZのシリンガー)。

 一見、善良そうな青年医師。フェロー(専門医)を目指す、熱心そうな医師である。だが、最初からなんだかちょっとおかしい。採血に躊躇したりして、もしかして偽医者?と思ったのだが、そうではないらしい。でも、患者にアレルギーをちゃんと聞かなかったり、カルテをちゃんと見なかったり、手をきちんと洗わなかったりと、少々いい加減で、そのくせ出世欲だけはあるように見える。

 そんないい加減な医者が、私欲のためにひどいことをして、それが見つかることなく逆に評価されちゃったりして、今後ものうのうとドクターやっていくんだろう。そう思うと怖いというより、腹の立つ結末だった。こういう医者がいないことを祈る。

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