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2013年2月20日 (水)

[映] 恋人たちのパレード

 「サーカス象に水を」という小説の映画化らしい。大恐慌時代に両親を失った青年の体験、恋の物語だ。原題はそのまま"Water for elephants"。なので、この邦題はどうかなぁ。原題の軽めのラブコメをイメージしちゃったよ。

Water_for_elephant
 サーカス小屋に迷い込んだ1人の老人。ジェイコブと名乗るこの老人は、老人ホームを抜け出してやってきた様子。だが、かつて有名なサーカス団にいたと言う彼の話は興味深く、ついつい聞き入ってしまう…
 大恐慌時代。獣医師を目指す大学生ジェイコブは、卒業試験を受けるために登校するが、試験を受ける直前に、両親が事故で亡くなったと言う知らせを受ける。さらに、両親は、ジェイコブの学費を払うために家を担保に金を借りていたことがわかり、家を奪われてしまう。大学を中退し、1人職探しの旅に出たジェイコブ。たまたま無賃乗車した列車が、移動サーカスの列車だったことから、サーカス団で働くことになり…

 いい話だなぁと思う。全てを失い、1人さまようジェイコブは、サーカス団に救われる。と言っても、最初はかなり邪険にされていたのだが、彼が獣医である(と嘘をつく)と知ると、動物の世話を任されるように。そこでいろいろな経験をするのだが、団長の妻に恋をするとか、団長は暴力夫で… と言うストーリーは、まぁありがちではあるが、ジェイコブの奮闘は見ていて心地よい。

 タイトルにもなっている象がまたいい。サーカス業もなかなか厳しいようで、廃業するサーカス団も多かったらしい。生き残ったサーカス団は、廃業したサーカス団から、有能な人材や動物を引き取り、次第に大きくなっていくのだが、象を引き取ることになる。この象がとても利口な象で、人間の言葉を理解し、行動する。象のショーが人気となり、サーカスも儲かる。だが、団長が、ジェイコブと妻の浮気を疑い… と言う展開だ。

 若きジェイコブ役にロバート・パティンソン。やっぱヴァンパイアメイクより、普通の方がいいね。現在のジェイコブ役にハル・ホルブルック。サーカス団のスター、マーリーナ役にリース・ウィザースプーン。夫で団長オーガスト役にクリストフ・ヴァルツ。彼は今とっても乗ってるね。

 昔はサーカスは貴重な娯楽だったんだろうな。大恐慌時代、経営は相当大変だったようで、不要な人材はどんどん列車から放り出されたと言う。落ち場所が悪いと死んでしまう。団長はそんなことも平気でする残酷な男なのだが、機嫌の良いときはいい男に見える。みんな団長の機嫌をとって生活している。そんな状態に、ついに嫌気が差して、ジェイコブは行動に出る。若いからこその情熱。いいねぇ、いい話だねぇ…

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