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2013年4月30日 (火)

[映] ワン・デイ 23年のラブストーリー

 ある男女の23年間にわたる関係を、7月15日という1日で描いた、ちょっと変わったラブストーリー。男女の親友という関係が長く続いて愛に発展すると言う展開は、「恋人たちの予感("When Mary met Harry")」と通じるところがあるが、こちらはもっとシリアス。

One_day
 1988年7月15日。スコットランドの大学の卒業式で、初めて言葉を交わしたエマとデクスター。真面目なエマと、プレイボーイのデクスターは、勢いで一線を越えそうになるが、結局何もないまま一夜を共に過ごす。それ以来、親友として別々の人生を歩む2人。10年後、デクスターの離婚をきっかけに急接近した2人は、ついに結婚するが…

 お互いに心の支えだったエマとデクスター。初めて会話をした時から互いに惹かれ合っていたようだが、ここでは何事も起こらなかった。ここで一線を越えていたら、2人の関係はまた違った物になっていたかもしれない。

 確かに、この時点では、お互いに早すぎたように思う。真面目で地味な感じのエマは、花開くまでに時間がかかった。そしてデクスターは、プレイボーイの、いわゆるチャラ男であり、この時点でのエマには合わないだろう。いろいろな女性と付き合い、一度家庭を持つことで、人間としての深みが出た。

 エマ役にアン・ハサウェイ。今とても乗っている女優さんだね。デクスター役にジム・スタージェス。「クラウド・アトラス」に出演している彼だ。デクスターの母役にパトリシア・クラークソン。父役にケン・ストット。デクスターの前妻役にロモーラ・ガライ。

 お互い成長したところで、やっと結ばれた2人。いい話だと思う。だが幸せな結婚生活は長くは続かない。この展開があまりに劇的で、可愛そうで仕方が無い。もしかしたら、2人は親友のままの方が良かったのか? そんな思いもあるが、短くても最高の幸せを得られたのかもしれないとも思う。

 邦題の「23年」というのがちょっと気になったが(出逢いが88年で別れが2006年なので、付き合いは18年間だ)、その後もずっと存在しているかのように愛をはぐくんでいると言う意味なのだろう。

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ずっとあなたが好きだった公式サイト http://oneday.asmik-ace.co.jp原作: ワン・デイ (デイヴィッド・ニコルズ著/ハヤカワ文庫)監督: ロネ・シェルフィグ  「17歳の肖像 [続きを読む]

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