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2013年5月30日 (木)

[映] フィッシュ・タンク

 すさんだ生活を送っている少女を描いた作品。第62回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞とのことだが、何がいいのかさっぱりわからず。だが最後まで見ると、なるほど、テーマは愛? 家族? こういう子、いるかもしれないと思わせるリアルさがある。

Fish_tank
 イギリス東部、エセックス。労働者階級が多い集合住宅に住む15才の少女ミア。シングルマザーの母親は酒浸り。自身の男遊び意外に興味はなく、幼い妹タイラーは悪態をつく。ミアの唯一の楽しみは踊ること。ある日、母親が連れてきた新しいボーイフレンド、コナーと出会う。次第に彼に惹かれるようになるミアだったが…


 こういう地域があるんだろうなぁ。労働者階級が住む地域。母親は完全に育児放棄している。自分勝手に遊び回り、酒を飲み、男を連れ込む日々。そんな環境が子供たちにいいはずもなく、ミアはだらしない格好をして、素行の悪い、反抗的な少女である。幼い妹タイラーですら、常に悪態をつく、可愛くない少女だ。

 ミアは唯一の親友キーラに裏切られる。女の子の友達にありがちな光景。ある日突然、親友だと思っていた人が友達ではなくなる。頼れる人が周りに誰もいないという孤独感。それでもメゲずに、ダンスに打ち込むミア。

 そんなある日、自宅に見知らぬ男。しかも上半身裸。マッチョだし、イケメン。ミアに対してもなんだか優しい。反抗的な態度を取りつつも、惹かれ始めるミア。当然の成り行きだ。

 ミア役にケイティ・ジャーヴィス。コナー役にマイケル・ファスベンダー。格好いいね〜。

 ダンスで自分を表現したい、ダンスで活躍したいと夢見るミア。だが特別うまいというわけでもなく、自分で踊っているだけだ。オーディションがあると知って応募してみるが、ストリッパーのオーディションだったとか、憧れていたコナーは、実は… とか、空き地につながれていた白馬に心惹かれるが、いつの間にか死んでしまったとか、とにかく悲しい現実だ。フィッシュ・タンクって、魚の水槽?? ミアの逃げ場のない環境のことを言っているのか。

 なんだか救いのない物語だなぁと思って見ていたのだが、そんな環境の中で、危なっかしいことばかりやっているミアが、なんとか逃げ出そうとする最後はちょっとジーンと来る。悪態ばかりついていたタイラーも、やっぱりお姉ちゃんが好きだ。これから彼らがどうなるのかはわからない。だが、居場所を見つけて欲しいと思う。

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[映] ラム・ダイアリー

 正直、何が面白いのかさっぱりわからない作品だったが、ハンター・S・トンプソンという作家の自伝的小説の映画化だそうで、この作家と個人的に付き合いのあったジョニー・デップが製作、主演ということらしい。なるほど。

The_rum_diary
 1960年、プエルトリコ。アメリカ人ジャーナリスト、ポール・ケンプは、この地の新聞社で記者として働くことに。島のリゾート開発を目論む企業家サンダーソンと知り合ったポールは、その婚約者シュノーに惹かれ始めるが…

 ラム・ダイアリーというのは、酒浸りのポールの日々を綴ったという意味なのだろう。アメリカ人ジャーナリストが、わざわざプエルトリコの新聞社で働くというのは、アメリカで何かあったということなのか。酒に溺れ、何かやらかしてやってきた感じだ。

 彼が雇われた新聞社も少々怪しい。編集長はミエミエのカツラをかぶっている。(カツラ=偽りという感じで、それだけでその人が怪しく見える) どうやらかなり経営難らしい。にもかかわらず、雇われるポール。

 サンダーソンは、美しい島をリゾート地にしようとしている。その記事を書くよう言われたポールだが、サンダーソンの信頼を失う行為をする。シュノーに手を出すのだ。

 ポール役にジョニー・デップ。サンダーソン役にアーロン・エッカート。ポールの相棒サーラ役にマイケル・リスボリ。シュノー役にアンバー・ハード。編集長役にリチャード・ジェンキンス。同僚モバーグ役にジョヴァンニ・リビシ。セグーラ役にアマウリー・ノラスコ(プリズン・ブレイクのスクレ)。

 酒浸りで、ドラッグにも手をだしたりして、仕事もいい加減だし、雇い主の婚約者に手を出すしで、この主人公に共感できないなぁ。ジョニー・デップじゃなかったら見てないかも。

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2013年5月29日 (水)

[ド] GRIMM

 グリムというタイトルから、グリム童話、あるいはグリム兄弟に関係あるお話なんだろうなぁとは思っていたが、なるほど。グリム童話は実話だったと言う設定で、彼らの末裔が主人公のダーク・ファンタジー。#1を見た感じとしては「スーパー・ナチュラル」とか、「チャームド」とかに近いかな。

Grimm
 オレゴン州ポートランド。殺人課刑事ニックは、恋人にプロポーズを計画。だが、ある日突然、たびたび人々の顔が邪悪なモンスターに見えることを経験する。そんな時、彼の前に現れたのは、母親代わりのおばマリー。余命わずかという彼女は、ニックにある秘密を打ち明けようとするが、その時、何者かによって2人は襲われる。とっさに相手を射殺したニックだったが、その相手もモンスターだった…

 と言うことで、おばから自分の使命について聞かされるニック。グリム童話は実話であり、ニックたちはグリムの末裔だと言う。そしておばのトレーラーには、なぞの道具や、モンスターの資料が山ほどある。

 #1は、どうやら赤ずきん?? 赤いフード付きパーカーを着た女性ばかりが襲われる事件が発生。誘拐されたばかりの少女を追っていたニックは、怪しい男モンローを発見。彼もモンスターの顔なので間違いないと考えるが、実は改心したモンスターだと言うモンロー。彼に案内役を頼む。

 ニック役にデヴィッド・ジュントーリ。彼の相棒ハンク役にラッセル・ホーンズビー。改心した狼(ブルットバット)モンロー役にサイラス・ウェイア・ミッチェル。ニックの恋人ジュリエット役にビッツィー・トゥロック。ハンクたちの上司レナード警部役にサシャ・ロイズ。そしてニックのおばマリー役にケイト・バートン(グレイズ・アナトミーのエリス・グレイ)。

 シーズン1、シーズン2はそれぞれ22話。3も予定されている。ニックたちの上司レナード警部がなにやら絡んでいるらしい。ただの化け物退治だけだと、チャームドみたいになっちゃう(ま、お色気はないけど)ので、ストーリー展開に期待。

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2013年5月27日 (月)

[映] アイアン・スカイ

 かなり突飛なストーリーだが、皮肉も効いていて笑える近未来SFだ。

Iron_sky
 アメリカ合衆国の女性大統領が、選挙戦を控えていた2018年。黒人モデルだったワシントンは、選挙対策の一環として月面に送られる。だが、無事月面に着陸した彼らが見たのは、なんと月の裏側にある巨大施設だった。そこには、第二次世界大戦後、移住して第四帝国を作っていたナチスの残党たちが。そこでヘリウム3を採掘し、軍備を増強、地球侵略の機会を狙っていたのだ。彼らに捕らえられたワシントンは、科学者によって白人に変えられてしまう。案内役としてワシントンを連れて地球に舞い戻った彼らが、攻撃を始めるが…

 あまりのバカバカしさに笑えるのと同時に、風刺や皮肉が見事でこれまた笑える。

 アメリカの大統領が女性というのはありそうで面白い。だが、この女、なんとも自分勝手。再選するには戦争が必要ということで、今回のナチスの襲撃をチャンスととらえる。そして、迎撃する宇宙戦艦の名前がジョージ・W・ブッシュ。さらに同盟国の戦艦も加勢してくれるのだが、条約で「作らない」、「武器を搭載しない」と決めていたにもかかわらず、どの国も武器搭載の戦艦がすぐに出撃。「みんな嘘つきー」と騒ぐのだが、「お前だってやってるじゃん」と突っ込まれれば、「アメリカはいいのっ」と言い放つ辺り、もう笑うしかない。さらに、唯一、条約通り戦艦を持っていないのがフィンランド(^o^;。

 ナチスの残党たちもこれまた時代錯誤で笑える。戦後移住したと言うことで、それ以降の情報を遮断されている彼ら。「チャップリンの独裁者」を、独裁者が地球儀と戯れるシーン10分だけの短編映画だと信じている。ワシントンが持っていたiPodに驚愕。彼らのコンピュータは、超レトロだ。そのわりには空飛ぶ円盤を持っていたりと、なかなかの軍備。黒人で可愛そうだから白人にしてやったと言い張る辺り、白人の傲慢さが見える。

 ナチスの美女リヒター役にユリア・ディーツェ。ワシントン役にクリストファー・カービー。総統の座を狙うアドラー役にゲッツ・オットー。総統役にウド・キアー。選挙参謀?ワグナー役にペータ・サージェント。アメリカ大統領役にステファニー・ポール。雰囲気がサラ・ペイリンに似ていて面白い。

 月に移住って、簡単じゃないと思うよ。あんなに大人数で食糧どうやって調達してるの? それに黒人が薬で白人になってしまったり、あんなレトロなコンピュータで空飛ぶ円盤を飛ばしたりと、まぁツッコミどころは満載で、おかしな話なのだが、皮肉タップリで楽しめた。

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2013年5月25日 (土)

課題研究発表会2013 ブランオーシャンでランチ

 今年も清水テルサで行われた、理数科3年生の課題研究発表会。行く気満々の夫の一番の関心事は、ランチの場所。やっぱそこか。

 テルサの8Fに、ブランオーシャンというレストランがある。何年も前に行った時は確かサラダバーがあったと思う。だが、去年行った時は大分変わっていて、プレートランチを食べた。これはこれで、いろいろなものがちょこちょこ食べられるので、とても良かった。今年はどうかなとHPを見たら、また大分変わっていたようなので、やっぱりそこにしよう。同じ建物なので移動がラクだし。

 HPには確か10:30~と書いてあったので、11時ちょっと前に現地に到着。だが… なんとオープンは11:30からだと言う… あれまぁ… ちょっとした誤算で落胆した様子が顔に出たのか、申し訳なさそうな店員さん、席に着いて待っていていいと中に入れてくれた。

 ここのウリの一つは、見晴らしの良さ。海が近いし、天気が良ければ富士山も綺麗に見える。今日は晴れていたものの、そこまではっきり見えなかったけれど、とりあえずはパチリ。

Cimg0517_800x600               見えるだろうか、かすかに見える富士山

 待っている間にメニューをチェック。パスタランチやハンバーグランチにも惹かれたが、せっかくなので、「ブランオーシャンスペシャルランチ」にしてみよう。パスタ・メインディッシュ・デザートが選べて1500円。

 待っている間にアイスティを出してくれる店員さん。オリジナルブレンドのアイスティだそうで、エルダーフラワーがブレンドされているとのこと。これがまた非常に飲みやすくて美味しい。お代わり自由ってのもありがたい。

 まず前菜のサラダ。「桑高農園野菜のサラダ」だそうで、いろいろな変わったお野菜が。ドレッシングをかけるも良し、オリーブオイルやヴィネガー、天然塩をかけて食べるも良し。とりあえず全部試してみる。ドレッシングも美味しいけど、天然塩とオイルのシンプルな食べ方だと、野菜の甘みや香りが感じられて、これまた美味しい。

Cimg05201                       サラダもおしゃれ~

 パスタは、「自家製パンチェッタのカルボナーラ」「めんたいこのバター和風パスタ」を選択。

Cimg05261                        カルボナーラ

Cimg05251                       めんたいバター

 カルボナーラは、しつこすぎず、パンチェッタのうまみがたっぷり。めんたいバターは、バターの風味が素晴らしく、それでいてしつこくなくて本当に美味しい。量的にはまさに前菜と言った感じで少なめだが、いろいろ食べるにはこれくらいがちょうどいいね。

 メイン料理は、「ふじのくに豚のグリルと野菜のガルグイユ」「あじわい鶏のコンフィと厚木しいたけ」を選択。

Cimg05281                        豚肉のグリル

Cimg05271                       鶏肉のコンフィ

Cimg05291                  ふわっふわのホワイトブレッドも

 豚肉のグリル、ソースがちょっと変わったソースだったな。あじわい鶏のコンフィが、とにかく絶品。外はカリカリで中はふっくらジューシーで、ものすごい柔らかさ。こんなに美味しい鶏って食べたことないかも。付け合わせの椎茸も、シンプルな塩味なんだけどこれまた外側カリッで中ジューシー。野菜が美味しいのは、素材がいいからなんだろう。素晴らしい。

 そしてデザート。5種類の中から選べるのだが、こういうの迷うなー。散々迷った挙げ句、「フランボーアーズのチーズ 赤ワインソース添え」「チョコレートブラウニー 生クリーム添え」を選択。

Cimg05301                        チーズムース

Cimg05321                        ブラウニー

 チーズムースは、甘酸っぱくてさわやか。美味。ブラウニーはナッツたっぷりでチョコ濃厚、ずっしりだ。

 値段もお味も大満足だなー。美味しかった。いいものいただきました~。

 で、今日のミッション終了した気になっていたが、本番はこれからだった… どの研究もよく頑張っていて良かった。なにより、2年生たちが鋭い質問をバンバンしていて格好良かったよ。お疲れ様でした。

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2013年5月24日 (金)

[映] SHAME -シェイム-

 これ… セックス依存症の主人公ということで、全編を通して露骨なセックスシーンが満載なので、完全に大人向けである。

Shame
 NYに住む独身男性ブランドン。私生活のほとんどの時間を、性欲を満たすために使う、「セックス依存症」。そんな生活を続ける彼のアパートに、妹シシーが転がり込む。だが、彼女がやってきたことで、精神のバランスを崩し始めるブランドン。やがてシシーと衝突し初め…

 うーん、何がそこまで彼を性欲にかき立てるのだろうと思う。まるで、何かに取り憑かれたかのように、バーでナンパをし、時には娼婦を買って性欲を満たす。通勤途中の電車の中でも女性に怪しい視線を投げかけている辺りはもう、「変態」。さらに、仕事中も、トイレの個室で自慰行為にふけるって、半端じゃない。

 彼にとってにセックスって、何なんだろう?? 明らかに、愛の営みではなさそう。娼婦や、知らない女性とはやりまくるくせに、いざ好意を持ってつきあい始めた女性とはデキナイのだ。何かのはけ口なのか?

 と思いながら見ていると、妹の存在に気づく。なんとも愛らしく、守ってあげたい存在であるシシー。だが、なぜか彼女に冷たく当たり散らすブランドン。もしかしたら、シシーこそがブランドン最愛の女性であり、彼女こそが本当に愛しあいたい相手なのかもと想像する。その欲求を満たすことができないはけ口を、他の対象に求めているのか??

 ブランドン役にマイケル・ファスベンダー。「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」で、後にマグニートーとなるエリック役を演じた彼だ。シシー役にキャリー・マリガン。ブランドンの上司役でジェームズ・バッジ・デール(24のチェイス、RUBICONのウィル)。

 当然の如くR15指定。マイケル・ファスベンダーは本当に格好良いけど…

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2013年5月23日 (木)

[ド] ノー・リミット

 フランス発のアクションドラマ。リュック・ベッソン制作総指揮のミニ・シリーズだ。

No_limit
 フランス対外治安総局の情報員ヴァンサン・リベラッティは、アフリカでの任務についていた最中、戦闘中に発作を起こして倒れた。検査の結果、脳腫瘍と判明。余命半年~1年と言われてしまう。実験段階の治療があると言われたヴァンサンは、秘密情報機関イドラの一員となって極秘任務につくことを条件に、治療を受けることに。離婚後疎遠になっていた娘との絆を取り戻すため、マルセイユで暮らし、苦しい治療を受けながら危険な任務をこなす。

 タイトルから、勝手にSFドラマか何かかと想像していたのだが、全然違ったね(^o^;。突然余命半年と言われたヴァンサンは、少しでも娘との時間を長く過ごすために、何の保証もない実験的な治療を受けることに。そして、高額なその治療を受けるために、過酷な任務をこなすこととなる。うーん、治療でゲーゲー吐いて体調悪そうなのに、体力勝負の仕事って出来るんだろうか??

 ヴァンサン役にヴァンサン・エルバズ。戦闘中でもお構いなしにかかってくる娘からの電話。どんな状況でも、電話に出るヴァンサン。しかも平静を装う。この辺りは少々コミカルだ。

 とりあえず今のところ全6話。ヴァンサンの状況かなり悲愴だと思うのだが、本人は常に前向き。娘と過ごす時間をとても大切にしており、そのためにはどんな犠牲もいとわない。これはおそらく、これまで家族のことを顧みなかったためで、そのせいで離婚し、最愛の娘とも疎遠になってしまったのだろう。彼に残された時間は少ない。この少ない時間を、少しでも娘のために使いたいと言う、なんとも健気な父である。果たして、ヴァンサンに平穏は訪れるのだろうか??

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2013年5月22日 (水)

[映] 幸せの行方...

 実際に起こった未解決事件を元に描いた作品とのこと。タイトルと、最初のほのぼのした雰囲気から、恋愛ものか、愛憎劇かと想像していたが、後半はかなりショッキングな内容。

All_good_things
 NYの不動産王の長男デヴィッド。ある日、父の所有するアパートの水道管工事を頼まれ、そこに住む女性ケイティと恋に落ちる。2人は、父の反対を押し切って結婚、自然食品の店を開いて幸せに暮らしていた。だが、父に説得され、しぶしぶ家業を継ぐことにしたデヴィッドは、次第に精神を病み…

 明るく健康的て美しいケイティと出逢い、恋に落ちたデヴィッド。お似合いの2人だ。自然食品の店は、デヴィッド自身がやりたかった仕事であり、貧しいながらも幸せに暮らしていた。だが、無理矢理不動産業を継がせようとする父。その圧力に屈して、父の下で働くことにしたデヴィッド。だが明らかにこれが間違いだったと思う。

 そもそもデヴィッドにはトラウマがあった。それは、母の自殺を目撃してしまったこと。幸せだった母が、いつしか不幸になったのは、おそらく父親の仕事が関係しているのだろう。そしてデヴィッドもまた、自らの最愛の人を同じ不幸に遭わせてしまう。

 デヴィッド役にライアン・ゴズリング。ケイティ役にキルスティン・ダンスト。父役にフランク・ランジェラ。デヴィッドが逃亡先で知り合った老人マルヴァーン役にフィリップ・ベイカー・ホール。ケイティの友人役でクリスティン・ウィグ。地方検事役でダイアン・ヴェノーラ。

 後半の展開は全く予測していなくて、かなりショック。実際の未解決事件ということなので、映画では、ケイティは明らかにデヴィッドに殺されたような見せ方をしているが、詳細は不明だ。

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2013年5月21日 (火)

[映] ハッピー・ニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡

 これまたいい年して親の家にやっかいになっている独身男性の物語。このサエない邦題から、しょうもないB級作品を想像していたのだが(なら見るなって感じだが)、いい意味で裏切られた。心温まるコメディ作品だ。

Jeff_who_lives_at_home
 30歳独身で母親と暮らすニート、ジェフ。映画「サイン」に感銘を受けた彼は、自分にも何かの啓示があると信じていた。ある日、ケヴィンという人あての間違い電話があったことから、ケヴィンという名前が啓示だと信じ込む。
 ジェフの兄パットは、妻と二人暮らしをしていたが、ある日、妻が他の男性と食事しているのを目撃。浮気を疑う。浮気の証拠をつかもうとしてジェフを巻き込んで尾行するが…
 ジェフとパットの母シャロンは、職場で謎の人物から花の絵を送られる。さらにその人物からメッセージを受けとり…

 アメリカでもニートって問題になってるのかなぁ、先日の「ピンチ・シッター」に続いて、ここでもニート男性が描かれている。が、こちらはもっとハートフル。兄弟や、夫婦、家族のあり方が描かれている。

 ジェフは、30歳にもなって母親の家で暮らしている。ほぼ引きこもり状態で、いつか何か啓示があるはずだと信じ込んでいるが、外へ出て何かをしようという発想はなさそう。でも心優しき男性だ。

 一方、兄のパットは少々自己中だ。美しい妻と結婚しているものの、妻がせっせと節約して貯めた金で、勝手に高級車を買ってしまうような男だ。妻の話には耳を貸さず、自分のことしか考えていない。ジェフとも疎遠である。だが、母に頼まれ、渋々ジェフを励ます(!?)ために彼に会うのだが、そこで偶然妻が他の男性といるところを目撃、浮気を疑い始める。

 母シャロンは、夫を亡くしてからなんとなく寂しい毎日を送っていた感じ。思い描いていたような素敵な家族にはならなかったと感じている。可愛かった息子たちも、今やおっさんである。(一人はニートだし) 私の人生なんだったんだろう、なんて思って毎日職場に通っていたに違いない。そんなある日の、ちょっと嬉しいサプライズ。自分にファンがいたなんて。

 全く性格が違い、合わない兄弟。そんな息子たちを案じている母。だが、一緒に行動し、本音を語り合うことで打ち解ける兄弟。ちょっとしたサプライズで新鮮な気持ちになる母。それだけで終わるのかと思ったら、最後にちょっとびっくりの展開。啓示

 ジェフ役にジェイソン・シーゲル。パット役にエド・ヘルムズ。母シャロン役にスーザン・サランドン。パットの妻リンダ役にジュディ・グリア(ブルース一家は大暴走のキティ)。シャロンの同僚キャロル役にレイ・ドーン・チョン(映画「コマンドー」に出ていた彼女だね、久しぶりに見た)。

 家族それぞれにそれぞれの物語があるのだが、そんな彼らが渋滞している橋の上でまさかの大集合。最後はちょっと感動的。ほっこりできる作品だ。

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2013年5月20日 (月)

[ド] アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟

 FOXで始まったドラマ。gleeのクリエイター、ライアン・マーフィによる作品とのことで、アメリカでも話題になっていると聞き、早速視聴。60年代の精神病院が舞台らしい。

American_horror_story
 廃墟となった精神病院に、面白半分で侵入するカップル。だが、何者かに襲われ…

 1964年。ガソリンスタンドを経営する若者、キット・ウォーカーは、こっそり黒人の女性と結婚していた。ある日の夜、何者かに襲われたキット。
 カトリック教会によって運営されているブライヤークリフ精神科病院。この病院の調査をするため、偽の取材を装って内部に侵入した新聞記者ラナ・ウィンターズ。そこへ、キットが連続殺人犯ブラディ・フェイスだとして運ばれてくる。自分は何もしていないと言い張るキット。彼にインタビューを試みようとするラナだったが…

 アメリカではシーズン1が12話、シーズン2が13話。今年の秋からシーズン3を放送予定。

 精神病院を舞台にしたホラーストーリーらしい。この病院を実際に仕切っているのはシスター・ジュード。怒らせると怖い女性である。だが、女性としての煩悩も捨てきれていないようで、ハワード司祭に対して性的に妄想することもあるらしい。

 この病院で、なにやら怪しげなことをしているアーデン医師。それを暴こうとしているシスター・ジュード。病院を取材しようとして侵入し、捉えられてしまった記者サラは、レズビアンだ。

 そして何よりも謎なのは、キット。彼は当時としてはタブーと思われる、黒人女性と結婚をしている。だがある日、何者かに襲撃され、何かをされたらしい。その後、女性の皮を剥ぐ連続殺人犯ブラディ・フェイスとして逮捕されたようなのだが、何があったのか、詳細は不明。

 キット役にエヴァン・ピーターズ。シスター・ジュード役にジェシカ・ラング。シスター・マリー役にリリー・レイブ。ラナ役にサラ・ポールソン(ジャック&ジルのエリサ)。ハワード司祭役にジョゼフ・ファインズ(フラッシュ・フォワードのマーク・ベンフォード)。アーデン医師役にジェームズ・クロムウェル(シックス・フィート・アンダーのジョージなど)。#1には出てこなかったが、ザッカリー・クイント(ヒーローズのサイラー)、ディラン・マクダーモット(ザ・プラクティスのボビー・ドネル、ダーク・ブルーのカーターなど)、フランシス・コンロイ(シックス・フィート・アンダーのルース・フィッシャー)なども出演している様子。さらに、同じ役者が他の役でも出演するらしい。

 まだまだどんな展開になるのか、全く予想がつかない。ただ、エミー賞でも話題の作品だということは確か。楽しみだ。

***9/11追記***
 最初に見たときに全く気付かなかったのだが、この「精神科病棟」は、アメリカン・ホラー・ストーリーのシーズン2になるらしい。つまり、シーズン1があり、それは全く別のストーリーとのこと。共通のキャストもいるようだが、全く別の役らしい。知らなかったー、それも見たかったなぁ。なぜシーズン2をいきなり放送したの? 私が気付かなかっただけ??

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[映] ミッシングID

 この邦題どうよ。原題は"Abduction"なので”誘拐”。確かに「自分のこれまでの人生なんだったの?」ってな内容だが、そのまま「アブダクション」とかで良かったんじゃ?

Abduction
 高校生ネイサンは、学校の課題で、幼なじみのカレンと共に児童誘拐事件について調べ始める。偶然、誘拐児童の顔写真が載ったサイトを見つけたカレン、その中に、ネイサンの子どもの頃の写真とそっくりの少年を発見。同じ服を持っていることもわかり、自分だと確信したネイサンは、サイトの運営者に連絡するが、その直後、何者かが自宅を襲撃。両親が殺されてしまう…

 これ、ストーリーはなかなか興味深く、前半はとてもスリリングで良かった。誘拐児童の一覧サイトなんてーものが、本当に存在するのかわからないが、アメリカならいかにもありそうである。それだけ誘拐事件が多いらしい。自分の子どもの頃の写真がそこに載っていたら、あなたならどうする??

 ネイサン役にテイラー・ロートナー。トゥワイライトシリーズのジェイコブである。父役にジェイソン・アイザックス(キャピタル・シティのチャス、ブラザーフッドのマイケル、アウェイクのマイケル、ハリーポッターシリーズのルシウス・マルフォイなどなど)。母役にマリア・ベロ(ERのデル・アミコ)。ネイサンのセラピスト役にシガニー・ウィーバー。CIAのバートン役にアルフレッド・モリーナ。

 前半はとっても良かったのだが、肝心の根本的な設定、なぜ?の部分がなんだかなーの設定で、後半はただ逃げるストーリーになってしまっていて残念。まぁ、マッチョなテイラー・ロートナーのアクションシーンが楽しめると言う意味ではいいのか。

 それにしても、高校生って17歳? 18歳くらい? 今まで信じてきた自分の人生(両親、生い立ちなど)が、偽りの人生だったと突然知ったら、どうなるだろう?? このストーリーはいいと思うので、もうちょっと設定を「なるほど~」なものに詰めて欲しかったなー。とっても残念。素朴な疑問として、彼の顔立ちで、あの両親ってまずあり得ないと思うんだけど、これまで彼は何も疑問に思わなかったんだろか???

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2013年5月19日 (日)

五月祭 2013

 なんだかんだで毎年行ってしまってるなぁ、五月祭。3回目である。今年は夫が土曜に仕事があると言うので、王妃ちゃんと一緒に行ってきた。

 こちらから行くときは、いつも東京駅から丸ノ内線・本郷三丁目駅から行くので、赤門から入る。赤門に行くたびについつい写真を撮ってしまう… 今回初めて、自分入りの写真を撮ってみた。

Imgp3108
 11:00少し前に赤門に到着。今年は学食での昼食を狙っていたので、真っ先に学食へと向かう。途中、ものすごい人混みをかき分け、模擬店のイケメンに引っかかっている王妃を引っ張り(!?)、学食に到着したら、もうすごい人混み。11:00開店なのに…

Imgp3109                       食堂は円形??

Imgp3115                        上で食券を購入

 なんだか変わった造りの学食。食堂自体は地下。食券を買うのが地上? 駒場の学食は、セルフの単品販売だったので、食べたい物を適当に組み合わせて取り、最後にレジでお会計でわかりやすかったのだが、ここは??

 食品サンプルに番号があり、さらに①へとか②へとか書いてある。きょろきょろと周りを見回し、他の人の行動を観察、とりあえず食べたいメニューを決めた。メニューの番号を覚えた方がいいよと誰かが言っていたと言う王妃。③へと書いてあったので③の食券自販機の列に並ぶ。食券購入後、地下の食堂へ降り、③の窓口で受け取る。

Imgp3110                食品サンプルで食べるメニューを決める

Imgp3114                私の、サンプルより一品少ないぞ…

 12:15。がっつり食べた後、工学部前へ。今年は「東大ガイドツアー」に参加してみようと思ったのだ。これ、学生さんが、20人ほどの申込者を連れて、キャンパスを一周回って建物などの説明をしてくれると言うもの。1時間くらいのコースで、もちろん無料。12:30から整理券配付というので早めに行ってみたが、すでにもうたくさんの方々が並んでらっしゃる… 好評らしい。

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 それでも午後2:30の回に滑り込むことに成功。ツアーまで少々時間があったので、レゴ部へ行ってみる。毎年楽しみにしている展示なのだが、今年はなぁ… ちょっと残念感漂う… 大作が「太陽の塔」一つって、ちょっと悲しい。

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Imgp3146                 でも、こんな写真も撮っちゃったりして。

 購買で土産物購入。いくつも持っているんだけれど、ついつい大学名入りボールペンなどを買ってしまう、アホなヤツ… 今年はタオルも購入。夫に携帯ストラップを購入。下の子には蛍光ペンを購入。さらに、今年はこんなものも。

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 ユーグレナ入りお菓子。ユーグレナって、ミドリムシのことらしい。つまり「ミドリムシ入りきなこ棒」。美味しいのかどうかは甚だ疑問だが、栄養があるらしい。とりあえずそんなに味がしそうな物でもないので、大丈夫か?

 2:30。緑の手作り感満載の旗を持った学生さんに連れられ、赤い参加証を首からぶら下げ、キャンパス内をぞろぞろと歩く。途中、スカイツリーが見えるスポットがあることを教えてもらう。これは初めて知った。ちょっと得した気分。

Imgp3175

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Imgp3183                    パフォーマンスアート??

 きっちり1時間でツアー終了。その後、ちょこちょこ見て回り、疲れたので”Billboard Cafe”なる喫茶コーナーへ行って見ることに。洋楽カフェとのことで、リクエストもOK。だが、中を覗いて戸惑う。だってさー、小さな部屋に、主催者の学生さんと、友達と思われる人たちがくつろいでいる感じで、私たちどう考えても場違い… 躊躇していると、
「入りますか~?」というお姉ちゃん。思わず、
「入っていいんですかぁ~?」と聞き返す。

 100円のジンジャーティとチャイをそれぞれいただきながら、80年代の曲をリクエストしてみる。少々手間取りつつも、流してくれる若者。君たちが生まれる前に流行った曲なんだけどね… 中に1人、古い曲(-_-;)のファンという学生さんがいて、プリンスの曲を嬉々として語ってくれた。なんかうれしいおばさんたち。

 そんなこんなですっかり遅くなり、さらに湯島天神にも寄ってしまった我ら、夕飯を新幹線の中で食べて帰宅。

Imgp3224                 この弁当うまかったな~(^o^)

Imgp3230                 プラス、パンまで食べちゃったんだな~

 いやはや、歩いた。朝8時前に家を出て、帰宅は8時半過ぎ。新幹線は座っていたけれど、ずっと歩き通し。久しぶりに本当によく歩いた。昨夜爆睡したことは言うまでもない。

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2013年5月17日 (金)

たまごかけご飯

 今頃でナンだが… 連休の谷間に山中湖へ研修に行った夫が、卵を2パックいただいて帰ってきた。なんで?

 研修のご褒美?? よくわからないが、生で食べられる、美味しい卵なんだそう。

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 ってなワケで、朝食に「たまごかけご飯」をいただく夫と下の子。下の子は「たまごかけご飯」初体験である。

P1010280                      ぷりっぷりの黄身!!

 ワクワクしながら、混ぜようか混ぜまいか悩んだ挙げ句、ちょっとずつ混ぜて食べることにした下の子。

「うめー、たまごかけご飯、超うめー」
と大興奮。だが数分後、

「やべぇ、飽きた…」
まぁ、そんなもんである。

 元々冷蔵庫に卵が1パック以上残っていたのに、突然やってきた卵2パック。朝はたまごかけご飯、お昼は贅沢にオムライスに1人2個ずつ卵を使ってみたり、温泉卵にしてみたりと、しばらくは美味しい卵を堪能。

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 でも… 連休明け早々に検診があることをすっかり忘れていたなぁ。でも、新鮮なうちに食べたかったし。検診結果が送られてくるのを、ヒヤヒヤしながら待つ今日この頃…

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[映] テイラー・オブ・パナマ

 パナマに左遷された英国の諜報部員が引き起こす騒動を描いた作品。2001年の作品だが未見だったのを発見。面白い人が出ているのを見つけた。

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 英国の諜報部員アンディは、問題を起こしたため、パナマに左遷される。彼の任務は、アメリカからパナマ運河を返還されたパナマの政情を探ること。情報源として、政府御用達の仕立屋ハリーに目を付けたアンディ。彼の弱みを握って強引に諜報活動に巻き込むが…

 閑職に回されたアンディは、名誉を回復したい。仕立屋のハリーは資金運用がうまくいかず、借金がかさんでいて金が欲しい。そんな彼らの利害が一致してしまったことから起こる珍騒動が描かれている。

 アンディ役にピーアス・ブロスナン。ハリー役にジェフリー・ラッシュ。ハリーの妻ルイーザ役にジェイミー・リー・カーティス。反政府組織の首謀者とされたミッキー役にブレンダン・グリーソン(ハリー・ポッターシリーズのマッド・アイなど)。ハリーの顧客たちの役でマーク・マーゴリス(サンタバーバラの悪役、OZのアントニオ・ナッパ)。マーティン・フェレロ(マイアミ・ヴァイスの情報屋モレノ)。米軍の将軍?役にディラン・ベイカー。銀行家の役でジョン・ポリート(ホミサイドのクロセッティ刑事)。そして!! ハリーの息子マーク役で、まだ愛らしいダニエル・ラドクリフが!!

 仕立屋ハリーがでっち上げたささいなウソが、アンディによって次第に増幅されて伝えられ、パナマ運河を取り戻してパナマを操りたいアメリカの思惑も加わって、あわや大騒動というところまで発展。これ、悪人は明らかにアンディ。ハリーはうまく利用されてしまった形だ。

 スパイものではあるが、どこかコミカルで皮肉タップリに描かれている。ピアース・ブロスナン演ずるアンディは、ジェームズ・ボンドの香りを残しつつ、しょうも無い諜報部員の感じが良く出ている。アンディの情報を都合良く信じてしまう、英米のお偉いさんたちのマヌケぶりもおかしい。ハリーは家族の支えで立ち直れそうだね。脇役ながら、良き妻役のジェイミー・リー・カーティスが良かった。

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2013年5月15日 (水)

[映] 裏切りのサーカス

 サーカスとは、英国諜報部のことらしい。サーカス内部にいる二重スパイを探すと言うお話なのだが、なんともわかりにくい内容だ。

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 70年代、東西冷戦下。英国諜報部、通称サーカスのリーダー、コントロールは、幹部の中にソ連の二重スパイ”もぐら”がいると言う情報をつかむ。”もぐら”の名前と引き替えに亡命を要求したハンガリーの将軍に接触するするため、工作員を送り込むが、失敗。コントロールと右腕のスマイリーは引責辞任。その後、コントロールが死亡。再びサーカスに呼び出されたスマイリーは、”もぐら”を探すと言う極秘指令を受けるが…

 とにかくわかりにくい。だいたい、名前もなかなか出てこないので、誰が誰なのかしばらくわからず。誰が主役なのかもしばらくわからず。何度も見ればわかるのだろうか??

 コントロール役にジョン・ハート。工作員役にマーク・ストロング。スマイリー役にゲイリー・オールドマン。幹部のヘイドン役にコリン・ファース。アレリン役にトビー・ジョーンズ。ブランド役にキアラン・ハインズ。スマイリーの部下??ギラム役にベネディクト・カンバーバッチ。諜報員?リッキー・ター役にトム・ハーディ。

 幹部5人のうちスマイリーが捜査をするので、4人のうちの誰がスパイかってことなのだが、スマイリーが関係者に話を聞いて調査をするシーンと、過去のシーンが無造作に入り乱れているので、本当にわかりにくい。工作員は、実は任務につく前から”もぐら”が誰なのか、知っていたようだ。特別なつながりがあった感じ。にも関わらず、最終的には自分で始末をつける。悲しい仕事だなぁ。

 いい雰囲気の作品なのだが、とにかくわかりにくいので、時間のあるときにじっくり見るべき作品かな。ストレス抱えている時にはおすすめできないや。

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[映] レッド・ステイト

 ビックリの展開にもやもやの結末、なんだかな~の作品だ。

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 小さな田舎町に住む高校生トラヴィス、ジャロッド、ビリー・レイの3人は、童貞を捨てるため、出会い系サイトで知り合った女性の家へ。だが、女性に勧められたビールを飲んだ直後、意識を失う。目覚めた3人は監禁されていた… 連れて行かれたのはカルト教団のアジトだった。性に堕落した人間を罰するために彼らをおびき出し、監禁、信者たちの前で処刑していたのだった。なんとか逃げ出そうとするトラヴィスたちだったが…

 カルト教団のターゲットになってしまった青年たちのお話で、彼らが脱出するまでを描くのかと思って見ていたら、なんとビックリ、どんどん殺されてしまう。しかも、3人のうちの1人は、逃げ出す寸前で、捜査官に射殺されてしまうと言うトンデモぶりだ。

 この捜査官たちがまたビックリである。自分たちの保身ばかり考えて、中に捕らえられている青年や、幼い子供達のことなどお構いなしである。また、捜査に加わった地元の保安官は、自らも後ろめたい事実があるために、これまでこのカルト教団を見逃してきたらしい。とんだ保安官だ。だがこの保安官も、何をするでもないうちに流れ弾で死亡。

 ジャロッド役にカイル・ガルナー(ヴェロニカ・マーズのビーヴァー)。トラヴィス役にマイケル・アンガラノ。キーナン捜査官役にジョン・グッドマン。大分痩せたね。トラヴィスの母役でアナ・ガン(ブレイキング・バッドのスカイラー)。保安官役にスティーブン・ルート。保安官助手役にマット・ジョーンズ(ブレイキング・バッドのバジャー)。カルト教団の教祖役にマイケル・パークス。その娘役にメリッサ・レオ。捜査官?役でケヴィン・ポラック。何もしないうちに撃たれちゃう。スナイパー役でマーク・ブルカス。

 なんだかなぁ、いろいろテレビドラマで見た顔も出てくるが、容赦なく殺されてしまう。後半は、カルト教団と捜査官たちが、ほぼ無意味に撃ち合い、殺し合う。このカルト教団の行動は意味不明で言語道断だが、彼らを摘発するはずの捜査官達の大人の事情もなんだか嫌らしい。とても後味の悪い作品だ。

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2013年5月13日 (月)

[映] トランジット

 ある家族が銀行強盗に追われると言うサスペンス。本邦初公開とのこと。

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 現金輸送車を襲い、400万ドルを強奪して逃走中のマレックたち4人組。だが逃走に手間取っている間に、随所に検問が敷かれ、行き場を失ってしまう。とっさに、ガソリンスタンドで見かけた家族連れの大荷物の一つに、強奪した金を潜り込ませ、検問をくぐり抜けることに成功する。すぐに家族連れの車を追うが、彼らがスピード違反で逮捕されてしまったため、いったんは引き上げる。夜、彼らの泊まったモーテルに押し入るが…

 この家族連れ、ちょっとワケありの家族旅行中だ。夫ネイトは、不動産詐欺で服役していたと言う人物。仮釈放中であり、失った家族の信頼を取り戻すため、キャンプを計画したのだ。だが、スピード違反で逮捕されてしまい、再び家族の信頼を失う。

 4人組は、モーテルに押し入ったものの、それは妻の部屋であり、金の入った袋は子供達のところにあったため、取り戻せず。ネイトの逮捕が誤解だったことがわかり、釈放されて再び家族で旅を続けるが、途中で妻が金を見つけてしまい、また何かやらかしたと思い込んで夫を信じられなくなり… と言う、かなりハラハラの展開。

 ネイト役にジム・カヴィーゼル(パーソンズ・オブ・インタレストのジョン・リース、ザ・プリズナーのマイケルなど)。強盗役にジェームズ・フレイン(24のポール・レインズ、Tudorsのトーマス・クロムウェル、ザ・ケープのピーター・フレミングなど)、ハロルド・ペリノー(OZのオーガスタス・ヒル)。ネイトの息子役にジェイク・チェリー(デス妻のトラバース)。

 最終的には、家族の絆VS強盗の友情ってことで、家族の勝利。家族がみんなで力を合わせて強盗と闘うってのはいかにもアメリカ的な感じはするが、最後は絆が強まったようで良かった。

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[映] ピンチ・シッター

 ニート男がシッターをすると言うお話。Bだがそれなりに楽しめた。

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 大学を退学し、自宅で母親の世話になっているニート男ノア。今日ものんびりテレビでも見ようと思っていたが、母親に頼まれ、知人の子供達のシッターを引き受けることに。だが、その子供達というのは、セレブに憧れるませた少女ブライス、精神を病んでいるイケメン少年スレイター、そして爆弾で遊ぶ危ない趣味のある里子のロドリゴの3人。ガールフレンドの頼みで外出することになったノアは、彼らを連れて車で出かけるが…

 いい年してママの世話になっている男ノアが、ちょっと大人になる話だ。どう見てもシッターには向いていないと思われるノアが、とりあえずやる気になったのは、ママのため。おめかしして出かけるのを楽しみにしていたママだったが、一緒に行く友人のシッターが来られなくなってしまったため、予定をキャンセルしようとする。ママのその悲しそうな表情を見かねて、渋々引き受けたのだ。ニートではあるが、ママに対する愛情は強い。

 シッターをすることになった子供達は、これまた少々問題児たちだ。幼いながら、みんなそれぞれ悩みがあり、知らず知らずのうちにノアが彼らのお悩み相談をしているあたりはほほえましい。両親が浮気で離婚って、アメリカではありがち。だが、多かれ少なかれ、子供たちの心に傷を負わせていることは確かなようだ。

 ノア役にジョナ・ヒル。どんな切羽詰まった状況になっても決して慌てる様子がない。いや、本人は動揺しているのかもしれないが、ハタ目から見ると全くわからない。良いのか悪いのかわからないが、なんだかのほのんとして見える。ノアのママ役にジェシカ・ヘクト。シッターをする家の夫役にD・W・モフェット(パレスガードのトミー・ローガン)。ノアの父役にブルース・アルトマン。ドラッグディーラー役にサム・ロックウェル。

 パッとしない作品だが、ノアがママに優しいのでヨシとする。ノアもこれで少しはやる気がでたか。何事も経験だね。

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2013年5月12日 (日)

[映] アポロ18

 最初、一瞬ドキュメンタリーかと思った(^o^;。宇宙飛行士役の人に見覚えがあったので、違うとわかった。どうやらドキュメンタリー風の作品。感じとしては、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に似てるかな、宇宙版ブレア・ウィッチ!? こちらの方が、手ぶれは少ないので見やすい(^o^;。

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 17号を最後に打ち切りになったアメリカ航空宇宙局(NASA)のアポロ計画。だが2011年、NASAの秘蔵映像が発見された。それは、非公式に打ち上げられたアポロ18号のミッションに関わるものだった…

 なかなか壮大な物語である。アメリカ人はこのアポロ計画が好きだね。実は月に行ってないとか、月の裏側に宇宙人の基地があるとか、今までもいろいろな話があったが、これは「月には生物がいて、そのことをアメリカ政府は知っているが隠している」と言うもの。18号が秘密ミッションで月へ行くとソ連が先に来た痕跡がある上に、ソ連の飛行士が謎の死を遂げていることがわかる。そして、彼らもその生物に襲われ… と言う展開だ。

 アポロ18号の宇宙飛行士ベン・アンダーソン役にウォーレン・クリスティ。アルファズのキャメロンだ。ネイト・ウォーカー役にロイド・オーウェン。ジョン・グレイ役にライアン・ロビンス。

 ブレア・ウィッチ同様、怖がらせる場面がチラチラと出てきて、悲しい結末。ドキュメンタリー風なので、納得のいく結末はないし、感動的なストーリーもない。

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2013年5月11日 (土)

[映] フェイシズ

 顔が見分けられなくなる「失顔症」に陥った女性が、犯罪に巻き込まれるというお話。

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 女性教師アンナは恋人ブライスと同棲中。生徒の親の顔まで全て覚えている彼女は、人気の教師だった。だがある晩、夜遊びの帰り道、女性が男に襲われているのを目撃してしまう。女性を殺した男は、アンナに見られたことに気づき、彼女をも襲う。橋から転落してしまったアンナは頭を強く打ったために、人の顔を識別することができなくなっていた…

 この失顔症というのは実際にある症状らしい。顔が見分けられないというのは、日常生活するだけでもかなり大変そうだ。それが、犯罪に巻き込まれ、犯人の顔を見てもわからない→犯人が恋人の格好をして近づいてきてもわからない訳で、こんなに恐ろしいことはない。

 アンナ役にミラ・ジョヴォヴィッチ。彼女ずいぶんと太った? どうも強い女のイメージがある彼女が、殺人犯に追われ怯えるというのは少々違和感がある。ブライス役にマイケル・シャンクス(スターゲイトSG1のダニエル・ジャクソン博士)。担当刑事役にジュリアン・マクマホン(チャームドのコール、NIP/TUCKのDr.クリスチャン・トロイ)。あまりの激太りぶりにショック。アンナの親友フランシーン役にサラ・ウェイン・キャリーズ(プリズン・ブレイクのサラ・タンクレディ、ウォーキング・デッドのロリ)。

 顔が見分けられないので、代わりに、髪型や服装、癖などを注意深く見るようになる。まぁ、結末は見えているし、恋人がいるのに刑事と出来ちゃうって展開も納得いかない。が、アンナが顔の見分けがつかないということで、同じ役に似たような役者が何人も出てきて、見ている方もアンナの混乱ぶりがちょっと体験できるのは面白い。

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[映] バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張

 同名の作品があったなぁと思う。確か、敬虔なユダヤ人がドラッグの運び屋をやるという、実話に基づいたお話(バッド・トリップ参照)だったと思う。こちらは全く違って、保険のセールスマンが出張でハメをはずすというお話。長ったらしい副題がなんともサエないが、原題は"Cedar Rapids"。出張の行き先らしい。

Cedar_rapids
 田舎町で保険のセールスマンとして働く真面目な男ティム。同僚でNo.1セールスマンだったロジャーが急死。彼は、コンベンションへ参加する予定だったことから、ティムが急遽代わりに行くことになる。だが、ロジャーは2年連続で最優秀賞を受賞しており、3回目の受賞を期待されていた人物。その代理とあって、緊張するティムだったが…

 ティムの人物設定が面白い。田舎の純朴な独身男である。町から一歩も出たことがないらしく、初の出張、しかも初の飛行機ということで、舞い上がる。彼には恋人がいるのだが、なんとそれは学生時代の恩師メイシー先生。しかも、ティムは本気で結婚まで考えているが、メイシーからしてみればただのお遊び。

 コンベンションでは、代理店の代表としての重責を担う。3年連続の最優秀賞受賞がかかっているのだ。社長から、付き合うべき人物と、避けるべき人物のリストを手渡される。だが、行ってみるとなんと避けるべき人物ディーン・ジーグラーと同室とわかる。最初からトラブルの予感。

 だが、出会いもある。敵だと思っていたディーンは、意外といい奴である。美女ジョーンと親密なひとときを過ごしたり、娼婦と仲良くなったりと、今までの彼からは考えられないような行動もとる。今まで真面目に暮らしてきたティム、たまにはそんなことがあってもいいじゃんと思える展開が微笑ましい。

 ティム役にエド・ヘルムズ。「ハング・オーバー」シリーズの歯医者の彼である。そう考えると、あの役と結構重なるね。ディーン役にジョン・C・ライリー。ジョーン役にアン・ヘッシュ。社長役にスティーブン・ルート。コンベンションの主催者?役にカートウッド・スミス(70’sショーのレッド・フォアマンなど)。娼婦ブリー役にアリア・ショウカット(ブルース一家は大暴走のメイビー)。会社を買収しようとしていた男マイク役にマイク・オマリー(gleeのカートのパパ)。メイシー役にシガニー・ウィーバー。

 生真面目な男が、ちょっとしたことで大騒ぎする様が面白い。明らかにBだと思うのだが、なかなか楽しめた。


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2013年5月 9日 (木)

[映] テイク・シェルター

 主人公が大災害に襲われる悪夢を見てシェルター作りに取り憑かれると言う、ちょっと変わった心理スリラー。

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 田舎町で、工事現場で掘削作業をするカーティス。妻と、耳の不自由な愛娘ハンナと幸せに暮らしていた彼だったが、たびたび悪夢にうなされるようになる。それは決まって大災害に襲われると言うもの。次第に悪夢におびえ、睡眠がとれずに体調を崩すまでになってしまうカーティス。セラピーに通うが効果はなく、災害に備えて庭にシェルターを作り始めるが…

 カーティス役にマイケル・シャノン(ボードウォーク・エンパイアのネルソン・ヴァン・オルデン)。妻役にジェシカ・チャステイン。カーティスの母役にキャシー・ベイカー。カウンセラー役にリサゲイ・ハミルトン(ザ・プラクティスのレベッカ)。

 これはマイケル・シャノンならではと言う役柄だ。少々神経質な感じのカーティスは、飼い犬に襲われる悪夢、空に鳥の大群が押し寄せる風景や、黒い雲と雷から嵐になって黄色いドロドロした雨が降る様子など、かなりリアルな悪夢に悩まされる。そしてそれをなかなか妻に打ち明けられないまま、1人で悩み続ける。

 それには理由がある。彼の母親は妄想型統合失調症で、若い頃から施設に入所しているのだ。自分にもついにその日がやってきたのかと感じるカーティスは、ついに母親に会いに行き、話を聞いてみる。が、何もわからない上に不安が募るばかり。

 カウンセリングに通ったりもするのだが、問題は解決しない。そこで彼は安心を得るために自宅の庭にシェルターを作ろうと思い立つ。それはもう用心の域を超えている。ガスマスクまで準備し、本人は至って真剣なのだが、怖がる妻子。借金もかさむ。それでも彼の不安は消えないので、ついに入院するかと言う話も出るが… と言うところで、最後のオチが衝撃的だ。

 このオチ、最初から想像はつくのだが、母親の件もあるし、この人見るからに狂気を感じるし(^o^;、これだけ延々とひっぱるのだからやはり病気なんだろうと思っていたところで起こるので、なかなかショッキングだ。エンドロールで流れる歌がまた恐怖の余韻を引き立たせる。ちょっと長いけれど見応えのある作品だ。

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2013年5月 8日 (水)

[ド] デクスター7 #12

 アッという間だなぁ、12話って。シーズン7も終わってしまった。シーズン8が最終という話が出ていて、ちょっと寂しい。

Dexter7
 殺害のシーンをデボラに目撃されてしまったデクスター。さてどうするのかと思っていたのだが、とりあえずデボラを抱き込むことに成功。最初は正当防衛と言っていたが、どう考えても無理があり、実は… と真相を打ち明けてしまう。

 最愛の兄が連続殺人犯であることを知ってしまったデボラはどうするか。彼女の性格からして、不正はできないと思っていたのだが、やはり最愛の兄。彼をかばうことに決めたようだ。だが、嘘をつかなくてはならないと言うことで、デボラに相当のストレスが。

 そして今回登場した重要人物はハンナ・マッケイ。彼女は、殺人犯の男に拉致され、殺害を手伝わされたと言う人物。男は逮捕されたが、ハンナは免責を与えられて自由の身になっていた。だが、ハンナも殺害に深く関わっていたことに感づくデクスター。一方で、彼女に深く惹かれはじめ… と言う展開だ。

 これには納得がいかないデボラ。ハンナVSデボラの対決である。だが、相手が誰であれ、デボラを深く愛しているデクスター。結果は見えてるね。

 そしてもう1人の重要人物は、アイザック・シルコ。ロシアン・マフィアの大物だ。デクスターが獲物にした人物が、彼の大切な人だったことから、彼と敵対することになってしまうが、ここは思わぬ展開に。

 ハンナ役にイヴォンヌ・ストラホフスキー。「チャック」のサラである。アイザック役にレイ・スティーヴンソン。「ROME」のプッロだ。ここでは冷酷なロシアンマフィアの役だが、超格好いい。

 なんとも悲しい結末だったなぁ。デボラが立ち直れるかが心配だ。そしてハンナ。シーズン8にも出てくるようなので、こちらのエピソードも気がかり。本当に次のシーズンで終わってしまうのかなぁ、残念だなぁ。

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[ド] 昏睡病棟 -COMA-

 78年に映画化された「コーマ」のドラマ版。前後編のミニシリーズだ。リドリー&トニー・スコット兄弟制作とのこと。トニー・スコットは去年亡くなってしまったねぇ。

Coma
 医学生スーザンは、アトランタの記念病院で実習をすることに。だが、そこで、知人が昏睡状態になっているのを知り、驚く。知人に何があったのか調べようとするが、自分のIDではアクセス拒否。やむなく、熟練看護師のIDを借りて調べると、ジェファーソン研究所に転院したことがわかる。他にも昏睡状態になった患者が多数いること、みんなジェファーソン研究所に転院していることがわかる。だが、IDを借りた看護師は突然解雇され、調査を依頼したルームメイトまで病院を追い出されてしまう…

 と言うことで、昏睡になるのが決まって第8オペ室であること、意図的に昏睡にされていること、そしてジェファーソン研究所では何かが起こっていることに気づくスーザン。そしてスーザンも狙われるようになり… と言う展開だ。

 このジェファーソン研究所なる場所は、昏睡患者ばかりを集めた施設であり、自由に見学できないことから、何かやってるんだろうなぁと言う想像はつく。昏睡患者ということで、考えられるのは人体実験とか、臓器摘出とかの類。まぁだいたい想像していた通りの結末で、やっぱりねと言う感じだ。

 スーザン役にローレン・アンブローズ。「シックス・フィート・アンダー」のクレアだ。クレアの師となるマーク・ベロウズ医師役にスティーヴン・パスクール。その上司の医師役にジーナ・デイヴィス。ジェファーソン研究所の管理者役にエレン・バースティン。スターク医師役にジェームズ・ウッズ。スーザンの恩師である教授役にリチャード・ドレイファス。ネルソン医師役にジョー・モートン

 前編はなかなかスリリングで良かったのだが、後編はスーザンが逃げるシーンばかりでちょっと残念。結末をもっとショッキングにすれば良かったのに。

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2013年5月 6日 (月)

[映] 戦火の馬

 またしても戦争のお話。こちらは第一次大戦の頃、主人公は馬だね。

War_horse
 第一次世界大戦直前のイギリス。農場で一頭の子馬が誕生する。たまたまそれを見ていた少年アルバートは、貧しい農夫の父テッドが競り落として購入してきたのを見て一目惚れ。ジョーイと名付けて育て上げる。だが、借金がかさみ、テッドはジョーイを軍用に売ることになり…

 ジョーイ(馬)の数奇な運命を描いた作品といったところか。気性が荒いが、見事な毛色の美しいサラブレッド、ジョーイ。母親と引き離され、競りにかけられるが、農夫テッドが一目惚れしてしまって無理をして購入。どう考えても農作業には向かない馬である。周囲からも反対されるが、競り始めたらもう意地になってしまう。

 喜んだのはアルバート。産まれたところをたまたま見ていた、あの美しい馬が自分のものになるなんて。ジョーイを調教し、農作業も教え、愛情こめて育てていたが、収穫が思うようにいかず、借金がかさみ、テッドは軍に売ってしまう。

 ここからジョーイの旅が始まるのだが、ジョーイと関わった者はみんな不幸な運命をたどる。イギリス軍のニコルズ大尉に気に入られ、彼の馬となるが、彼は戦死。その後ドイツ軍に没収されるが、ここでもジョーイを気に入った若い兄弟の兵士は脱走を図って銃殺される。そしてフランスの農家の少女に気に入られるが…

 アルバート役にジェレミー・アーヴァイン。父テッド役にピーター・ミュラン。母役にエミリー・ワトソン。地主ライオンズ役にデヴィッド・シューリス(ハリー・ポッターシリーズのルーピン先生)。ニコルズ大尉役にトム・ヒドルストン。その上官役にベネディクト・カンバーバッチ(Sherlockのシャーロック・ホームズ)。ドイツ軍の兵士の兄役でデヴィッド・クロス。イギリス軍、ジョーイを安楽死させようとした軍曹役にエディ・マルサン。

 馬と青年の絆を描いた、感動的な作品だ。児童小説が元ということで、少々できすぎな感じもあるが、素直に楽しもう。ただ、みんながみんな英語を話しているので、どこの国の軍なのか、少々わかりにくいかな。




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2013年5月 4日 (土)

[映] 太陽の帝国

 WOWOWで放送していたので、懐かしくて思わずまた見てしまった。確か夫とまだつき合っていた頃、映画館へ行って見た作品だ。細かいところはすっかり忘れてしまっていたが、少年が歌う歌がずっと忘れられずに頭に残っていた。J・G・バラードというSF作家の自伝的小説を映画化したものらしい。

Empire_of_the_sun
 1941年12月。上海のイギリス租界(外国人居留地)で生まれ育ったジェイミー。戦争中とは思えないほど、何不自由のない生活をしてきたジェイミーだったが、日英間で開戦。上海に日本軍が侵攻してきたため、両親と共に避難することになるが、大混乱の中ではぐれてしまう。ひとりぼっちになったジェイミーは、不良アメリカ人に救われ、共に悪事を重ねたのち、収容所をへ送られる。

 ジェイミー役は、当時まだ少年だったクリスチャン・ベール。彼の演技は本当にすばらしく、当時も圧倒された。大人になった彼を見慣れた今、久しぶりに見る少年の彼は、なんとも可愛らしく、そして頼もしく見える。

 彼を救った(?)ベイシー役にジョン・マルコヴィッチ。彼の子分フランク役にジョー・パントリアーノ。収容所の仲間役にベン・スティラー。Mrs.ヴィクター役にミランダ・リチャードソン(Rubiconのキャサリン・ルーマーなど)。日本人将校役に伊武雅刀。

 戦争中だとは思えないほど、そして、中国とは思えないほど、イギリスと同じような生活をしていたジェイミー一家。その中から出たことの無かったジェイミーは、イギリス人として何不自由のない生活を送っていた。贅沢をし、我がまま邦題で、無邪気な子供である。イギリス人でありながら、日本のゼロ戦に憧れ、日本人兵士を尊敬している。日本軍が侵攻してきて、平和だった街の様子が一変する。避難する人々で大混乱となるが、そこでもまだ無邪気にはしゃぐジェイミー。母とはぐれて、初めて事の重大さに気づく。

 それでもジェイミーは賢い子だ。1人で家までたどり着き、缶詰などを食べてなんとか生き延びる。食糧が尽きた後は、ベイシーと出逢い、収容所生活を送るのだが、ここでも持ち前の要領の良さを発揮し、毎日を精一杯生きる。彼に悲壮感はないし、それなりに楽しそうだ。

 だが、ついに米軍による空爆で収容所が騒然となったとき、飛行機を見て異様に興奮するジェイミー。危険だと言われて正気に戻ったとき、初めて、自分が両親の顔すら忘れてしまっていることに気づく。悲しい現実。そして日本人青年とのエピソードがまたなんとも悲しい。

 何度も書くが、クリスチャン・ベールの演技が本当に素晴らしい。彼なくしてはこの作品は成り立たない。あの印象的な曲は、"SUO GAN"と言うウェールズ語の子守唄らしい。当時はクリスチャン・ベールが歌っているのかと思ったが、どうやら吹き替えで、歌っているのはジェームズ・レインバードという方とのこと。印象的な曲だ。

 長い作品だが、ジェイミー少年が次第にたくましく成長するさまは、最後まで目が離せない。素晴らしい作品だ。

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