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2013年5月 9日 (木)

[映] テイク・シェルター

 主人公が大災害に襲われる悪夢を見てシェルター作りに取り憑かれると言う、ちょっと変わった心理スリラー。

 

Take_shelter

 

 


 田舎町で、工事現場で掘削作業をするカーティス。妻と、耳の不自由な愛娘ハンナと幸せに暮らしていた彼だったが、たびたび悪夢にうなされるようになる。それは決まって大災害に襲われると言うもの。次第に悪夢におびえ、睡眠がとれずに体調を崩すまでになってしまうカーティス。セラピーに通うが効果はなく、災害に備えて庭にシェルターを作り始めるが…

 

 カーティス役にマイケル・シャノン(ボードウォーク・エンパイアのネルソン・ヴァン・オルデン)。妻役にジェシカ・チャステイン。カーティスの母役にキャシー・ベイカー。カウンセラー役にリサゲイ・ハミルトン(ザ・プラクティスのレベッカ)。

 

 これはマイケル・シャノンならではと言う役柄だ。少々神経質な感じのカーティスは、飼い犬に襲われる悪夢、空に鳥の大群が押し寄せる風景や、黒い雲と雷から嵐になって黄色いドロドロした雨が降る様子など、かなりリアルな悪夢に悩まされる。そしてそれをなかなか妻に打ち明けられないまま、1人で悩み続ける。

 

 それには理由がある。彼の母親は妄想型統合失調症で、若い頃から施設に入所しているのだ。自分にもついにその日がやってきたのかと感じるカーティスは、ついに母親に会いに行き、話を聞いてみる。が、何もわからない上に不安が募るばかり。

 

 カウンセリングに通ったりもするのだが、問題は解決しない。そこで彼は安心を得るために自宅の庭にシェルターを作ろうと思い立つ。それはもう用心の域を超えている。ガスマスクまで準備し、本人は至って真剣なのだが、怖がる妻子。借金もかさむ。それでも彼の不安は消えないので、ついに入院するかと言う話も出るが… と言うところで、最後のオチが衝撃的だ。

 

 このオチ、最初から想像はつくのだが、母親の件もあるし、この人見るからに狂気を感じるし(^o^;、これだけ延々とひっぱるのだからやはり病気なんだろうと思っていたところで起こるので、なかなかショッキングだ。エンドロールで流れる歌がまた恐怖の余韻を引き立たせる。ちょっと長いけれど見応えのある作品だ。

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