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2013年6月29日 (土)

[映] ザ・マペッツ

 マペット・ショーでお馴染みのマペットたちは、実は引退していたのね(^o^;。彼らが、スタジオ再建のために再結成するというミュージカル・コメディだ。

The_muppets
 マペットの少年ウォルター。兄ゲイリーと楽しい毎日を過ごしていた彼だったが、ゲイリーはすっかり大人になったのに、全く変わらないウォルター。孤独感を募らせる。そんなある日、ゲイリーと恋人メアリーのLA旅行に同行することになったウォルターは、大好きなマペット・ショーのスタジオ見学ができると大はしゃぎ。だが、憧れのスタジオへ行ってみると、そこはすっかり荒れ果て、廃墟寸前。しかも石油王の陰謀で、解体されてしまうことがわかり…

 お子様向け映画と侮るなかれ。なかなかの豪華キャストに加え、歌に笑いにと、とても楽しい作品だ。

 ゲイリー役にジェイソン・シーゲル。メアリー役にエイミー・アダムス。ちょっと太った? 石油王役にクリス・クーパー。テレビ局の重役?役にラシンダ・ジョーンズ。マペットスタジオのツアーガイド役にアラン・アーキン。ホームレス役にザック・ガリフィアナキス。鏡に映ったウォルターの姿役でジム・パーソンズ(ビッグ・バン・セオリーのシェルドン)。ミス・ピギーの受付嬢役にエミリー・ブラント。本人役で、ジャック・ブラック、ウーピー・ゴールドバーグ、ニール・パトリック・ハリス、ジョン・クラシンスキー、ジャド・ハーシュ、リコ・ロドリゲス(モダン・ファミリーのマニー)などなど。

 スタジオ存続のためには資金が必要でり、そのためにマペッツを再結成して稼ぐというお話で、展開は王道。だが、マペッツ再結成は難しいとなると「それじゃこの映画、短くなっちゃうわね」とか、「あとの仲間集めは編集でダイジェストにしちゃう?」など、大人も笑える。マペットたちはなんとも愛らしく、親子で楽しめる作品だ。

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[映] だれもがクジラを愛してる

 実話を元にした作品らしい。アラスカで、氷に囲まれて身動きが取れなくなってしまったクジラの親子を救出するお話だ。原題は"Big Miracle"。

Big_miracle
 1988年アラスカ。テレビ局の現地レポーター、アダムは、取材中に偶然、氷に囲まれて身動きが取れなくなってしまったクジラの親子を発見。アダムの元カノで、グリーンピースの一員であるレイチェルがこの件を聞きつけ、クジラを救出すると言い出す。不可能と思われたが、先住民や石油会社のオーナー、さらに大統領の協力まで得て救出作戦が始まる…

 アダム役にジョン・クラシンスキー。レイチェル役にドリュー・バリモア。大手テレビ局のキャスター、ジル役にクリステン・ベル(ヴェロニカ・マーズね)。石油会社CEO役にテッド・ダンソン。その妻役にキャシー・ベイカー。

 グリーンピースの活動は、やりすぎとも思えることが多く、感情的にクジラがかわいそうだから救うという考え方には納得がいかないなぁ。昔からクジラを捕ることで生活をしてきた先住民の人々は、最初、このクジラを捕って食べると言うのだが、この件がマスコミに取り上げられていることから、イメージダウンを恐れ、救出作戦に手を貸すことに。石油会社のCEOは、グリーンピースの活動を苦々しく思いながらも、やはりイメージアップのために手を貸すことに。そして、その様子を取材して、自身のキャリアアップを目論むキャスターたち。

 「クジラを救うお話」というと、一見とても感動的なドラマのように思えるが、自分勝手な人たちのそれぞれの思惑が、たまたま一致しただけである。そういう意味では、なるほど"Big Miracle"と言えるのか。

 個人的にはクジラの肉をわざわざ食べなくてもいいとは思う。でも、アラスカ先住民の人たちは、生活のためにクジラを捕っている。鯨油をとるためだけに捕鯨しまくったアメリカ人とは違う。彼ら(先住民ね)を責めるのはおかしいだろう。でも、イメージダウンを恐れて、あえて救出に協力する。

 立場の違う人たちが、クジラを救うというひとつの目的のために一致団結したと考えれば、感動的なお話だと言えるのかもしれない。私がひねくれているだけか。

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2013年6月27日 (木)

[映] ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜

 60年代、まだ人種差別の残るアメリカ南部を舞台にした作品。黒人メイドたちの実情を本にするという、当時としてはタブーであったことに挑戦した若き白人女性の話だ。原作はベストセラー小説らしい。

The_help
 60年代、ミシシッピ州ジャクソン。白人女性は、結婚して子供を作り、家庭を守るのが仕事とされていたこの地域で、作家を目指し、地元新聞社に就職した白人女性スキーター。家事のコラムを担当することになるが、全くわからないスキーターは、友人の家で働くベテランのメイド、エイビリーンに相談することに。だが、未だ人種差別の残るこの地域で、まるで奴隷のような扱いを受けているメイドたちの姿を目の当たりにする。彼女たちの境遇を本にしようと考え、取材をしようとするが…

 スキーター自身も、メイドのいる家庭に育った。いつも世話をしてくれたのはメイド。そのため、乳母のように慕っていた。そのメイドが、ある日突然、自分に何の説明もなく辞めてしまったことを、未だに引きずっている。そのとき何があったのか、後にわかるのだが、この辺は見せ場だ。

 スキーター役にエマ・ストーン。その母役にアリソン・ジャニー(ホワイトハウスのCJ)。エイビリーン役にヴィオラ・デイヴィス。メイドのミニー役にオクタヴィア・スペンサー。白人女性仲間からなぜか嫌われているシーリア役にジェシカ・チャステイン。スキーターの彼氏となるスチュワート役にクリス・ローウェル(ヴェロニカ・マーズのピズ、プライベート・プラクティスのデル)。意地悪なヒリー役にブライス・ダラス・ハワード。その母親役にシシー・スペイセク。

 「風と共に去りぬ」なんかでも、脇役として登場していた黒人メイド。彼らの視線で見た南部の生活も興味深い。裏話が笑える。汚いとか汚らわしいとか言いながら、彼らに食事を作らせ、子供の面倒を見させるって、どう考えても矛盾している。いくらそういう時代とは言え、自分だってメイドさんに育ててもらったんだろうに、どうしてあんな意地悪な態度が取れるのかが疑問。ミニーの仕返しは見事で思わず拍手。

 まだまだ人種問題は解決したとは言えないだろう。今はヒスパニック系の人たちがメイドをしている。当時ほどひどい扱いではないだろうが、根深い問題だ。だが、そういうことが描ける時代になったのは喜ぶべきこと。感動的なお話だ。


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2013年6月26日 (水)

[映] ふたりのパラダイス

 うーん、結局何が言いたいのかよくわからないな。狭いけれどおしゃれな都会暮らしか、広いけれど質素な田舎暮らしかと言う究極の選択なのか、平和でのどかな田舎暮らしも実は… と言うことなのか、豪邸に住んでいても幸せとは限らないと言うことなのか…?? 原題は"Wanderlust"なので、どこへ行っても落ち着かない2人の様子を描いた作品ということか。

Wanderlust
 マンハッタンに家を買うことに決めたリンダとジョージ。狭いながらも都会のおしゃれな我が家に浮かれる。だが、そんな時、ジョージがクビになってしまい、リンダの仕事も思ったようにはいかず。やむなく、アトランタに住むジョージの兄リックを頼ることに。車で移動中、偶然、怪しげなコミューンに宿泊。翌日、リックの家へ転がり込むが、嫌味な態度に嫌気が差し、コミューンで暮らすことに。

 マンハッタンに購入したワンルームマンションは、なかなかおしゃれだが、本当に狭い。アメリカにもワンルームマンションってあるのねー。本当にワンルームで、昼間は居間だが、夜は収納していたベッドを降ろしてベッドルームに早変わり。

 狭いながらも気に入っていた2人。だが、相当高かったんだろう、ジョージがクビになり、ローンが支払い困難に。そこで、ジョージの兄リックを頼ってアトランタへ行くことに。この辺の決断がよくわからないが、大邸宅に住んでいる兄リックに憧れていたってことかなぁ。リックの下で働けば、同じような生活ができると考えたのか。

 行ってみると、リックの家族は崩壊寸前だ。なんたってリックは嫌味な男である。こんな兄と一緒に仕事なんてできない、ましてや、一緒に住むなんてムリってことで、途中で偶然に寄ったコミューンに転がり込む2人。この決断も甘いなぁ。

 リンダ役にジェニファー・アニストン。ジョージ役にポール・ラッド。コミューンの創設者カーヴィン役にアラン・アルダ。コミューンのリーダー、セス役にジャスティン・セロー。エヴァ役にマリン・アッカーマン。妊婦役でローレン・アンブローズ(シックス・フィート・アンダーのクレア)。

 で、結局、あんたたち、何がしたいの?? どういう生活がしたいの? どういう仕事がしたいの? ちゃんと考えようよ。

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2013年6月25日 (火)

[映] メランコリア

 かなり異色の作品だなぁ。メランコリアとは、憂鬱症のことらしい。なるほど主人公は鬱という感じなのだが…

Melancholia
 ジョンとクレアの豪邸で、クレアの妹ジャスティンとマイケルの結婚披露パーティが開かれる。かなり遅れて到着した新郎新婦。参列者たちから祝福され、豪勢なパーティが進む中、精神的に不安定になるジャスティン。夫との初夜を拒んだ上に関係を持ったのは…
 マイケルと破局し、どん底の精神状態でクレアのところへ転がり込んだジャスティン。その頃、巨大な惑星が異常接近しており、地球に衝突する危険が。惑星の動きは予測不能で、その動きに一喜一憂するクレア。次第に精神状態が不安定になる。それに相反するように、次第に落ち着きを取り戻すジャスティン…

 ジャスティン役にキルスティン・ダンスト。夫マイケル役にアレキサンダー・スカルスガルド。クレア役にシャルロット・ゲンズブール。その夫ジョン役にキーファー・サザーランド。ジャスティンとクレアの母役にシャーロット・ランプリング。父役にジョン・ハート。ジャスティンの上司役にステラン・スカルスガルド。アレキサンダー・スカルスガルドの実父、親子競演だね。

 幸せはハズの結婚式で、なぜか浮かぬ表情のジャスティン。理由はよくわからない。仕事で何かあったのか、上司とはどうも険悪な感じである。新郎マイケルはいい人そうなのに、彼を拒む。彼女の行動は理解不能だが、それは憂鬱症によるものなのか、それとも惑星の異常接近によるものなのか。

 結局、結婚はうまくいかず破局。最悪の精神状態でクレアたちの豪邸に転がり込むジャスティン。そして惑星の異常接近。衝突は避けられないと本能的に感じていたジャスティンが、最後を一緒に過ごす人はマイケルではないと考えた結果なのか。それとも単に不安定でうまくいかなかっただけなのか。いずれにせよ、いよいよ最後という時が近づくに連れ、落ち着きを取り戻すジャスティン。対照的に、パニック状態になるクレア。そして、一番冷静そうに見えたジョンの意外な行動。

 なんだか救いのないお話だが、終末にお於ける、様々な人々の精神状態を描いた作品という意味ではなかなか興味深い。そして、巨大な惑星がぽっかり浮かぶ様子、引力が変化したり、影が2つになったりと、なんとも不思議な映像が美しい。

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2013年6月23日 (日)

[映] それでも、愛してる

 原題は"The Beaver"。なるほどなタイトルなので、是非そのまま邦題にもしてほしかったぞ。

The_beaver
 父親から受け継いだ玩具会社のCEOとなり、家族と幸せな生活を送っているはずのウォルター。ある日彼はウツになってしまう。カウンセリングも効果がなく、何もする気になれない毎日が続く。そんな父親を見て息子であることを恥じる長男ポーター。仕事の没頭することで見て見ぬ振りをする妻メレディス。ついに家を出て、1人アパートにこもることにしたウォルター。自殺も考えるが、ひょんなことからパペットのビーバーに命を救われることに。それ以来、左腕にはめたビーバーが生きているかのように接するウォルター。そしてこのビーバーを通して、かつての明るさを取り戻したかに見えたのだが…

 最近なんだか様子がおかしいメル・ギブソンが、ウツになってしまった男を演じていて、なんだか自虐的な物語だ。

 何がきっかけでウツになってしまったのかはわからない。ハタから見れば、順風満帆だ。もしかしたら、CEOの仕事が重荷だったのかもしれないが、よくわからない。とにかく何もする気が起きない。寝てばかりいる毎日だ。ついに自殺を試みるが、それすらうまくいかない。バルコニーから飛び降りようとして、偶然にパペットのビーバーがそれを食い止める。それ以来、それを左手にはめての生活をするウォルター。ビーバーを通すことでホンネも言えるし、普通に生活ができる。

 だがそれは本当の彼の姿ではない。次第にビーバーに支配されるようになり… と言う展開なのだが、解決策はあるのかなぁ。難しい問題だよね。

 ウォルター役にメル・ギブソン。妻メレディス役にジョディ・フォスター。長男ポーター役にアントン・イェルチン(TAKENのジェイコブ)。副社長役でチェリー・ジョーンズ(24のテイラー大統領)。ポーターの友達ノラ役にジェニファー・ローレンス。彼女もまた、精神的に問題を抱えているのだが、その彼女と接することで次第に優しい心を取り戻すポーター。

 父親が手にビーバーはめて生活していたら、確かに思春期の息子としてはイヤだろう。友達に見られたくないと思う。そしていつかは自分も精神を病むのではないかと恐れるようになる。妻も、最初はセラピーの一貫だと思って温かい目で見ているが、次第に様子がおかしいと気づく。夫婦間のセックスにまでビーバーが口を出すようになっちゃ、確かに困っちゃうね(^o^;。

 最後は、明るい兆しが見えたところで終わるのだが、この先もそう簡単にはいかないのだろう。焦らず、時間をかけて治すしかないのか。

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2013年6月22日 (土)

[ド] ダ・ヴィンチと禁断の謎

 FOXで始まった、イギリスBBC制作のドラマ。15世紀のフィレンツェが舞台なのだが、言語は英語(^o^;。時代的には、「ボルジア家」より少し前になるようだ。

Da_vincis_demons
 ミラノ公が暗殺されたことにより、停戦中のミラノとフィレンツェが保っていた均衡が崩れる。
 若き芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチは、発明家としても才能を発揮していた。メディチ家の当主ロレンツォに近づくため、愛人ルクレツィアを利用。武器設計の仕事を得る。同時にルクレツィアとも関係を持つ…
 ある日、謎のトルコ人と出会ったレオナルド。彼から不思議な話を聞き…

 歴史が絡んでいるので、人物設定などが少々複雑。レオナルドは、若き芸術家。一度見たものを忘れず、正確に描写することができる。まさに天才だ。彼には赤ん坊の頃の記憶まである。だが、唯一、思い出せないことがある。それは母親の顔。幼い頃に失踪した母親の顔だけが思い出せない。

 レオナルドは私生児らしい。ここでは、メディチ家の近衛兵?みたいな人が父ということになっている。この男は、レオナルドの存在を快く思っていない。

 美しき愛人ルクレツィアに近づき、見事ロレンツォの下で仕事をすることになったレオナルド。だがこのルクレツィア、どうやらスパイらしく、レオナルドの行動を探っているらしい。

 そして謎のトルコ人。彼からなにやら不思議な話を聞く。そして、「紙葉の書」なる書物を探すよう言われる。これが禁断の謎ってこと??

 レオナルド役にトム・ライリー。私たちが想像するダ・ヴィンチとは似ても似つかない感じだが、映画版シャーロック・ホームズもアリだったので、これもアリか? ルクレツィア役にローラ・ハドック。この人、アンジェリーナ・ジョリーにどことなく似ている。ロレンツォ・メディチ役にエリオット・コーワン。トルコ人役にアレクサンダー・シディグ(DS9のドクター・ベシア)。

 シーズン1は全8話。シーズン2もできるようだ。#1では、人物設定が主。レオナルドの持つ能力や、人間関係を描く場面がほとんどだ。これから、どんな方向に物語が展開するのか。

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[映] ハングリー・ラビット

 これ、タイトルだけ見ると、ファンタジーか何かかと思ってしまいそうだが、サスペンス。いつも邦題に文句付けるが、これはなかなかいいと思う。原題は"Seeking Justice"。逆に、原題も「Hungry Rabbit」で良かったんじゃ??

Seeking_justice
 ニューオリンズに住む高校教師ウィル。ある日、妻ローラがレイプされ、重傷を負う。病院に駆けつけたウィルは、ローラの痛々しい姿に涙する。怒りに震えていたウィルの前に、サイモンと名乗る男が現れる。サイモンは、レイプ犯の居場所は突き止めており、自分たちの組織が始末してやるという。金は不要で、代わりに簡単な仕事をするだけ。迷った挙句、仕事を頼んでしまうウィル。すぐに犯人が遺体で発見され、ウィルの手元にはその写真と、妻がしていたネックレスが手渡される。犯人がいなくなった安心感から、体調も回復し幸せな生活を取り戻したウィルとローラ。
 半年後、ウィルはサイモンから、簡単な仕事の依頼を受ける…

 謎の組織の存在が匂った瞬間に危ないと気づくべきだね。だいたい、始末するって、誰がやるの?? 簡単な仕事って?? つまりは自分にもその番が来る可能性がある訳で、しかも組織の人間がそこいら中にいるとなれば… と、見ている方はすぐに気づく(^o^;。

 組織のメンバーがそこいら中にいて、実は身近にも… という設定は、ドラマ「メンタリスト」とか、「フォロイング」にも通じるものがある。身近な人が信じられなくなるというのは、とても怖い話だ。

 ウィル役にニコラス・ケイジ。妻ローラ役にジャニュアリー・ジョーンズ(MAD MENのベティ)。サイモン役にガイ・ピアース。ウィルの同僚ジミー役にハロルド・ペリノー(OZのオーガスタス)。ウィルの妹トゥルーディ役にジェニファー・カーペンター(デクスターのデボラ)。刑事役にザンダー・バークレー(新ニキータのパーシー、24のジョージ・メイソンなど)。

 最初はサイモンに言われるがままだったウィルが、後半は反撃に出る。最後はハッピーエンドかと思いきや… という辺はお決まりの結末。最後、「そんな筋書きが通用するのか?」と問うたウィルに対し、「大丈夫、ここはニューオリンズだ」という刑事。って、をい、ニューオリンズって無法地帯か?

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[映] アフター・アース

 未来を舞台にしてはいるが、これは父子の物語であり、少年が大人へと成長する物語である。シャマラン監督作品。

After_earth
 人間が住めなくなった地球。1000年後、人類は、遠く離れた星に移住していた。だがその星には先住民がおり、彼らは人類を狩るためにアーサと呼ばれる獣を解き放った。それは、人の恐怖を感じて人間を狩る獣。アーサと戦うための戦士には、恐怖心を抱かない強さが必要だった。

 アーサ退治の達人、サイファ・レイジ将軍は、士官候補生である13才の息子キタイと共に遠征から帰る途中、小惑星嵐に遭い、ワープした結果、宇宙船は地球に不時着。生き残ったのはサイファとキタイのみ。しかもサイファは重傷を負っていた。100km離れた場所に墜落した、救難信号を送る装置のところまで、キタイが一人で行くことになるが…
 壮大な物語だなぁと思って見始めたのだが、これ、少年が父を助けるために旅をするという物語。なにもこんな宇宙の壮大な物語にしなくてもよかったのになぁと言う気もする。壮大にした割には、地球を出て別の星に移住しているなどのバックグラウンドはあまり関係がないのだ。体力的には素晴らしいものを持ちながら、精神的な弱さから昇進できない少年が、父を助けるために一人で頑張り抜くことで、これまでのトラウマを克服し、恐怖心に打ち勝って成長する物語だ。

 キタイ役にジェイデン・スミス。サイファ役にウィル・スミス。キタイの上官役にグレン・モーシャワー(24のアーロン・ピアースなど)。ほとんどがスミス親子によるシーンだ。

 最初は、父さん助けて〜と言っていたキタイが、次第に強くなって行くのは頼もしいね。父を頼りきっていたキタイが、父の判断に逆らう場面が見どころかな。

 結末は見えてるんだが、ジェイデンがキュートなのと、映像の迫力は楽しめる。ウィル・スミスもカッコいいが、ここでは冷静な父を好演。スミス一家が作った、親子の物語だね。

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2013年6月21日 (金)

[映] ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン

 30代独身女性が、親友の結婚を知って自分の不幸を嘆くお話。ブライズメイドって大変そうだね。主演のクリスティン・ウィグが、脚本も書いている。

Bridesmaids
 30代独身のアニーは、ケーキ店を経営していたが失敗。全財産を失い、恋人も失って失意の日々。そんなある日、親友のリリアンが結婚することに。ブライズメイドを頼まれたアニーは、喜んで引き受けるが…

 一番の親友だと自負していたアニーは、リリアンの別の友達ヘレンを紹介される。ヘレンは美人で金持ち。何事にもソツがない。結婚式のプランも金に任せて完璧に仕切る。そんなヘレンに嫉妬し始めるアニー。金欠状態のアニーとしては、張り合える要素は、唯一、リリアンとの親密さだけである。だが、豪華なプランにはどうしても太刀打ちできず、リリアンの目もヘレンに向きがち。私生活でもロクなことがない負け組のアニーとしては、次第に精神の均衡を崩し… というコメディだ。

 アニー役にクリスティン・ウィグ。彼女が脚本も書いているということで、彼女の魅力が活かされているね。リリアン役にマーヤ・ルドルフ。ヘレン役にローズ・バーン(ダメージのエレン・パーソンズ)。リリアンの婚約者の妹(姉?)メーガン役にメリッサ・マッカーシー(サマンサwho?のデーナ)。アニーのセックスフレンド役にジョン・ハム(MAD MENのドン・ドレイパー)。アニーの母役にジル・クレイバーグ(ダーティ・セクシー・マネーのレティシア・ダーリング)。2011年に亡くなってしまったね、どうやらこの作品が最期の作品らしい。アニーのルームメイト役でマット・ルーカス(リトル・ブリテン)。そして、アニーと恋に落ちる警官役にクリス・オダウド。

 メーガン役のメリッサ・マッカーシー、ほぼノーメイク状態なのだが、彼女の役がなんとも素敵。ちょっと変わった人物だが、とてもあたたかみのあるいい役だ。

 親友の幸せは、嬉しいはずなのだが、自分自身が不幸せだと妬んでしまうこともあるだろう。そんな複雑な心境の時に、やたら仕切りたがり屋のヘレンの登場は目障り。どう頑張っても太刀打ちできないときたら、精神的に参るのもわかる気がする。

 だが、よくよく話してみれば、悪い奴ではない。いいところもある。それに、友達は他にもいる。もっと辛い境遇でも強く生きている友達の言葉には、励まされるだろう。そんな、ちょっとすさんだ心が、温かい気持ちになるコメディだ。

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2013年6月17日 (月)

スカイレストラン「ヴォーシエル」で女子会ランチ

 下の子の同級生のお母さんに誘われて、静岡駅前にある葵タワー25階、グランディエール・ブケトーカイのフレンチレストラン「ヴォーシエル」へ行ってきた。女子会ランチだ。

 子供たちが小さい頃は静岡にちょくちょく行っていたのだが、ここ数年(というか10年以上??)は、なかなかそういう機会もなくなった。葵タワーへ行くのも、実はこれが初めて(^o^;。しかも25階ということで、どんなところだろうと少々緊張。見晴らしがいいだろうからカメラを持って行けという夫。はいはい。

 なるほど、とっても落ち着いた雰囲気の素敵なレストランだ。

Imgp3298             グランドピアノが自動演奏モードになっていた
             ここで弾けたら気持ちいいだろうなぁ…

 女子会ランチの内容は…

Imgp3275
 まずはサーモンの入った前菜。なんだかいろいろなものが入っている、とても高級な前菜である。食べごたえもある。

Imgp3278                表面アワアワで中身が見えないので…

Imgp3280                 泡をどけると、こんな感じのスープ

 そしてホワイトアスパラのスープ。カプチーノ仕立てだそう。ホワイトアスパラって嫌いなのよね… と思ったが、これは素晴らしく美味しい。よかった〜。

Imgp3282                    私のいただいた鳥肉

Imgp3281                     友達の選んだお魚

 メインは、お肉かお魚から選ぶのだが、私はお肉をチョイス。マッシュポテトの上に鳥肉や野菜などが上品に盛り付けられている。この鳥肉が素晴らしく柔らかく美味。上品だがボリュームもあって大満足だ。

Imgp3279                  フランスパンもうまかった(^o^)

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 最後にデザート盛り合わせと飲み物。デザートもいろいろ乗っていて彩りはもちろん、お味も大満足だなぁ。

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 見晴らしも良くて、本当に素敵。かなりお高い感じのレストランなのだが、女子会ランチということで、なんと2000円。すごーくお得な気分。話も弾んで、幸せなひとときだった(^o^)。



 

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[映] 憧れのウェディング・ベル

 こういうカップルいるんじゃないかなぁ。婚約したものの、結婚する機会を失ったまま5年が過ぎてしまい… と言うことで、原題はズバリ"The Five-Year Engagement"。

Thefiveyearengagement
 サンフランシスコに住むトムとヴァイオレットは、大晦日のパーティで衝撃的な出逢いを果たし、1年の交際を経て婚約。そんな時、ヴァイオレットはミシガン州立大学の研究員に採用される。彼女にとって、念願の仕事だったが、最低でも2年はそこで暮らすことになることから、悩むヴァイオレット。だが、彼女の夢を叶えるため、仕事を辞めて同行すると決断したトム。ミシガンでの暮らしが始まるが…

 ヴァイオレットは心理学の博士号取得を目指す女性。トムはシェフだ。ミシガン行きは、ヴァイオレットにとってまたとないチャンス。トムは、シェフの仕事ならどこでも見つかるはずと考え、一緒に行くことを決断。だが…

 レストランでの職を求めてあちこち歩き回るトムのシーンはなかなか笑える。「サンフランシスコの有名レストランをやめて、ミシガンに来たの?」と大笑いされるのだ。日本人には今ひとつピンと来ないが、サンフランシスコ=大都会、ミシガン=田舎という位置づけらしい。

 仕事が順調なヴァイオレットに対し、サンドウィッチ店の仕事しか見つけられなかったトムは、孤独感を募らせる。自分のやりたいことはこんなことではないのにと、後悔し初め、2人の関係が次第にすれ違う。そして結婚の時期を逃す。

 トム役にジェイソン・シーゲル。ヴァイオレット役にエミリー・プラント。トムの親友アレックス役にクリス・プラット(エヴァーウッドのブライト)。ヴァイオレットの姉スージー役にアリソン・ブリー(MAD MENのピートの妻トゥルーディ)。トムの両親役にミミ・ケネディ(ダーマ&グレッグのアビー)とデヴィッド・ペイマー(コミッシュのアーニー)。

 トムとヴァイオレットの婚約パーティで知り合ったアレックスとスージーが、彼らより先に、結婚して子供まで出来てしまって笑える。そう、「結婚は勢い」ってのもあるね。ずいぶんと回り道した2人だけれど、最後はとても感動的な手作りウェディング。完璧なウェディングもいいけど、こういうのもいいね。一番大切なのは2人の気持ちだよ。

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2013年6月16日 (日)

塩麹+大豆で味噌は作れるか?

 味噌作りをするようになって何年か経つ。実家の母にその話をすると、子どもの頃、家で作っていた味噌の話をしてくれた。

 長野県出身の母の実家は農家。ド田舎で、当時はみんな味噌を自分で作っていたと言う。1年分作るので、量も半端じゃなく、近所の人に手伝ってもらって大量に作るらしい。子供だった母も手伝った記憶が多少残っているらしい。それによると、ゆでた大豆をつぶして味噌玉にして、数日間??乾燥させる。カッチカチに固まったその玉を削って包丁で細かくして、甘酒のような状態の麹と混ぜていたらしい。だが、何しろ子供の頃の記憶、詳細は不明なのだが、想像するに、その甘酒のようなドロドロの麹というのが、塩麹なのでは??

 麹+塩+ゆでた大豆=味噌 ってことは、
 塩麹+ゆでた大豆 も 味噌?? いけるんじゃね? もしかしてその方が簡単かも!? それに早く出来るかも!?

 と言う浅はかな発想から、塩麹と大豆での味噌作りにチャレンジしてみることに。

 まず、麹300g+水300cc+塩90gで、塩麹を作る。この時点で塩麹の塩分は15%。麹300gなので、大豆も300g。面倒なので、大豆ドライパックを利用したので、600g分購入。バーミックスでつぶし、塩麹と混ぜる。総量1200gで塩90gなので、これだけだと塩分が足りないので、50gほど塩を追加。

 混ぜていて思う。(混ぜる前に気づけって気もするが) 水分が多すぎる。ちょっとドロドロである。でも味は美味しいはず。なんたって、塩麹と大豆。不味いはずがない。

P1000572
 途中、気になって何度も開けて中を見てみる。水分が多いため、水が大量に上がってくる。もっと大きな容器に作るんだった… でも一応ちゃんと熟成している感じ。

P1000974_640x480                    1ヶ月後:まだドロドロ

P1010216_640x480                3ヶ月後:大分水分が出たが、まだドロドロ

 そして6ヶ月後。水がかなり流れ出て、うまみも出てしまった気がするが(^o^;、そのせいで大分普通の味噌っぽい固さになってきた。もう結構良い感じで、味噌として普通に食べられる。これ、ドライパックでなくて自分でゆでて作った大豆だったら、また違った味わいだったかも。私はもう少し置いた味噌の味の方が好きなので、夏を越してから食べてみようと思う。

P1010379_640x480
 結論。塩麹+大豆でも味噌は作れる。ただ、水分過多になってしまうので、一度ゆでた大豆をカチカチに乾燥させていたのではないかと想像。それを考えると、普通に作った方がずっとラク… 熟成の速度は、特別早い感じでもない。やっぱり普通に作った方がよさそうだ。

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2013年6月15日 (土)

[映] WIN WIN/ウィン・ウィン ダメ男とダメ少年の最高の日々

 サエない弁護士と、はみ出し者の高校生の出逢いを描いた作品。心温まる作品だ。

Win_win
 郊外に住む弁護士マイク。自分の弁護士事務所を持っているが、不況の影響で客は少ない日々。顧客の1人である認知症の老人レオが、娘と連絡が取れないため、後見人がいないとわかる。後見人になると、月々1500ドルの報酬があることを知り、彼の後見人になることにしたマイク。施設には入らずに自宅で暮らしたいと言うレオの願いを聞かず、施設へ入れてしまう。
 ある日、レオの孫だと言う少年カイルが現れる。どうやら家を出てきたらしいカイル。母親と連絡も取れず、やむなくしばらく預かることにしたマイク。彼がコーチを務める高校のレスリング部へ連れて行くと、カイルにはレスリングの才能があることがわかり…

 マイク役にポール・ジアマッティ。妻役にエイミー・ライアン。親友役にボビー・カナヴェイル(サード・ウォッチのボビー、ナース・ジャッキーのDr.クルス)。コーチ仲間役にジェフリー・タンバー(ブルース一家は大暴走のジョージ・ブルース)。レオ役にバート・ヤング。レオの娘役にメラニー・リンスキー。

 マイクの行動は、一見、いいことのように見える。身寄りの無い認知症のお年寄りレオの後見人になる。面倒もあるだろう。それを、あえて引き受ける。しかも、突然やってきた、レオの孫カイルの面倒までみる。口数が少なくすさんだ性格だったカイルが、次第にマイクの家族に打ち解け、レスリングで実力を発揮する。いい話だ。

 だが、レオの娘シンディの登場でちょっと変わる。レオを引き取りたいと言うシンディは、明らかに後見人の報酬が目当てで、レオにとってシンディとの暮らしがいいことなのかどうか疑問だ。さらに、息子カイルの面倒もちゃんと見ていたとは思えない。すぐに反対するマイク。

 ところが、シンディに指摘され、自身の行動を反省するマイク。彼も、実はお金のためにレオの後見人となったのだ。その証拠に、レオの希望である「自宅で暮らす」ことはさせていない。しかも、カイルを自宅に置くことで、レスリング部としても好成績が期待できる。つまり、自分の利益のために2人を利用しているわけで、シンディのしようとしていることと変わりが無いと気づく。

 初めは金目当てだったマイクも、レオやカイルと接するうちに、報酬以上のものを得ていることに気づき… と言うことで、最後の決断はなかなか立派だ。地味だがいい話だ。

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味噌づくり教室 at かど万

 かど万米店さんで行われている、味噌づくり教室に参加した。味噌づくりと言うと、寒い時期にするものと言う感じがしていたのだが、この時期でも全く問題ないと言う。むしろ気温が高い分、麹の発酵の進み具合が早いので、早くできると言う。

 味噌づくりは数年前からやっているし、かど万さんの麹も使っている。なので、教室にわざわざ行かなくても… と思っていたのだが、大量の大豆をゆでたり、狭い台所で作業して、後片付けをしなくてはならない自宅での味噌づくりは、ちょっとした手間である。かど万さんの味噌づくり教室では、大豆を大釜でふっくらとゆでていただけるし、大きなタライも貸してもらえる上に、後片付けも必要ない(申し訳ないが…)ことを考えると、ラクかもと思った。一度ちゃんと教わってもいいかもと言う思いもある。そんなこんなで、味噌づくり初体験の王妃ちゃんを誘って、一緒に参加してみることにしたのだ。

 予定の日時にお邪魔すると、米&麹屋さんらしい素敵なお宅の一部屋に、人数分の麹が用意してあった。そこに、早朝からゆでていたと言うアツアツの大豆が、1人分ずつタライに入れて運ばれてきた。これを、各自、すりこぎでつぶす。この作業が一番大変だ。何しろこの気温である。流れる汗… その間、かど万のおじさんが、麹の話をいろいろと聞かせてくれた。

 大豆をつぶし終わったところで、もみほぐした麹に塩を混ぜ、つぶした大豆と混ぜ合わせる。あとは、容器に詰めればOKだ。

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 まだほかほかの味噌、すぐに蓋をしないで、1日くらいそのまま置いてから重しをした方がいいとのこと。できあがったところで、麹を使った料理の試食をさせていただいた。

 塩麹にオリーブオイル、ニンニク少々を入れたドレッシングをかけたきゅうりは、オリーブオイルの香りに、ニンニクのアクセントが聞いていて美味。甘酒はとても甘くてこれまた美味。写真を撮れば良かったなぁ…

 午前中の教室を終え、帰宅途中、イタリアンレストラン「SAKURA」でランチ。私はピザランチ、王妃ちゃんはパスタランチ。

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130615_115512                 小エビとキノコのクリームソースピザ

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130615_115536              王妃ちゃんの「ナスとベーコンのトマトソースパスタ」??

130615_121956            デザートは、数種の中から選べる かなり迷った挙げ句…

 2時過ぎに帰宅したが、できたての味噌は、まだなんとなく温かい。明日までしっかり冷まして蓋をしよう。3ヶ月後が楽しみだ。

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2013年6月14日 (金)

[映] 籠の中の乙女

 かなり異色。ギリシャの作品。とある一家の物語だ。

Kynodontas
 ギリシャ郊外のとある豪邸に住む一家。高い塀に囲まれたこの家から、一歩も出ることのない妻と子供たち。外の世界に汚されることがないように、子供たちを外界から遮断して育ててきたこの夫婦は、テレビを見せず、電話の存在を教えず、塀の外に出ると恐ろしいことが起こると教えこんできた。だが、息子も青年となり、性欲を満たすためにやむなく金を払って女をあてがう。はじめての「よその人」登場に浮かれる子供たち。そして、彼女から、よからぬ知識を得てしまった姉は、次第に外の世界に興味を抱き始め…

 これ、なかなか怖い話である。シャマラン監督の「ヴィレッジ」にちょっと似ているか。こちらはもっと極端で、この一家は父親以外、家から外に全く出ないのだ。仕事のために唯一外へ出る父親が、食料や必要な生活物資の調達全てをしているらしい。

 子供たちには独自の言葉を教えこんでいる。塩のことを「電話」、アームチェアのことを「海」、強風のことを「高速道路」など、ちょっと意味不明。

 家に閉じ込められている子供たち(と言っても、もういい年である)は、両親の言うことを鵜呑みにしている。他からの情報が全くないからだ。外は危険だと言われ、塀の外に出ることはしない。

 そんな彼らの前に、外からの女性がやってくる。興味津々。彼女との接触で、両親の言うことと違う情報が入り、興味を持ち始め… ということで、最後は意味深な終わり方だ。

 父役にクリストス・ステルギオグル。母役にミシェル・ヴァレイ。姉役にアンゲリキ・パプーリァ。妹役にマリー・ツォニ。息子役にクリストス・パサリス。

 いつも3人で遊ぶしかない。そのためか、彼らの遊びはちょっと異常。熱湯に指を入れて、誰が一番長く我慢できるかとか、同時に麻酔を嗅いで、どちらが先に目覚めるかとか。外部の人間を入れたことで、子供たちに変化が起こる。それをよく思わない両親は、外部の人間の代わりに、息子に姉妹をあてがう。そこまでして外界から遮断する理由は何なのか。

 これは何かの比喩なのかもと思ってみたりする。子供たちのためと思って閉じ込めるのは、彼らのためになってはいないという戒めなのか。不思議な作品だ。

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2013年6月13日 (木)

[映] ブレイクアウト

 おぉぉ、ニコール・キッドマン主演か(^o^)。ん? ニコラス・ケイジも出てるぞ… なに、この2人、夫婦役?? ありえねー ってのが正直な感想。大邸宅に住む一家を襲う強盗たち。だが実は… と言うお話で、原題は"Trespass"。なんで「ブレイクアウト」になる?

Trespass
 ダイヤモンドディーラーのカイルは、美しい妻サラと思春期の娘エイヴリーと共に、セキュリティー万全の大邸宅に住んでいた。仕事が忙しく、家族との時間をあまり取れない日が続く。ある晩、両親に内緒でこっそり家を抜け出し、友達とパーティに出かけるエイヴリー。その直後、邸宅に強盗が押し入る。銃を向け、ダイヤを保管している隠し金庫を開けるよう要求。だがなぜか渋るカイル。そしてエイヴリーが帰宅し…

 立派な家に住んでいる大富豪かと思いきや、実は… と言うのと、強盗の1人は実はサラの知っている人物だった… と言うことで、カイルもサラも、どっちもなんだかちょっと行動が怪しげ。この夫婦が互いを信じられるか、と言うところが見所だと思うのだが、ちょっと浅いかな。

 カイル役にニコラス・ケイジ。サラ役にニコール・キッドマン。エイヴリー役にリアナ・リベラト。強盗役にベン・メンデルソン、キャム・ギガンデット、ジョーダナ・スパイロ、ダッシュ・ミホク。

 セキュリティ万全の大邸宅のはずが、強盗に簡単に侵入されてしまう。大富豪と思われていた一家は、実は破産している。浮気しているように見えた妻が、実は夫を深く愛しているとか、すれ違い夫婦のようだが、実は絆の強い夫婦だったとか、なんとも皮肉なストーリーだなぁと思う。でもまぁ、とりあえずはハッピー・エンドなのか。

 

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2013年6月12日 (水)

[映] ブレーキ

 これ、似たような作品があったなぁ(「リミット」参照)と思って見ていたのだが、後半はなかなかスリリング。「リミット」にはオチがなくて残念に思っていたが、こちらにはちゃんとそれがある。

Brake
 気がつくと、狭い棺桶の様な透明な箱に監禁されていた男。周りは真っ暗だが、目の前のタイマーがカウントダウンを開始。突然、無線機から男の声が聞こえた。名前はヘンリー。同じく監禁されていると言う。そしてタイマーが0になると、箱は移動し初め、車のトランクに乗せられていると気づく。果たして男は何者なのか、なぜ監禁されているのか…??

 と言う、なんだか全くわからないところから始まる。足下に穴が開けられていて、そこから一枚の絵はがきが投げ込まれる。ホワイトハウスの絵はがき。そして、ルーレットの場所を教えろと書いてある。無線の相手ヘンリーからも、ルーレットの場所を教えるよう指示されたと言われる。男の名はジェレミー。彼はどうやら、シークレットサービスらしい。何者かが、彼から国家機密を聞き出そうとしているらしいことが次第にわかってくる。だが、何者が?

 ジェレミー役にスティーブン・ドーフ。妻モリー役にカイラー・リー(グレイズ・アナトミーのレクシー)。ヘンリー役にJRボーン。上司??役にトム・ベレンジャー。あまりの激太りぶりにびっくりだよ。まさか特殊メイク?

 途中でオチがわかったと思ったのだが、騙されたー。かなりの低予算ムービーと思われるが、スリリングだし、オチも面白いしで、なかなか良かった。

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[映] 予言者

 いやはや、2時間35分という長編に、少々引いてしまったのだが、なかなかどうして、見応え充分の物語だった。フランスの刑務所を舞台に、新入りの若者が成長していくさまが描かれている。

Un_prophete
 6年の刑を宣告され、刑務所へ送られたアラブ系フランス人マリク。刑務所では、人種ごとにグループができていた。中でも最大勢力のコルシカ・マフィアのボス、セザールに目を付けられたマリクは、アラブ系囚人レイェブを殺害するよう強要される。なんとか成功させたマリクは、セザールたちコルシカ・マフィアグループの雑用をするようになるが…

 刑務所を舞台にした作品というと、ドラマ「OZ」が記憶に新しいが、こちらはフランスの刑務所ということもあり、少々事情が違うようだ。

 まず驚くのが、囚人達の自由さ。服装は私服?? 監房も、いろいろな部屋があるようで、刑務所内を牛耳っているコルシカマフィアたちの監房にはテレビあり!! 休憩スペースではコーヒーも飲めるし、食事もアメリカの刑務所ほど不味そうではない。さらに、模範囚だと時々外出許可も下りるらしい。これじゃ、現実社会で働いて暮らすよりラクって思っちゃう人もいるんじゃない??

 入所したてのマリクは若い。本当に若い。セザールに脅されて、レイェブを殺すように言われたマリクは、とりあえず刑務所の所長に言ってみようと思いつくが、看守たちもみなコルシカマフィアのいいなり。殺さなければ自分が殺される。やむなく、実行することに。

 その後、コルシカマフィアのそばで雑用などをするようになるマリク。だが、アラブ系ということだからか、いつまで経っても雑用係でしかない。さらに、アラブ系のグループからは、コルシカの手下と思われ、疎まれる。

 そんな中で、頭のいいマリクは、次第にボスの信頼を得る。だがただ言いなりになるわけではなく、自分の仕事も着実に手を広げる。そしてついに… と言うマリクの成長が見所だ。

 マリク役にタハール・ラヒム。セザール役にニエル・アレストリュプ。この人、「戦火の馬」で、少女と暮らしている祖父役やった人だね。あの時はいいおじいちゃんだったが、こちらではマフィアのボスである。

 フランス刑務所にも人種問題があることがわかる。いろいろな言語が飛び交う。それを、こっそり勉強して身につけるマリク。コルシカや、アラブ人たちが仲間内で話す言葉がわかると言うのは、確かに強みである。かなり残酷なシーンも出てくるので、R15指定相当。長いが見応えのある作品だ。

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2013年6月 9日 (日)

学校祭2013

 下の子の通う高校の学校祭が7日(金)、8日(土)に行われた。

Img_448x640                   パンフ:毎年素敵なデザイン

P1010311                        今年のテーマ

 2年生ということで、文化部の生徒達は、部活の展示発表の中心的存在となる。下の子たち物理班では、恒例のピタゴラスイッチの担当。ずいぶん前から宣伝用の映像を作ったり、ピタゴラ装置の制作をしたりと、忙しくしていた彼ら。

 前日になってもうまくつながらないと、当日は始発電車で登校。それでもうまくいかないらしく、うまくできた映像を録画編集して会場で流したり、最終的には「神の手」(うまく行かない部分は手助け…)も登場したりでなんとか乗り切った。かなり盛況だったようで、嬉しい限り。

P1010346_640x480              手作り感満載のピタゴラスイッチ ほんの一部分

 3年理数科による映画(毎年パロディ映画を自作)も、40分というなかなかの大作。カメラワークも結構凝っていて、進化しているなぁ。下の子たちも来年やるんだろうけど、プレッシャーかも(^o^;。

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 今年は来場者が多かったようで、どこも結構な混雑。旧体育館で行われている3年生のクラス展(体験型のゲームコーナーなど)はどれも行列。書道部は中庭で書道パフォーマンスをしていたり、英語部もRPG風冒険劇のミニゲームを企画していたりと、頑張ってた。

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 で、なんだか毎年楽しみにしている美術部。今年は海の生き物のマグネットか、ビーズアクセサリーってことで、マグネットを制作。センスの無さ全開…

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 展示してあった「黄金の鯵の開き」。なぜか惹かれる…

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 今年はなんだかアッという間だったなぁ、9:30~14:30までいたのに、全部見られなかった。

 さて、楽しいイベントが一つ終わり、また日常に引き戻された下の子。課題(宿題)と格闘中…

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2013年6月 6日 (木)

[映] ザ・バッド

 このタイトルは何なんだ?? あまりに酷すぎる… 原題は"The Maiden Heist "、言ってみれば「初めてのお使い」ならぬ、「初めての強盗」って感じか。

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 美術館のベテラン警備員ロジャー。彼は警備しながら、ある一枚の絵を愛し、見守っていた。その絵については誰よりも詳しく、その絵を見るために毎日出勤していた。だがある日、この大切な絵が、海外の美術館へ移転されることに。同じように、ある絵を誰よりも愛し、毎日見守っている同僚チャーリーと、ある彫刻をとても気にかけている同僚ジョージを見つけ、ある計画を練り始める…

 そこまで深く芸術品を愛する気持ちはすごい。ロジャーのこの絵に対する知識は、美術館の解説員より詳しい。毎日見てはうっとりする。そんなある日、この絵が海外に行ってしまうとわかる。行き先はデンマーク。いっそのことデンマークに移住しようかとまで考える。だが猛反対の妻。そりゃそうだよね(^o^;。

 それほど作品たちに思い入れのある3人は、移転の際にこっそり偽物とすり替えようと思いつく。だがそう簡単にはいかず… と言うところが見せ場のコメディだ。

 ロジャー役にクリストファー・ウォーケン。なんだかいつも怖い役が多い人だが、今回は妻に振り回されっぱなしのおじさんだ。チャーリー役にモーガン・フリーマン。ジョージ役にウィリアム・H・メイシー(シェイムレスのフランク・ギャラガー)。

 短い作品だが、芸術に対する愛が見えるし、おじさん3人のコミカルな奮闘ぶりが面白い。マイアミでの一コマもほほえましい。でも、そこまで精密な贋作を作ったのなら、それを自宅に飾っておけば良いのでは? と思った私は、芸術がわかっていないのだろうか。

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2013年6月 3日 (月)

マンゴーな日々

 友達のNちゃんが、マンゴーを送ってくれた。憧れの宮崎県産マンゴー。お高いヤツである。

 実は私の職場のボスが沖縄出身。知り合いにマンゴーを作っている人がいるらしく、みんなで購入すれば送料負担が安く済むと言うことで、便乗して購入したことがある。(「沖縄マンゴー」参照) それは確か1個1000円+送料で、デカくて美味しくて感動した覚えがある。

 こちらは宮崎県産マンゴー。ワクワクしながら箱を開けてビックリ、デカい。本当にデカい。私の手がすっぽり隠れてしまうくらいデカい。(私の手が小さいってのもあるが)

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Imgp3261                     見よっ、このデカさ!!

 箱を開けた瞬間、いや、箱のテープをはがした瞬間から、マンゴーの甘い香りが漂う。立派なマンゴーたちにうっとりしつつ、写真に収める。いかにも高そうなマンゴー、自分じゃ買えそうにない。

 重さを量ってみると、600g以上あるのと、400g以上あるの、合わせて1kg以上ある。とりあえず、よりデカい方からいただくとしよう… 書いてあるとおりに三枚に下ろし、片身とタネの周りの実を器に盛っていたら、それだけで結構な量。残りの半身は明日食べようと言う夫。そうすれば3日間食べられると力説する。いかにも貧乏人の発想だが、すぐに同意してしまう私。

P10103001                これ、小さい方の半身。この厚みっ!!

 香りも素晴らしいが、お味もこれまた素晴らしい。甘さは半端じゃなく、本当に柔らかくジューシー。マンゴー特有のクセみたいなものがほとんど感じられず、よって、マンゴー嫌いのNちゃんも虜になったと言う代物だ。なるほど。

 タネしゃぶってて思ったのだが、この巨大なマンゴーも、スーパーで売ってる小ぶりなマンゴーも、タネの大きさこそ多少は違うのだろうが、厚みってそれほど変わらない。つまり大きい分、実の部分の量が半端なく多い。

 ってなわけで、3日間美味しいマンゴーを堪能。いやはや美味しかった。本当に美味しかった。Nちゃんに感謝。

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2013年6月 2日 (日)

[ド] スキャンダル 託された秘密

 グレイズ・アナトミーのクリエイター、ションダ・ライムズによるドラマ。WOWOWで#1だけ先行放送。弁護士の物語ということで、法廷ものかなと思ったが違う。法律事務所ではなく、フィクサーとしてスキャンダルのもみ消しをする弁護士たちの物語だ。

Scandal
 要人のスキャンダルをもみ消すフィクサー集団「オリヴィア・ポープ&アソシエイツ」に採用された新人弁護士クイン。憧れの弁護士オリヴィア・ポープの事務所で働けると、期待に胸膨らませたクインだったが… 事務所に、恋人が殺害されたと言う男サリーがやってくる。血だらけの彼は、軍人として名誉勲章ももつ英雄。自分は殺していないと言う彼のために仕事をすることにしたオリヴィア。

 #1では、サリーのケースと、オリヴィアがどういう人物かが描かれている。オリヴィアは、強い女性だ。頭が切れるだけでなく、タフ。相手のウソを見抜き、依頼人を守るためならなんでもする。敵には容赦しない。だが決して非道ではなく、人間としての温かみも持っている。

 以前は、大統領のために仕事をしていたらしい。だが、どうやら大統領と関係を持ってしまったようだ。そのせいなのか、身をひく形で退職し、この事務所を立ち上げる。そして#1で、その大統領の不倫騒動があり、かつての上司から個人的に仕事を依頼される。一度は大統領のために相手をつぶしにかかるオリヴィアだが、大統領がウソをついている(女性は真実を言っている)と見抜き、逆にその女性のために仕事をすることに。相手が誰でも関係なく、重要なのは真実か否か。徹底的に真実を追究する姿勢には共感が持てる。

 オリヴィア役にケリー・ワシントン。事務所のスタッフは、ハリソン役にコロンバス・ショート。アビー役にダービー・スタンチフィールド。ハック役にギレルモ・ディアス。オリヴィアの右腕スティーブン役にヘンリー・イアン・キュージック(LOSTのデズモンド)。新人のクイン役にケイティ・ロウズ。大統領役にトニー・ゴールドウィン。補佐官(?)役にジェフ・ペリー(ナッシュ・ブリッジスのハーヴェイ、グレイズ・アナトミーのザッチャー・グレイ)。検事役にジョシュア・マリーナ(ホワイトハウスのウィル)。大統領の妻役にベラミー・ヤング。#1には出てこなかったが、副大統領役がケイト・バートン(グレイズ・アナトミーのエリス・グレイ)らしい。

 フィクサーのドラマって初めてじゃないかなぁ。普通の法廷ものとはまたひと味違った弁護士もの。キレ者でタフな女性弁護士というところは「ダメージ」のグレン・クロースにかぶる気もするが、こちらはもっと善人。

 去年から始まったシリーズのようで、シーズン1が7話。シーズン2が22話。放送が楽しみだ。

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2013年6月 1日 (土)

[ド] ザ・フォロイング

 WOWOWで始まるドラマ。#1だけ先行放送。#1を見た感じでは、「メンタリスト」と「クリミナル・マインド」を足したような感じ!?

The_following
 ヴァージニア州の刑務所から、死刑囚ジョー・キャロルが脱獄。元大学教授のキャロルは、14人の女子学生を惨殺した連続殺人犯だった。FBIは、元捜査官で、キャロルを逮捕した際に心臓に傷を負ったライアン・ハーディに協力を依頼。唯一、キャロルの被害者で生き残ったサラに、警官の護衛を付けるが…

 連続殺人犯ジョー・キャロル vs 元FBI捜査官ライアン・ハーディと言うお話。キャロルには、熱烈な信奉者が多数おり、タイトルはそういう意味なのだろう。彼らは一般人に紛れて生活しているため、刑務所の看守であったり、隣人であったりと、気が抜けない。そして、ライアンは、キャロルの妻と不倫関係にあったようで、個人的なつながりもある。この辺りの設定は、メンタリストのそれと結構似ている気がする。(不倫はないけどさ)

 ライアン・ハーディ役にケヴィン・ベーコン。感情を顔に表さず、冷たく暗い感じで、過去に何かを背負っているライアン役にまさに適役。キャロル役にジェームズ・ピュアフォイ(ROMEのアンソニーなど)。キャロルの元妻クレア役にナタリー・ジー(ダーティ・セクシー・マネーのカレン・ダーリング)。ライアンを尊敬する若きFBI捜査官(分析官?)マイク役にショーン・アシュモア(X-MENのアイスマン)。#1の被害者サラ役にマギー・グレイス(LOSTのシャノン)。

 #1で脱走したキャロルは、再びサラを襲い、再び投獄される。元々死刑は確定しているのだが、新たな罪も加わって、また裁判なの?? キャロル自身は獄中だが、信奉者たちがあちこちにいるようなので、彼らとの戦いになるのか?

 今年始まったばかりの作品らしい。シーズン1が15話。シーズン2も決まっているようだ。果たして、どんな展開になるのか。

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[映] オブリビオン

 予告を見て以来、とっても気になっていた作品。テレビでもCMがたくさん流れたし、facebookでも広告が入ってくるしで、5月31日を楽しみしていたのだが、あいにく仕事が… やむなく今日見に行ったのだが、そう言えば今日は1日。1000円で見られる日じゃん!! ある意味ラッキーなのか!?

Oblivion
 2077年。60年前にスカヴと呼ばれる異星人による襲撃を受けた地球。この戦争に勝利したものの、荒廃した地球にはもはや人が住めなくなっていた。人類の大半は土星の衛星タイタンへの移住。地球に残ったジャック・ハーパーは、パートナーのヴィクトリアと共に地球の資源を採掘する装置や、ドローンのメンテナンスをする任務についていた。 だがある日、宇宙船が墜落するのを目撃。すぐに現地へ向かうと、墜落した宇宙船から投げ出されたカプセルがあり、中には宇宙飛行士たちが。その1人が、ジャックが夢で見ていた女性であったため、驚く。だが、なぜかドローンはカプセルを次々と破壊。なんとかその女性を助け出したジャックだったが…

 ジャックは、昔の記憶が消されている。荒廃した地球で、あり得ないほど完璧に整った環境に住むジャックとヴィクトリア。他に地球に住む者はおらず、2人だけの生活。地球の上空に浮かぶ、テットと呼ばれる三角錐型の衛星(??)に、サリーと呼ばれる司令官がいて、彼女の指示を受けて、ドローンの修理や、監視などをするのが彼らの仕事だ。

 記憶がないと言う時点で、偽りの生活なんだろうなぁと言う想像はつく。感じとしては「トータル・リコール」に似ているかなと思う。毎日決まった仕事をして、決まった生活を送る。任期が終わればテットに戻れる。そう信じて疑わなかったジャックの前に、謎の女性が現れる。ジュリアである。

 目覚めたジュリアは、なぜかジャックのことを知っている。彼女の話を聞くうちに、自分がたびたび見ていた夢がどういう意味を持つのかがわかる。そして、ある人物との出逢いで、自分は何者で、地球がどういう状態なのか、真相を知り… と言う展開だ。

 ジャック役にトム・クルーズ。ヴィクトリア役にアンドレア・ライズボロー。ジュリア役にオルガ・キュリレンコ。そしてジャックに真相を教えるマルコム・ビーチ役にモーガン・フリーマン。サリー役にメリッサ・レオ。

 前半は想像通りというか、思った通りの展開だが、後半は意外性もあって、なかなか面白かった。モーガン・フリーマンが重要な役にもかかわらず、意外と出番が少なくてちょっと残念。もうちょっと彼らの見せ場があっても良かった気がするが、まぁ主役はトムということで、彼のための作品となってるかな。

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