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2013年10月31日 (木)

[映] キック・オーバー

 久々にメル・ギブソン主演の作品。製作・脚本も手がけているらしい。なかなか見ごたえある。

 

Get_the_gringo

 

 


 大金を強奪し、車で逃走中の男、ドライバー。逃げ切れないと気づいた彼は、とっさにメキシコへ突入。車は大破し、メキシコ警察に捕まる。だが、警官たちは、適当な罪をでっち上げ、大金はこっそり懐に。
 男は刑務所エル・プエブリートに投獄される。だがここは、刑務所とは思えない、まるで小さな街。出入り制限がある以外、受刑者たちはやりたい放題の無法地帯であり、ギャングの大物ハビが支配していた。
 服役している母親と暮らす少年キッドと親しくなったドライバー。キッドが特別待遇を受けていることを知る。そしてそれには理由があった…

 

 なかなか面白いストーリーだ。まずこの男、どこかから大金を強奪して逃走しているが、それが誰から盗んだ物なのかは、次第にわかってくる。そしてそれを利用する。盗人だが、なかなか面白いキャラクターだ。

 

 キッドは、これまた面白いキャラクターだ。母親と刑務所内で暮らしているのだが、母はどうやらハビの愛人のようであり、キッドも特別待遇を受けている。だがそれは、彼を可愛がっているということではなく、肝臓移植が必要なハビにとって、唯一適合する肝臓を持つ人間であるため。しかも、キッドの父も適合者であり、ハビに肝臓を移植するために殺されたという。つまり、キッドはハビを憎んでいる。

 

 その事実を知った男は、盗んだ金を切り札に、ハビを利用して刑務所を脱出すると同時に、キッドと母親をハビから助け出すのだが、その過程が実に痛快だ。

 

 ドライバー役にメル・ギブソン。キッド役にケヴィン・ヘルナンデス。アメリカ側の警官役にディーン・ノリス(ブレイキング・バッドのハンク)。悪徳弁護士役にピーター・ゲレッティ(ホミサイドのガーティー刑事)。ドライバーが金を盗んだ相手フランク役にピーター・ストーメア。その弁護士役にスコット・コーエン(ダニーのサクセスセラピーのニコ)。トーマス・カウフマン役にボブ・ガントン。

 

 ヒーローとはちょっと違ったメル・ギブソンが見られて、なかなか楽しめた。また頑張って欲しいな。

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