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2013年12月30日 (月)

[映] テイク・ディス・ワルツ

 ミシェル・ウィリアムスのための作品だなぁ。夫に物足りなさを感じる妻の心の動きを描いた作品。途中までは不倫相手に触れることもない、言わば心の浮気なのだが、とってもエロティック。

Take_this_waltz
 優しい夫ルーと二人暮らしのマーゴ。フリーライターとして、パンフレットの文章を書くために訪れた旅先で、ダニエルと出会う。偶然にも帰りの飛行機で隣の席に。しかも、家が目の前とわかる。日々ダニエルと顔を合わせるうちに、彼への想いが募るように。だが、夫を裏切ることができないという思いもあり、不倫には踏み切れず。そんなある日、ダニエルが突然引っ越してしまったことを知ったマーゴは…

 ずばり、マーゴは寂しいのだろう。優しい夫ルーを深く愛しつつも、彼との生活に何か物足りないものを感じているマーゴ。彼女の求めに対して、なかなか答えてくれないルー。結婚して5年という年月によるものなのか、ルーの自営業というストレスフルな仕事によるものなのか。いずれにせよ、常識を超えてマーゴに冷たくしているようには見えないが、いつもかまって欲しいマーゴとしては、かなり物足りなく感じているようだ。

 そんなとき、ダニエルと知り合う。すぐに惹かれあう2人。しかも、なんとすぐ近くに住んでいる=いつでも会える。ちょくちょく密会する2人。だが決して触れない。ここがミソで、決して触れないことで、マーゴは一線を超えないように踏ん張っているのだろう。

 マーゴ役にミシェル・ウィリアムス。ルー役にセス・ローゲン。ダニエル役にルーク・カービー。ルーの姉役にサラ・シルバーマン。

 結局、ダニエルを選んでしまうマーゴ。ただそれだけの作品かと思いきや、その描き方でマーゴ自身に問題があることを見せてくれる。印象的なシーンは、冒頭と、エンディングのシーン。ほぼ同じなのだが、冒頭はルーとのひととき、エンディングはダニエル。どちらもけだるい感じでお菓子を焼くマーゴ。そう、すでに彼女はダニエルとの生活でも、物足りなさを感じているのだ。

 同じく印象的なシーンとして、遊園地でのシーンがある。軽快な音楽と照明で、浮かれ、はしゃぐマーゴ。だが装置と音楽が止まった瞬間、現実に引き戻される。彼女は常に刺激を求めているのだろう。

 大半がプラトニックな心の浮気シーンなのだが、終盤でかなり露骨なセックスシーン。今まで抑えていたタガが外れたかのようだ。ミシェル・ウィリアムスの、何を考えているかわからない不思議な魅力が存分に味わえる作品だ。

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2013年12月29日 (日)

[映] ルビー・スパークス

 「リトル・ミス・サンシャイン」のスタッフによる作品らしい。というわけだからなのか、主演はポール・ダノ。ちょっと変わったラブコメと言えるのか。いや、ファンタジーなのか。

Ruby_sparks
 19才で天才作家としてデビューしたカルヴィン。だがその後10年間、全く小説を書けずにいた。ほとんど自宅で引きこもりのような生活をしている彼を、運動に連れ出す兄ハリー。かかりつけのセラピストから、好きな人のことを文章に書けと言われたカルヴィンは、夢で見た美女について創作した話を書き始める。すると、ある日突然、自宅のキッチンに、夢で見た通り、自分が創作した通りの美女が…

 自分が小説に描いた人物がそのまま実際に現れる。ほぼ自分の理想を盛り込んだ相手である。目の前に現れ、恋人として生活を始める。夢のような生活だ。そして小説に新たに書き加えたことが、実際に起こることを確認した彼は、このままでは彼女を操ってしまうということに気づき、書くのをやめる。紳士だなぁ。

 だが夢のようだった生活が次第に変わり始める。性格の不一致だろう。だが彼女の虜になってしまったカルヴィンは、自分の思い通りになるよう小説に書き加え始める。でもそんなにうまいこと行くはずもなく… という辺りは、まるでドラえもんの道具をうまく使えないのび太くんのようである。

 カルヴィン役にポール・ダノ。ルビー役にゾーイ・カザン。なんとも愛くるしい表情の彼女、この作品の脚本も手がけている。しかも、ポール・ダノと実生活でも交際中とのこと。ハリー役にクリス・メッシーナ。彼らの母役にアネット・ベニング。義理の父役にアントニオ・バンデラス。カルヴィンの作家としての先輩役にスティーヴ・クーガン。セラピスト役にエリオット・グールド。カルヴィンのファン、メイベル役にアリア・ショウカット(「ブルース一家は大暴走」のメイビー)。

 展開が全く読めないのだが、とても素敵な結末だ。何といってもルビーがキュート。カルヴィンが夢中になるのも無理はない。コミカルな部分もとても楽しめるし、素敵な作品だ。

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2013年12月28日 (土)

[映] トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンpart2

 トワイライトシリーズ最終話ってことでいいんだろうか??

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 ヴァンパイアのエドワードと結婚し、娘レネズミを出産したベラ。命を落としかけたものの、ヴァンパイアへと転生したことで元気になり、幸せな時を過ごす。だが、レネズミが驚異的なスピードで成長することに不安を覚え始める。そんな様子を見た者が、レネズミを「不滅の子」(ヴァンパイアを滅ぼすと恐れられる存在)だとする密告がヴォルトゥーリ族の長アロの元に届く。押しかけたヴォルトゥーリ族と対決することになるエドワードたち…

 レネズミってどういう名前なんだろう!? ネ、ネズミ?? なんて(^o^;。それはともかく、この半ヴァンパイアの娘が、ヴァンパイアを脅かす存在になるのではということで、狙われるという話だ。

 出演者は前作とほぼ同じだと思うのだが、面白い顔ぶれを見つけた。プッシング・デイジーのネッドでお馴染みのリー・ペイス。前作には出てなかったよね?? あと、シェイムレスのミッキーでお馴染みのノエル・フィッシャー。彼も前作にはいなかったよね??

 ストーリーは、ヴァンパイアのグループ同士の争いって感じか。かなり激しいバトルシーンがあり、主要人物が次々と残酷に殺されてしまう… かと思いきや。まぁ、ハッピーエンドだね。さらに、ジェイコブの意外な役割がわかる。

 しかしまぁ、ヴァンパイアになってこんなに感覚が鮮明になり、身体能力もスーパーマン並みになるんなら、いいことづくめじゃん。問題は、相手に愛想を尽かしても逃げ場がないってことか。お互いに老けないからいつまでもらぶらぶ!?

 やれやれ、これでやっと終わったか。

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[映] ソウル・サーファー

 以前何かの番組で、この主人公の話を見た記憶がある。この英語の教材を、下の子は学校で勉強したそうで、この映画も学校で見たとのこと。実話に基づいた作品である。

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 ハワイに住む少女ベサニーは、幼い頃から海で遊び、プロサーファーを夢見ていた。だがある日、サーフィン中にサメに襲われ、左腕を失ってしまう。一命は取り留めたものの、不自由な生活を余儀なくされたベサニー。それでもサーフィンへの夢を捨てきれず、再びボードを持って海へ…

 実に感動的な話だ。少女にとって腕をなくすというのは、過酷な出来事である。しかもそれが、プロサーファーを目指す身となればなおさら。一時は諦めたサーフィンだが、ボランティアで、自分よりもっと過酷な状況に置かれた人々を目の当たりにし、サーフィンを教えることで彼らの笑顔を取り戻すことができる。ベサニーも自信を取り戻す。

 ベサニー役にアナソフィア・ロブ。「チャーリーとチョコレート工場」でガムをくちゃくちゃやってる生意気な少女ヴァイオレットを演じた彼女だ。ベサニーの母役にヘレン・ハント。父役にデニス・クエイド。親友アラナ役にロレイン・ニコルソン。その父役にケヴィン・ソーボ(アンドロメダのディラン・ハント)。

 サーフィンのシーンが素晴らしい。アナソフィア・ロブは相当訓練したらしい。サメに襲われるシーンは、それほどショッキングにならないように工夫されているが、それでもやっぱりショッキング。実際のベサニーたちの写真も最後に紹介されている。彼女は今、プロサーファーとして活躍しているとのこと。たくさんの人々に希望を与えた彼女のガッツは、本当に素晴らしい。

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2013年12月27日 (金)

[映] 恋愛だけじゃダメかしら?

 アメリカでベストセラーの出産ガイド本「すべてがわかる妊娠と出産の本」をモチーフにした、群像ラブコメとのこと。なるほど、いろいろな妊娠、出産、養子や流産などが描かれている。

What_to_expect_when_youre_expecting
 ダイエット番組のトレーナー、ジュールズは、恋人エヴァンとの子供を身ごもる。日々大きくなるお腹を抱えて、ダイエット番組の仕事を精力的に続けるが、エヴァンと息子に割礼するか否かで意見が衝突。
 妊婦関連グッズ販売をしているウェンディは、念願かなってやっと妊娠。嬉しいハズの妊娠だったが、思いの外つらいことがわかり… さらに義父の若い再婚相手ステイシーも双子を妊娠しているとわかり、何かと張り合う。
 妊娠できないとわかったカメラマン、ホリーは、養子を迎えることに。だがまだ心の準備ができていない夫。
 屋台経営をしているマルコは、偶然隣の屋台に、元カノ、ロージーがいるのを見つけ、声をかける。その晩、勢いで関係を持った2人だったが、ロージーは妊娠。一緒に暮らし始めるが…

 いろいろな恋愛、妊娠や出産などが描かれていて、みんな少しずつつながっている。無事出産するのが3組、流産してしまうけれど、関係が少し深まるカップルや、養子を迎えることでモメるが丸く収まるカップル。いろいろな形がある。

 ジュールズ役にキャメロン・ディアス。恋人エヴァン役にマシュー・モリソン(グリーのシュー先生)。ホリー役にジェニファー・ロペス。その夫アレックス役にロドリゴ・サントロ。そのパパ友役にクリス・ロック。ウェンディ役にエリザベス・バンクス。その夫役にベン・ファルコン。その父役にデニス・クエイド。その若い妻役にブルックリン・デッカー。ロージー役にアナ・ケンドリック。マルコ役にチェイス・クロフォード(ゴシップガールのネイト)。

 みんなそれぞれ悩んだり苦しんだり、喧嘩になったりと小さな騒動がそれぞれあるが、最後には全て丸く収まってハッピーエンド。ほのぼの系だね。キャストが豪華という以外、いいところははない。もうちょっと何かが起こっても良かったかな。

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2013年12月26日 (木)

[映] チャールズ・スワン三世の頭ン中

 これまたバカバカしいストーリーだな。チャーリー・シーンが自虐ネタのような役を演じている。監督脚本は、ロマン・コッポラ(コッポラ監督の息子)だそう。

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 70年代のカリフォルニア。人気デザイナーのチャールズ・スワン三世は、そのプレイボーイぶりがたたって、恋人イヴァナにフラれてしまう。だがどうしてもイヴァナのことを忘れられない彼は、それ以来何をやっても不運続き。妄想だけが膨らみ、自暴自棄の挙げ句、入院。自分の会社も経営危機に…

 このチャールズって男、本当にしょうもない男である。頭の中は常にセックス。恋人がいるにも関わらず、欲望を捨てきれない。常に妙な妄想をしている。ある日イヴァナが出ていってしまうのだが、彼女の大量の靴を丘の上から投げ捨てようとして失敗、車ごと転落。会社も経営危機だと言われるが、イヴァナへの未練で頭の中はいっぱいだ。そんな時は、何をやっても裏目に出てしまう。

 チャールズ役にチャーリー・シーン。なんか彼自身に重なるなぁ。親友カービー役にジェイソン・シュワルツマン。彼、ロマン・コッポラのいとこになるらしい。会社の仲間ソール役にビル・マーレイ。イヴァナ役にキャサイン・ウィニック。チャールズの妹イジー役にパトイシア・アークエット。イヴァナの共演者スティーブン役にスティーブン・ドーフ(もしかして本人役?)。

 イヴァナへの未練から、ストーカーまがいの行為までするチャールズだが、なぜか彼女と会って話すことで吹っ切れる。吹っ切れたら、なぜか急に全てがうまく行き始め… ってちょっと都合よすぎじゃない??

 最後は、メイキングみたいに出演者、スタッフ勢ぞろいで終わる。ちょっと不思議な作品だ。

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[映] 新・三バカ大将 ザ・ムービー

 60年代に人気だったTVシリーズ(映画版もあるのかな)、"The three stooges(邦題:三ばか大将)"の、現代版。実にバカバカしい作品なのだが、元の作品を知っている人ならもっと楽しめるのだろうか。

The_three_stooges
 孤児院に、ある日3人の赤ちゃんが捨てられた。共に育ったモー、ラリー、カーリーの3人は、30代になった今も孤児院で仲良く暮らすが、彼らのはちゃめちゃさのせいで、施設は財政難に。立て直すには83万ドルが必要と言われ、3人は金を稼ぐためにLAへ向かう。だがおバカな彼らは、そうと知らずに犯罪に巻き込まれてしまい…


 ストーリーは、ドタバタコメディそのものなのだが、出演者はかなり豪華である。ラリー役にショーン・ヘイズ(ウィル&グレイスのジャック)、カーリー役にウィル・サッソー(マッドTVでお馴染み)、モー役にクリス・ディアマントポロス。孤児院のシスター役で、ジェーン・リンチ(グリーのスー・シルベスター)、ジェニファー・ハドソン、そしてなぜかラリー・デイヴィッド(ラリーのミッドライフ・クライシスのラリー)。なぜ彼がシスター役なのか…!? さらに、夫の殺害を依頼する妻役にソフィア・ヴェルガラ(モダン・ファミリーのグロリア)。

 この3人の行動は本当にバカバカしくてくだらない。多分、彼らの動作は、元作品のマネをしているのだと思うが、ちゃんと見たことないからなぁ。おバカな3人が、なんだかわからないうちに犯罪に巻き込まれ、なんだかわからないうちに解決し、なんだかわからないうちにハッピーになってしまう。つまりは考えすぎない方がいいってことか!?

 ただ、ジェニファー・ハドソンと3人の歌の競演という、ちょっとしたお楽しみもあり、それは良かった。あと、最後に、なぜかアントニオ・サバトJr.とジャスティン・ロペスというイケメンが登場し、映画の中で使用したハンマーなどはゴム製で痛くないんだと説明。子供がマネしないようにという配慮だろう。つまりはお子様向け作品か。

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[映] ヘンゼルとグレーテル

 グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」が元になっているのだが、この兄妹が後に魔女ハンターとなり… という、とっても斬新なストーリー。ウィル・フェレルが製作だって。びっくり。

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 ある夜、父親に森に置き去りにされた兄妹ヘンゼルとグレーテル。彼らはお菓子の家に迷い込むが、そこは魔女の住む家。捕らえられてしまうが、とっさの機転で見事に魔女を倒し、逃げる。それ以来、魔女ハンターとなった二人は、子供の誘拐事件が多発するある村から、魔女退治を依頼される。そこで、悪い魔女ミュリエルがなにやら企んでいることを突き止めるが、彼女は二人の出生の秘密を知っていた…

 ヘンゼル(英語読みだとハンセルだね)役にジェレミー・レナー。グレーテル役にジェマ・アータートン。ミュリエル役にファムケ・ヤンセン。保安官役にピーター・ストーメア。

 これはもう、アクションのスピード感が素晴らしい。魔女と兄妹とのバトルシーンは本当に迫力満点だ。時代設定はいつごろなのだろう?? 現代ではないと思うのだが、現代としか思えないような武器も多数登場。しかも、ヘンゼルが、魔女のお菓子によって糖尿病になっていたとか、インスリン注射が必要だとか、現代だよね??

 アクションもさることながら、二人が親に捨てられたのには実は事情があり… という設定もなかなか面白い。二人を守るためだったとは。

 なんだか続編もできそうな終わり方だなと思っていたら、どうやら本当にできそうな勢いである。アクションを楽しむにはいいよね。映画館で3Dだったら迫力ありそう。兄妹のコンビが格好いい。

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2013年12月25日 (水)

[映] 人生はノー・リターン 〜僕とオカン、涙の3000マイル〜

 なんだかサエないタイトルに、全く期待していなかったのだが、これは個人的にはとても楽しめた。母と息子がドライブ旅行するお話なのだが、所変われど母の息子に対する思いは一緒ね… 原題は"The Guilt Trip"。

The_guilt_trip
 昔から化学が得意だったアンディは、天然素材から作った無害の洗剤を開発。開発と商品化に全財産をつぎ込み、売り込むための全米横断ビジネス旅行に出ることに。出発前に、一人暮らしの母ジョイスに会ったアンディは、ジョイスには、父と知り合う前に付き合っていた男性がいたこと、彼の名前にちなんでアンディと名付けられたことを知る。好奇心からネットでそのアンディについて調べると、サンフランシスコに住んでいて独身だとわかり、ジョイスを彼に会わせることを思いつく。彼のことは内緒にしたまま、一緒にビジネス旅行に行こうとジョイスを誘うアンディだったが…

 母親の息子に対する思いって、万国共通なんだろう。立派な大人になっても、母からすれば可愛い坊やなのだ。そんな母の思いをわかった上で、母親を大切に思いつつ、口うるさくあれこれ言われることを鬱陶しくも思う。その気持ちもよくわかる。親子ってそういうもんだ。

 逆に、子供にとって母親というのもまた特別な存在だろう。早くに夫に死に別れてからずっと一人で寂しいだろうと母を気遣うアンディ。そんな中、かつて付き合っていた人の話を知る。なんと、夫よりも愛していたかもしれないとまで言うではないか。しかも、その彼の名前から、アンディは名付けられたと聞けば、今どうしているんだろうと気になるのも当然。ちょっと調べてみたら、サンフランシスコにいて、まだ独身らしい。オカンに会わせてあげようって、アンディはとっても優しい息子だね。

 何も知らないジョイスは、息子からビジネス旅行に誘われて大喜び。これもわかるなー、息子から誘われるなんて、まずないもんね。かくして母と息子の珍道中が始まるわけだが、世話好きな母親と狭い車内でずっと一緒ってのは、息が詰まりそう…(^o^;

 アンディ役にセス・ローゲン。ジョイス役にバーバラ・ストライサンド。アンディの元カノ役にイヴォンヌ・ストラホフスキー(チャックのサラ、デクスターのハンナ)。その夫役にコリン・ハンクス(トム・ハンクスの息子、ロズウェルのアレックス、デクスターのトラヴィス)。ジョイスの友人役でキャシー・ナジミー。旅先で知り合ったナイスガイ、ベン役にブレット・カレン。アンドリュー役にアダム・スコット。

 アンディは優秀なのだろうが、どうも売り込みは下手くそだ。それに対し、おしゃべり好きで、いつも周りに人が集まってくるジョイス。ビジネスについても、ついついあれこれ助言するのだが、これまた鬱陶しく思うアンディ。だが、おばさんの意見は、意外と正しかったりするのだ。最初は衝突していた母と息子も、次第にわかりあって、最後はおばさんの意見を取り入れて見事商談成立ってのもいいね。

 最終目的地のアンドリューの家、お隣さんが、なんと「チャームド」のあの赤い家ではないか!! しかも、反対側のお隣さんは、マイケル・ジャクソンのスリラーでお馴染みの家とのこと。なんとまぁ、ちょっと得した気分。

 バーバラ・ストライサンド演ずるジョイスが、なんとも愛すべきおばさんで好感度大。心がほっこりする作品だ。

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2013年12月24日 (火)

[映] 推理作家ポー 最期の5日間

 原題は"The Raven(大鴉)"で、エドガー・アラン・ポーの作品の名前らしい。彼の死は謎が多いそうで、最期の5日間を描いたフィクションとのこと。

The_raven
 1849年ボルティモア。ある夜、母娘が殺される事件が発生。だが現場は一見密室のよう。捜査を担当したフィールズ刑事は、その手口がポーの小説「モルグ街の殺人」に似ていることに気づく。その後、他の作品を模倣したと思われる殺人事件が起こり、ポーに捜査協力を依頼するが…

 これ、ポーの作品に詳しい方が楽しめるのではないかと思う。その辺に疎いので、残念だったが、ポーが自身の作品を模倣した連続殺人犯に翻弄され、さらに誘拐された恋人を救うために奔走する話だ。

 ポー役にジョン・キューザック。どうかと思ったが、意外と似ている気がする。フィールズ刑事役にルーク・エヴァンス。恋人エミリー役にアリス・イヴ。エミリーの父ハミルトン大尉役にブレンダン・グリーソン(ハリー・ポッターシリーズのマッドアイでお馴染み)。

 残酷なシーンが結構出てくるのだが、あまり推理を楽しめる場面はない。犯人の動機もよくわからないし、ミステリーとしてはイマヒトツ。ポーのファンが、晩年の彼を想像して楽しむにはいいかもしれない。

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[映] スティーヴとロブのグルメトリップ

 人気コメディ俳優スティーヴ・クーガンとロブ・ブライドンが、イギリスの一流レストランを食べ歩きすると言うもの。ドキュメンタリー風だが、本物ではないらしい。元々TVシリーズだったものを、映画化したとのことだ。

The_trip
 人気コメディ俳優スティーヴ・クーガンは、イギリス各地の一流レストランを食べ歩き取材すると言う仕事を依頼される。恋人ミーシャと共に行くつもりだったが、ミーシャとの関係が悪化、やむなく親友で同業者のロブを誘うことに。2人は車で取材旅行へ出かけるが…

 うーん、2人ともかなり芸達者な俳優さんで、ドライブ中などに見せる物まね合戦などは見応えあるとは思うのだが、かなりマニアックなものもあり、面白さがよくわからない部分も多い。何より、イギリスでは人気俳優なのだろうが、日本ではあまり見る機会もない2人なので、イマヒトツ楽しめず。

 グルメトリップと言いながら、確かに美味しそうで、高級そうな料理を次々食べてはいたが、それらについて特に紹介するでもなく、取材をしている様子もなく… グルメというのは名目だけで、つまりはこの2人の掛け合いを楽しむ作品のようだ。

 スティーヴはバツイチで、恋人とも今ちょっとうまくいっていないと言う設定。しかも、旅先で出逢う女性に次々手を出す。それに対し、ロブは愛妻家であり、家族をとても大切に思っている誠実な男性という設定。旅行中は2人で楽しくやっているが、帰宅後の様子は対称的だ。あくまでも設定なのか、実際にそうなのかは不明。

 2人のファンならとても楽しめるだろう。2人でマイケル・ケインの物まねをかなりしつこくしていたが、これはわかるので笑えた。もうちょっと料理にスポットを当ててくれても良かったか。

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2013年12月22日 (日)

[映] YES/NO イエス・ノー

 ちょっと「ソウ」シリーズとか、「CUBE」を連想させる内容だが、そこまで残酷ではないかな。

True_love
 新婚カップル、ジャックとケイト。ある日、コンクリートで覆われた密室で目覚めたジャック。壁には小さな表示板と、Y、Nのボタン。そこに質問が表示され、YESかNOかの解答を要求される。真面目に答えないとペナルティが。壁には映像が映し出され、ケイトも同様の場所に囚われていることがわかり…

 これも不条理サスペンスなのかなぁと思って見ていたのだが、意外とハッピーエンドである。新婚カップルの2人は、実は互いのことをあまりよく知らない状態のまま結婚に至っていたらしい。壁に映し出される映像から、相手の知られざる一面が次第にわかる。最初は完全に相手のことを信じていた2人なのだが、次第に信じられなくなってくる。過酷な状況に置かれ、精神的にも肉体的にもギリギリの状態で、どこまで相手を信じ、愛することができるか。

 ジャック役にジョン・ブラザートン、ケイト役にエレン・ホルマン。ケイトの親友デイナ役にクレア・ケアリー。ジャックの親友サム役にジェイ・ハリントン。ケイトの浮気相手役にガブリエル・マイヤーズ。

 何のためにと言うのはわかるのだが、誰がどうやっての部分は結局わからないまま。ハッピーエンドだとは思うのだが、なんとなくキツネにつままれた感が残った終わり方だった。

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2013年12月21日 (土)

[映] ザ・クリミナル 合衆国の陰謀

 「フェア・ゲーム」で描かれた実際の事件「プレイム事件」を元にした、架空のストーリーとのこと。「フェア・ゲーム」では、スパイであることを暴かれてしまった女性が主人公だったが、こちらは、暴露記事を書いてしまった記者のお話だ。

Nothing_but_the_truth
 アメリカ大統領暗殺未遂事件が発生。暗殺計画にベネズエラ政府が関与しているとしたアメリカ政府は、ベネズエラに報復攻撃を始める。だが、新聞記者レイチェルは、CIAエージェントがベネズエラの関与を否定する報告書を提出していたと言う極秘情報をつかみ、特ダネ記事として発表。FBI検察官パットンは、レイチェルに情報源を明かすよう迫るが、断固として拒み続けるレイチェル。

 子供の同級生の母親がCIAのスパイだったって衝撃的だなぁ。確かに、ベネズエラは無関係という報告があったのに報復攻撃って許されない行為だ。それを報道するのは正義だと思うのだが、スパイの名前を公表してしまうのはいかがなものか。それがご近所さんならなおさらだ。なぜ名前の公表までする必要があったのかが、ひっかかる。

 が、この作品のテーマは、あくまでも情報源を守ると言う記者と、国の安全を守るためという名目で、それを聞き出そうと躍起になる国との戦いである。検察官は、あらゆる手段を使ってレイチェルから聞き出そうとするが、決して口を割らないレイチェル。長期戦となり、そのために家庭は崩壊してしまう。そこまでする理由は何なのか? それは、最後にわかる。

 レイチェル役にケイト・ベッキンセール。夫役にデヴィッド・シュワイマー(フレンズのロス)。CIAスパイ、エリカ・ヴァン・ドーレン役にヴェラ・ファミーガ。FBI検察官役にマット・ディロン。レイチェルの上司ボニー役にアンジェラ・バセット。弁護士役にアラン・アルダ。レイチェルの上司?同僚?役にノア・ワイリー(ERのカーター)。

 秘密保護法が施行されると、日本もこうなるのだろうか。政府が悪いことしても、誰も密告できなくなるって、怖い。

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[映] エレベーター

 なんか似たような作品を見た気がするなぁと思って調べた(すっかりタイトルを忘れた)ら、そうそう、シャマラン監督の「デビル」。それは、タイトル通りそっち系の話だったと思うが、こちらはちょっとありそうなお話だ。

Elevator
 ウォール街の高層ビル。パーティ会場へ向かうため、エレベーターに乗り込む男女9人。高層階へ到着寸前、少女のイタズラによって49階で緊急停止したエレベーター。緊急ボタンを解除するも動かなくなってしまう。すぐに連絡を入れるが、動く様子はなく、一向に来ない救助。そんな中、1人の女性が爆弾を持っていることがわかり…

 エレベーターに閉じ込められると言うのは、おそらく多くの人が一度は考えたことのあるシチュエーションだろう。そこに居合わせた見知らぬ者同士が、どうやって時間を過ごすか。短時間なら無言というのもアリだろうが、さすがに長時間になってくるとそうもいかない。

 こういう集団の中には、必ず自分勝手な輩と、リーダー的な人間がいる。そしてサバイバルものにありがちなのは、1人ずつ死んでいって、最後にリーダーを含む数人が生き残ると言うパターンだと思うが、これはちょっと違う。全く無関係の人々かと思いきや、意外な人間関係が見えてくる。そして事件が起こる。爆弾である。

 爆弾の存在がわかってから、それまで見えていたそれぞれの人間性がちょっと変わってくる。本性が出ると言うことか。自己中だと思っていた人物がリーダーシップを発揮し始めるのだ。

 出演者はクリストファー・バッカス、アニタ・ブリエム(TUDORSのジェーン・シーモア)、ジョン・ゲッツ、シャーリー・ナイト、ジョーイ・スロトニック(ボストン・パブリックのミルトン)、デヴィン・ラトレイなど。少女役は双子ちゃんなんだね。

 エレベーターのような密室で、爆弾があるとなると焦るね。なんとか逃げよう、それがムリならば爆弾を遠ざけようと考えるのは当然だ。しかし彼らがとった行動はかなり大胆だ。それに結末は… 教訓:デブは損をするってことか!? 個人的には、ブロンド美女妊婦が、我慢できずに自分のバッグの中にした「おしっこ」が、その後どうなったのかすごく気になる…

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2013年12月20日 (金)

[映] エンド・オブ・ザ・ワールド

 なんか最近こういうの多いなぁ。「4:44 地球最期の日」といい、「メランコリア」といい、地球に小惑星の類が衝突するので、地球滅亡が決まってしまい、それを知った人々は残りの日々をどう過ごすかと言う作品。だがこれは、どちらかと言うとほのぼの系というか、癒やし系というか。

Seeking_a_friend_for_the_end_of_the
 小惑星が地球に衝突することがわかる。スペースシャトルによって、小惑星の軌道を変える試みがなされるが、失敗。地球滅亡まで3週間。
 中年の保険セールスマン、ドッジ。地球滅亡がわかった途端、妻は家出してしまう。1人残されたドッジは、友人宅のパーティに参加してみるが、どうもしっくり来ない。1人で過ごしていると、窓の外の非常階段で泣いている隣人ペニーに気づく。彼女の家に誤配されていた郵便物の中に、元カノ、オリヴィアからの手紙があること知る。さらに、妻はずっと浮気していたことも知る。暴動が広がり始めたことをきっかけに、ペニーと共に元カノを探す旅に出発するが…

 ドッジ役にスティーヴ・カレル。ペニー役にキーラ・ナイトレー。ドッジの友人役にコニー・ブリットン(スピン・シティのニッキー)。ペニーの彼氏役にアダム・ブロディ(OCのセス・コーエン)。テレビのキャスター役にマーク・モーゼス(デス妻のポール・ヤング)。彼らを乗せてくれたドライバー役にウィリアム・ピーターセン(CSIのグリッソム)。ドッジの父役にマーティン・シーン。

 邦題はかなり仰々しいが、原題は"Seeking a Friend for the End of the World"。世界の終わりを描いた作品には違いないが、テーマはもうちょっと緩く、その時あなたならどうする?と言った感じの等身大のストーリーだ。

 あと3週間で世界が終わるとわかったらどうするか。食べたい物を食べ、やりたいことをする人々。もうダイエットする必要もないもんね。セックスし放題、暴れ放題。暴動も起きるし、ドラッグで騒ぐ若い者もいる。そんな中、なんか違うと1人家で過ごそうとしたドッジ。ひょんなことから隣人ペニーと知り合い、旅に出ることに。旅の目的は、かつての恋人を探すこと、そしてペニーを故郷のイギリスへ帰すことなのだが、ペニーとの旅をする過程で、彼女の存在が次第に大きくなる。彼女と最後の時を過ごすことを選ぶ。

 結局は世界は終わってしまうので、やっぱり救いがない。ほのぼのした展開だけに、なんかオチが欲しかった気もする。結末は微妙だな。

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[映] ゼロ・グラビティ

 話題の作品。先日の海上に続き、今度は宇宙。ほぼ宇宙でのシーンと言うことで、今度は軽く宇宙酔い。

Gravity
 医療技師ライアン・ストーン博士は、スペースミッションに初参加。コワルスキーの指揮の下、宇宙空間での船外活動を行っていた。だが、ロシアのミサイルが衛星に当たり、その際生じた大量の破片がシャトルに衝突、大破してしまう。宇宙に放り出されたライアンだったが、なんとかコワルスキーと合流。唯一生き残った2人は、生還するために国際宇宙ステーションを目指すが…

 すごい映像だなぁ。ほぼ全編宇宙でのシーンである。無重力空間に漂う感じが、見終わった後もしばらく残る。

 ライアン・ストーン博士役にサンドラ・ブロック。コワルスキー役にジョージ・クルーニー。シャリフ役にファルダット・シャーマ。ミッション・コントロールとして声だけの出演だがエド・ハリス。

 シャリフは衝突の際に死亡してしまうので、出てくるのはほとんどサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの2人だけ。しかも、途中からはサンドラの1人芝居状態だ。

 宇宙での作業に不慣れなライアンは、突然の出来事にパニック状態に。そんな彼女を精神的にも肉体的にも助けたのがコワルスキーだ。1人宇宙空間に漂っている彼女を捜し当て、捕まえ、引っ張って宇宙ステーションを目指す。パニックとなっている彼女を落ち着かせ、励ます。

 だが宇宙ステーションに到着したものの、コワルスキーはステーションにしがみつくことができず、自らその場を去る。彼に頼りきりだったライアンは、この時点で呆然となる。ステーションに入ったものの、どうすることもできずに、全てを投げ出し、死を決意する。そこで再び彼女を救うのがコワルスキーなのだ。やる気を取り戻し、強い決意で地球を目指すライアンはとても力強い。

 ずっと宇宙で漂う話だったら飽きちゃうかなぁと心配していたのだが、スリリングで、予想のできない展開。見応え充分だった。

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2013年12月19日 (木)

[映] ATM

 これも不条理サスペンスというのだろうか。見ながら、ずっと「なぜ??」と感じ続け、結末も納得いかないなぁ。

Atm
 クリスマスパーティの帰り、コーリーとエミリーを車で送ることになったデヴィッド。途中、金を下ろしたいというコーリーのために、深夜のATMへ。用を済ませて出ようとしたとき、外に立つフードの男に気づく。ATMと車の間に仁王立ちのフードの男。強盗かもしれないと、用心する3人。そこへ偶然通りかかった、犬の散歩中の男が。突然、フードの男は、散歩中の男に襲い掛かり、あっという間に殺害してしまう。そんな様子を目の当たりにしてしまった3人は、ATMコーナーから出るに出られず…

 デヴィッド役にブライアン・ジェラティ。コーリー役にジョシュ・ペック。エミリー役にアリス・イヴ。

 うーん、この状況がよくわからない。まずこのフード男の正体は全く分からず、顔も見えないし、目的も不明。それは置いとくとして、この3人の行動もちょっと理解できない。

 まず、広い駐車場のど真ん中にATMコーナーがあるというのもわからない(アメリカってそうなの???)のだが、わざわざコーナーから離れた場所に車を停めるデヴィッド。最初は、コーリーへの嫌がらせだと思うのだが、自分も入るのなら、近くまで移動してもよかったのでは??

 二人を追って自分もATMに向かったエミリーは、車の鍵を閉めない。リモコンが壊れていたためなのだが、鍵をさせば閉められるはずで、なぜそうしなかった? ま、確かに周りには誰もいそうになかったけどさ。なんたってアメリカだよ、閉めるべきでは?

 車にレンチとか積んでいたんなら、男二人、女一人なんだし、このフード男(銃はもってない)と戦うこともできたのでは? もしくは、3人で同時に別々の方向に逃げれば、逃げられたのでは?(誰か一人は犠牲になるかもね(^o^;)

 警備員が来たとき、なぜATMコーナーから出て説明に行かなかった? 男3人なら間違いなく勝てたはず。

 フードの男性が入ってきたとき、それが例のフード男だと、なぜ決めてかかった?

 とまぁ、疑問をあげればきりがない。とにかく、見ながらたくさん文句を言ってしまった作品だった。

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[映] キャプテン・フィリップス

 実際の事件に基づいているというのだからすごい。

Captainphilips
 2009年。リチャード・フィリップス船長のコンテナ船、マースク・アラバマ号は、ソマリア沖を航行していた。そこへ、武装した集団が乗ったボートが接近。その日はなんとか振り切ることに成功したフィリップス船長だったが、翌日、海賊たちに乗り込まれてしまう。乗組員たちを隠し、自ら海賊たちと交渉するフィリップス船長だったが、救命ボートに乗り込んだ海賊たちに人質として連れ去られてしまう。

 海上の船での出来事で、逃げ場のない状況だ。緊迫感のある映像が続く。仲間を守るため、最善を尽くす船長は、海賊たちに金を渡し、救命ボートで去ることを提案。だが、もっと金を搾り取れると踏んだ海賊たちは、船長を人質にしてボートに乗り込む。ここからは、救命ボートという、さらに狭い空間での映像が続く。これ、酔いやすい人は要注意だ。

 フィリップス船長役にトム・ハンクス。妻役にキャサリン・キーナー。ネイヴィ・シールズの司令官役にマックス・マーティーニ(ユニットのゲルハルト)。海賊役にバーカッド・アブディ、バーカッド・アブディラマン、ファイサル・アメッド、マハト・M・アリ。

 ソマリアの漁師たちが海賊行為をしなければならない状況というのが、残念でならない。彼らは下っ端でしかなく、強奪した金のほんの一部しか手にすることができないのだ。

 フィリップス船長は、そんな彼らの実態を目の当たりにして、一番年少の少年に同情したりもする。

 たった4人の海賊相手に、あの手この手で船長救出作戦を実施するアメリカ。まぁ、海軍まで出てきちゃったらね、勝ち目ないね。海賊たちの行為は絶対に許されないし、船長救出のためにはやむを得ないとも思うが、海賊たちにもおそらく事情があり、それぞれ家族がいたんだろうなぁと思うと、なんともやりきれない気持ちになった。

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2013年12月16日 (月)

[映] SAFE/セイフ

 孤独な男が1人の少女を命がけで守ると言う意味では、「レオン」にちょっと似ている気もするが、これはアクション重視かな。

Safe
 元NY市警刑事ルークは、今や八百長試合で稼ぐ格闘家に落ちぶれていた。ある日、ロシアン・マフィアから負けるよう強要されていたが無視。そのため、制裁として妻を殺害されてしまう。さらに彼に近づく者全てに危害を加えるとマフィアに脅され、ホームレス生活を余儀なくされ、地下鉄で自殺を考える。
 チャイニーズ・マフィアのボス、ハンは、天才的な記憶力を持つ少女メイの存在を知り、NYに連れてきて、会計などの帳簿をつける代わりにメイに記憶させると言う方法を使い始める。だがあるとき、秘密金庫の暗証番号をメイに記憶させるが、メイがロシアン・マフィアに拉致されてしまう。身の危険を感じたメイは地下鉄に逃げ込む。男たちに追われるメイに気づいたルークは、とっさに彼女を助ける。

 ルークの過去に何があったのかはよくわからないが、かつて刑事だった彼は、今や闇の格闘で稼いでいる身。どうやらロシアン・マフィアのいいなりに負けて金をもらっているらしい。が、何を思ったのか、あるとき勝ってしまう。そのため、制裁として妻を殺され、自身も窮地に陥る。彼はなぜ急に逆らったのか。そんなガッツのある男なら、そもそもなぜそんな仕事をしていたのか。

 家を追い出され、職も失い、ホームレス生活をするルーク。ロシアン・マフィアたちのいる街を出て、新天地で生活すればいいのに。そこまでしてこの地に残る理由もよくわからない。失意の果てに自殺まで考えて地下鉄にいたとき、たまたまメイと出逢う。そして、彼女を救うことに人生を捧げるのだ。これもよくわからない。

 ルーク役にジェイソン・ステイサム。メイ役にキャサリン・チェン。チャイニーズマフィアのハン役にジェームズ・ホン。刑事役にロバート・ジョン・バーク。ロシアン・マフィアの手下役にジョゼフ・シコラ。市長役にクリス・サランドン。

 天才少女メイを、チャイニーズ・マフィアとロシアン・マフィア、さらには警察までもが奪い合う。それをルーク1人で助けるのだ、すごくアクションである。

 まぁ、これからも追われることになるんだろうが、2人で仲良く生きていっておくれ。ただし、他の地へ行くのがいいと思うよ。

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2013年12月13日 (金)

[映] PARKER/パーカー

 ハードボイルド小説の映画化とのこと。なるほど、ジェイソン・ステイサムにぴったりの作品だ。

Parker
 恋人の父親の紹介で、フリーの犯罪者3人を紹介されたパーカー。彼らは、地方の祭り会場を襲撃し、大金を強奪して山分けする約束で計画を実行。だが大金を持って逃走中、全額を次の仕事の準備資金にすると言われ、反発したパーカーは殺されそうになる。重傷を負いながらも逃げ出すことができた彼は、復讐を始める…

 パーカー役にジェイソン・ステイサム。強盗団の一員メランダー役にマイケル・チクリス(シールドのヴィック、ヴェガスのサヴィーノ、そしてコミッシュのトニー・スカリー!!)。ロス役にクリストン・コリンズJr(EVENTのトーマス)。警官ジェイク役にボビー・カナヴェイル(サード・ウォッチのボビー)。パーカーの恋人の父役にニック・ノルティ。そして、この件に巻き込まれる不動産販売員レスリー役にジェニファー・ロペス。

 見どころはやはりアクション。展開も結末も大体想像通り。だが、どうにも納得がいかないのが、ジェニファー・ロペスの役柄。これ、必要な役だったのだろうか。いやポスターを見る限り、おそらく重要な役なのだろうが、どうも彼女の存在感とその雰囲気が、この作品に合わない気がしてならない。

 今でも、ナイスバディは健在だが、やはりピークは過ぎた感じのジェニファー・ロペス。金持ちたちに豪邸を売る一方で、貧乏暮らしを余儀なくされているレスリーという役に合っているかもしれないし、そんなレスリーが、突然降ってきた、ちょっとスリリングだがありえない状況に飛びつくというのもわからないでもない。格好イイがちょっと危険な香りのする男に、淡い期待を抱く中年女性という図もわかる。

 でも、この役はなくても良かったかな、その分短くしてテンポよく仕上げてもよかったのかなと、感じた。(これは個人の感想です)

 とはいえ、ジェイソン・ステイサムは格好いいね。パーカーにはすでに恋人がいるので、ロマンス系の展開はないのだが、ハードボイルドに徹するのもいい。ただちょっと長かった。

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2013年12月11日 (水)

[映] あなたが寝てる間に…

 1995年の作品。タイトルに聞き覚えはあるし、もしかしたら見たことがあるかもしれないのだが、全く印象に残っていない。ムービー・イングリッシュの次回のテーマに決まったので、やむなく見ることに。コメディ映画を見ようってことだったのだが、(ラブコメになるのだろうが)あまり笑えるところはなかった。

While_you_were_sleeping
 シカゴの鉄道で、改札係をするルーシー。天涯孤独の彼女は、毎日見かける若い男性ピーターに密かに恋心を抱いていた。クリスマスが近いある日、チンピラに絡まれてピーターが線路に転落。たまたま気づいたルーシーは、気絶しているピーターを間一髪で救出する。ところが病院に駆けつけたピーターの家族から、婚約者と勘違いされてしまうルーシー。そんな彼女に疑問を抱いた弟ジャック。

 ルーシー役にサンドラ・ブロック。「スピード」でブレイクした直後の、まだ初々しく、演技も鼻につかない自然体でいい。
 ジャック役にビル・プルマン。これまた若くてフレッシュ。ヘアスタイルがいかにも当時の若者な感じね。
 ピーター役にピーター・ギャラガー。OCのサンディ・コーエンでもお馴染みの彼、さすがに若いが、それほど変わってないかな。
 その他、ピーターの父役にピーター・ボイル、名付け親ソール役にジャック・ウォーデン。2人とももう亡くなってしまったね。ピーターの本当の婚約者アシュレー役にアリー・ウォーカー(プロファイラーのサム)。ルーシーのアパートの大家さんの息子ジョー役にマイケル・リスポリ。

 このポスター見ちゃうと、結末は読めちゃうね。ストーリーは単純。単に、サンドラ・ブロックをキュートに見せる作品という感じか。ルーシーの人柄が、サンドラ・ブロック自身の人柄と重なり、自然体な感じ。化粧もまだ薄いし。だが、普通に考えて、こんなに若くて可愛らしい女性が、天涯孤独ってちょっと考えにくい。言い寄る男は多そうだ。

 単純なストーリーな割に展開がのろいので、時間にゆとりのあるときにマッタリと見るのがいいかも。サンドラ・ブロックやビル・プルマンのファンにはとても楽しめる作品だろう。私はもう見ないと思うが。

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2013年12月 9日 (月)

[映] 砂漠でサーモンフィッシング

 今年のゴールデン・グローブ賞にノミネートされていた作品。イエメンの砂漠に鮭を泳がせてサーモンフィッシングをしようって計画。金持ちは考えることが違うね(^o^;。原作小説があるらしい。

Salmon_fishing_in_the_yemen
 投資コンサルタント会社のハリエットは、顧客であるイエメンの石油王から、ある依頼を受ける。それは、「イエメンに鮭を泳がせて釣りをする」という計画。さっそく、それが可能かどうかを、水産学者ジョーンズ博士に問い合わせるハリエット。だが、そんな荒唐無稽な計画は、実現不可能だと考えるジョーンズ。だが、その頃、悪化していた中東との関係を、なんとか明るい話題で取り戻したいと考えた政府高官から、ジョーンズの所属先である漁業・農業省に圧力がかかり、このプロジェクトを進めざるを得なくなったジョーンズ。しぶしぶ引き受けることにするが…

 ジョーンズ役にユアン・マクレガー。ハリエット役にエミリー・ブラント。政府の広報官役にクリスティン・スコット・トーマス。石油王シャイフ役にアムール・ワケド。

 不可能と思われたプロジェクトだが、なんとか実現にこぎ着ける。最初は渋々だったジョーンズも、次第に燃えてくる。それは、私生活のゴタゴタから逃れられること、そしてハリエットに好意を持ち始めたことも影響しているのだろう。ハリエットも、出逢ったばかりの恋人が戦地へ行ってしまい、寂しいこともあってジョーンズに惹かれはじめる。

 シンプルなストーリーなのだが、ちょっとしたラブ・ストーリー、政府の思惑に翻弄されるジョーンズなど、コミカルなシーンが多く、見ていてとても楽しい。この壮大な計画、実現したらすごいね。

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アコギくん3号

 春に受けた検診で、偶然友達に再会した。数年ぶりに会うその友達は、最近ギターを始めたと言う。これはバンドに誘わねばと、さっそく我らのバンドに参加してもらうことに。

 彼女の持参したアコースティックギターは、モーリス。真っ赤なボディがとっても素敵で、音も綺麗。私好みのキラキラした音色。いいなぁ、素敵なギターだなぁ…

 ふと我がギターを見れば、かれこれ30年以上使っているヤマハの安物。当時1万円くらいだっただろうか、母にねだって買ってもらった代物だ。音はそれなりに気に入っているのだが、なんたって古い上に、しばらくほったらかしていた時期もあり、かなりネックが反っている。だから高音部の弦高はハンパなく高い。つまりものすごく弾きにくい上に音がとてつもなく狂っている。リペアも考えたが、そもそも1万円のギターだし、ねぇ。

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 次に買ったアコギくん2号は、テイラーのベイビーT。テイラー・スウィフトのシグネチャーモデル。これは見た目に惚れて買ってしまったもの(^o^;。軽いし、小ぶりなので、とても弾きやすい。持ち運びにもとっても便利。だが、やっぱりパワーに欠ける。

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 ってなワケで、アコースティックギターを買うことを決意。今度こそ、ちょっといいものを買おう! とはいえ、そんなに弾けるわけじゃないし、ねぇ。とりあえず5万前後をめどに探すことしばし。お店も回ったけれど、10万以内のギター(で、安物じゃないもの)って、あまり置いてないのね…

 ネットでいろいろなギターを探して、モーリス(友達と同じ物)、ヤマハ(エレアコなんだけど、色が気に入った)、GUILD、アート&ルシアーなどに絞り込む。音を聞かせてもらおうとお店へ行ってみるが、GUILDやアート&ルシアーなどは置いてない。さてどうしたものか。

 アート&ルシアーは、指板の幅が少々広いことがわかり、手の小さい私には弾きにくいので却下。モーリスも、友達と全く同じだとねぇ、却下。GUILDのが気に入ったんだけど、音が聞けないし、欲しいモデルに好みの色がないこともあって、考えてしまった。

 仕事が忙しくなったり、ポールのコンサートがあったりで、すっかりギターのことを忘れてしまう。コンサートの帰り、大きな荷物を持って新宿駅付近を歩いていて、偶然、山野楽器を見つける。こんなところに楽器屋さんがあったんだ! 荷物ガラガラしながらたどりつくと、なんとも小さなスペースに細々と楽器が展示。ガッカリしかけたその時、GUILDのギターが展示してあるのを発見!! まさに私が欲しかったモデルだ。そこですぐに弾かせてもらう。造りがとてもしっかりしていて、音の響きが素晴らしい。これだ~

 帰宅後、調べてわかったのだが、山野楽器さんって、GUIILDの取扱店だったのね(^o^;。銀座の本店にはきっともっといろいろ並んでいるんだろなぁ。今度行ってみよう。で、結局ネットで買うことにしたのだが、なんと、欲しいモデルに好みの色のものが登場しているではないか!! しかも、少々安くなっている。素晴らしい、実に素晴らしい。待つことも時には大切なのね…(忘れてただけなのだが)

Imgp3722            写真だとどうしても色の感じがうまく撮れないんだけど…

_1010725                   渋い赤、木目の感じもいい

 届いたギターにうっとり。いいなぁ、いい色だなぁ。音色もまた素敵。パワーもある。そしてとっても弾きやすい。安くなってたし、言うことないね。

 さぁて、練習しなくちゃね(^o^;。

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2013年12月 2日 (月)

[映] ボディ・ハント

 この邦題って、ネタバレじゃないのかなぁ。原題は"House at the End of the Street"。

House_at_the_end_of_the_street
 母親と共に郊外の一軒家に引っ越してきた女子高生エリッサ。彼女たちが借りた家は、隣家で惨殺事件が起こったため、格安で借りることができた豪邸だった。そしてその隣家には、現在、唯一残った長男のライアンが1人で住んでいた。他人とほとんど関わらず、1人でひっそりと暮らすライアンだったが、エリッサにだけは心を開き、次第に2人は親密になっていく。だがライアンには秘密があった…

 この惨殺事件というのは、ライアンの妹キャリー・アンが、両親を殴り殺したと言うもの。その時、ライアンは伯母と暮らしていたため、事件には関わっていないと言う。だが、近所の住人からは、気味悪がられ、陰口の対象となっている。そんなライアンと偶然話すことになったエリッサは、彼の優しさに惹かれ、ライアンもまたエリッサに惹かれ、親密になっていく。

 この描き方がうまく、高校での人気者タイラーがチャラい、イヤな男であるのに対し、彼らのターゲットになっている、根暗で引きこもりのようだが実は誠実な青年ライアンという構図。観客はどうしてもライアンに味方してしまうだろう。

 エリッサ役にジェニファー・ローレンス。なんだかちょっと太った感じ? 顔がずいぶんとふっくら。ライアン役にマックス・ティエリオ。エリッサの母役にエリザベス・シュー(CSIの新顔、ジュリー・フィンレイ)。警官役にギル・ベローズ(アリー・マクビールのビリー)。

 ライアンが、妹キャリー・アンをこっそり地下室にかくまっていたと言う辺りまでは想像がついたが、この結末は全く予想外。なかなかスリリングで良かった。

 それにしても彼女たち、何があったのか知らないが、いくら豪邸に住めるからって都会からこんな田舎に引っ越してきて馴染めるわけないよね… 家はとっても素敵だったけれど、2人だけであんな大きな家に住んだら、掃除が大変だろうなーなどと、庶民は考えてしまった。(そこかよ…)

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2013年12月 1日 (日)

[映] フィランケンウィニー

 ティム・バートン監督のストップモーションアニメ。だがこれ、1984年、彼がまだ無名時代に制作した実写短編映画のリメイクらしい。このときヴィクター役を演じたのは、「D.A.R.Y.L.」のダリルこと、バレット・オリヴァーらしい。

Frankenweenie
 映画づくりが大好きな少年ヴィクター。科学オタクでもある彼の唯一の友達は愛犬スパーキー。だが、ある日、野球の試合中ヴィクターが打ったホームランボールを追いかけたスパーキーは、車にはねられて死んでしまう。愛犬を失った悲しみから立ち直れないヴィクターは、科学の実験で見たことをヒントに、スパーキーを蘇らせることに成功するが…

 白黒のストップモーションアニメって、とっても地味。しかも内容が内容だけに、少々不気味だ。クラスメートもみんなどこかちょっと不思議な雰囲気を持った子たちである。

 死んだ愛犬を蘇らせるというストーリーは、フランケンシュタインの物語、さらにはペット・セメタリーの物語と重なる。でもここで蘇った愛犬、体がツギハギで、電気の充電で元気になるとか言うこと以外、キャラクターとしては元の愛犬スパーキーと同じだ。それなら蘇らせた意味もあるね。すばらしい。

 だが、そのことを知った悪友たちがマネをし始めたために騒ぎとなり… という展開。いろんなものを蘇らせ、いろんな怪物が登場するのだが、グレムリンもどきだったり、ゴジラもどきだったりして面白い。

 ヴィクターの声でチャーリー・ターハン。ヴィクターのママの声でキャサリーン・オハラ。パパの声で、マーティン・ショート。尊敬している科学の先生の声でマーティン・ランドー。

 実写版はどうだったのかなぁ、そっちも気になる。

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