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2014年2月21日 (金)

[映] キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け

 金融界の大物ディーラーが転落する話なのかと思いきや、ちょっと違うね。大物は何をやってもごまかせるということか。

Arbitrage
 NYの大手投資会社を経営するロバート・ミラー。大物ディーラーとして、地位も富みも得た彼だったが、実は秘密があった。投資に失敗し、多額の損失を隠しているだけでなく、愛人ジュリーとの浮気を続けていたある日、ジュリーと旅行へ行くつもりでドライブ中、事故を起こし、彼女を死なせてしまう。とっさに事故現場から逃走したロバートは、貸しのある青年を迎えに来させ、アリバイ工作。何事もなかったのように損失を隠したまま合併交渉を成功させるが…

 どこから歯車が狂ってしまったのか。一見、すべてを手に入れ、幸せそうなロバートだが、妻との関係は冷めているのか、愛人との関係にのめりこんでいる。多額の損失を出していることも隠し、なんとかごまかそうと躍起になる。他社との合併を成功させ、自分は引退して逃げようという魂胆だ。

 そんな時、事故が起こる。不慮の事故と言うよりは、単なる不注意。ロバートのミスである。おそらく事故の時点でジュリーは死んでいたと思われるが、彼女を救出することもなく、1人で逃走。知らんぷりを決め込むのだ。全く身勝手な男である。

 怪我を隠して平静を装うロバート。だが、愛娘ブルックが帳簿を見ておかしな点に気づいてしまう。妻も、夫の不貞に気づかぬわけが無い。

 ロバート役にリチャード・ギア。妻エレン役にスーザン・サランドン。事件を捜査する刑事役にティム・ロス。愛娘ブルック役にブリット・マーリング。愛人ジュリー役にレティシア・カスタ。

 結局周りを巻き込みながら、逃げおおせるロバート。周りの人間も、彼の富の恩恵にあずかる。彼を利用しているといえるだろう。だが、家族からも信頼を失ったロバートを見る目は冷たい。最後の、栄誉を受けたが孤独を思わせるシーンが印象的だ。

 怪我が元で最後に倒れる… とかを期待したのだが、そうはならなかった。これが現実なのかもしれないが、納得いかないなー。

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