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2014年5月31日 (土)

[映] アンコール!!

 悲しいけれど、とても感動的なお話だ。内容は全く違うが、「扉をたたく人」を思い出した。どちらも、昔堅気でちょっと不器用な男性が、音楽によって癒される話だ。原題が"Song for Marion"なので、「マリオンのために」とか、そういうタイトルの方が良かったんじゃないかなぁ。アンコールないし。

Song_for_marion
 闘病生活を続けながらも、年寄りばかりの合唱団での活動を励みに、毎日楽しく暮らしているマリオン。献身的に彼女の世話をしながらも、彼女の活動を全く理解しようとせず、周りと関わることを避ける気難しい夫アーサー。だがついに、マリオンの命が尽きる。失意のアーサーは、息子ジェームズとの関わりまで絶ってしまう。マリオン恋しさに、合唱団の活動を陰でこっそり聞いていたアーサーに気づいたエリザベスは、アーサーに歌うよう勧める。

 アーサー役にテレンス・スタンプ。妻マリオン役にヴァネッサ・レッドグレーヴ。エリザベス役にジェマ・アータートン。息子ジェームズ役にクリストファー・エクルストン(Dr.フー)。

 マリオンはおそらく癌だろう。長く闘病生活を続けてきたらしい。寡黙な夫アーサーは、そんな彼女を深く愛し、献身的に支えてきた。だが、再発し、年齢を考えると体力的に化学療法は勧めないというドクター。余命宣告である。

 それを冷静に受け止め、残りの日々を、できるだけ歌って楽しく過ごそうとするマリオン。合唱団では、コンクールの予選でソロ(トゥルー・カラーズ)を歌い上げる。感動的なシーンだ。

 そんな彼女をおそらくほほえましく思いながらも、素直にコトバにできないアーサー。そんなことやってとか、そんな姿で人前に出てとか、具合が悪くなったらどうするんだとか、硬いことばかり言っている。彼女の行動を理解しようとしない。だが、彼女はついに逝ってしまう。

 失意のアーサーは、周りとの関係をすべて絶ち、引きこもる。そんな状態の彼が、次第に心を開き、自ら歌うことを決意するのだが、最後のコンクールのシーンもこれまた感動的。そしてテレンス・スタンプの歌がまたすばらしい。

 お年寄りばかりの合唱団「年金ズ」。でも、歌う歌は、年寄りの歌ではない。ヘビメタからラップまで、いまどきの若者の歌を見事にこなすのだ。こういう合唱団楽しいだろうな~。こんなのできないなどとネガティブな発想をせず、どんな曲でも前向きにチャレンジするお年寄りの姿は、生き生きしていて素敵。こういう年寄りになりたい。

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蕎麦庵 まえ田

 なんだか最近、蕎麦モード。焼津藤枝の蕎麦店ランキングなるものを見つけてしまったこともあり、上位から順に全部行ってみたくなった。このランキングの8位までのお店で、行ったことのないお店は2軒。1軒は私の食べたいお蕎麦とはちょっと方向が違う気がしたので、もう1軒へ行ってみることに。

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 岡部町にあるそのお店は、どうやら一杯飲むのにいい場所らしい。つまみが充実している。でも、飲まない私にはあまり関係ないや…

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 天おろしと迷ったが、夫と同じ天ざるを注文。

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 この天ぷら、ちょっと変わった素材が… 海老天、ナス天、インゲン1本、細くきった人参、ズッキーニ、新じゃが、ちっこいたまねぎ。海老天は、衣うすめで良心的ではあったが、ちょっとふにゃふにゃだった。

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 蕎麦に期待したのだが、これはまぁまぁと言ったところか。決して不味くはないが、びっくりするほど美味しいというわけでもなく… 細めの蕎麦は、かなりぶつぶつに切れていた。それに、ねぎがもうちょっとあっても良かったかなぁ…

 ちょっと残念だったかなぁ。ランキングでは、こちらが7位、そば笑 8位となっているが、どう考えてもそば笑の方が断然うまい。

 ただ、こちらのお店、やっぱり一杯飲むにはいいようで、地酒たくさん置いてあるし、つまみもうまそうだった。そっちがメインかな。帰りに、蕎麦チップスを買って帰った。

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                   つまみにぴったりのお味。

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2014年5月30日 (金)

[映] カルテット! 人生のオペラハウス

 ダスティン・ホフマンが監督したらしい。引退した音楽家ばかりが暮らす老人ホームが舞台。共通の趣味を持つ人たちが集まる老人ホームって楽しそうだが、トラブルもありそう…

Quartet
 引退した音楽家ばかりが暮らす老人ホーム、「ビーチャム・ハウス」。資金集めのため、毎年コンサートを開いており、今年も準備に追われていた。だが、意見の相違や、スターの不在で、思うように人が集まりそうになく苦戦。そんなところへ、新しい入居者がやってきた。それは、かつての大スター、ジーン・ホートン。だが、元夫レジーは、彼女の入居を快く思わず… またジーンも、入居者仲間に打ち解けようとせず、自室に引きこもっていた。
 そんな中、シシーとウィルフ、レジーは、コンサートを成功させるため、ジーンを誘ってカルテットに誘うが…

 みな引退した音楽家と言うことで、一緒に仕事をした仲間も多い様子。みなの集まるホールにはピアノがあり、いつも音楽に満ち溢れている。音楽家としては理想的な環境だろう。

 コンサートに向けて練習しているメンバーたちだったが、いまひとつ盛り上がりに欠ける。スターの不在。そんなところへ、往年のスター、ジーンがやってくる。だが、彼女はレジーと悲惨な別れ方をしていた。二人のわだかまりがどうとけるか、そして、歌うことを封印してきたジーンが、カルテットに参加する気になるか。

 ジーン役にマギー・スミス。彼女が歌うのかと思ったら、さすがに歌うシーンはなかったね。練習しているシーンは出てきたが、音は入ってなかった。レジー役にトム・コートネイ。ウィルフ役にビリー・コノリー。シシー役にポーリーン・コリンズ。リーダー的存在のセドリック役にマイケル・ガンボン。彼は歌っていた。ハリーポッターのダンブルドア先生とマクゴナガル先生の共演だね。ドクター役にシェリダン・スミス。どっかで見たぞと思ったら、先日の「ヒステリア!」の娼婦モリー役の人ね。

 実際の音楽家の方々も多数出演しているらしい。ちょっと集まって素敵なコーラスを気軽にしてしまうなんて、なんて楽しい環境だろう。でも、ここは老人ホーム。認知症になってしまう者、病で倒れる者、亡くなる者… 悲しい現実もある。それでもみんな仲良く楽しく暮らしてる様子に、元気をもらえる。

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[映] X-MEN:フューチャー&パスト

 ファースト・ジェネレーションの続編。前作もとても良かったが、本作もすばらしい。仲たがい中のプロフェッサーとマグニートーのその後が描かれているのだが、一瞬手を組んだかと思いきや、また別々の道を歩むことになる。

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 ロボット軍隊センチネルによる、ミュータントと彼らに協力する人間への攻撃が激化していた近未来。精神のみを過去に送ることができるキティの力を利用し、あらかじめ予知したセンチネルによる攻撃を、なんとかかわしていた。
 1973年、ミスティークによるトラスク博士暗殺をきっかけに、センチネルが創設されたことから、この暗殺を食い止めるべく、キティの力を利用してウルヴァリンを1973年へ送ることに。
 まずプロフェッサーに接触したウルヴァリンは、ペンタゴンの地下深くに監禁されているマグニートーを救出し、トラスク暗殺を食い止めるが…

 現在のプロフェッサー役にパトリック・スチュワート、過去はジェームズ・マカヴォイ。現在のマグニートー役にイアン・マッケラン、過去はマイケル・ファスベンダー。若きレイヴン(ミスティーク)役にジェニファー・ローレンス。ウルヴァリン役にヒュー・ジャックマン。若きビースト役にニコラス・ホルト。キティ役にエレン・ペイジ(リ・ジェネシスのリリス、本当に綺麗になった)。トラスク博士役にピーター・ディンクレイジ(NIP/TUCKのマーロウ)。すばやく動ける能力を持つ青年ピーター役にエヴァン・ピータース(アメリカン・ホラー・ストーリー2のキット、3のカイル)。若きストライカー少佐役にジョッシュ・ヘルマン。そのほか、ストーム役にハリー・ベリー、ローグ役にアンナ・パキン、アイスマン役にショウン・アシュモア、ジーン役にファムケ・ヤンセン、スコット役にジェームズ・マースデン。ケルシー・グラマーも出てたのか? あと、スタートレックだろうなぁ、テレビ放送が写っていたので、ウィリアム・シャトナーもカメオ出演。

 今回はウルヴァリンがある使命を背負って73年にタイムワープする。精神だけ、かつての自分に宿るということなので、感覚として「クォンタム・リープ(タイムマシーンにお願い)」に近いね。センチネルのロボットたちは、ターミネーター2に出てくる液体金属のターミネーターをもっと強くしたみたいだし、体は現在においたまま、意識だけ行き先で闘うというのはマトリックスみたいだし、SF作品のいいとこどりか。

 プロフェッサーとマグニートーは、親友だったにも関わらず、考え方の違いから仲たがいしている。その後、プロフェッサーは頭の声を消すため、足の自由を取り戻すために、強い薬を使い、屋敷に引きこもって暮らしている。マグニートーは、JFK暗殺に関わったとして、ペンタゴンの地下深くに囚われの身だ。そして、トラスク博士が、ミュータントを攻撃するためにロボット部隊を開発。その作戦は却下されたものの、ミスティークが彼を暗殺したことから、逆にトラスクの部隊が支持されてしまい、さらにミスティークが捕らえられ、その遺伝子がロボットに利用されてしまうという、最悪の結果になってしまったらしい。それを阻止するためにウルヴァリンが送り込まれる。

 とりあえず暗殺は阻止されるが、そのことでミュータント=危険と言うイメージが広まってしまい、逆効果に。難しいね、ちょっとしたことで未来が変わる。それでも決して諦めないプロフェッサー。運命なんて信じないという彼の言葉が印象的だ。

 最後の最後まで本当に目が離せない。そうそう、エンドロールが終わった後に、大事なシーンがあるので、完全に終わるまで席立っちゃダメだよ。

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2014年5月27日 (火)

[映] キャビン

 これはBムービーながらずいぶんと豪華キャストで、奇想天外なストーリー展開も楽しめる。

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 デイナとルームメイトのジュールズは、恋人のカートや友達マーティ、ホールデンらと共に、森の中にあるキャビンでバカンスを楽しむことに。そこで、偶然地下室を発見した彼らは、謎めいた品々を見つける。そのひとつ、殺人がつづられた日記を読んでいたデイナは、ラテン語で書かれた復活の呪文を読み上げてしまう。すると多数のゾンビが蘇り…
 彼らの様子をモニターで見ながら賭けをする人々。彼らの行動を監視しつつ、管理しているが…

 大学生のバカンス、化け物ときたら、1人ずつ殺されていき… と言う定番の展開だ。順序も大体わかる。たいてい、ブロンド美女(頭の弱そうな)が最初にやられる。主人公デイナは純情そうだが、ルームメイトのジュールズはまさにこのブロンド美女。その彼氏はマッチョで、最初の方にやられそうなタイプ。そのほか、知的な感じの男性ホールデン、道化担当の男性マーティ。この構成に意味があるらしい。

 彼らとは別の場所、しかも研究所のようなところで、スーツや白衣を着た面々が、おそらく仕事をしている。彼らが見ているのはモニター。そこには、5人の様子があらゆる角度からリアルタイムで映されている。この5人をここに集めたのには理由があるようで、キャビンも周辺の環境もすべて制御されている。果たして彼らの目的は!?

 デイナ役にクリステン・コノリー。カート役にクリス・ヘムズワース。ジュールズ役にアナ・ハッチンソン。マーティ役にフラン・クランツ(ドール・ハウスのトファー)。ホールデン役にジェシー・ウィリアムズ(グレイズ・アナトミーのエイブリー)。管理室にいるシッターソン役にリチャード・ジェンキンス。ハドリー役にブラッドリー・ウィットフォード(ホワイトハウスのジョッシュ・ライマン)。トルーマン役にブライアン・ホワイト(シールドのテイヴォン、ホステージのブレア大佐)。リン役にエイミー・アッカー(ドールハウスのDr.サンダース、ハッピータウンのレイチェル・コンロイ、パーソン・オブ・インタレストのルート)。ゾンビの1人役でジョデル・フェルランド(キングダム・ホスピタルやサイレント・ヒルなど、怖い少女の役が多いね)。そして管理者??の役でシガニー・ウィーヴァー。

 この展開は読めない。最後のオチはいまひとつの気もするが、何が起こるのか全くわからない展開もさることながら、あらゆる怪物勢ぞろいのグロいシーンも面白い。ここまでなんでもアリだと、もう笑うしかない。ちょっとCUBE的なところもあるかな。思いのほか楽しめた。

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[映] エイリアン・インフェクション

 邦題からしてなんだか怪しげでBの香りプンプンだが、これはもう本当に酷い駄作。私の時間を返して。

Stranded
 月資源掘削のための月面基地アーク。4人のクルーが滞在していたが、突然の流星雨に襲われ施設は壊滅的な被害を受けてしまう。修理のため基地外へ出たエヴァは、隕石の中から胞子を発見。急速に成長することがわかる。やがてエヴァに感染した胞子は、子宮で成長し…

 船長ジェラルド役にクリスチャン・スレーター。すっかりBの人になっちゃったなぁ。エヴァ役にエイミー・マティシオ。ブルース役にマイケル・テリュー。ランス役にブレンダン・フェア(ロズウェルのマイケル)。

 月面基地のシーンを見た瞬間、低予算ムービーだと気づく。模型だとバレバレである。そこに隕石が落ち、謎の生命体もくっついてきたようで、それがクルーたちを襲うと言うストーリー。胞子を発見したと言いつつ、感染対策は全くなってない。案の定感染するのだが、女性の子宮で胎児として成長、アッという間に生まれ、他のクルーにかみついて遺伝子情報をゲットして、その人物に変身。ものすごい生命体である。

 話がバカバカしすぎる、造りがチープすぎる、演技が臭い、結末がお粗末など、欠点をあげたらきりがない。いまどき、素人だってもっとうまく作るよ。どうしちゃったの、クリスチャン・スレーター。私は残念だよ。

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2014年5月26日 (月)

[映] 人生、ブラボー!

 精子提供をしていたことで、知らない間に自分の子供が533人もいたというストーリー。ここまですごくなくても、ありえる話だ。

Starbuck
 42歳独身男ダヴィッド。父親の経営する精肉店で配達の仕事をしているが、借金に追われる身。恋人ヴァレリーから妊娠したといわれ、一瞬固まる。そんなある日、若い頃、スターバックと言う名前でバイト感覚でやっていた精子提供により、533人もの子供がいることが判明。さらにそのうちの142人が、スターバックが誰かを知りたいとして、集団訴訟を起こす。正体を隠して、彼らに1人ずつ会ってみることにしたダヴィッドだったが…

 大人になりきれない男の物語だ。恋人が妊娠したと知っても結婚に踏み切れず、どうすべきか悩んでしまう男ダヴィッド。彼には多額の借金があり、借金取りに日々追われている。仕事もあまりまじめに取り組んでいる様子ではない。結婚に躊躇するのもわかる気がする。

 そんなある日、なんと533人もの子供がいることが判明。しかも、142人が自分の正体を知りたがっている。さて、どうしたものか。

 ダヴィッド役にパトリック・ユアール。ヴァレリー役にジュリー・ルブレトン。親友の弁護士役にアントワーヌ・ベルトラン。

 とりあえず、こっそり1人ずつ会ってみることにしたダヴィッド。もともと人付き合いはいい方らしく、彼らと次第に仲良くなる。そんなことを続けているうちに、ある集会に紛れ込む。そこは、まさにスターバック集団訴訟の集会だった… ってな展開は、なかなか面白い。

 彼らが、スターバックと言う共通点を持つことで、大きな兄弟姉妹のようなつながりを持ち始めるところがとても興味深い。その中に、正体を隠したまま迎えられてしまったダヴィッドが、正体を明かせるか否か。

 カナダの作品で、前編フランス語。チャランポランな男ダヴィッドにも実はいいところがあり、今回の件で成長する。ほほえましい作品だ。

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2014年5月25日 (日)

[映] ヒステリア

 これは… R12指定となっているが、どうなの、R15でもいいんじゃない? 確かにエロいシーンもグロいシーンもないけれど、でも、かなりきわどいよ。

Hysteria
 1880年ロンドン。正しい医学知識の無い医師による、怪しげな治療に嫌気が差し、勤め先を転々としている青年医師モーティマー。患者を傷つけることがないと言う理由で、女性医療の第一人者であるダリンプル医師の元で働くことに。この医院では、ヒステリー症状に悩む女性たちに、独自のマッサージを施すことで人気。ダリンプル医師の指導で自らもそのマッサージを習得したモーティマーは、ダリンプルの次女エミリーとの婚約も決まり、順風満帆。だが、父に反発する長女シャーロットのその先進的な考え方に惹かれ始める。

 モーティマー役にヒュー・ダンシー。シャーロット役にマギー・ギレンホール。ダリンプル医師役にジョナサン・プライス。次女エミリー役にフェリシティ・ジョーンズ。モーティマーの友人であり後ろ盾であるジョン・スマイス役にルパート・エヴェレット。シャーロットの施設の女性ファニー役にアシュレー・ジャンセン(エキストラのマギー、アグリー・ベティのクリスティーナ)。

 ダリンプル医師のマッサージというのが、実に怪しげである。単なるマッサージではない。手にオイルを付けて、素手で施すのだが、それで女性を性的に満足させ、ヒステリーを治すと言う。やり過ぎで、手が動かなくなってしまったモーティマー。新しい物好きの友人の、電気製品をいじっていて、偶然、性具を発明してしまう。

 時代が時代なので、しょうが無いのかもしれないが、女性の扱いや偏見が酷い。そんな中、1人輝いているのがシャーロットだ。父のしていることに疑問を持ち、反発して、1人で福祉施設を切り盛りする自立した女性である。そんな彼女を、ヒステリーだと決めつける男たち。

 大人のおもちゃの誕生秘話とのこと。それってロンドン発なのね… イギリスってとっても保守的なのに、何か新しいものが生み出される不思議な場所でもある。でも、この作品、やっぱり「成人向け」とかってした方がいいと思うよ。

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小台湾(リトル・タイワン) 再び

 小台湾の話をしてから、自分も行きたいと言い出した夫。下の子の課題研究発表会で清水へ行く機会があったので、それならばと、再訪。食べる気満々の夫。

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 メニューがいろいろあって悩む。しかも、どれも未知の料理。さてどうするか。とりあえず小籠包が食べたかった私は、+600円で小籠包のつくCセットに。夫も真似してCセット。だが、メインをどうしたものか…??

 前回の友達の話で、ケイバーブン(鶏肉の乗った丼)が好評だったよと言ったら、それにしてみるという。私は、散々迷った挙句、台湾式平打ちライスヌードルと言うのに決定。

140524_114730                  ケイバーブンと小籠包のセット

140524_114717                 ライスヌードルと小籠包のセット

 量的には、ケイバーブンは小さめの丼なので、女性にも食べやすいサイズ。ライスヌードルは、それ単品で結構食べ応えのあるサイズだ。なので、夫は少々物足りなく、私は食べきれない… と言うことで、早々に食べ終わった夫に、ライスヌードルを大量に分けた。

 ケイバーブンは、さっぱり系。鶏もさっぱりだし、タレもしょうゆ系で日本人に馴染み深い味。ライスヌードルは、透き通るようなツルツルのやわらかめの麺に、ひき肉と葉にんにく?を炒めたもの、もやしなどが乗っているのだが、スープ自体にはほとんど味がない。なので、お好みで味を足してねと言われたが、何もつけずに美味しくいただけた。葉にんにく(だと思うのだが)がとにかくうまい。強いて難を言うとすれば、麺が柔らかいので、箸でつかみにくいというところか。うまい食べ方ってあるんだろうか。やっぱレンゲをうまく使うんだろうな。

 前回、杏仁豆腐に感動したが、今度はマンゴープリンにしてみた。食べてみたかったんだもん。普通のマンゴープリンだよと友達は言っていたが、これ、やっぱりちょっと違う。杏仁豆腐とはまた違う食感だが、結構噛み応えのある、しっかりした食感。葛か何かで固めているものと思われる。フルーティでこれまたうまかった。

 小籠包もうまかったなー。小ぶりだけど、汁たっぷりで、ショウガとの相性ばっちり。

 まだまだ食べてみたいメニューがたくさん。チャーハンもうまそうだし、から揚げ定食もうまそう。リトル台湾弁当も気になるー。近くにあったら通っちゃうんだけどな…

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2014年5月23日 (金)

[映] ダークホース リア獣エイブの恋

 自己中でオタクの中年独身男が恋する話なのだが、何が言いたいのかよくわからず。「リア獣」って、「リア充」の「充」に「獣」をアテたものだと思うが、このエイブ、まったくリアルは充実していないので、この副題は謎。

Dark_horse
 30代半ばの独身男エイブ。両親の家に住み、大学を中退し、父親の経営する会社に置いてもらっているが、ろくに仕事もしないダメ男。SFオタクで部屋には大量のフィギュア。ある日、パーティで知り合った女性ミランダに一目ぼれし、強引にデートにこぎつける。最初のデートでいきなり結婚を申し込むが…

 大人になりきれない中年独身男エイブ。明らかに両親の過保護が原因だろう。仕事もろくにできないくせに、文句だけは一人前だ。何かあるとすぐに人のせいにする。そんなエイブを、可愛くてしょうがない母フィリス。彼が心配で仕方がない従業員マリー。

 そんなエイブにナンパされたミランダ、失恋したばかりらしく、寂しさに耐え切れず、エイブのプロポーズを受けてしまう。だが、何の共通点もない。それどころか、結婚しても両親の家に住みたいというエイブにドン引きだ。

 ミランダもかなりの不思議ちゃんだ。元彼となぜか異様に仲がいい。ならなぜ別れたのか? そして異様に暗い。両親も娘に無関心なようで、エイブが訪ねてきてもまったく気にする様子もなく、テンションが低い。

 エイブ役にジョーダン・ゲルバー。ミランダ役にセルマ・ブレア。母役にミア・ファロー。父役にクリストファー・ウォーケン。弟役にジャスティン・バーサ(ニュー・ノーマルのデヴィッド)。マリー役にドナ・マーフィ。ミランダの元彼マフムード役にアーシフ・マンドヴィ。

 自己中男が恋することで成長する話かと思いきや、思わぬ展開に。だがこの展開、意味不明だなぁ… ダメ男だけど、なぜか周りからとても愛される存在だったエイブ。その理由もよくわからない。いつかきっと何かやってくれると思われていたということなのか。そんな彼は、確かに最後は周りにいろいろ影響を及ぼしたようだ。だがなんだかさびしい結末でもある。

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[ド] Ben & Kate

 FOXで始まったコメディ。能天気な兄としっかり者の妹とその幼い娘の、心温まる物語だ。

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 両親から愛情を受けなかった兄妹ベンとケイト。助け合い、仲良く育った二人。能天気だが妹思いのベン、しっかり者だが予期せぬ妊娠で若くしてシングルマザーとなったケイト。ある日、元カノから連絡をもらったベンは、復縁できると勘違いするが、元カノが結婚すると知ってショックを受ける。結婚式に乗り込んで、愛を告白する計画を立てるが…

 とても素敵な兄妹だと思う。ちょっと頼りない兄ベンだが、とても妹思いだ。ケイトの交際中の男が、実は恋人がいて、ケイトはほんのお遊びだと知ってしまったベン。結婚式に乗り込む計画をほっぽって、ケイトに知らせに行く(まぁ、そっちの方が現実的)。そのことに感動したケイトは、ベンと共に、結婚式に乗り込む計画に付き合うのだ。

 まぁ、結果として、うまくいくはずのない計画ではあるのだが、ベンは、ケイトと娘マディの面倒を見るために、彼らと同居することに決める。彼らの珍生活の始まりだ。

 ベン役にナット・ファクソン。ケイト役にダコタ・ジョンソン。マディ役にマギー・エリザベス・ジョーンズ。ケイトの同僚BJ役にルーシー・パンチ。ベンの友人トミー役にエコー・ケラム。

 マディがなんとも可愛らしい。ただのコメディではなく、かなりハートウォーミング。ちょっとぶっ飛んだ友人BJも面白い。だが、残念なことにシーズン1のみで打ち切りらしい。全16話。

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[映] ヒッチコック

 TVムービー版のヒッチコックを描いた作品「ザ・ガール」を見てから、とても気になっていた作品。こちらは、ヒッチコック監督役をアンソニー・ホプキンスが演じている。「ザ・ガール」は「鳥」を監督中のお話だが、こちらは「サイコ」で少し前の話になる。

Hitchcock
 新作映画「サイコ」の製作にとりかかることになったヒッチコック監督。だが、その内容が、凶悪殺人犯を主人公にしたものということもあり、資金集めや、映倫の検閲に苦労する。さらに、妻アルマの浮気を疑い始めた監督は、作品を仕上げたものの、納得のいくものにはならず…

 TVムービー版に比べると、ずっとマシな描かれ方だと思う。確かにブロンド美女好きであり、散々浮気してきたと言う妻の文句は出てくるが、露骨なセクハラの描写はない。主演女優との関係も良好だ。

 ヒッチコック役にアンソニー・ホプキンス。妻アルマ役にヘレン・ミレン。主演女優ジャネット・リー役にスカーレット・ヨハンソン。脚本家でアルマの友人ウィット役にダニー・ヒューストン。ヒッチコックの秘書?役にトニ・コレット(ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラのタラ、ホステージのDr.サンダース)。ヒッチコックのエージェント役にマイケル・スタールバーグ(ボードウォーク・エンパイアのロススタイン)。最初に抜擢された(妊娠を理由に降板)女優ヴェラ・マイルズ役にジェシカ・ビール。アンソニー・パーキンス役にジェームズ・ダーシー。結構似ていて怖い。映倫の役人役にカートウッド・スミス(70’sショーのレッド・フォアマン)。ラルフ・マッチオくんも出ている。

 ここで描かれるヒッチコックも、ブロンド美女に目がなく、わがままで嫉妬深い男だ。だが、妻を深く愛しているようであり、そして妻アルマの貢献により、サイコが駄作からすばらしい映画になったということもよくわかった。

 ヒッチコックと妻の関係が、興味深い。デート中はアルマの方が仕切っていたらしい。未だにそういう感じもあるが、彼が監督として成功してからは、脚光を浴びる夫の影のような存在になってしまったアルマ。ブロンド美女にばかり目を奪われている夫の、小間使いのような扱い。そんな彼女が束の間の夢を見る。だが、独占欲の強いヒッチコックはそれが許せない。口論となるが、そのときのアルマがきった啖呵が格好良かった。これまでの彼女の苦労がすべてわかるシーンだ。

 露骨にヒッチコックを批判したような感じだったTVムービー版とは違い、ヒッチコックの浮気ぐせやセクハラは、ここではあまり描かれていない。どちらかと言うとヒッチコック愛が感じられる作品だ。

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2014年5月21日 (水)

[ド] マインド・ゲーム

 心理学の知識を利用して、相手を思い通りに動かすことを仕事にしている集団を描いた作品。メンタリストなどと手法は似ている気がするが、顧客のために、相手を操ることを仕事にするというところは目新しいか。FOXで#1のみ先行放送。

Mind_games
 詐欺行為で服役後、出所した男ロス。天才心理学者だが教え子ベスとの恋愛沙汰で大学をクビになった弟クラークをパートナーにして、あるビジネスをはじめる。それは、クラークの心理学の知識を利用して、顧客の望むように相手を導くというもの。スポンサー探しには苦戦するものの、さっそく顧客が。心臓の病で入退院を繰り返している少年とその母親。保険会社から支払いの打ち切りを言い渡されたという。なんとか保険会社を説得すべく、策を練るメンバーたちだったが…

 ロス役にクリスチャン・スレーター。クラーク役にスティーヴ・ザーン。ロスの元妻役にウィン・エヴァレット(ニュース・ルームのタマラ・ハート)。ロスたちのチームメンバー、メーガン役にメガリン・エキカンウォーク(4400のイザベラ)。#1にはスポンサー候補の社長?役でロン・リフキン。

 ロスは詐欺行為で服役したらしいが、何か言い訳をしていたので、事情があるのか? クラークは、天才のようなのだが、双極性障害でもあるようで、精神不安定。ベスに未練タラタラ。だが実は、ベスが去ったのは、ロスが金を払って追い払ったため。ベスもクラークに未練タラタラで、結局戻ってくるのだが、ロスは困惑気味。なぜそこまで彼女を追い払いたいのか。

 クラークは、精神不安定で問題アリな感じではあるが、正直でまじめである。それに対し、平気でウソをつき、犯罪スレスレのことをやってのけるロス。このビジネスには彼の度胸が必要なのかもしれない。

 相手を洗脳するために彼らが試みる手法は、もしかしたら何かの役に立つかもしれない!? 今年始まった作品らしく、今のところ全11話。(FOXのサイトには全13話と書いてあるが) クリスチャン・スレーターがドラマ出演と言うことでちょっと期待したのだが、話をうまく膨らませられるのか??

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[映] ザ・ワーズ 盗まれた人生

 「恋のロンドン狂騒曲」にも出てきたが、売れない作家が、傑作を盗むというのは、よくある話なのだろうか? 自分にない才能を目の当たりにして、愕然とすると同時に、我が物にしたいと思うものなのだろうか。

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 自分の作品を朗読するため、ステージに立つ男クレイ。彼の読む物語は…
 作家を夢見て作品を書き続けるものの、なかなか出版にこぎつけられないローリー。恋人ドラと結婚し、生活のために出版社で働くことに。貧しいながらも幸せに暮らしていたある日、偶然、骨董店で見つけて購入した古いかばんの中に、タイプライターで書かれた小説を見つける。それを呼んだローリーは、そのすばらしさに愕然とする…

 この作品には3つの物語が登場する。どれも実際の出来事と言う設定だが、そのつながり方が実にうまい。クレイは、自分の小説の出来事としてローリーとドラの物語を紹介しているが、これは自分の体験だろう。ローリーはクレイ自身と思われる。偶然、傑作小説を見つけてしまったローリーは、最初は盗む気など全くなかったのだが、ちょっとしたドラの勘違いから、それはローリーの作品として世に出てしまい、名声を得てしまう。だが、それを実際に書いた人物が現れ… と言う展開。この老人の物語が3つ目であり、ローリーが盗作した小説の内容であり、この老人の人生そのものなのだ。

 クレイ役にデニス・クエイド。ローリー役にブラッドリー・クーパー。ドラ役にゾーイ・サルダナ。老人役にジェレミー・アイアンズ。ローリーの父役にJ.K.シモンズ(オズのシリンガー)。クレイの朗読会の客の1人役にオリヴィア・ワイルド。最初に原稿を持ち込んだ出版社の編集者?役にロン・リフキン(エイリアスのスローン、ブラザーズ&シスターズのソール)。ローリーが働く出版社の編集者?役にジェリコ・イヴァネク(OZのデヴリン検事、ダメージのフィスクなど)。

 結局、大人の事情で、真相が公表されることはないのだが、クレイは決して幸せではなさそう。偽りの人生を送っても幸せにはなれないという教訓なのか。この老人が、自分の作品として発表できていたらどうなっていたのだろうと想像すると、これまた興味ある。派手さはないが、引き込まれる内容だ。

 

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2014年5月19日 (月)

[映] 恋のロンドン狂騒曲

 ロンドンを舞台にした、奇妙な大人の恋愛騒動。ウッディ・アレン監督。

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 40年も連れ添った夫アルフィに捨てられたと、占い師のところへ駆け込む老女ヘレナ。突然若返り願望に取り憑かれたアルフィは、ヘレナを捨てて、若い娼婦と結婚。失意のヘレナだったが、占い師へ相談することで少しずつ元気を取り戻す。娘サリーは、売れない作家ロイとの結婚生活に不満を持ち始め、職場の上司に恋するが…

 大人達の恋愛騒動なのだが、みんな自分勝手で、見ていて呆れる。なぜアルフィは突然若返り願望に取り憑かれたのか。明らかに趣味も合わない、自分の娘よりも若い娼婦と結婚した気持ち、わからないでもないが、長年連れ添った妻を捨ててまで添い遂げたい相手なのか。相手は明らかに金目当てである。

 売れない作家ロイは、一発屋だ。だが自分に才能が無いことを認められず、作品を書き続ける。だがうまくいかない。金にならないので、妻の稼ぎ、妻の母ヘレナの金をあてにしているしょうもない男だ。そんな男なので、サリーも次第に嫌気が差してくる。職場の上司によろめくのもムリはないのか。

 夫婦仲がうまくいかないせいなのか、作品がうまく書けないせいなのか、向かいのアパートに住む美女に惹かれるロイ。彼もまた、浮気を始める。彼が若い美女に惹かれる気持ちはわかるが、そんな男に惹かれる美女の気持ちはわからない。婚約者の方がよっぽどいい男なのに。

 アルフィ役にアンソニー・ホプキンス。妻ヘレナ役にジェマ・ジョーンズ。娘サリー役にナオミ・ワッツ。夫ロイ役にジョッシュ・ブローリン。浮気相手の美女役にフリーダ・ピント。サリーの上司役にアントニオ・バンデラス。娼婦シャーメイン役にルーシー・パンチ。サリーの友人アイリス役にアンナ・フリエル(プッシング・デイジーのチャック)。

 みんながみんな自分勝手で、彼らの考え方、行動に全く共感できない。呆れるしかない。最後まで救いの無い話だった。

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2014年5月18日 (日)

[映] ハング・オーバー!!! 最後の反省会

 よくもまぁ、3作も作ったなと思う。だが今回は、驚いたことに酔った後の後始末物語ではない。誰も飲まないし、パーティもないなと思って見ていたら…

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 バチュラーパーティでの数々の騒動も過去のものと忘れかけていたフィル、スチュ、ダグ。だが、ダグの義父の突然の死で葬儀に集まった彼らは、義理の弟アランの奇行がエスカレートしていることを知る。アランを施設に入れることを話し合い、3人はアランを連れて車で出発。だが、途中で突然ギャングに襲われ、ダグが拉致されてしまう。彼を連れ戻すためには、ギャングが恨みを持つMr.チャウを見つけ、奪われたという金塊を取り戻さなければならないが…

 前作に登場したMr.チャウが再び登場。なんとギャングが盗んだ金塊を盗んだらしく、さらに異国の地で投獄されていた彼が脱獄したらしい。それを聞きつけたギャングが、フィルたちを使って彼を見つけ、金塊を取り戻そうとするというお話。なんともとってつけたような話である。

 フィル役にブラッドリー・クーパー、スチュ役にエド・ヘルムズ、ダグ役にジャスティン・バーサ、アラン役にザック・ガリフィアナキス。アランの父役にジェフリー・タンバー(ブルース一家は大暴走のジョージ・ブルース)。Mr.チャウ役にケン・チョン。ギャング役にジョン・グッドマン。楽器店の店員役にメリッサ・マッカーシー(サマンサWho?のディーナ)。スチュの元カノ、ジェイド役でヘザー・グレアム。

 いつもダグが1人でどこか別の場所にいるパターンだね。今回もギャングの人質にされるので、出番は少ない。今回は特にアランが主役な感じだろうか。Mr.チャウのぶっ飛びぶりもすごい。

 今回は誰も酔わないし、乱痴気騒ぎはないんだと思っていたら、案の定最後の最後にやってくれている。まさかまだ続くってことはないよね!?

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2014年5月17日 (土)

[映] マリーゴールド・ホテルで会いましょう

 老後を過ごす場所を、インドに求めてイギリスからやってきた年配者たちの物語。イギリス人から見たインドと言うのがどういう位置づけなのか、少しわかったような気がする。

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 長年連れ添った夫を亡くし、さらに多額の負債があることを知り、家を売って単身インドの高級リゾートホテルでの暮らしを決意したイヴリン。イギリスでの老後より、物価の安いインドでの暮らしを選んだ夫婦、骨折の治療のためやってきた老婦人など、6人と知り合い、同じ目的地、マリーゴールド・ホテルへ向かう。だが、そこは夢見ていた場所とはだいぶ違った…


 イヴリンは、家計のことなどすべて夫に任せきりだったようだ。夫が亡くなり、初めて多額の負債があることを知る。息子からの同居の提案を断り、自宅を売って、単身インド行きを決意。新天地と言う意味と、物価が安いという意味、そして、パソコンのことを聞くために電話した問い合わせセンターの所在地がインドだと知ったためだろう。

 大たい骨を骨折したミュリエルは、肌の色の違いで人を差別する老女だ。病院では、黒人医師の診察を拒むが、代わりに担当になったのはインド系の医師。でも、イギリス人だ。手術は順番待ちで、ずいぶん先になると言われ愕然とするが、インドでならすぐに受けられるとのこと。やむなくインド行きを決意するが、なんたって差別主義者である。インド人に対する偏見だけでなく、食べ物から何から、とにかく未開の地へ来てしまったとばかりに心を閉ざす。

 優雅な老後を夢見ていたのに、お金が足りなくてショボいホームにしか入れないとわかり、それならいっそのこと物価の安いインドの高級リゾートホテル暮らしにしようとやってきた夫婦ダグラスとジーン。インドで生まれ育ち、昔の恋人を訪ねるためにインドに戻った男グレアム。恋人探しにやってきた、まだ自分はイケてると思っている老女。同じくお相手探しにやってきた老人。それぞれ、立場も目的も違うが、同じホテルに夢を持ってやってくる。

 マリーゴールドホテルの支配人ソニーにも夢がある。いつの日か、素敵な老人向けリゾートホテルにしたい。してみせる。そんなことを夢見て、父から譲り受けた壊れかけのホテルを切り盛りしているのだが、家族からは認めてもらえない。恋人のことも、母からは認めてもらえない。

 そんな彼らの、それぞれの物語が描かれている。

 イヴリン役にジュディ・デンチ。ミュリエル役にマギー・スミス。老夫婦の夫ダグラス役にビル・ナイ、妻ジーン役にペネロープ・ウィルトン。グレアム役にトム・ウィルキンソン。ソニー役にデヴ・パテル(スラムドッグ・ミリオネアのジャマール、ニュースルームのニール)。

 それぞれの物語がとても興味深い。今まで夫に頼りきりだったイヴリンは、インドで自活して生き生きとしはじめる。インドになじむ夫ダグラスに対し、どうしても溶け込めない、溶け込もうとしない妻ジーン。ずっと気になっていた初恋の相手(♂)と再会することができたグレアム。そして、インド人に対して偏見を持っていたミュリエルが、自分の世話をしてくれる身分の低いインド人女性に対して、自分の過去を重ね合わせ、心を開く様子など、とても感動的。

 なにより、なんとなく地に足がついていない感じだったソニーが、ホテル再建のために、そして恋人を母に認めさせるために奮起する様子が頼もしい。

 どうやら続編が製作されるらしい。確かに、彼らの今後も気になる。

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2014年5月13日 (火)

[ド] ダウントン・アビー

 うわさのダウントン・アビー、やっと見ることができた。2010年に始まったイギリスのこの作品、とにかくすごい人気で、アメリカの映画やドラマの中でも話題に出てくるほど。日本ではスターチャンネルで先に放送されていたが、契約していないために見られず、気になっていた作品。それがなんと、NHK、しかもBSではなく地上波で放送が始まった。

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 1912年4月、イギリス。郊外のお屋敷ダウントン・アビーでは、早朝から使用人たちが忙しく働いていた。そんな中、タイタニック号沈没の新聞記事を見つけた主、ロバート・クローリー伯爵。いとこのジェームズとその息子パトリックが乗船していて助からなかったらしいという連絡が入る。ジェームズの息子パトリックは、ロバートの長女メアリーと婚約しており、屋敷と爵位を継ぐはずだった。
 一方、ロバートの従者として新しくベイツがやってきた。彼が足が不自由なことを知り、嫌がらせを始める使用人たち。だが、ベイツはロバートの戦友だった…

 シーズン1は全7話。シーズン2~4が9話ずつ。今年シーズン5を放送予定らしい。それにしても1話が濃い。

 #1は、数多い登場人物の紹介、相関関係が主に描かれている。まず、ダウントン・アビーにはロバートを頭とするクローリー一家と、たくさんの使用人たちが住んでいる。ロバートと妻コーラは深く愛し合っていて、夫婦関係は円満だ。3人の娘たちメアリー、イーディス、シビルがいるが、息子がいない。そのため、メアリーの結婚相手が重要になってくるらしい。男子が相続するという決まりがあるそうで、爵位と財産をその結婚相手が継ぐ。だが、屋敷を他人に取られるのは我慢ができないと考えているロバートの母ヴァイオレットは、爵位は諦めて、メアリーに財産を継がせるべきだと考えている。ロバートは、少しでも近い親戚に来てもらおうと、いとこの息子パトリックをメアリーと婚約させるが、タイタニック沈没で亡くなってしまう。やむなく、遠縁のマシューに声をかける。

 使用人たちの関係もかなりドロドロしている。新しくベイツがやってくるが、従者の座を狙っていた下僕トーマスは、ベイツを追い出すべくあれこれ嫌がらせをする。彼に手を貸すのは侍女オブライエン。逆に、ベイツにやさしくするのはメイド長のアンナ。どうやら後にこの二人は結婚するらしい。(あ~、ネタバレ~)

 パトリックが亡くなったらしいという知らせを受けた後、公爵がやってくる。メアリーとも知り合いであるこの男、メアリーの結婚相手かとみな期待するのだが、実はただの財産目当ての男だとわかり、早々に退散。しかも、屋敷に来た目的が、実はトーマスとの情事の証拠を隠滅するためって言う… そう、この公爵もトーマスも、ゲイなのだ。

 ロバート役にヒュー・ボネヴィル。妻コーラ役にエリザベス・マクガヴァン。ロバートの母ヴァイオレット役にマギー・スミス。長女メアリー役にミシェル・ドッカリー。次女イーディス役にローラ・カーマイケル。三女シビル役にジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。

 ベイツ役にブレンダン・コイル。執事カーソン役にジム・カーター。家政婦長ヒューズ役にフィリス・ローガン。伯爵夫人の侍女オブライエン役にシボーン・フィネラン。下僕トーマス役にロブ・ジェームズ・コリアー。メイド長アンナ役にジョアン・フロガット。料理長パットモア役にレスリー・ニコル。この人の吹き替えがへたくそ。キッチンメイドのアイビー役にソフィー・マクシエラ。公爵役にチャーリー・コックス(ボードウォーク・エンパイアのスレイター)。

 イギリスのドラマは1シーズンの話数が少ないが、1話が65分とかなり長く、盛りだくさんだ。婚約者とは言え、パトリックを全く愛してはいなかった様子のメアリー、死を聞いても悲しんでいない。実は次女イーディスの方がパトリックを好きだったらしい。使用人たちの人間関係もいろいろ複雑で、まさにソープオペラな感じだが、アメリカのチープなソープとは全く違い、時代が1912年、そして舞台が由緒あるイギリスの大屋敷と言うことで、上品で重厚な雰囲気。それがアメリカ人をも虜にした理由だろう。

 これからしばらく楽しめそうだ。

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2014年5月12日 (月)

[映] エンド・オブ・ホワイトハウス

 ホワイトハウスが襲撃されるって、なんか似たようなの見たな… 「ホワイトハウス・ダウン」。たまたまシークレットサービスの面接で来ていた男が、大統領を守るという話だったが、こちらは元シークレットサービスで、さらに大統領とも親しい仲だった男が、ほぼ1人でテロリストと戦うって、まさにダイ・ハードじゃん。原題は"Olympus Has Fallen"なので、これを活かしてほしかったなぁ、せめて「ホワイトハウス陥落」とか。

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 アッシャー大統領と個人的にも親しい関係にある、シークレットサービスのマイク。だが、一家の移動中、事故で夫人マーガレットが亡くなってしまう。失意の大統領と幼い息子コナー。救えなかったことで自己嫌悪に陥ったマイクは、シークレットサービスを辞め、デスクワークに。
 2年後、ホワイトハウスを突然アジア系テロリストが襲い、大統領が人質に取られてしまう。偶然近くにいたマイクは、単身ホワイトハウスに乗り込み、テロ集団と闘う。

 マイク役にジェラルド・バトラー。アッシャー大統領役にアーロン・エッカート。夫人役にアシュレイ・ジャド。犯人のスパイとして働いていたシークレットサービスのフォーブス役にディラン・マクダーモット(ザ・プラクティスのボビー)。下院議長で急遽大統領代理となったトランブル役にモーガン・フリーマン。シークレットサービスの長ジェイコブス役にアンジェラ・バセット。国防長官役にメリッサ・レオ。マイクの妻役にラダ・ミッチェル。

 大統領夫人役はアシュレイ・ジャドだ~(^o^) と喜んだのも束の間、あっけなく退場。さらにシークレットサービスの中にディラン・マクダーモットがいたので、こいつはきっと悪役に違いないと思ったらやっぱりそうだったよ。(ボビー!!)

 アジア系テロリストと言うのはどうやら北朝鮮のテロリスト(でも出身は北朝鮮だが脱北して韓国に行ったとのこと)らしく、韓国と北朝鮮の統一を目的にしてホワイトハウスを占拠したとのこと。なんでホワイトハウス??? 彼らは、大統領を含む要人3人が持つ暗号コードを入手して、核ミサイルを自滅させることで、アメリカを機能不全に陥れるのが目的の様子。アメリカの手出しができなくなった状態で、北朝鮮が無理やり韓国を制圧するって計画??

 ホワイトハウス乗っ取りは実に見事で、あっけなく大統領が人質に取られる。要人もみな一緒に捕らえられたようで、大統領代理や軍のトップ、シークレットサービスのトップたちが救出作戦を立てるのだが、彼らには手も足も出ない。結局、単身乗り込んだマイクが、息子コナーを救出し、テロリストたちを次々と倒し、大統領も救出するという、見事な活躍ぶり。ってか、彼以外があまりに無能で… 暗号コードを知る3人の1人である国防長官が拷問されるシーンはちょっとショックだなぁ、メリッサ・レオが、あんなあられもない姿で…

 とはいえ、バトルシーンは見ごたえある。ジェラルド・バトラーは格好いい。大統領と親しかったということで、勝手知ったるホワイトハウスな感じも良かった。しかし、あまりにうまく行き過ぎる気もする。これじゃ、スティーヴン・セガールになっちゃう… まぁ、娯楽作品としては面白かったけど、北朝鮮のテロリスト集団にあんなに見事にやられちゃうシークレット・サービスなんてがっかりだよ。

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2014年5月11日 (日)

手打そば ながいけ

 母の日。美味しいお蕎麦が食べたいなーと言ったら、ながいけに行こう!と言うことに。ちょっとわかりにくい場所にあるのので、ストリートビューで調べて行った。

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 11:30~と言うことで、開店と同時くらいに到着したと思うのだが、すでに先客あり。あと1テーブルと言うところに滑り込むことができた。4人がけテーブルが3つと6人がけテーブルが1つと、かなり小ぢんまりしているが、椅子もテーブルもなかなか味のある木製。

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 夫は桜海老天の温かいつけ汁でいただくせいろを、粗びき蕎麦で。私は、梅おろしか、鰻おろしか迷った挙句、久しく食べていない鰻を選んだ。

 蕎麦茶と共に、蕎麦味噌なるものが運ばれてきた。これなめてお茶飲んで待っててねってことか。

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 15分ほどして、最初にオーダーしたテーブルのお客さんたちに蕎麦が運ばれてくる。それからさらに10分ほどして、我らのところにも蕎麦がやってきた。

 夫の粗びき蕎麦は、まず何もつけずに食べ、次に塩だけで食べ、そして汁で食べて、蕎麦を味わってねと注意書きが。

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 私の鰻おろし、一口食べてびっくり。汁に味がない… いや、全くないわけではないのだが、ものすごく薄味。色も薄い。

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 代わりに、鰻にはしっかりお味が付いており、一緒に食べてということなのか。蕎麦を味わうために、あえて薄味にしているのか。とにかく、汁の味がかなりの薄味なせいか、蕎麦の味が引き立っていた気がする。久しぶりに食べた鰻もうまかった。

 店内には、こんな展示も。

140511_113546      待つ間、蕎麦うちの様子が見られるようになっているのかなと思ったが、
                 ここでやっている様子はなかった

140511_113517             一見、折り紙の動物のようだが、瀬戸焼とのこと

 だいたい、運ばれてきてから食べ終わるまで、15分くらいか。席数は少ないし、休日ともなれば来た時間によっては少々待つこともあるかも。お蕎麦がなくなり次第終わりとのことなので、確実に食べたい場合は予約した方がよさそう。

 次はぜひ梅おろしを食べてみたいな。

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2014年5月10日 (土)

[映] オズ はじまりの戦い

 「オズの魔法使い」以前のオズを描いたと言う作品。映像が思いのほか綺麗で楽しめた。これ、やっぱり劇場で3Dで見たら迫力あっただろうな。サム・ライミ監督。

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 1905年、移動サーカス一座の奇術師オズは、女たらしのペテン師。それがたたって一座の大男から追われるハメに。勢いで気球に乗って逃げたオズは、竜巻に巻き込まれて魔法の国にたどり着く。そこで美しい魔女セオドラに出会ったオズは、王になるべき救世主の魔法使いだと言われ、すっかりその気に。だが、王になるためには、先代の王を殺した悪い魔女グリンダを倒さねばならないと言われ、渋々様子を見に出かけると…

 オズ役にジェームズ・フランコ。セオドラ役にミラ・クニス。セオドラの姉エヴァノラ役にレイチェル・ワイズ。グリンダ役にミシェル・ウィリアムス。オズの助手フランク役(お猿のフィンリー役も)にザック・ブラフ(Scrubsのドリアン)。エメラルドシティの門番役にブルース・キャンベル(バーン・ノーティスのサム)。サム・ライミ監督の弟テッド・ライミも出演しているようだが、どの役だかわからなかった。

 若きオズは、大物になりたいと言う野心だけはあるものの、実際は女たらしのペテン師である。奇術師としてマジックショーをやっているが、大して客も呼べず、足の不自由な少女から「歩けるようにして」と懇願されるが当然できるはずもなく、詐欺師呼ばわりされて退散。さらに、助手のフランクは唯一彼に尽くしてくれているのに、邪険にしてしまう。綺麗な女性に言い寄っては形見だと言ってオルゴールを渡しているが、彼はこのオルゴールをいくつ持っているんだろう。

 まぁそんないい加減な男が、オズの国を救うために自分の特技を活かす。彼を奮い立たせたのは、かつての恋人アニーにそっくりなグリンダ、車いすの少女を思わせる陶器の少女、そしてフランクを思わせるお猿のフィンリーたち。自分のいた世界では、怖じ気づいてアニーに本心を打ち明けられなかったが、ここではできる。車いすの少女は救えなかったが、陶器の少女の足は直せる。そしてフランクは邪険にしてしまったがフィンリーには誠意を伝えることができる。自分の世界ではペテンだったが、オズの国では人々を救うことができるのだ。

 元の世界は白黒だが、オズの国からは見事な程に鮮やかな世界。魔女たちの戦いもかなり派手だ。ミラ・クニスが後半、特殊メイクであの綺麗な目が見られなかったのはかなり残念だが、レクチェル・ワイズの悪役ってのも面白い。親子で楽しめるね。

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2014年5月 9日 (金)

[映] モネ・ゲーム

 なかなか面白いと思って見ていたのだが、これ、1966年、マイケル・ケインとシャーリー・マクレーンの「泥棒貴族」のリメイクらしい。その作品を見ていないのだが、比較するとどうなのだろう。道理でコリン・ファースのしゃべりがマイケル・ケインに似てるわけだ。意識して真似ていたのかな。

Gambit
 美術鑑定士ハリー・ディーンは、雇い主である億万長者シャバンダーに憎しみを抱いていた。無能扱いされるのに耐えかねたのだ。彼は、シャバンダーに仕返しをするため、詐欺を計画。それは、テキサス娘プズナウスキーを雇い、モネの消息不明の絵が発見されたと言ってシャバンダーに売りつけようと言うもの。だが、思わぬことが…

 ハリー役にコリン・ファース。シャバンダー役にアラン・リックマン。プズナウスキー役にキャメロン・ディアス。ハリーのライバル鑑定士役にスタンリー・トゥッチ。

 ハリーがシャバンダーを憎む理由と言うのが「常に無能扱いされ」と、さらりとナレーションが入るだけで、少々薄い気はする。なぜプズナウスキーを雇ったのかもわかりにくい。設定がかなり唐突な感じがするのが欠点か。

 とはいえ、ハリーのドジっぷりが面白い。一見、知的で冷静な紳士なのだが、妄想と現実のギャップが激しすぎたり、プズナウスキーを高級ホテルに泊めるためにほぼ全財産を使い果たして小銭をかき集めていたり、ホテルから壺を盗もうとして… と、鈍くさいことはなはだしい。こんなんで詐欺なんてできるのか?? と心配してしまうのだが、最後はうまくまとめてくれる。実にスマート。

 イギリス英語と、テキサス訛りのかけ合いも面白い。ぜひ元作品、泥棒貴族も見てみたい。

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2014年5月 7日 (水)

[ド] クロンダイク ゴールド・ラッシュ

 ディスカバリー・チャンネル初のドラマ。カナダのクロンダイクへ金を求めてやってきた人々の物語だ。実際の出来事にかなり忠実な原作『Gold Digger: Striking It Rich in the Klondike』を元にした作品とのこと。

Klondike
 ニューヨークからクロンダイクへ旅に出ることにしたビルと親友のバイロン。旅の途中で、クロンダイクで金が採れることを知り、目的を金発掘に決定した二人。厳しい雪山を何日もかけて登り、クロンダイクに到着した二人は、鉱区を購入。だが、掘り始める直前、バイロンが何者かに射殺されてしまう…

 「デッドウッド」を思わせる無法地帯である。どういうきっかけで二人が出発したのかわからないが、大学を卒業し、何か冒険をしようと言う感じだろうか。

 旅の途中で、クロンダイクに金があることを知り、期待に胸を膨らませて向かう二人。だが前途多難で、たどり着くまでに死んでしまう者も。それでもなんとかたどり着き、鉱区も手に入れて、さてこれから二人で金を掘ろう、と言うところで、親友の突然の死。ビルのショックは計り知れない。

 ビル役にリチャード・マッデン。神父役にサム・シェパード。詐欺師役にイアン・ハート。この地で荒稼ぎしている男カウント役にティム・ロス。金を求めてやってきた人たちを相手に金を稼ぐしっかり者ベリンダ役にアビー・コーニッシュ。

 大して金も持たずにやってきたビルは、資金繰りに困りながらも、なんとか金を掘り当てる。だが、親友を殺した犯人探しもやめられない。そしてベリンダとの恋。劣悪な環境で、病気も蔓延し、命を落とす者も少なくない。人をだまして金を奪う者、金をために人を殺す者。そんな中でも、友情を大切にがむしゃらにがんばるビル。

 すべて実在の人物らしい。何が彼らをそこまで駆り立てるのか。金には魔力があるようだ。

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[ド] エスケープ・アーティスト 無罪請負人

 イギリス製作のミニシリーズで、全3話。エスケープ・アーティストとは、どんな人も無罪にしてしまうという弁護士、無罪請負人のことらしい。だが、ストーリーは思わぬ展開に。

The_escape_artiest
 負け知らずの敏腕弁護士ウィル・バートンは、妻ケイト、息子ジェイミーと、忙しくも幸せに暮らしていた。ある日、女性を惨殺したとして逮捕された男リアム・フォイルの弁護を引き受けることに。彼の無実を疑いつつも、相手のミスをついて見事無実を勝ち取ったウィル。だが…

 ウィル役にデヴィッド・テナント(Dr.Whoのドクター・フー)。リアム・フォイル役にトビー・ケベル。妻ケイト役にアシュレー・ジェンセン(アグリー・ベティのクリスティーナ、エキストラのマギー)。ライバル弁護士マギー・ガードナー役にソフィー・オコネドー。

 無実を勝ち取ったものの、リアムによって妻ケイトを殺されてしまう。すぐにリアムは再逮捕され、今度はマギーの弁護で再び無罪に。納得のいかないウィルがとった行動は… と言う展開だ。

 先の読めない展開に、なかなか見ごたえはあった。だが、リアムの最初の殺害動機、さらにはケイトを殺害した動機が全くわからない。これからまたお世話になるかもしれない有能な弁護士なのに、家族を襲ってどうしよってーの?? 余計疑われちゃうじゃん。

 しかも、捜査中の不備が原因で2回とも無実って、ありえないなー。どんだけいい加減な捜査してんのよ。

 とまぁ、突っ込みいれたいところはいろいろあるが、全体としてはなかなか良かった。

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2014年5月 6日 (火)

[映] ハード・ラッシュ

 密輸業者の物語。足を洗ったものの、身内の失敗を償うために、再び密輸に手を染めるというストーリー。アイスランドの作品「レイキャビク・ロッテルダム」のリメイクらしいのだが、元作品を知らないなぁ。

Contraband
 かつて密輸で生計を立てていた男クリス。今はすっかり足を洗い、妻子と共に平和な暮らしをしていた。だが、妻ケイトの弟アンディがコカインの密輸に手を出し、つかまりそうになったためにコカインを廃棄。そのため、金か、現物を返すよう脅される。アンディの借りを返すため、パナマから偽札密輸をすることにしたクリスだったが…

 クリス役にマーク・ウォールバーグ。妻ケイト役にケイト・ベッキンセール。クリスの親友セバスチャン役にベン・フォスター。コカイン密輸の依頼主役にジョヴァンニ・リビシ。クリスの同僚役にルーカス・ハース。密輸船の船長役にJ.K.シモンズ。

 足を洗ったのに、やむなく昔の仕事をまたすることになるって、まぁありがち。親友と思っていた人間が、実は黒幕だったってのもありがち。見所は、スリリングな密輸シーンか。テンポが悪いのか、盛り上がりに欠けるのか、いまひとつ楽しめなかった。

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[ド] アメリカン・ホラー・ストーリー3 魔女団

 アメリカン・ホラー・ストーリーのシーズン3が、FOXで始まった。このドラマ、出演者はほぼ同じなのだが、シーズンごとに全く違うシチュエーションの物語となっていて、興味深い。シーズン1は見ていないのだが、2は精神科病棟の物語。そしてシーズン3は魔女のお話だ。Gleeでおなじみライアン・マーフィ製作総指揮。

Americanhorrorstorycoven
 恋人とはじめてのセックス中、恋人が突然死。ショックを受けたゾーイは、自分に魔女の血が流れていることを知らされる。危険を感じた親は、ニューオリンズの寄宿学校「ミス・ロビショーズ・アカデミー」にゾーイを送り込む。ここは、かつて魔女狩りを逃れた魔女たちがこっそり集まっていた場所であり、現在も、魔力を持つ少女たちが、魔術を学んでいた。
 アカデミーに、スプリーム(あらゆる魔術を持ち、魔女として最高の力を持つ)であるフィオナが戻ってくる。フィオナは、とある古い屋敷の主を地中から掘り起こして連れ帰る。はたしてフィオナの目的は??

 ゾーイ役にタイッサ・ファーミガ(ヴェラ・ファーミガの妹さんだって、21歳違い!!)。なんとも可愛らしい少女だが、セックスで相手を殺してしまうという、恐ろしい力を持つ。彼女の祖母役にフランシス・コンロイ。アカデミーの校長?コーデリア役にサラ・ポールソン。その母にして、スプリームであるフィオナ役にジェシカ・ラング。アカデミーの生徒役で、マディソン役にエマ・ロバーツ、クィーニー役にガボレイ・シディベなど。そして、19世紀に、黒人奴隷に残酷な扱いをしてきた屋敷の女主人マダム・デルフィーン役にキャシー・ベイツ。彼女に虐待された男の恋人であり、魔女マリー役にアンジェラ・バセット。

 #1では、アカデミーに送られてしまったゾーイを中心に、登場人物それぞれについての設定が描かれている。ゾーイたちは、男子大学生たちとの合コンに参加するのだが、ここでトラブルが。レイプされそうになったマディソンは、逃げようとした男子たちの乗ったバスを横転させる。唯一、彼女たちを助けようとした男子学生カイル(エヴァン・ピータース)は、この事故で死亡。だが、主犯の学生は助かる。それを知ったゾーイは、自分の力を使って… 怒らせてはいけない相手である。

 現在の話と平行して、19世紀のとある屋敷の話が出てくる。この屋敷に住む女主人デルフィーンは、娘たちに良縁を探している。さらに、自分が常に若くあるために、人間の血を顔に塗ったり、奴隷の臓器を食べたり?、とにかくやりたい放題である。この女に恨みを持ったマリーによって、魔法をかけられ、生きたまま地中に埋められていたらしい。それを探し当て、連れ帰るフィオナ。何をするつもりなのだろう??

 さらに、かつて魔女だとして火あぶりにされた少女役でリリー・レイブ。彼女も何か関わってくるのか。

 全13話。コーデリアとフィオナの関係も何か訳ありな感じ。フィオナの目的は何なのか。ゾーイやアカデミーの今後が気になる。

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2014年5月 5日 (月)

藤枝おんぱく 味噌作り教室

 「藤枝おんぱく」と言うのがあるらしい。おんぱく=「温故知新博覧会」とのことで、4月下旬から5月にかけて、40日間、藤枝のあちこちで、体験プログラムなどのイベントが企画されている。

 そのひとつとして、かど万さんの味噌作り教室があったので、参加。私としては、ここいらで1樽、味噌を作っておきたかったというだけで、実は「おんぱく」はどうでも良かったのだが、体験プログラムって、子供と一緒に参加するにはよさそう。王妃ちゃんと共に参加。

140503_114450                   自家製塩麹ハムは絶品
                    さっそく作ってみよう!!

 いつものようにお味噌を仕込んだ後、女将の美味しいお料理を試食させていただき、楽しいひと時を過ごした。

 さて、どこでお昼を食べよう?? また大旅籠柏屋へ行ってみるか。

 実は、とろろ汁を期待して行ったのだが、もうシーズンを過ぎている(晩秋から3月までらしい)とのことで、とろろ汁ご膳はいただけなかった。残念。(そんなこともあり、翌日は丁子屋さんへ) 松花堂弁当をいただく。実は闘病中と言うことで、生ものを避けていたのだが、お刺身も美味しくいただいてしまった。大丈夫そう。今回は、旬のたけのこがたくさん入っていて、これまた美味しかった~(^o^)。

140503_124209
 連休と言うことで、なにやらこちらでもイベントが。粽作り体験とやらをやっていた。食事の後に覗いたらもう終わっていたのだが(^o^;、残っていた1人分をどうぞとやらせていただくことができた。といっても、ほとんどやっていただいたのだが…

140503_134351                      笹の葉に包んで
140503_134517_480x640                      数分蒸してもらう

140503_134631_640x480                太鼓の音ってお腹に響くよね、ド迫力

 太鼓のイベントや、押し花作品の展示もあり、ちょっとしたレジャー気分。美味しいものをたくさん食べて、美味しい味噌を仕込んで、ポカポカ陽気にのんびりおしゃべりも楽しんで、最高のひととき。

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とろろ汁 丁子屋

 連休、初めての免許更新手続きをするという上の子が帰宅。初めての手続きって、警察署ではできないのね… ここ静岡県では、中部運転免許センター(静岡市)へ行かなくてはならないらしい。調べてみると、駅からはかなり遠い。バスで30分だって。

 連休だし、行きだけ送っていってあげようということになり、車で出発。免許センターに上の子を置いて、どこかで昼食を食べて帰ることにした我ら夫婦。このときすでに午後1時近く。駐車場に停まったまま携帯端末いじって調べ始めた夫。今から調べるんかよ…

 結局、5分ほど暑い車内で端末をいじった挙句、どこがいいのかわからないという結論に(携帯端末、意味ないじゃん)。帰り道で、よさそうなお店があったら立ち寄り、なかったら自宅付近のお店に入ろうと言う私の提案に、しぶしぶ応じる夫。

 そういえば、とろろ汁で有名な「丁子屋」が途中にあったよね、と言うことになり、立ち寄ってみる。連休だし、混んでるだろうから、入れるかどうかはわからないけど…

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 案の定、駐車場はいっぱい。でも、駐車場整理のおっちゃんは、こっちへ来いと案内してくれる。は、入れるの?? なんとか車を停め、店内へ。結構大きいお店である。午後1:30、店内には長い行列が… しかも、1時間待ちの表示が… でもまぁ、ここまできたら、後へは引けず…

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 30分ほど行列に並び、席についてオーダーをとってもらってからさらに待つこと30分。午後2:30、やっとでてきたとろろ汁。本当に1時間待ちだった。

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 初めて食べた丁子屋のとろろ汁は、やさしいお味だった。自然薯にはまって以来、自分でも作るが、もっと薄くのばしていいんだとわかる。味噌の薄味。味付けは、実は自分の味付けの方が好みだったりするのだが…

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 大量の麦飯を、とろろ汁で豪快にずるずるといただいた。1時間待って、食べるのは15分。はかない…

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 お会計の際、とろろ芋羊羹なるものを発見、ついつい購入。羊羹嫌いなんだけど、ちょっと興味ある… 美味しいといいな。

 このとろろ芋羊羹、実に美味。小豆ではなく、いんげん豆ベースなのだが、甘さ控えめで、食べるととろろ芋の香りが鼻から抜ける。立ち寄った際にはぜひお試しあれ。

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2014年5月 1日 (木)

蕎麦 一玄

 久しぶりに会う友達と、蕎麦でも食べに行こうということになった。最近のお気に入り、「SOBA笑」へ連れて行くつもりで言ったのだが、あいにくみんなの都合の合う日は定休日とわかって断念。

 だが、どうにも蕎麦モードに入ってしまった我らは、近くにあるもうひとつの人気店「ながいけ」に行ってみようということに。だが、なんと、このお店も定休日。行ってみたかったんだけどなー、残念。

 それなら、しょうがない、蕎麦と言ったらやっぱり「八兵衛」か。だが、なんと言っても一番の人気店、お客も多いし、のんびり長居はできないよね…

 と言うことで、友達のお宅の近くにあるという「一玄」へ。小ぢんまりとした、まぁ普通の蕎麦屋さんだ。

 友達は、食べログのコメントを見て、「天もり」と決めていた様子。私は、食べきれる自信がなかったので、迷った挙句「田毎(たごと)」と言う天おろし(冷たい)を選択。

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 静岡へ引っ越してきて、八兵衛の蕎麦を食べてから蕎麦が好きになった話は以前も書いたが、ここいらの蕎麦屋でハズされることはまずない(清水駅近くにある蕎麦屋だけはハズされたので、もしかしたら志太地区限定??)。なぜかはわからないが、とにかく静岡の蕎麦は美味しい。嫌いだった人間が言うのだから間違いない。

 このお店も例外ではなく、細めの蕎麦は腰があってツヤツヤ、本当にうまかった。天もりを頼んだ友人の話では、天ぷらがとにかくうまかったとのこと。サツマイモ天を少し分けてもらったのだが、生を揚げるのではなく、一度蒸かした芋を揚げているとのことで、ねっとりと濃厚な甘みの、美味しいサツマイモ天だった。魚も地元の新鮮な魚をお店でさばいているとのこと。次はぜひ天もりにチャレンジしてみたい。

 予約をして入ったせいか、ずいぶんと長居してしまったにも関わらず、帰りに天かすをいただいた。人柄もうれしいお店だ。

*********** 2016.03.06 追記 ************

春休みに帰省中の下の子、蕎麦が食べたいというので、「そば笑」へ行ったがあいにくのお休み。やむなく、「木むら」へ行ってみるが、まさかの「お店がない!!」 あとで調べたら移転したとのこと。それではと「とみくら」へ行ってみるが当然のように定休日… 

そうだ! 一玄へ行こう! ということで、再訪。夫と下の子は初めてのお店だ。

私はいつものように天おろし、夫は天盛り、そして下の子は鴨せいろ。天盛りは変わっていなかったが、天おろしはマイナーチェンジしていた。

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とても丁寧に対応してくださった店員さん、見習い中? ごちそうさまでした!

*************** 2016.11.27 追記 ****************

買い物帰りに夫と再訪。私は天おろし、夫は天盛り。天おろしと田毎(たごと)とは別メニューだと気づいた(^o^;。最初に食べた田毎は大きなエビ天と卵の黄身。天おろしの方が100円安くて、小さいエビ天5つで黄身はなし。

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こちらのお店は天ぷらがとにかく美味しい。サックサクに揚がってる。オススメ天ぷらのメニューも豊富だ。

蕎麦は気持ち太め、固め。つゆの味、濃さ加減が絶妙。お値段も良心的。また行かなくちゃね。

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