« [映] エンド・オブ・ホワイトハウス | トップページ | [映] マリーゴールド・ホテルで会いましょう »

2014年5月13日 (火)

[ド] ダウントン・アビー

 うわさのダウントン・アビー、やっと見ることができた。2010年に始まったイギリスのこの作品、とにかくすごい人気で、アメリカの映画やドラマの中でも話題に出てくるほど。日本ではスターチャンネルで先に放送されていたが、契約していないために見られず、気になっていた作品。それがなんと、NHK、しかもBSではなく地上波で放送が始まった。

Downton_abbey
 1912年4月、イギリス。郊外のお屋敷ダウントン・アビーでは、早朝から使用人たちが忙しく働いていた。そんな中、タイタニック号沈没の新聞記事を見つけた主、ロバート・クローリー伯爵。いとこのジェームズとその息子パトリックが乗船していて助からなかったらしいという連絡が入る。ジェームズの息子パトリックは、ロバートの長女メアリーと婚約しており、屋敷と爵位を継ぐはずだった。
 一方、ロバートの従者として新しくベイツがやってきた。彼が足が不自由なことを知り、嫌がらせを始める使用人たち。だが、ベイツはロバートの戦友だった…

 シーズン1は全7話。シーズン2~4が9話ずつ。今年シーズン5を放送予定らしい。それにしても1話が濃い。

 #1は、数多い登場人物の紹介、相関関係が主に描かれている。まず、ダウントン・アビーにはロバートを頭とするクローリー一家と、たくさんの使用人たちが住んでいる。ロバートと妻コーラは深く愛し合っていて、夫婦関係は円満だ。3人の娘たちメアリー、イーディス、シビルがいるが、息子がいない。そのため、メアリーの結婚相手が重要になってくるらしい。男子が相続するという決まりがあるそうで、爵位と財産をその結婚相手が継ぐ。だが、屋敷を他人に取られるのは我慢ができないと考えているロバートの母ヴァイオレットは、爵位は諦めて、メアリーに財産を継がせるべきだと考えている。ロバートは、少しでも近い親戚に来てもらおうと、いとこの息子パトリックをメアリーと婚約させるが、タイタニック沈没で亡くなってしまう。やむなく、遠縁のマシューに声をかける。

 使用人たちの関係もかなりドロドロしている。新しくベイツがやってくるが、従者の座を狙っていた下僕トーマスは、ベイツを追い出すべくあれこれ嫌がらせをする。彼に手を貸すのは侍女オブライエン。逆に、ベイツにやさしくするのはメイド長のアンナ。どうやら後にこの二人は結婚するらしい。(あ~、ネタバレ~)

 パトリックが亡くなったらしいという知らせを受けた後、公爵がやってくる。メアリーとも知り合いであるこの男、メアリーの結婚相手かとみな期待するのだが、実はただの財産目当ての男だとわかり、早々に退散。しかも、屋敷に来た目的が、実はトーマスとの情事の証拠を隠滅するためって言う… そう、この公爵もトーマスも、ゲイなのだ。

 ロバート役にヒュー・ボネヴィル。妻コーラ役にエリザベス・マクガヴァン。ロバートの母ヴァイオレット役にマギー・スミス。長女メアリー役にミシェル・ドッカリー。次女イーディス役にローラ・カーマイケル。三女シビル役にジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。

 ベイツ役にブレンダン・コイル。執事カーソン役にジム・カーター。家政婦長ヒューズ役にフィリス・ローガン。伯爵夫人の侍女オブライエン役にシボーン・フィネラン。下僕トーマス役にロブ・ジェームズ・コリアー。メイド長アンナ役にジョアン・フロガット。料理長パットモア役にレスリー・ニコル。この人の吹き替えがへたくそ。キッチンメイドのアイビー役にソフィー・マクシエラ。公爵役にチャーリー・コックス(ボードウォーク・エンパイアのスレイター)。

 イギリスのドラマは1シーズンの話数が少ないが、1話が65分とかなり長く、盛りだくさんだ。婚約者とは言え、パトリックを全く愛してはいなかった様子のメアリー、死を聞いても悲しんでいない。実は次女イーディスの方がパトリックを好きだったらしい。使用人たちの人間関係もいろいろ複雑で、まさにソープオペラな感じだが、アメリカのチープなソープとは全く違い、時代が1912年、そして舞台が由緒あるイギリスの大屋敷と言うことで、上品で重厚な雰囲気。それがアメリカ人をも虜にした理由だろう。

 これからしばらく楽しめそうだ。

|

« [映] エンド・オブ・ホワイトハウス | トップページ | [映] マリーゴールド・ホテルで会いましょう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145451/59636353

この記事へのトラックバック一覧です: [ド] ダウントン・アビー:

« [映] エンド・オブ・ホワイトハウス | トップページ | [映] マリーゴールド・ホテルで会いましょう »