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2014年9月 7日 (日)

[映] ヘザーズ ベロニカの熱い日

 1988年の作品。アメリカの高校が舞台とくれば、おなじみの人気者集団といじめられる者の構図。その手の青春ものかと思いきや、後半はサスペンス。この作品の10年ほど後にはコロンバイン高校の事件などもあり、侮れない内容だ。

 

Heathers

 

 


 高校の人気者お嬢様ヘザー。手下を従え、わがまま放題な上に、特定の生徒をいじめては楽しんでいる性悪。そんな彼女の行動に疑問を持ちつつ、彼女の言いなりになっていたベロニカは、ある日、男子転校生JDと知り合う。人気者アメフトプレイヤーたちに平気で反抗するアウトローなJDに惹かれたベロニカは親密に。ヘザーへの不満をつい漏らしたことから、彼女にイタズラをしようと言う話になるが…

 

 前半はかなりコミカルな感じで、青春もののノリ。だが、JDと知り合ったことで危険な道に引きずりこまれてしまうと言う後半はサスペンス。このギャップがすごい。

 

 ベロニカ役にウィノナ・ライダー。JD役にクリスチャン・スレイター。若いねー、なんともフレッシュ。そしてヘザーの手下の1人役でシャナン・ドハーティ(ビバヒルのブレンダ、チャームドのプルーなどでおなじみ)。

 

 全くそんなつもりはないのに、殺人の片棒を担がされてしまったベロニカ。自殺に見せかけた後、それがうまく行ってしまったことから、次々と殺人を計画するJD。心を病んでいる金持ちのお坊ちゃまと言う感じ。彼がそういう考え方をするにいたった理由は、深くは描かれていない。殺人も、妙に軽いノリで描かれている。友人たちを次々と殺すJDに手を貸してしまうことになりつつも、警察に密告しようと言う発想は全くなく、なんとなく現実離れしている作品でもある。

 

 80年代のファッションがなかなか笑える。巨大な型パット、日本でも流行ったなぁとか、あんなクルクルの前髪も流行ったななんて、懐かしい目で見てしまった。

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