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2015年4月22日 (水)

[映] プリズナーズ

 とても怖い話だが、アメリカなら起こりそうな話でもある。娘が誘拐されるという非常事態において、親はどういう心理状態になるのかが、描かれる。

 

Prisoners

 

 


 郊外に住むケラーと家族は、感謝祭の日、近所に住む家族ぐるみの友人一家の家へ。大人同士楽しんでいた彼らだったが、ふと6歳の娘たちがいないことに気づく。近所を探すが見つからず、現場近くに停まっていた不審な車で拉致されたと考えた彼らは警察へ。担当の刑事ロキは、すぐにその車の持ち主アレックスを見つけ、事情を聞こうとするが、知的障害があることがわかり、証拠不十分で釈放となる。だが、彼が犯人と確信したケラーは…

 

 ケラー役にヒュー・ジャックマン。妻グレイス役にマリア・ベロ(ERのアナ・デル・アミコ、TOUCHのルーシーなど)。息子ラルフ役にディラン・ミネット(アウェイクのレックスなど)。友人一家のフランクリン役にテレンス・ハワード(Empireのルシウスなど)。妻ナンシー役にヴィオラ・デイヴィス。ロキ刑事役にジェイク・ギレンホール。容疑者アレックス役にポール・ダノ。その伯母役にメリッサ・レオ。

 

 娘たちが拉致されたらしいことはわかるが、証拠がない。だがどう考えても怪しいアレックス。彼が犯人に違いないとケラーが思い込むのもムリはない。アレックスも、はっきり否定しない上に、少々怪しげな言動もあり、ますます怪しまれる。そしてケラーの暴走が始まってしまう。

 

 果たして真犯人は誰なのか? かなり終盤になるまで真犯人はわからず、スリリングだ。それと同時に、理不尽な犯罪に巻き込まれてしまった人たちの心理状態がうまく描かれている。自分でなんとかしようと勝手な行動に出るケラーに対し、失意のどん底で何もできない妻グレイス。一方、夫婦で支えあい、娘の無事をひたすら祈るフランクリンとナンシー夫妻。犯罪に手は貸せないが、ケラーの行動は黙認するという、微妙な立場をとる。

 

 終盤はクリミナル・マインドのようだ。余韻を残す結末もいい。気になって忘れないだろう。

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