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2015年6月29日 (月)

[映] ラブ&マネー

 ストーリーよりも、キャサリン・ハイグルを見るための作品な気がする…

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 仕事をクビになり、金欠のバツイチ女性ステファニー。仕事を求めていとこを頼り、賞金稼ぎの仕事を引き受けることに。最初に選んだのは、男を射殺して逃走中の刑事モレリ。彼を選んだのには訳があった…

 ステファニー役にキャサリン・ハイグル(ロズウェルのイザベル、グレイズ・アナトミーのイジー)。モレリ役にジェイソン・オマラ(テラ・ノヴァのジム、ヴェガスのジャック・ラムなど)。ステファニーに銃の使い方などを教えるレンジャー役にダニエル・サンジャタ。ボクシングジムの経営者ジミー・アルファ役にジョン・レグイザモ。ステファニーの祖母役にデビー・レイノルズ。母役にデブラ・モンク。ステファニーの前任者モーティ役にフィッシャー・スティーヴンス。ステファニーの友達役にアニー・パリッセ(ザ・フォロイングのデブラ・パーカー)。

 金に困って賞金稼ぎを始めたステファニー。だが、ど素人な訳で、最初はかなり危なっかしい。しかも、最初から大物狙い。金のためだ。相手は、かつて自分を振った男。彼女みたいな女性を振る男っているんだー?? でも、相手は刑事である。ただ突撃していっておとなしく捕まってくれるハズはなく、無謀としか思えない。

 そんな彼女が、レンジャーの指導も受けつつ、次第に腕を上げていく。モレリと何かありそうで何もない微妙な関係も見所か。生まれ育った街なのか、周りはみんな彼女やモレリとの過去を知っている。やりにくいだろうなぁ。

 コミカルだが、ストーリーは結構ハード。それでも、ストーリーよりも、彼女をうっとりと眺めるための作品かなと思う。

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[映] ケープタウン

 ケープタウンを舞台に、子供の失踪事件、女性の惨殺事件を捜査する刑事たちのお話。

ズールー語
 元ラグビー選手の娘が惨殺され、捜査を担当したアリ警部とブライアン刑事。新型の麻薬が関係していることがわかり、捜査をすすめるが…

 アリ役にフォレスト・ウィテカー。ブライアン役にオーランド・ブルーム。

 アリは、少年の頃、父を惨殺されるのを目撃し、自身も酷い傷を負ったという過去がある。そのせいで、女性と関係がもてない、母親をとても大切にしているという人物だ。

 一方、ブライアンは、離婚歴があり、酒におぼれる自堕落な男。養育費を払えなかったりで、元妻からも息子からも軽蔑されている。

 彼らが事件を担当し、途中で仲間を失ったり、親を失ったり、元妻も危険になったりといろいろあるが、あまりノれなかった。オーランド・ブルームがイメージとはずいぶんと違う役だったり、フォレスト・ウィテカーずいぶんと痩せたなと言うくらいか。

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2015年6月27日 (土)

[映] オールド・ボーイ

 理由もわからずに20年間も監禁された男の話で、不条理サスペンスの類かと思って見ていたら、最後の最後まで全く先が読めない、驚きの展開に釘付け。だがよくよく調べたら、韓国の同名作品のハリウッド版リメイクらしい。さらに、原作は日本の漫画とのこと。

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 酒に溺れる自堕落な生活をしていた男ジョーは、商談で大失敗。別れた妻からは養育費を催促され、再び酒に逃げる…
 見知らぬモーテルで目覚めたジョーは、その部屋から出られないことに気づく。さらに、別れた妻が殺害され、自分がその犯人にされてしまったことがわかる。そして20年後…

 ジョー役にジョッシュ・ブローリン。無料診療所のマリー役にエリザベス・オルセン。拉致犯役にサミュエル・L・ジャクソン。謎の男役にシャールト・コプリー(第9地区のヴィカス)。ジョーの友達チャッキー役にマイケル・インペリオリ(ソプラノズのクリス)。ジョーの商談相手役にランス・レディック。

 ジョーはかなりいい加減な男だ。妻とは離婚しているが、養育費の支払いも滞る。幼い娘に積極的に会うこともない。酒におぼれる日々で、友達チャッキーのバーの常連だ。ある日、大事な商談をいったんは成功させたものの、相手の連れてきた女性に手を出そうとして破談。そういう、だらしない男だ。

 商談に失敗し、また酒をあおる。だが泥酔したところを拉致され、監禁されてしまう。そこでも酒が支給されたため、しばらくは酒びたりの日々。だが、あることをきっかけに酒を断ち、体を鍛え、脱出を試みる。この辺までは不条理サスペンスだろう。

 20年後、突然解放されたジョー。ここからの展開は全く予想できなかった。だが、韓国版の方がずっと評価が高い。韓国版も見てみたいぞ。

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Cafe to 木造香舎

 森うたリーダーから、ミーティングの召集がかかった。場所は「Cafe to 木造香舎(カフェトゥ もくぞうこうしゃ)」。どうやらコーヒーの美味しいお店らしい。調べてみると、軽食もあるようなので、約束の時間より早めに行ってランチしてみようと思い立つ。

 初めての場所だし、突然の呼び出しと言うこともあり、ドキドキしながら約束の時間の30分前に現地へ。車で6~7分、自転車でも15分くらいの場所。このあたり、夫の車でよく通る場所ではあったが、まだまだのどかな場所で、こんなところに喫茶店があるとは知らなんだ。

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 2人がけのテーブル席いくつかと、お座敷席4つ。人数に応じて並びは適当に変えられそうだ。事情を説明してランチを注文すると、どうやらリーダーは予約を入れていたらしいことがわかる。

 席について少し待っていると、お店の方が「お冷」か「白湯」、どちらがいいかと言う。白湯が出てくるところって珍しい。せっかくなので白湯をお願いする。そういえば冷房も入ってない(?)。この時期、店によっては冷房効きすぎで寒かったり、それで外は暑かったりで体温調節が大変なのだが、店内は心地よい温度。なんとなく、体に優しい配慮のお店なんだと気づく。

 メニューを見ると、ピザ、パスタ、カレーなど、いろいろある。ピザトーストやペンネにも惹かれたが、キーマカレーが美味しいと書いてあったのを思い出し、お店の人に確認すると、それほど辛くないとのことなので、それを注文。

 結局、メンバーが集まってもまだカレーはやってこなくて、ミーティングしながら1人でカレーをいただく。

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 キーマカレーと小ぶりのナン、スープ、ご飯(小)かフランスパン、ヨーグルトかシャーベット、飲み物がセットになっている。が、そんなに食べられそうになかったので、ご飯は辞退。

 キーマカレー、辛いの苦手な私にとってはちょっと辛かったが、とても美味しかった。うまみ、酸味のバランスが絶妙。確かにナンだけではカレーが余ってしまうのだろう、ご飯がサービスされている理由がよくわかった。私はナンにたっぷりとつけて贅沢にいただいた。私には量的に丁度よかったが、普通の食欲の人ならご飯がついて丁度かな。

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 コーヒーのお店なので、コーヒーの種類はいろいろあり、とても美味しいらしい。紅茶も数種類あった。私はコーヒー飲めないし、カフェインがどうも具合良くないようで紅茶も控えているので、ハーブティをいただいた。いくつか種類があり、迷った挙句、ラフランスのハーブティ。

 パスタも美味しいらしい。ピザも気になる。ケーキ類もあって、友達が頼んだガトーショコラがうまそうだった。コーヒー豆も売っているし、日によっては地元で仕入れたお野菜も売ってるらしい。常連さんが多いようで、友達も顔なじみらしい。お店の方もとても感じの良い人だった。いいなぁ、コーヒー飲めたらよかったな…

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2015年6月26日 (金)

[映] マダム・イン・ニューヨーク

 インドの主婦が、ニューヨークに行ったことで自分に自信を持つと言うストーリー。とても感動的だ。

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 インドに住む主婦シャシ。料理が得意な彼女は、自宅で作った菓子ラドゥを売っていたが、その他は家事が主な仕事。英語が得意ではない彼女は、夫や娘からバカにされていた。ある日、ニューヨークに住む姉の長女が結婚することになり、手伝いを頼まれたシャシは1人で渡米することに。言葉がわからずつらい目に遭うが、英会話学校の広告を見つけ、思い切って飛び込むことに。

 シャシ役にシュリデヴィ。夫サティシュ役にアディル・フセイン。英会話学校のクラスメート、ローラン役にメーディ・ネブー。結婚しない方の姪っ子ラーダ役にプリヤ・アーナンド。

 シャシはとても美しく聡明な女性だ。ただ、英語を学ぶ機会がなかったため、うまく話せない。そのことで家族からバカにされ、そんな自分を恥じている。料理上手で、彼女の作った菓子は皆に喜ばれるが、そんな母親を完全に見下している娘。

 ニューヨークでの結婚式に招かれ、はしゃぐ一家。だが、手伝いのために単身で先に行かなくてはならないシャシは不安でいっぱいだ。到着して早々にカフェでイジワルされてその場を逃げ出し泣いてしまう。でもここの店員は本当に意地が悪い。日本なら苦情の嵐だろう。

 そんな時、たまたま見かけたバスの広告に目がとまる。「4週間で英語を話せるようになる。」 その学校へ、思い切って飛び込むシャシ。この学校、生徒はみな異国から来た人たちで英語はカタコト。すぐにうち解ける。先生はゲイでとても優しい。いいなぁ、こういうところで学べば私も身につくかなぁ(^o^;。

 インド、それもある程度の階級の家庭と思われるが、英語が苦手な人もいることに驚く。家族から見下され、まるで召使いのような扱いを受けているシャシが、ニューヒョークで英語を学ぶことで自分に自信を持つようになる。

 シャシに好意を持つフランス人ローランと、何かロマンスがあるのかと思ったが、さすがインド人女性、きっぱり拒絶。インド映画につきもののダンスシーン、ここには出てこないのかなと思ったら、あるある。とってつけたようなダンスではなく、ごく自然に挿入されている。挿入曲も楽しくていい。心温まる作品、感動的で、元気をもらえる作品だ。

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2015年6月25日 (木)

[映] キリング・ゲーム

 原題は"Killing Season"。なんで邦題をキリング・ゲームにしたかなぁ。そのままキリング・シーズンじゃダメだったのか??

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 米軍兵士としてボスニア紛争での任務についたことのある男ベンジャミン。帰国後、妻とは離婚し、息子とも疎遠に。引退後はアパラチア山脈の山小屋で1人静かに生活していた。ある日、薬局へ行こうとしたベンジャミンは車が故障し立ち往生。そこへ通りかかったコヴァッチという男が修理を手伝う。彼もボスニアの戦場にいたことを知り、小屋に招いて酒を酌み交わすが…

 ベンジャミン役にロバート・デニーロ。コヴァッチ役にジョン・トラヴォルタ。ベンジャミンの息子クリス役にマイロ・ヴィンティミリア(ヒーローズのピーター・ペトレリ)。

 冒頭、ボスニア扮装のシーン。その時、兵士として現地に行ったベンジャミンは悲惨な光景を目の当たりにする。この惨劇を止めるため、セルビア人兵士を処刑。それから20年、その時、処刑されたが生き残った(?)コヴァッチが、ベンジャミンの居所を探し当ててやってくる。さて、コヴァッチの目的は何なのだろう?

 普通に考えたら復讐だろう。自分を殺そうとした男を殺すのが目的?? 自分と同じ苦痛を味わわせるためか?

 狩りのシーズンに合わせてベンジャミンの住む森にやってきたコヴァッチ。彼に近づき、チャンスを待つ。彼を捕らえ、いたぶって殺す… あるいは、殺そうとして逆にやられる… ってのが普通の展開だろう。

 だがちょっと違う。2人とも闘いに慣れており、やってはやられてを繰り返す。それはまるで、いつまでも収拾が付かず、きりが無い戦争のようでもある。そういう意味では、この結末はちょっとホッとできるか。

 ベンジャミンは子どもの頃父から教わったのか、山小屋暮らしで身につけたのか、サバイバル能力が高い。そんな彼の奮闘ぶりも見所。途中、ツッコミどころも多く、結末には疑問も残るが、不毛な戦いはやめて、仲良くしようよと言う期待がこめられてるのかもしれない。

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2015年6月22日 (月)

[映] 犬と私とダンナのカンケイ

 ある家族のちょっとした騒動を描いた作品。

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 遠隔地に住む娘と孫が遊びにやってきて楽しい時間を過ごしたベスは、彼らとの別れを惜しみつつ、空港で見送る。帰り道、高速道路脇で負傷して動けない犬を見つけ、保護して獣医の元へ。フリーウェイと名づけて自宅に引き取ることに。その縁で、1年後、その時の獣医と結婚することになった末娘グレイスの結婚式を、山のロッジで挙げることに。だがその後、夫ジョゼフが散歩中にフリーウェイが行方不明に。そのことで夫婦喧嘩に…

 ベス役にダイアン・キートン。ジョゼフ役にケヴィン・クライン。グレイス役にエリザベス・モス(ホワイトハウスのゾーイ、MAD MENのペギー、トップ・オブ・ザ・レイクのロビンなど)。ジョゼフの妹ペニー役にダイアン・ウィースト。その恋人ラッセル役にリチャード・ジェンキンス(シックス・フィート・アンダーのナサニエル・フィッシャー)。ペニーの息子ブライアン役にマーク・デュプラス。結婚式の料理係(?)カルメン役にアイェレット・ゾラー。保安官役にサム・シェパード。

 うーん、全体的にどうでもいいようなお話か。強いて言うならば… 犬がつないだ家族の輪って感じだろうか。グレイスと獣医の出会いはまさに犬がきっかけだし、喧嘩のきっかけも犬ではあるが、仕事中心で家族との時間をあまり大切にしていなかったジョゼフと、それを言えずにいたベスの会話のきっかけを作ったのも犬、分かり合えたのも犬のおかげだろう。

 犬好きの人にオススメかと言うと、そこまで出番は多くなく… ダイアン・キートンもケヴィン・クラインもエリザベス・モスも好きなのでなんとか最後まで見られた。

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[映] REDリターンズ

 REDの続編。相変わらずパワー全開で楽しい作品。原題はかなりシンプルに"RED 2"だ。

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 元CIA工作員フランクは、恋人サラと静かに暮らしていたが、元相棒マーヴィンが命を狙われていると接触。直後に車が爆発炎上で死亡。葬儀の後、身柄を拘束されてしまったフランクは、32年前に関わった極秘任務の情報が漏れ、テロリストという汚名を着せられて命を狙われている事を知る。

 フランク役にブルース・ウィリス。サラ役にメアリー・ルイーズ・パーカー(ホワイトハウスのエイミー・ガードナー)。マーヴィン役にジョン・マルコヴィッチ(クロスボーンズの黒ヒゲ)。ヴィクトリア役にヘレン・ミレン。32年間監禁されている科学者ベイリー役にアンソニー・ホプキンス。韓国の刺客ハン役にイ・ビョンホン。ロシアのスパイ役にキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。核兵器を狙う男役にニール・マクドノー(デス妻のデイヴなど)。情報を持っている通称カエル役にデヴィッド・シューリス(ハリー・ポッターシリーズのルーピン先生)。

 冒頭からフランクのアクションがパワー全開だ。ヘレン・ミレンも、フランクを殺す契約をしていながらやっぱり友達ってのも楽しいし、アクションがまた様になっていて格好いい。ちょっとコミカルなアクションを楽しむ作品。難しいこと考えずに見られて、痛快。

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2015年6月21日 (日)

[映] ウォルト・ディズニーの約束

 ウォルト・ディズニーが、メリー・ポピンズを映画化するためには、かなり苦労したらしい。作者との交渉の様子を実話に基づいて描いた作品。興味深い。

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 児童文学メリー・ポピンズを映画化しようと、作者トラヴァース夫人に交渉を続けていたウォルト・ディズニーは、1961年、やっと話し合いのために彼女をLAに呼び寄せることに成功。だが、スタッフの提案をことごとく拒否する夫人。彼女には、作品にこめたある思いがあった…

 トラヴァース夫人役にエマ・トンプソン。ウォルト・ディズニー役にトム・ハンクス。夫人の運転手ラルフ役にポール・ジアマッティ。夫人の子供の頃役にアニー・ローズ・バックリー。父親役にコリン・ファレル。母役にルース・ウィルソン(プリズナーNo.6のNo.313)。エリーおばさん役にレイチェル・グリフィス(ブラザーズ&シスターズのサラ・ウォーカー)。映画製作スタッフのドン役にブラッドリー・ウィットフォード(ホワイトハウスのジョッシュ・ライマンなど)。シャーマン兄弟のロバート役にB.J.ノヴァック(ニュースルームのルーカス・プルーイット)、リチャード役にジェイソン・シュワルツマン。ディズニーの秘書?トミー役にキャシー・ベイカー(ピケット・フェンスのジル・ブロックなど)。

 20年も交渉し続けたウォルト・ディズニーの熱意、忍耐力はすごいが、20年拒み続けたトラヴァース夫人も頑固である。話し合いの様子と同時進行で、夫人の子供の頃のストーリーが描かれ、小説としてのメリー・ポピンズ誕生秘話も描かれている。

 ミュージカルにすることにも反対、アニメーションを使うことにも反対。Mr.バンクスをヒゲの男性にしようとしたら断固反対。スタッフの提案はことごとく却下され、何かにつけそれなら映画化させないと強気に出る夫人。相手の気持ちなど全くお構いなしの高飛車で自己中のヤな女に見える。どうにもこうにも扱いにくく、困り果てるスタッフ。だが、彼女の作品にこめた思い、意味がわかりはじめ… と言うことで、最終的にはウォルト・ディズニーの人柄が彼女の気持ちをやわらかくする。本来の彼女はそういう人なのだろう。

 ディズニー自身も、若い頃、自らのキャラクター、ミッキーを売るか否かの選択を迫られたらしいだけあって、自分の作品に対する思いはよくわかるのだろう。

 ミュージカル作品なので、名曲の数々を作り上げていく過程も興味深かった。運転手ラルフとのエピソードもいい。メリー・ポピンズ、もう一度見てみるか。

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2015年6月20日 (土)

[映] ゲッタウェイ スーパースネイク

 74年のスティーヴ・マックイーン&アリ・マッグロー、94年のアレック・ボールドウィン&キム・ベイシンガーの同名作品とは全く関係ない。カーアクションが楽しめる作品。

Getaway
 ブルガリア、ソフィア。クリスマス、元レーサーのブレントは、帰宅すると自宅が荒らされていた。電話があり、妻が誘拐されたことがわかる。電話の男の指示で、地下駐車場の特別仕様の車に乗り込み、車を暴走させる。だが車を止めると、少女に銃を突きつけられ…
 ブレント役にイーサン・ホーク。少女役にセレーナ・ゴメス。謎の男役にジョン・ヴォイト。

 元レーサーが妻を人質にとられ、電話の男の指示で街を暴走。男の目的は全くわからず、いきなり警察とのカーチェイスが始まる。そして途中から少女が参加。車は実は彼女のものらしい。自分の車を盗まれると思って取り返そうと銃を突きつけるが、ブレントに取り上げられ、車に乗せられる。

 この少女も男の計画には必要な存在だと次第にわかる。メカに強く、頭もいいのでブレントの助けになる。後半は2人のチームワークが功を奏する。

 男の目的は途中でわかるが、何者なのかは最後まで謎だ。最後の最後まで口元しか写らないので、声と口元で想像しながら視聴。

 ストーリーに深みはないし、ありきたりではあるが、カーチェイスがすごい。ブルガリアが舞台のカーチェイスの作品と言うのも珍しい気がする。よくロケできたなとか、車何台おしゃかにしたんだろうとか、いろいろ考えてしまった。

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2015年6月19日 (金)

[映] ボーグマン

 ボーグマンってなに???

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 森の地下に穴を掘って住んでいた謎の男たち。だが住処を暴かれ逃走した男ボーグマンは、高級住宅街へ。見ず知らずの家を訪ね、風呂に入らせて欲しいと頼みこむ。しつこく頼み込む男に腹を立て、家の主人は暴力を振るう。それを見かねた妻が、夫のいないすきに離れで手当てをして風呂と食事を与える。それにつけこんだ男はすっかり居座ってしまい…

 ボーグマン役にヤン・バイヴート。家の主人リチャード役にイェルーン・ペルセヴァル。妻マリナ役にハーデウィック・ミニス。

 話の方向性が全くわからず、最後の最後まで「???」。まずこのボーグマンなる男、何者だろう? どこか他の星から来た異星人だろうか? ただのホームレスかと思ったが、男には仲間がおり、携帯でやりとりしている。そして彼らを追う者がいるらしい。

 森の中にモグラのように巣穴(???)を掘って生活していたらしい彼ら。逃げ足は速く、慣れた感じ。そして、全く知らない家に「風呂を貸してくれ」と突撃訪問。普通、こんな怪しげな男に風呂を貸す人はいないだろう。だが押し問答の末、妻の同情をひいて離れに居つく。彼女を洗脳して家に入り込む。

 彼らの目的はなんだろう? 知らず知らずのうちに彼らの意のままに操られる一家。最後はなんとも怖い結末。こうやって少しずつ水面下で仲間を増やして地球征服を企んでいるのか???

 タイトルから、新スタートレックのボーグ(機械生命体の集合体)を想像し、もっと目に見える形で強引に侵略する系かと思ったが、知らないうちに侵略される方が実は怖いかもしれないと思った。

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2015年6月18日 (木)

[映] パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間

 1963年11月、ケネディ大統領暗殺。その時現場に居合わせた人々の4日間を描いた作品だ。

Parkland
 1963年11月22日ダラス。車でパレードをしていたケネディ大統領が狙撃された。すぐにパークランド病院に搬送され、当直のスタッフが必死の救命措置を行うが、死亡が確認される。その後、遺体をめぐって地元警察とシークレットサービスの対立が。
 狙撃の様子をたまたま8ミリで撮影していたザプルーダーは、そのフィルムを証拠としてFBIに提出するよう求められ…
 容疑者として逮捕されたのが弟だと知ったロバート・オズワルドは、警察などからの嫌がらせにあう。

 病院の看護師役でマーシャ・ゲイ・ハーデン。新米ドクター役にザック・エフロン。ベテランドクター役でコリン・ハンクス。ザプルーダー役にポール・ジアマッティ。FBI捜査官役にロン・リヴィングストン(ボードウォークエンパイアのロイ・フィリップスなど)、デヴィッド・ハーヴァー(ニュースルームのエリオット)。シークレットサービス役にビリー・ボブ・ソーントン、トム・ウェリング(ヤングスーパーマンのクラーク)。神父役にジャッキー・アール・ヘイリー。地元警察(?)役にロリー・コクレイン(CSI:マイアミのスピードル)。容疑者オズワルドの兄ロバート役にジェームズ・バッジ・デール(24のチェイス、RUBICONのウィル)、母役にジャッキー・ウィーヴァー。大統領の側近役にギル・ベローズ(アリー・マクビールのビリー)。

 アメリカ人って本当にケネディ大統領が好きね。それほど魅力的な人だったんだろう。それだけに、暗殺事件のショックは大きく、アメリカ全体が哀しみに浸り、沈んでいたと、当時を知る人は言う。パレードの様子を撮影しようとはしゃいでいたザプルーダーは、とんでもないものを録画してしまい、それ以後一切撮影はしなかったと言う。

 医療スタッフの動揺も半端じゃない。パレード見に行かれなく残念だわ~などと言っていたのに、大統領本人が瀕死の状態で運び込まれてきたのだ。

 とっさに副大統領を守るシークレットサービス、すぐに捜査を開始するFBI、弟が容疑者だと言われて生活が一変してしまう男など、当時の様子がドキュメンタリー風に生々しく描かれる。

 だがこのドキュメンタリー風、手ぶれ撮影なので、手ぶれ苦手な人は注意が必要。私も軽く酔った。

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[映] クリスマスの贈り物

 「最高の贈りもの」に引き続き、超季節外れのクリスマスストーリー。アフリカ系アメリカ人のお話で、タイトルに「おくりもの」が入る作品。見始めて気がついた。これってミュージカルなのね…

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 ボルチモアで母ナイマと2人で暮らしていた少年ラングストン。だが、家賃の滞納がたまり、立ち退きを通告されてしまう。ナイマは、ラングストンを両親に預けて働くことを決意。今まで疎遠になっていたため、一度も会ったことのない祖父母の元で突然暮らすことになったラングストンは…

 ナイマ役にジェニファー・ハドソン。ラングストン役にジェイコブ・ラティモア。ナイマの両親役にフォレスト・ウィテカー、アンジェラ・バセット。質屋のオヤジ役にヴォンディ・カーティス・ホール(シカゴホープのDr.ハンコック)。ラングストンの父役にタイリース・ギブソン。

 若くしてチンピラの子を妊娠してしまったナイマは、親の反対を押し切って家を出て出産、シングルマザーとして暮らしていたが、どうにもこうにも暮らせなくなって息子を両親の元へ預けて単身働こうと決意したのがちょうどクリスマスの頃で、その雰囲気で家族が和解って感じか???

 それ以上の話はなく、ストーリーはかなり浅い。見せ場は歌だと思うのだが、そしてみんな抜群の歌唱力なのだが、歌が暗い。冒頭からして暗い。見ていて楽しくない。

 後半、教会でのコンサートシーンでは、迫力満点のゴスペルで多少気分は盛り上がるが、教会、クリスマスということで、どっぷりキリスト教。クリスチャンではない者としては、かなり引く…

 こういう音楽が好きな人にはいいと思う。歌は素晴らしい。だが、ミュージカル苦手な人、暗い曲が苦手な人、楽しくなりたい人にはお勧めしない。

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[ド] 私はラブ・リーガル6 #13 最終話

 終わっちゃったなー、ラブ・リーガル。なんだかなの邦題だったが、重くなりすぎない法廷もので、一話完結で楽しく見られる作品だった。特に主役のジェーンがオチャメで良かった。

Drop_dead_diva_6
 元モデル志望のブロンド美人だったデビーが、事故で一度天国へ行ったものの、パソコンのリターンキーを押したことで地上へ戻り、別人、しかも全く正反対とも思えるルックスのジェーンの体に入ってしまうと言うストーリー。おそらく以前のジェーンはファッションなどにはあまり関心のない、体型も気にしない弁護士だったのだろう。愛想のいい方ではなく、友達も多くないが、頭脳明晰で弁護士としての腕はピカイチ。その頭脳のまま、デビーの精神が入ったことで、誰からも好かれるオチャメな人物に変身する。

 メインの法廷ストーリーにもジェーンのオチャメさが活きていたし、ジェーンと、デビーのかつての婚約者グレイソンとの関係や、親友ステイシーとの関係、守護天使との関係など、ほっこりできる人間関係も見所だった。

 シーズン6はこれまた意外な方向へジェーンとグレイソンのストーリーが展開。最終回も楽しみにしていたのだが… ちょっと残念な最終回だった。ジェーンは、日本の捕鯨船を襲った環境保護団体のメンバーを弁護するのだ。「クジラは知的な動物なのに捕獲するのは間違ってる」と弁護を始めるジェーン。

 捕鯨に関しては、個人的には日本には必要ないと思っている(今の日本にはクジラを食べる必要はないし、特別食べたいとも思わない)が、クジラを食べる必要のある人たちもいると思う。昔アメリカ人がやっていた、脂を取るためだけにクジラを乱獲していた行為はやってはいけない行為だと思うが、生活のために食べている人たちの行為は、それとは全く違うと思う。捕鯨を全くしなくなったら、増えすぎてしまう心配もあるのではないかとも思う。

 今回のストーリーでは、調査捕鯨と偽って、実は商業的に捕獲していたことがあっさりとわかって解決だったが、実際には調査捕鯨の船も、過激な自称環境保護団体に襲われている。クジラを守るために、人間を傷つけてもいいのか。こんな形で取り上げて欲しくなかった。

 とはいえ、人間関係の方は全てうまく行ったようで良かった良かった。ステイシーの無邪気な笑顔が見られないと思うと寂しい。

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2015年6月17日 (水)

[映] 最高の贈りもの

 このタイトル… 悪くはないと思うのだが、この作品、「ベストマン 結婚式はカップルだらけ!?」と言う1999年の作品の続編とのことなので、それとわかるようなタイトルの方が良かったんじゃないかなぁ。

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 かつては作家として売れたものの、最新作を出版社に拒絶されてしまったハーパー。妻が念願の妊娠で出産間近ながら、不妊治療代金の支払いにも困る有様。エージェントからは、アメフト界のスター、ランスが学生時代の友人であることから、彼の伝記を書くよう勧められるが、ある出来事以来、仲違いしていた。そんな折、ランスの妻ミアから、クリスマス休暇に旧友たちを招くと言う連絡を受け、14年ぶりに再会することになったが…

 ハーパー役にテイ・ディグス(プライベート・プラクティスのDr.サム・ベネット)。妻ロビン役にサナ・レイサン。ランス役にモリス・チェスナット(ナース・ジャッキーのDr.プレンティス)。妻ミア役にモニカ・カルフーン。教師ジュリアン役にハロルド・ペリノー(OZのオーガスタス他)。妻キャンダス役にレジーナ・ホール。遊び人のクエンティン役にテレンス・ハワード(Empireのルシウスなど)。セレブ妻ことシェルビー役にメリッサ・デ・ソーサ。ジョーダン役にニア・ロング。その恋人ブライアン役にエディ・シブリアン(サードウォッチのジミー、サンセットビーチのコールなどなど)。

 予備知識なしで見たのだが、冒頭で前作のおさらい的シーンがあり、続編とは知らなかったため、なんでいきなり総集編???と目が点に。 続編ってちゃんと言ってよー。

 9人の登場人物の人間関係がある程度わからないと楽しめない!! ってことで結局、冒頭の総集編をもう一度念入りに見直し、本編へ。14年前におそらくすったもんだした仲間9人の、その後の様子が描かれている。一時は売れた作家ハーパーは、その後ヒット作は出ず、金に困っている。一方、かつての親友ランスはアメフトのスター。ある事件以来、疎遠になっていた2人だが、ミアの計らいで他の仲間と共に再会し、和解すると言うストーリーだ。

 疎遠になっていた昔の友達と再会して… と言う作品、最近いろいろ見た気がするが、ミアのストーリーはつらかった。自分も闘病中なのでかもしれないが、この手の話は特につらい。

 それにしても、14年前と今の映像を見比べても、彼らがほとんど変わっていないのには驚く。

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2015年6月14日 (日)

旬鮮だいにんぐ 「天狗」

 昼間、夫と別々に外出した週末。夕方帰宅し、さて、夕飯をどうするかと言うことに。たまには外食してみる?

 ランチの外食はよく行くが、夕飯の外食は久しぶり。さて、どこへ行こう?? イタリアンか、いや中華がいいかといろいろ考えた結果、やっぱり和食に落ち着く。それなら、以前一度連れて行ってもらったことのある居酒屋チェーンの「天狗」に行ってみよう!! 安いのだ(^o^;。

 当然、車に乗せていってもらうことを想定していたのだが、自転車で行こうという夫。自宅からおよそ2.5km、車でも10分くらいかかる。でもまぁ、自転車でも15~20分か? 日ごろ運動不足だし、行ってみるか。

 この時期、夕方5時ってまだとても明るい。だいぶ涼しい時間帯で、風も心地よい。車の少ない道をのんびりと走って快適。15分ほどで到着。結構近いじゃん。

 休日とは言え、この時間帯はまだまだ空いている。セットメニューもあったが、せっかくなので、単品料理をあれこれ頼んでみた。

 座席は個室風になっていて、靴を脱いで入る掘りごたつ風の席もある。ドリンクバーもあったりして、まるでファミレス。本能のままに食べたいものを注文。水餃子、マグロのカルパッチョ、焼き鳥、ネギトロまき、サラダ、焼きおにぎり、イカなどを注文。

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 足りなかったらまた追加しようなんて言っていたが、食べ終わったらお腹はパンパンだった。水餃子はつるんつるん、カルパッチョは味付けが絶妙だし、焼き鳥の焼き加減も絶妙。2人で3000円強。たまにはこういうのもいいね。

 食べ終わってもまだ6時前。明るい。自転車でまた快適に走行… と思いきや、帰りは向かい風… しかも、微妙に上り坂だと気づいた。そうか、行きは微妙に下り坂だったのね… たらふく食ったが、帰宅するのもいい運動に。それもいいか。

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[映] ウォント・バック・ダウン -ママたちの学校戦争-

 2010年に、全米各地で起きた出来事を下敷きにしたお話とのこと。日本ではここまで酷くないと信じたいが、熱心な先生ががんばっている一方、実際にやる気の無い先生もいる。

Wont_back_down
 ピッツバーグで仕事を掛け持ちしながら子育てをしているシングルマザー、ジェイミー。失読症の娘マリアに満足のいく教育を受けさせたいが、金銭的にやむなく公立校へ通わせている。だが、担任教師のあまりのやる気の無さに怒りが爆発、教育現場の改善を求めるため、ある行動を起こすが…

 ジェイミー役にマギー・ギレンホール。教師ノナ役にヴィオラ・デイヴィス。同僚マイケル役にオスカー・アイザック、ロージー・ロペス。教育委員会のエヴリン役にホリー・ハンター。ノナの元夫役にランス・リディック。校長役にヴィング・レイムズ。

 アメリカの公立学校って本当にこんなに酷いんだろうか? ドラマ「ボストン・パブリック」なんか見てると、公立高校の先生も大変だなと思うが、こんなにやる気の無い先生がいる小学校に子供を通わせたい人がいるとは思えない。教師以前の問題で、人としてどうなの?と言うレベルの先生である。

 その辺は映画と言うことで誇張しているんだろうなとは思うが、自分自身も失読症で学歴がないために金銭的に苦労して子育てをしているジェイミーの奮闘ぶりが素敵。学はないけどガッツはある。誰とでもすぐに友達になってしまう人懐こさ、コミュニケーション能力の高さ、そしてどんなに相手に邪険にされてもメゲずに食いついて離れない、いい意味でのしつこさ。娘のためならなんだってする芯の強さも見習いたい。

 自分の息子にもちょっと障害があり、それは自分のせいかもと悔いている教師ノナ。能力も、かつては熱意もあったのに、学校のシステムのせいですっかりやる気を失っている。そんな彼女が、ジェイミーと出会って再び熱意を取り戻す。彼女の変わりぶりも見所だ。野暮ったい服装だったノナが、おしゃれになる。同僚を説得するために熱弁をふるう。

 がんばれば報われる系のお話、好きだな。マギー・ギレンホールが魅力的だ。

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[映] ザ・ホスト 美しき侵略者

 宇宙からの寄生生命体に侵略されてしまった地球で、生き残った人類が戦う話なのだが、バトルと言うよりは、SFロマンスと言った感じか。

The_host
 宇宙から飛来した寄生生命体ソウルによって侵略された地球。生き残った少数の人々は潜伏していたが、ついに捕らえられてしまったメラニー。体にソウルを入れられてしまう。だが強い精神力でソウルの支配を拒んだメラニーは、ソウルを説得し、幼い弟の無事を確かめるため、潜伏先へ向かうが…

 メラニー役にシアーシャ・ローナン。侵略者で人間を探して捕獲するシーカーのリーダー役にダイアン・クルーガー。メラニーのおじ役にウィリアム・ハート。おば?役にフランシス・フィッシャー。メラニーの恋人ジャレド役にマックス・アイアンズ。メラニーのソウル、ワンダラーに好意を持つイアン役にジェイク・アベル。そして最後に少しだけエミリー・ブラウニングが出てくる。

 主人公と思われるメラニーは、冒頭でいきなり捕獲されてしまい、ソウルを入れられてしまう。侵略された地球で戦うレジスタンスの話だと思っていたので、これからどう話が展開するんだろう??と思っていたのだが、なかなか平和的な展開だ。

 寄生生命体って言うと、新スタートレックシリーズのDS9に出てくるトリル族を思い出すのだが、彼らの場合、宿主と寄生生命体がうまく共存していて、お互いの能力を高めあっているいい関係だ。だがこちらは一方的に寄生させられる。とはいえ、彼らは地球のためにはそれが一番いいと思っているようで、実際、彼らが侵略してから地球環境はとてもよくなっている。

 寄生されてしまった宿主の方はどうなるか。普通は押し殺されてしまうらしいが、メラニーはとても強い精神力の持ち主で、居座る。ソウルであるワンダラーと会話する。メラニーに体に入ったことで、彼女の経験したことを自分の記憶のように思い出すワンダラーは、次第にメラニーに共感する。文字通り、2人は一心同体になるのだ。

 なかなか面白いストーリーだと思う。結末も平和的でいい。続編作っても楽しそう。そりゃやりすぎか(^o^;

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[映] ポンペイ

 去年だったか、ヴェスヴィオ火山爆発のテレビ番組を見た。おそらくこの作品の宣伝も兼ねていたと思われる。当時、逃げられず亡くなり、灰の中に埋もれた多くの人々がいる。年月がたち、朽ち果てた遺体の跡の空洞に石膏を流し込んで、そのときの様子がわかるようになっている場所があるとのこと。その、歴史的な自然災害に、グラディエーターの要素を加えたような作品だ。

Pompeii
 ローマ人に一族を虐殺され、唯一生き残ったケルト人騎馬民族の少年マイロ。奴隷として売られポンペイへ。17年後、たくましい剣闘士に成長していた彼は、偶然、街の実力者セヴェルスの娘カッシアの馬を助ける。街には、ローマから元老院議員コルヴスがやってきて、カッシアを妻にしようと狙っていた。そしてこのコルヴスこそ、マイロの一族を虐殺した張本人だった…

 マイロ役にキット・ハリントン(ゲーム・オブ・スローンズのジョン・スノウ)。カッシア役にエミリー・ブラウニング(エンジェル・ウォーズやスリーピング・ビューティでおなじみ)。カッシアの父役にジャレッド・ハリス(MAD MENのレーン・プライス)、母役にキャリー・アン・モス(モデルズ・インクのキャリー)。コルヴス役にキーファー・サザーランド。剣闘士仲間アティカス役にアドウェール・アキノエ=アグバエ(OZのアデビシ)。奴隷の管理をしているベラトール役にカリー・グレアム(ハロー・スーザンのネイト)。

 ヴェスヴィオ火山の爆発+グラディエーター。マイロとカッシアの恋、剣闘士アティカスとの出会いと友情、戦いのシーンに火山の爆発と、盛りだくさんだ。キーファーは相変わらず憎たらしい役を熱演(?)、マイロ役にキット・ハリントンは小柄だがたくましく格好いい。王道の展開ではあるが、見たいものを見せてくれた感じだ。火山噴火の大災害の陰に、こんな物語があったかもね、と思いをはせてみるのもいい。

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2015年6月11日 (木)

[映] 複製された男

 タイトルからSF的なものを想像していたのだが、どうやら違う。ぼんやり見ていたら最後で目が点。訳がわからず、もう一度見直した。

Enemy
 大学の講師アダムは、恋人との仲は良好。ある日、勧められて見た映画の中に、自分そっくりの俳優がいることに気づく。その俳優が気になって仕方が無い彼は、本名や連絡先を突き止め、相手に接触するが…

 アダムとアンソニー役にジェイク・ギレンホール。アダムの恋人メアリー役にメラニー・ロラン。アンソニーの妻役にサラ・ガドン(ハッピータウンのジョージア)。アダムの母役にイザベラ・ロッセリーニ。

 原作小説があるらしい。実に難解。理解できなくてもう一度見たが、やっぱりよくわからず、公式サイトにあるネタバレレビューを読みまくってそういうことだったのかとなんとなく把握。それを踏まえてもう一度見た。

 大学で歴史を教えているアダムは、仕事もあり、恋人もいて、一見何の問題もなさそうだが、実は怪しげな秘密クラブに通っている。単調な毎日に何か物足りなさを感じているのだろうか。

 ある日、映画のDVDを見ていて、自分そっくりの俳優がいることに気づく。無名の俳優で、ほんのチョイ役である。あまりにそっくりなので、気になってしまったアダムは、名前を調べ、事務所を調べ、本名がアンソニーだと突き止め、電話番号を突き止める。そして電話してみる。最終的には会うことになる。

 会ってまたまた驚く。似ているというレベルではなく、ほぼ同じ人間なのだ。果たしてこれはどういうことなのか。母親に聞いてみるが、1人息子に違いないという。双子の兄弟説は消える。双子の兄弟だって、生まれた後にできた傷跡まで同じになるわけはない。

 どう考えたらいいのか。SFなら、蜘蛛型宇宙人によって複製された人間が存在する社会と言うお話になりそうだし、オカルト系なら蜘蛛の呪いとか、単純に考えたらアダムの夢オチとか。いろいろな解釈ができそう。だが、アダムが、俳優と自分を比べるために出した、やぶれた写真と、全く同じで元写真と思われるものが、アンソニーの家に飾ってあり、ヘレンと一緒に写ったものだとわかった段階で、アンソニーは存在しないと考えるのが妥当と思う。

 すっきりするには、原作を読んだ方がいいのだろうか。

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2015年6月10日 (水)

[映] ラブ・パンチ

 このタイトルにはどういう意味があるのだろう?? 会社を奪われてしまった男が、財産を取り戻すため、離婚した元妻と共に行動するうちにヨリを戻すというお話。

Love_punch
 実業家リチャードは、ある日出社すると、自分の会社が何者かに乗っ取られていることに気が付く。会社を失い、社員の年金も失った彼は、元妻ケイトに相談。乗っ取った張本人に直談判しようとパリへ飛ぶが相手にされず。そこで2人はある計画を思いつくが…

 リチャード役にピアース・ブロスナン。ケイト役にエマ・トンプソン。彼らに手を貸すご近所さん夫婦役にセリア・イムリー、ティモシー・スポール(ハリー・ポッターシリーズのワームテール)。

 リチャードは引退間近らしく、のんびり暮らそうなどと考えているのだが、ある日出社すると会社が差し押さえられている。全く気づかないうちに買収されてたなんてこと、あるのだろうか??? 会社を失ってしまった彼は、すぐに離婚した元妻ケイトに相談。これもよくわからない。離婚してもいい関係を保っているのはいいことだと思うが、自分の会社を買収されてしまったことを妻に相談してなんとかなると思ったのだろうか???

 そこで、買収した張本人がパリにいることを突き止め、2人で乗り込むのだが、乗り込んでどうにかなると思ったのか??? さらに、取り付く島も無かったことから、金を取り戻すためにある計画を立てる2人。この展開、全く訳がわからん…

 その後の展開もありえないことばかり。最後は目的を達成し、さらに2人のヨリも戻ったようでハッピーエンドと言うことなのだろうが、この結果でいいわけ???

 突っ込みどころ満載で、最後まで納得のいかないストーリーだった。

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2015年6月 7日 (日)

[映] キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

 キャプテン・アメリカ2作目。秘密結社ヒドラも出てきて、エージェント・オブ・シールドと話がつながった。こちらを先に見ておくべきだったのね…

Captain_america_the_winter_soldier
 シールドで、ブラック・ウィドウことナターシャと共に任務についていた、キャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャース。だが、フューリー長官が何者かに襲われる。シールドが狙われていることをスティーヴに警告するが、その後死亡。そしてスティーヴたちも、謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーに命を狙われる。

 キャプテン・アメリカことスティーヴ役にクリス・エヴァンス。フューリー長官役にサミュエル・L・ジャクソン。ブラック・ウィドウことナターシャ役にスカーレット・ヨハンソン。ピアース理事役にロバート・レッドフォード。ウィンター・ソルジャー役にセバスチャン・スタン。ファルコンことサム・ウィルソン役にアンソニー・マッキー。エージェント13役にエミリー・ヴァンキャンプ(エバーウッドのエイミー、ブラザーズ&シスターズのレベッカ)。スティーヴのかつての恋人ペギー役にヘイリー・アトウェル(ザ・プリズナーのルーシー)。Drゾラ役にトビー・ジョーンズ。審議員の1人役でアラン・デール(OCのケイレブなど)。軍の上層部(?)の役でスティーヴン・カルプ(デス妻のレックスなど)。

 エージェント・オブ・シールドで、フューリー長官が襲われて死亡したというエピソードが出てきたが、このことだったとわかる。実は死んでいなかったことは、そちらで知っていたので(^o^;、安心はしていたが。秘密結社ヒドラがシールドを乗っ取り、世界制服?を目論むが、キャプテン・アメリカたちが阻止するお話だ。

 だがヒドラの残党はまだいるので、気は抜けない。そして、彼らの秘密兵器ウィンター・ソルジャーとして利用されたのは、スティーヴの親友だったとわかる。記憶を消されているので、スティーヴのことを覚えていないが、今回、逃げ延びているので、このエピソードは続くのだろう。

 アベンジャーズの続編にもつながり、エージェント・オブ・シールド、アイアンマン、ソーにもつながる。さらに、スティーヴのかつての恋人ペギー・カーターを主人公にしたドラマ、「エージェント・カーター」と言うのも始まったらしい。世界はどんどん広がる… 全部追えるだろうか…

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[映] ポリス・ストーリー/レジェンド

 ポリス・ストーリーシリーズ、何作目になるんだろう? 軽くジャッキーのアクションものを見ようと思ったのだが、全然軽くなかった…

Jing_cha_gu_shi_2013
 ジョン・ウェン刑事は、長いこと会っていなかった娘ミャオに呼び出され、北京のナイトクラブへ。看護師を目指していたはずのミャオはすっかり変わり果て、不良娘のような格好。さらに、クラブのオーナー、ウーを恋人だと紹介され、面食らう。だがその直後、殴られて意識を失ったジョン。気が付くと、椅子に縛り付けられており、他の客と共に人質になっていた…

 ジョン・ウェン役にジャッキー・チェン。娘ミャオ役にジン・チェン。ウーや役にリウ・イエ。

 ジャッキーなので、もっと軽い感じのアクション映画を想像していたのだが、かなり重い内容だ。仕事のせいで、娘との関係がうまくいっていないジョン。だが彼には、どんな命も無駄にしてはいけないというポリシーがある。そして、ウーは、ある目的があって人を集めて人質に。その目的は次第にわかるのだが、多数の人質と共に捕らえられた前半は、まるで「ダイ・ハード」のようだ。

 謎を解き、犯人と対話し、なるべく犠牲者が出ないように配慮するジョン。発端となった事件には少々ムリがあるようにも思えるし、犯人とのやり取りもうますぎる気はするが、暴力的なアクションを見せつつも、テーマはなかなか高尚。自らを犠牲にしつつ、人を助けるジョンは格好良すぎる。

 かなりシリアスな内容だと思うのだが、エンディングに流れるNGシーンは笑いがあふれる。和やかな雰囲気の現場なのだろう。ちょっとミスマッチな気はするが、これはこれで楽しい。

 でもなー、やっぱりジャッキーには楽しいアクションを見せて欲しいな。

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2015年6月 6日 (土)

[映] スティーブン・キング ファミリー・シークレット

 スティーブン・キングなので、最後はまたモンスターが出てきちゃうのかなーなんてちょっと期待していた(^o^;のだが、ちょっとタイプが違う作品。

Good_marriage
 25回目の結婚記念日を祝うダーシーとボブ。近所でも有名なおしどり夫婦で、子供たちも立派に育て上げ、幸せを実感していたダーシー。だがある日、ボブが出張中に、偶然自宅ガレージで、連続殺人事件の被害者の持ち物を見つけてしまい…

 ダーシー役にジョーン・アレン。ボブ役にアンソニー・ラパリア(失踪者を追え!のジャック・マローン)。元刑事ホルト役にスティーヴン・ラング。ダーシーの友人役にカーラ・ブオノ。ダーシーの娘ペトラ役にクリステン・コノリー(ハウス・オブ・カードのクリスティーナ)。ボブの上司役にマイク・オマリー(Gleeのバート・ハメル)。

 ガレージに連続殺人の証拠となるものを発見してしまった妻は、どういう行動をとるか。普通考えたら、警察に通報するのが妥当だろう。夫に一応確認してみるってのもアリかもしれないが、なんたって連続殺人鬼である。何をされるかわからない。

 だが、ダーシーは考える。父親が連続殺人鬼とわかったら子供たちの人生が狂う。近所の評判もあり、引越しを余儀なくされるだろう。それだけは避けたい。今の生活を守りたいと考える。この気持ち、わからないでもない。

 しばらく気づかなかったフリをして様子をみようとするが、なぜかすぐに感づいてしまうボブ。そして、悪びれも無く白状するのだ。罪悪感ゼロで、相手が悪いような口ぶり。多重人格なんだし、しょうがないじゃんと開き直る。この辺の展開がかなりありえない系なので、もしかしたらダーシーの妄想なんじゃないかとも疑って見ていたのだが、そうではなかった。

 なんとも後味の悪い、そして怖い結末。いつものスティーブン・キングとは違った意味の怖さだ。

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[映] リーガル・マインド ~裏切りの法廷~

 自身にもアルコール依存と言う問題を抱えた弁護士が、冤罪の女性を救うという法廷もの。

The_trials_of_cate_mccall
 敏腕弁護士ながら、アルコール依存と言う問題をかかえ、夫とは離婚、幼い娘の養育権を失ったケイト。仕事に復帰したケイトは、殺人罪を問われている若い女性レイシーの弁護を依頼される。初めは全く気乗りしなかったケイトだが、レイシーの話を聞くうち、警察や検察側の証拠捏造や改ざんに気づき、レイシーの無実を確信。全力で弁護を始めるが…

 ケイト役にケイト・ベッキンセール。ケイトの上司ブリッジス役にニック・ノルティ。レイシー役にアナ・アニシモーワ。サンプター判事役にジェームズ・クロムウェル(シックス・フィート・アンダーのジョージ、アメリカン・ホラー・ストーリーなど)。ウェルチ刑事役にマーク・ペルグリノ(LOSTのジェイコブ)。ケイトの元夫役にデヴィッド・ライオンズ。検事役にクランシー・ブラウン。レイシーの母役にデイル・ディッキー(マイ・ネーム・イズ・アールのパティ)。ケイトが以前冤罪で投獄してしまったウィルソン・ジョージ役にイザイア・ワシントン(グレイズ・アナトミーのDrバーク)。セラピスト役にキャシー・ベイカー(ピケット・フェンスのジル・ブロックなど)

 ケイトはアルコール依存症で、そのために夫とは離婚、娘の親権も失う。だが、弁護士としては腕利きだ。酒を断ち、仕事復帰して最初に受けたのがレイシーの事件。不良娘が殺人と言うことで全くやる気の無かったケイトだったが、レイシーの話を聞くうちに警察のずさんな捜査に気づく。冤罪を確信し、全力で戦う。

 前半、法廷でのシーンは圧巻だが、ケイトが攻め立てるシーンのみで、検察側は全くいいとこなし。ケイト圧勝である。この辺で、なんとなくおかしいなと気づく。「ザ・プラクティス」なんかで言うと、たいてい、実は本当に犯人で、弁護士がハメられてしまったパターンである。

 法廷物ではあるが、法廷での戦いよりも、その周辺の人間関係がメインだ。公正に見える判事も、実はいろいろある。悪人に見えた刑事もそれほどワルではなかったり、何より、か弱い女性に見えたレイシーが実は… と、人を見る目が問われる。役者の演技がうまい。

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[映] トゥモローランド

 予告を見てとっても気になっていたので、さっそく見に行った。映画館へ行くのは久しぶり。だがシネプレで字幕版は午後からのみ。朝一で見たかったのに。

Tomorrow_land
 50年前、万博会場の発明コンテストに発明品を持ち込んだ一人の少年フランク。彼はある少女に認められ、テクノロジーの進んだ未来の世界へもぐりこんだ…
 現在。NASAのロケット発射台の解体作業が進む中、解体を阻止しようと地味に妨害工作を続けるケイシー。父が作業をしており、終われば仕事がなくなってしまうからだ。だが、ついに見つかって捕まってしまう。釈放され、自分の荷物を受け取る際、見慣れぬバッジを見つける。それに触れた途端、テクノロジーの進んだ未来の世界を垣間見たケイシー。その世界へ行こうと必死になるが…

 現在のフランク役にジョージ・クルーニー。ケイシー役にブリット・ロバートソン。彼らを未来の世界へと連れて行く少女アテナ役にラフィ・キャシディ。未来の世界のニックス役にヒュー・ローリー。ケイシーの弟役にピアース・ガニォン(エクスタントのイーサン)。ケイシーの父役にティム・マッグロウ、母役にジュディ・グリア(「ブルース一家は大暴走」のキティ)。子供の頃のフランク役にトーマス・ロビンソン。父親役にクリス・バウアー(サード・ウォッチのフレッド・ヨーカス)。

 発明好きの少年フランクは、アテナに認められてトゥモローランドに連れて行かれたようだが、その後どうなったのか詳しくは描かれていない。どうやら、作ってはいけないものを発明し、追放されたらしい。

 ケイシーは、科学技術に詳しい頭のいい女性だ。高校生くらいだろうか。好奇心旺盛で、ガッツもある。そんなところが認められたのだろう。

 大人になったフランクに、以前のような輝きはない。それは、地球の終わりを知ってしまったから。何をしてもムダだと気づいてしまったから。だが、ケイシーが現れ、終わらない可能性がほんの少しできたことに気づく。ケイシーが地球の未来だと気づくのだ。

 昔少年だったフランクと、今好奇心いっぱいのケイシーの冒険は、ちょっとジュマンジを思い出した。

 「It's a small world」が未来の世界につながっているって言う発想は面白いと思うし、映像も好奇心そそられるものだったが、どうもストーリーが説明不足過ぎるというか、浅すぎるというか。地球を救う人物を探していたということだが、この2人だけってことはないだろう。前半は楽しかったが、後半はちょっと残念だったか。

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2015年6月 5日 (金)

第87回アカデミー賞授賞式2015

気がつけば6月… 今年のアカデミー賞は2月22日と例年になく早かった。にもかかわらず、下の子の受験・引っ越し騒動+上の子の卒業・入学騒動、それにポールコンサートにキッチンリフォームとなんだかバタバタの春で、アカデミー賞の事をすっかり忘れていた。

当日は例年のように友達と楽しく鑑賞し、夜の字幕版もなんとなく確認したものの、それ以来全く見ていなかったので、録画ビデオを再視聴。今年のノミネート作品は、「天才」を描いた作品が多かったように思う。

狙撃の天才を描いた「アメリカン・スナイパー」、かつては一世を風靡したスターを描いた「バードマン」、天才数学者を描いた「イミテーション・ゲーム」、黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師らを描いた「セルマ(グローリー/明日への行進)」、ホーキング博士を描いた「博士と彼女のセオリー」、音楽指導者を描いた「セッション」、レスリング金メダリストを描いた「フォックス・キャッチャー」。みなそれぞれの方面における天才だ。

受賞者、受賞作品、授賞式の流れなどについてはこちらを参照。

司会はニール・パトリック・ハリス。オープニングからパフォーマンスで飛ばしてくれた。式が始まる前に、自分の予想を書いたものをブリーフケースに入れ、ガラスケースに入れて監視をつけ、最後の作品賞発表の前に披露。ほぼ当たってる!!

追悼では、この1年で亡くなった映画関係者の方々が紹介される。ロビン・ウィリアムズは記憶に新しいが、エリザベス・ペーニャ、エドワード・ハーマン(ザ・プラクティスや、OZ、ハリーズ・ロー、グッドワイフなどに出演していた)、ジェームズ・レブホーン(ホワイトカラーやHOMELANDなどに出演)も亡くなっていたとは… エリザベス・ペーニャはまだ55歳、肝硬変だそうだ。ご冥福をお祈りする。

歌曲賞パフォーマンスでは、「セルマ(グローリー/明日への行進)」の”Glory”を、ジョン・レジェンドとコモンが歌う。会場は感動のスタンディング・オベーション。

サウンド・オブ・ミュージックのトリビュートでは、名曲をレディ・ガガが熱唱。これまたスタンディング・オベーション。そしてジュリー・アンドリュースの登場。

ニールのジョークも全開で、裸でステージに登場したり(バードマンのパロ)、席埋め係(seat filler)まで紹介したり。

結果は…
バードマン:作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の4部門
グランド・ブダペスト・ホテル:美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、作曲賞の4部門
セッション:助演男優賞、編集賞、録音賞の3部門

博士と彼女のセオリー:主演男優賞
アリスのままで:主演女優賞
6才のボクが、大人になるまで。:助演女優賞
イミテーション・ゲーム:脚色賞

セルマ(グローリー/明日への行進):歌曲賞
アメリカン・スナイパー:音響編集賞
インター・ステラー:視覚効果賞
ベイマックス:長編アニメ映画賞
犬とごちそう:短編アニメ映画賞
シチズンフォー:長編ドキュメンタリー賞
クライシス・ホットライン:短編ドキュメンタリー賞
一本の電話:短編実写映画賞
イーダ:外国語映画賞

6才のボクが~は意外と伸びなかったね。見たい作品がたくさん。映画館に行きたいな。

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[映] 最高の人生の描き方

 「最高の人生の…」と言うタイトルの作品、いくつかある。「見つけ方」、「はじめ方」、「終わり方」。「見つけ方」、「はじめ方」は、どちらもロブ・ライナー監督の作品、「終わり方」は日本のドラマらしい。で、こちらは「描き方」だが、どうやらDVDなどでは「つくり方」と言うタイトルらしい。原題は"And so it goes"だが、ロブ・ライナー監督だからこういうタイトルになったのか。

And_so_it_goes
 不動産セールスをしているオーレン。妻を看取り、1人になった彼は、住み慣れた邸宅を自ら売りに出し、自分が所有するアパート、リトル・シャングリラの一室に住んでいた。だがある日、息子から、服役する間、娘サラを預かって欲しいと頼まれる。孫の存在すら知らなかったオーレンは、突然のことに動揺し、拒もうとするが、隣人のラウンジシンガー、リアが甲斐甲斐しく世話を始めたため、やむなく引き受けることに。だがいつしか愛情が芽生え…

 オーレン役にマイケル・ダグラス。リア役にダイアン・キートン。サラ役にスターリング・ジェリンズ。同じアパートの住人役にアニー・パリッセ(フォロウィングのデブラ・パーカーなど)。オーレンの仕事仲間役にフランシス・スターンハーゲン(ERのDrカーターの祖母、クローサーのブレンダの母など)。ロブ・ライナー監督もリアのピアニスト役で出演。カツラが面白い。

 オーレンは、ちょっとイジワルな男だ。他人に厳しいと言うのだろうか。セールスマンだけあって、人を見て行動する。相手を値踏みする。だが、妻を愛していたのは本当だろう。大きな家に1人で住んでいる意味は無いと考え、自ら所有するアパートの一室に住む。そして、妻を思い出してしまう家を、売りに出すことにする。そんな所へ、息子が服役するから娘サラを預かって欲しいとやってくる。子供の相手など出来そうにないオーレンは嫌がる。どうやらドラッグ依存症だった息子とは疎遠だったようで、その存在を恥じている。なので、孫がいたことすら知らなかった様子。

 一方、リアは心優しき女性だ。最愛の夫を亡くし、何かに付けては思いだして泣いてしまう。ラウンジシンガーで美声を披露しているが、たいていは途中で泣いてしまって最後まで歌えない。子供を持てなかったこともあり、サラを一目見て気に入ってしまい、自宅に預かる。

 そんな正反対とも思える2人が、サラを通すことでつながる。オーレンは優しさを、リアは強さを得る。

 まぁ予想通りの展開に結末ではあるが、伴侶を亡くした年配の男女が恋をする物語も悪くない。なんと言っても、彼らの住むアパートがいい。共用のスペースで一緒に楽しむ様子はなんともほほえましく、老後はこういう所に住みたいなと思う。

 大人の恋の物語だが、それほどシリアスではなく、軽いノリで見られるが、ちょっとほっこりする作品だ。ダイアン・キートンの歌もいい。

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2015年6月 3日 (水)

[映] ファイティング・ダディ 怒りの除雪車

 邦題は全く冴えないが、なかなか面白い。雪深いノルウェーを舞台に、息子を失った除雪作業員の男が、復讐する話だ。

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 ノルウェーで、除雪作業員として働き、表彰された男ニルス。妻と2人、静かに暮らしていたが、息子イングヴァルの遺体が見つかりショックを受ける。さらにイングヴァルは薬物過剰摂取で死亡したと聞かされるが、納得がいかないニルス。だが、実はドラッグの売人に殺されたことがわかり、復讐を始めるが…

 ニルス役にステラン・スカルスガルド。ニルスの復讐相手の妻役にビアギッテ・ヨート・スレンセン(「コペンハーゲン」のカトリーネ)。復讐相手に敵対する勢力のボス、パパ役にブルーノ・ガンツ。

 ニルスは何者なのだろう。ノルウェーの雪深い街で、妻と2人、ひっそり暮らしている除雪作業員だ。移民と言われていたので、スウェーデン人なのだろうか。地道な仕事ぶりが評価され、表彰された直後、息子の死を知る。しかも薬物過剰摂取。あり得ないと考えたニルス。絶望から自殺を試みるが、薬物取引に巻き込まれ、とばっちりで殺されたことがわかる。相手は麻薬ディーラーだ。だが、何の躊躇も無く、復讐を始める。

 まずは、息子の友達から関わりがあった人物を聞き出して捕まえ、他の仲間の名前を聞き出し殺害。実にあっけなく、淡々と行動するニルス。遺体の処分も手慣れたものだ。過去に何かしていた人物に違いない。

 手下3人までは難なく殺したものの、肝心のターゲット(組織のボス)への復讐は少々手こずる。組織に敵対する勢力との絡みもあり、最後までハラハラさせられる。

 復讐する物語であり、次々と人が殺されていくのだが、意外と残虐なシーンは少ない。そして、死んでしまった人物の名前が十字架と共に表示される演出はなかなか面白い。と思ったら、英語タイトルを見て納得。"In Order of Disappearance"、なるほどね。

 ドラッグに殺人と、血なまぐさい作品ながら、どこか滑稽なシーンも多く(ゲイエピソードも)、不思議な魅力のある作品だ。

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2015年6月 1日 (月)

[映] ダブル -完全犯罪-

 2年前に事故死した夫が、実は証人保護プログラムを受けていたこと、さらに、本当に死んだことを知らされ、調査する女性ジャーナリストとFBI捜査官のお話。って書くと、なんだか面白そうに聞こえるが、完全にハズレ。

Absolute_deception
 ジャーナリスト、レベッカは、2年前に夫を事故で失っていた。だが、FBI捜査官から、再び夫の死を伝えられ混乱。実は証人保護プログラムを受けてオーストラリアで暮らしていたが、本当に死んだというのだ。オーストラリアに飛び、FBI捜査官ネルソンと共に調査を始めるが…

 ネルソン役にキューバ・グッディングJr。レベッカ役にエマニュエル・ヴォージエ(CSI:NYのエンジェル)。

 冒頭、男が何者かに拉致され、ネルソンが追うが間に合わず。現場には男が撃たれた痕跡があり、殺されたと判断し、妻レベッカに連絡。でも、死体は出ておらず、そもそも事故を偽装して証人保護プログラム受けてたような男である。どうせこれも偽装なんじゃ?と思うのも当然。

 特別面白いエピソードもなく… 評価できる点は、エマニュエル・ヴォージエが見られたこと、さらにオーストラリアの美しいゴールドコーストが舞台だということくらいだろうか。残念な作品。

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[映] ラストミッション

 リュック・ベッソン原案のアクション。余命宣告されたエージェントが、疎遠になっていた娘との関係を修復… ってどっかで聞いたことがあるなと思ったら、フランスのドラマ「ノー・リミット」と同じ。つまりはアメリカ版であり、映画版ってことかな。

3days_to_kill
 CIAエージェント、イーサン。ある任務中に意識を失い、病院へ。検査の結果、脳腫瘍があり、肺にも転移していることがわかる。余命3ヶ月と言われた彼は仕事を辞め、別れた妻と、疎遠になっていた娘ゾーイのいるフランスへ戻る。だが、長らく空けていた自宅には見知らぬ黒人一家が住み着いており、思春期のゾーイとは話がかみ合わない。そんなイーサンに再び仕事の依頼が。引き受ければ、延命効果のある試験薬をくれると言うが…

 イーサン役にケヴィン・コスナー。娘ゾーイ役にヘイリー・スタインフェルド(エンダーのゲームに出ていたね)。妻クリスティン役にコニー・ニールセン(フォロウィングのリリー・グレイ)。仕事を持ちかける美人エージェント役にアンバー・ハード。

 設定はドラマ版とほぼ同じ。ただこちらはCIAエージェント(殺し屋だね)。体調不良ながらも仕事は完璧にこなすあたり、腕利きだ。だが、服装はヨレヨレでエージェントらしくない。これまで仕事を優先してきたため、ゾーイとの関係には距離がある。居て欲しいときに居ない、アテにならない父親だったのだろう。そんな関係を修復すべくパリに戻ってくるが、試験薬をエサに仕事を振るCIA。とことん使うってことか。

 仕事中、かなり危険な目にあっていても、相手を拷問している時でも、ゾーイからの電話には必ず出る。今忙しいなどの言い訳は決してしない。娘には仕事内容も、自分の病状も全く伝えない上に、最優先している。拷問して情報を引き出す相手が、娘たちと良い関係を築いていると知り、アドバイスを求める辺りは面白い。

 ただアクションが格好いいだけではなく、そんな男が娘には振り回されっぱなしと言う状況を楽しむ作品か。知らない一家が勝手に自宅に住み着いていたエピソードは、「扉をたたく人」に似ていて心温まるシーンもあったので、もうちょっと盛り込んでくれても良かったな。結末はちょっと拍子抜けな気もするが、限られた時間を家族と過ごす濃密なものにしてほしい。

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