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2015年7月20日 (月)

[映] FRANK -フランク-

 コメディと書いてあったし、イギリス/アイルランドの作品なので、ブラックな笑いを期待して見たのだが… 雰囲気で言うと、「ラースと、その彼女」に似ているだろうか。

Frank
 単調な仕事を適当に済ませ、寸暇を惜しんで作曲に打ち込むジョン。夢はミュージシャン。ある日、町にライブにやってきたバンド、ソロンフォルブスのキーボード担当が自殺騒ぎを起こす。たまたまその現場に遭遇したジョンは、代わりにキーボードとして参加することに。なんの打ち合わせも無いまま、ライブに参加したジョンは、リードボーカルのフランクが、巨大な張りぼてマスクをかぶった男であることに面食らう。さらに、アルバム制作に参加するよう言われたジョンは、私財をなげうってバンドのために尽くすが…

 ジョン役にドーナル・グリーソン(ハリー・ポッターシリーズのビル・ウィーズリー)。ジョンをバンドに誘ったドン役にスクート・マクネイリー。バンドメンバー、クララ役にマギー・ギレンホール。フランク役は、最後まで顔が出てこないので、誰かと思ったら… マイケル・ファスベンダー。

 フランクのかぶりものが目を引く。カリスマ(??)リードボーカルながら、決してかぶりものを脱がないフランク。食事は流動食を、寝るときはもちろん、シャワーの時も決してはずさない。心に何か闇を抱えているのだろう。

 このバンドはかなり奇妙だ。フランクを中心としているのはわかるが、音楽的なまとまりは全く無い。と言うか、まともな音楽を演奏していない。アルバムもできそうにない。そんな中で、1人やる気満々のジョン。これまで1人で音楽に打ち込んでいた彼は、やっと見つけた仲間に浮かれる。彼の気持ちはすごくよくわかる。

 メンバーたち、特にクララはジョンの存在を快く思っていない。今まで微妙なバランスを保っていた彼らの力関係が、狂い始める。なんとかバンドを成功に導きたいジョンは、自分たちの活動をツイートする。それが次第に人気となり、ますますやる気のジョンだが、それに対してやる気をなくしていくメンバーたち。

 結局なんだかよくわからなかったが、求めるものが違う人たちが集まってもうまくいかないってのはよくわかった。フランクにはクララが必要だったのだろう。クスッと笑えるシーンはあったが、コメディと言う感じではなかった。不思議な余韻の残る作品だ。

 

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