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2015年8月 8日 (土)

[映] チョコレート・ドーナツ

 偏見、差別によって招かれた悲劇が描かれている。実話に基づいているらしい。

Any_day_now
 1979年。カリフォルニアのゲイバーで、ドラッグクイーンとしてステージに立つルディ。ある日店にやってきたハンサムな青年ポールと知り合い、恋に落ちる。ポールは検事局に勤める弁護士だったが、ゲイであることは周囲に隠していた。ルディは、同じアパートに母親と暮らすダウン症の少年マルコが、あるとき1人置き去りにされていることに気づいて保護。だが母親が麻薬所持で逮捕されてしまい、マルコは保護施設へ送られてしまう。ルディは、マルコと暮らすため、ポールの家に従兄弟と偽って住むことに。3人は本当の親子のような幸せな生活を始めるが…

 ルディ役にアラン・カミング(グッドワイフのイーライ・ゴールド)。ポール役にギャレット・ディラハント(4400のマシュー・ロス、サラコナー・クロニクルズのジョン・ヘンリーなど)。マルコ役にアイザック・レイヴァ。マルコの母役にジェイミー・アン・オールマン(シールドのコニー)。判事役にフランシス・フィッシャー、アラン・レイチンズ(LAローのダグラス・ブラックマン、ダーマ&グレッグのラリー・フィンケルシュタイン)。ポールの上司ウィルソン役にクリス・マルケイ(ツイン・ピークスのハンク・ジェニングス)。ルディたちを執拗に追い詰めるランバート役にグレッグ・ヘンリー(スキャンダルのドイルなど)。マルコの学校のフレミング先生役にケリ・ウィリアムス(ザ・プラクティスのリンジー)。

 アラン・カミングの女装に目が点になった。確かに造りは女性的な顔立ちだと思うが、彼はかなり毛深い… それはそれとして、マルコを一目見たときから愛情を感じ、母性本能全開で彼を愛するルディに感動。同じ頃知り合ったポールとの関係もとても良好で、今の時代なら全く違和感ない、素敵な家族になっただろう。3人での幸せシーンには和む。

 だが、時代は70年代。ゲイに対する偏見や差別がまだ酷かった時代だ。真っ当な仕事をしていたポールは、当然のようにゲイである事実を隠している。ルディとの同居も、従兄弟ということにしている。それがウソであるとわかり、ゲイであることが知られてしまったことで、マルコと暮らすことができなくなってしまう。

 何が一番大切なのかを、完全に見失っている検察側。あまりの結末に納得がいかないが、ポールの手紙が唯一の救いか。

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