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2015年9月 7日 (月)

[映] 余命90分の男

 イスラエルの作品"Mar Baum"のリメイクとのこと。病の宣告を受けた男が、余命90分と勘違いして暴走するというストーリー。原題は"The Angriest Man In Brooklyn"。

The_angriest_man_in_brooklyn
 不動産専門弁護士ヘンリー。かつては家族に囲まれ幸せを実感していたが、長男を亡くしてからいつも不機嫌に。頭痛が気になり検査した結果、脳動脈瘤と診断される。動揺のあまり、余命を告げるよう医師に迫ると90分と言われてしまう。家族の絆を取り戻すべく行動に出るが…

 ヘンリー役にロビン・ウィリアムス。Dr.のシャロン役にミラ・クニス(70’sショーのジャッキー)。ヘンリーの弟アーロン役にピーター・ディンクレイジ(ゲーム・オブ・スローンズのティリオン)。ヘンリーの妻ベット役にメリッサ・レオ(ホミサイドのケイ・ハワード刑事、ウェイワード・パインズの看護師パムなど)。ヘンリーの次男ジミー役にヘイミッシュ・リンクレイター(クレイジー・ワンのアンドリュー)。ビデオ店の店主役にジェームズ・アール・ジョーンズ。ヘンリーの旧友役にリチャード・カインド(スピン・シティのポール、ゴッサムの市長など)。

 ロビン・ウィリアムスの最期を思うと、なんだか切ない。ヘンリーは、かつては温和な良き夫、良き父だったらしいが、長男の死で怒りっぽい嫌なやつになったらしい。そのせいで、妻には疎まれ、次男はダンスに逃げ、仕事仲間の弟にも避けられるように。

 そんな彼が病を知らされ、余命90分と勘違い。90分で家族の絆を取り戻そうと焦ったために騒動に。

 一方、ドクターのシャロンは、仕事に疲れ果てた女医。上司にいいように利用されたことに気づき、投げやりになっている。薬物依存でもある。そんなところへ来て押し付けられた患者ヘンリー。ちょっと面倒くさい患者に見えただろう。彼に余命は?としつこく詰め寄られ、思わず90分と言ってしまう。

 90分と言うのは大げさかもしれないが、いつ破裂してもおかしくない状態であることは確か。ヘンリーの余命が長くないことは確実なだけに、単なるコメディとしては見られない。

 一度壊してしまった関係を修復するのは大変だ。いつでもできると思うのは大間違いで、明日が来るとは限らないのだ。そう思い知らせてくれる内容。毎日、悔いの無いように生きなければ。

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