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2015年9月 6日 (日)

[映] ジャージー・ボーイズ

 60年代に活躍したグループ、ザ・フォー・シーズンズの伝記物語。ブロードウェイのミュージカルになっているらしいが、それをクリント・イーストウッド監督が映画化。

Jersey_boys
 ニュージャージー州ベルビル。イタリア系移民のトミーは、友人らとバンドを組んでステージに立っていた。歌がうまいフランキーを加えてリードボーカルに。さらに曲作りもできるボブが加わり、ザ・フォー・シーズンズとしてバックコーラスの仕事にありついた彼らは、ボブ作曲の名曲がヒットし、次第に人気を得るが…

 トミー役にヴィンセント・ピアッツァ(ボードウォーク・エンパイアのラッキー・ルチアーノ)。フランキー役にジョン・ロイド・ヤング(VEGASのニッキー・フォンテーン、GLEEにもアカフェラスの1人役でチョイと出演)。フランキーのママ役でキャスリン・ナルドゥッチ(ソプラノズのアーティ・ブッコの妻シャーメイン)。イタリア系マフィアのボス、ジップ役にクリストファー・ウォーケン。床屋のヴィト役にスティーヴ・シリッパ(ソプラノズのバカラ)。フォーシーズンズのメンバー、ニック役にマイケル・ロメンダ、ボブ役にエリック・バーゲン。判事役でイヴァル・ブロガー。ジップの手下役にルイス・ロンバルディ(ソプラノズのスキップ)。警官役でジェレミー・ラッチフォード(コールド・ケースのヴェラ刑事)。プロデューサーのクルー役にマイク・ドイル。トミーの悪友ジョーイ(ジョー・ペシらしい)役にジョゼフ・ルッソ。

 小さな街で育った彼らが、街を出るには軍隊に入るか、マフィアに入るか、有名になるか。軍隊には入りたくなかったようだ。

 フランキーとトミーはイタリア系ってことで、どうやらマフィアとのつながりもあったらしい。特にフランキーは可愛がられていたようだ。トミーはいろいろと悪いことにも手を出していたようで、そんなこともあって4人の仲はギクシャクし始め… と言うのはグループにはつきものなのか。

 前半、仲良く好きな音楽をやって、いろいろ苦労もあったけど軌道に乗ってという、人気が出る頃までのストーリーは、楽しい。そして続くヒット曲。どれも知っている曲ばかり。なるほどこういう経緯があったのかと思う。

 だが、コンサートツアーで旅生活が続くと、家庭がおろそかになる。ストレスもたまる。トミーの素行の悪さがみんなの足をひっぱる。栄華は続かない。

 イタリア系の仁義なのだろうか、トミーに恩義を感じているフランキーは、酷い目にあっても彼のために仕事を続ける。90年のロックンロール・ホール・オブ・フェイムのシーンは本物を見たかったな。

 彼らがカメラ目線で心の声を語るシーンがあるが、最後の表彰式のシーンで、ニックが「リンゴ・スターなら抜けてもいい」的発言をしているのが引っかかった。ニックは陰が薄いので、そんな状態で続けるよりも、自分は抜けて家族の下に戻って正解だったということが言いたいのだと思うが、リンゴと比べないで欲しい。ビートルズファンとしては見逃せないシーンだった。

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