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2015年10月23日 (金)

[映] あしたの家族のつくり方

 若くして親となった大人になりきれていない両親の元で育った16歳の少女。彼女の成長を描く。

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 16歳の高校生ルーシー。父チャックは木こりで、滅多に家に戻ってこない。母レイニーは孤独に耐え切れず、夫に内緒で電話セールスの仕事をしていた。ルーシーは近所の幼なじみケニーといつも一緒。それが次第に恋に変わり…

 ルーシー役にサラ・ボルジャー(ワンス・アポン・ア・タイムのオーロラ姫)。親友ケニー役にトーマス・マン。ルーシーの父チャック役にジェームズ・マースデン。母レイニー役にクレア・デーンズ(HOMELANDのキャリー)。レイニーの友人フランセス役にアニカ・ノニ・ローズ(グッド・ワイフのウェンディ・スコット・カー)。レイニーの職場の上司役にジェレミー・シスト(キッドナップのナップ)。レイニーがジムで知り合った浮気相手役にジョン・テニー(ブルックリン・サウスのドノヴァン、クローサー&メージャー・クライムズのフィッツ、スキャンダルのアンドリュー・ニコルズ議員など)。レイニーの旧友ロン役にリス・コイロ(ホステージのクレイマーなど)。ロンの父役にピーター・フォンダ。

 ルーシーたち家族は、一見うまくいっているようではある。だが、ケニーとレイニーは若くして結婚したらしく、それもレイニーの妊娠でやむなく夫婦になったような感じ。2人とも親の自覚はほぼない。仕事柄、ほとんど家にいないケニー。稼ぎは多くないが、レイニーには子育てに専念してほしいと願う。だが自分は家庭にノータッチで、たまに戻って話を聞くだけだ。大人になりきれていないレイニーは、まだ外で遊びたい様子。こっそり仕事を見つけ、上司と浮気。さらに通っているジムでも浮気。

 そんな親に振り回されるかたちのルーシーは、対照的に大人だ。いつも料理を作っているのは彼女。でもやっぱりさびしい。その寂しさを埋めてくれる唯一の存在が、親友のケニー。だが、お年頃の2人は、恋に落ちる。そんな様子を不安に感じたケニーの母親は、ケニーを別居している父親の元へ送ってしまう。寂しさを募らせるルーシー。

 いろいろな家族の形があっていいと思う。だが、チャックもレイニーも自分のことばかりで、ルーシーのことを気遣う心の余裕がない。ルーシーの家庭環境は劣悪と言うわけではないし、しっかり者のルーシーは自分でちゃんとやってはいるが、それでもまだまだ誰かに頼りたいことだってあるだろう。16歳の高校生なのだ。

 そんな彼女の奮闘記と言うか、成長記と言うか。健気に1人でがんばるルーシーがいじらしい。両親は相変わらず自分勝手だが、エンディングにはちょっと救われた。

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