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2015年12月31日 (木)

[映] レディ・ソルジャー

 収容キャンプに勤務することになった女性軍人の物語。派手さはないが見応えある。原題は"Camp X-ray"で、人物ではなく場所の方だ。

Camp_xray
 軍に入隊し、グアンタナモにある収容キャンプに配属された女性コール。ここには、テロリストと疑われたイスラム教徒が多数収容されており、コールたちの任務は彼らの監視。自殺しないように見張るのが主な仕事で、個人的な話をしないよう注意されるが、中東系の男性アリと次第に話をするようになり…

 コール役にクリステン・スチュアート。アリ役にペイマン・モアディ。コールの上官ランスデル役にレイン・ギャリソン。大佐役にジョン・キャロル・リンチ。

 コールがなぜ軍に入隊したのかはよくわからないが、小さな街を出たかったと言っているので、おそらくそれほど深い考えがあったわけではないだろう。収容キャンプに配属され、やる気満々のコールは、上官の指示通り働き、滑り出しはなかなかいい感じ。

 だがなんと言っても男の世界。女性には何かとなじみにくい部分もある。上官とちょっとモメたことをきっかけに、拘留者の一人アリとちょっと親しくなる。

 この場所に拘留されているのは、アフガニスタン紛争やイラク戦争の間、テロリストと疑われた人たち。だが、教養もあり、ドイツ出身だと言うアリは、とてもそういう感じには見えない。見えないから違うとは言えないし、冒頭のシーンを見ると何か関わっていた疑いもあるが、8年もの拘留は、なんとも理不尽に見えてくる。少なくとも、頭カラッポの同僚や、女=セックスの相手くらいにしか考えていない上官よりは、ずっとまともな人間に見える。

 男たちの中で孤独を募らせるコールは、アリとの会話が次第に癒やしになり始める。アリも、コールの来る時間帯を心待ちにする。

 何が起こるわけでもないが、こういう場所が存在し、こういう人たちが存在したことを知った。

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2015年12月30日 (水)

[映] ミッシング・デイ

 またまた「デイ」つながりだが、このタイトルもよくわからん… 原題は"Reclaim"、養女として迎えた少女が誘拐されるというストーリー。

Reclaim
 アメリカ人夫婦スティーヴンとシャノンは、ハイチ地震で両親を失った7歳の少女ニーナを養女として迎えることになり、プエルトリコへ。パスポートができるまでの間、この地で過ごすことになった3人だったが、宿泊していたホテルからニーナが姿を消してしまう…

 スティーヴン役にライアン・フィリップ。シャノン役にラシェル・ルフェーブル(恋するブライアンのヘザー)。彼らの宿泊施設の隣に宿泊する男ベンジャミン役にジョン・キューザック。養子縁組を斡旋した女役にジャッキー・ウィーヴァー。警官役にルイス・グスマン。ニーナ役にブリアナ・ロイ。

 冒頭から違和感アリアリ、ジョン・キューザックの登場の仕方もいかにもという感じで途中までの展開はすぐに読めた。後半はスリリングといえばスリリングだが、結末はだいたい想像つく。

 こういう犯罪って本当にあるのかどうか知らないが、大金を払ってでも子供がほしい人がいる限り、あってもおかしくないだろう。こういう大事な決断をするときは、慎重にならなくちゃね。

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[映] ラスト・デイズ・オン・マーズ

 これまた「デイズ」つながり。火星で探査任務中の一行を襲う恐怖。

The_last_days_on_mars
 半年間の火星での探査任務を終え、地球に戻る日を迎えた8人の探査隊。めぼしい成果を得られぬまま帰ることに納得しないメンバーは、最後の採取に出かける。他のメンバーが採取した土から、細胞分裂が確認され、大発見を公表できると浮かれるが…

 探査隊のメンバーは、リーヴ・シュレイバー(レイ・ドノヴァンのレイ)、イライアス・コティーズ、オィヴィア・ウィリアムズ(ドール・ハウスのデウィット)など。

 うーん、エイリアンとゾンビを混ぜたような内容か。舞台が火星ということで、逃げられる場所もできることも限られている中での逃走&戦闘? ヒネリもなければ救いもない。全体的に残念な内容だった。

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2015年12月29日 (火)

[映] 7デイズ

 ○○デイズという映画は結構たくさんあり、さらに7デイズというSFドラマも見たことがあるが、これは7日間にあまり意味はない気がする。原題は"Inhale"。肺の病で移植が必要な娘のために、臓器を調達しようとする父親の話だ。

Inhale
 地方検事ポールは、最愛の娘クロエが病にかかり、肺移植が必要になったことを知る。移植待機リストには大勢の患者がおり、すでに2年待っているが、移植を受けられる見込みはない。そしてついに病状が悪化して緊急に移植が必要になり、担当医からメキシコでの違法臓器移植の話を聞いたポールは、単身メキシコへ渡るが…

 ポール役にダーモット・マローニー(クライシスのギブソン、シェイムレスのショーン・ピアースなど)。妻ダイアン役にダイアン・クルーガー。闇で移植を受けた議員ジェームズ・ハリソン役にサム・シェパード。クロエの担当医役にロザンナ・アークエット。

 このポスター見ると、なんだかアクション映画のようだが全く違う。娘を救うためにメキシコに臓器を求めて乗り込む父の話だ。だが、そんなに簡単に臓器が手に入るわけはない。

 貧困地区で、臓器売買に関わっているらしいドクターを探し、地元ギャングに目をつけられて暴行を受け、ストリートキッズに救われるポール。苦労の末、ドクターを見つけ出し、臓器を買う手はずを整えるが… という展開で、結末はなんとも皮肉だ。

 なんとしても娘を救いたい両親の気持ちはよくわかる。でも、臓器を買うということは、提供する人がいるということ。ほしいからすぐにって訳にはいかない。父親と母親、それぞれの気持ちがわかるだけにつらい結末だ。

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2015年12月28日 (月)

[映] 天才スピヴェット

 フランス、カナダ製作ということで、実はあまり期待していなかったのだが、「アメリ」の監督ということで独特の映像がとてもよかった。

The_young_and_prodigious_ts_spivet
 モンタナ州の牧場に生まれ育った10歳の少年T.S.。牧場を営む父、昆虫学者の母、思春期の姉、そして双子の弟レイトンと、大自然に囲まれて暮らしていた彼は、研究好き。毎日、周りの様々なものを研究してのびのびと暮らしていたが、あるとき弟を事故で失う。
 そんなある日、T.S.にスミソニアン博物館から電話が。彼の発明が、ベアード賞を受賞したので授賞式に来てほしいという。一度は断ったものの、授賞式に出席するため、ワシントンDCを目指して旅立つ。

 T.S.役にカイル・キャトレット(フォロイングのジョーイ)。母役にヘレナ・ボナム・カーター。父役にカラム・キース・レニー(バトルスター・ギャラクティカのレオーベン)。スミソニアン博物館の副館長ジブセン役にジュディ・デイヴィス。

 T.S.は天才だ。だが、彼の住む田舎では、誰もそのことに気づいていない。母は昆虫学者らしいが、父は牧場を営む男。科学とは無縁だ。姉は少し歳が離れているようなので、T.S.の一番の親友は双子の弟レイトン。いつも一緒に遊んでいた二人だが、事故で亡くなってしまう。それ以来、孤独を感じていたらしい。その辺はさらりと触れるのみなのだが、重要なカギだと言うことがあとでわかる。

 誰にも相談せず、一人でワシントンDC行きを決行したT.S.。10歳の少年が、誰にも相談せずに一人で遠出ってちょっと普通では考えられないけれど、強い意志で計画したことらしい。とても子供とは思えない頭脳と行動力だが、後に明かされる心の内はまだまだ少年だ。

 ちょっと変わった一家、その中でひときわ個性的な少年T.S.。彼の冒険と心の内がコミカルに、ほのぼのと、そしてちょっと切なく描かれている。

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2015年12月27日 (日)

[映] 嗤う分身

 タイトルの読み方がわからなかったのだが、「嗤う」=わらう。「笑う」との違いは、愉快なのは笑い、「嗤う」はあざ笑うわらいとのこと。なるほど。原題は"The Double"。ドストエフスキーの小説「分身」の映画化ということらしい。

The_double
 内気な青年サイモンは、勤続7年にもなるのに存在感ゼロ。コピー係のハナに密かに憧れるが、言い出せず。そんなある日、サイモンとうり二つの青年ジェームズが入社。見た目はそっくりだが、性格は正反対のジェームズは、要領がよく、たちまち社内の人気者に。ジェームズと親しくなったサイモンだが、彼に利用されているとわかり…

 サイモンとジェームズ役にジェシー・アイゼンバーグ。ハナ役にミア・ワシコウスカ。上司のパパドプロス役にウォーレス・ショーン。その娘メラニー役にヤスミン・ペイジ。上司ハリス役にノア・テイラー。通称将軍のボス役にジェームズ・フォックス。サイモンの母役にフィリス・サマーヴィル(キャシーのビッグCのマーリーン)。

 内気なサイモンはサイモン・ジェームズ。要領のいい青年ジェームズはジェームズ・サイモン。つまりは同じ人物ということなのか。

 あまりに正反対の2人だが、途中まではうまく役割分担していたように思う。内気なサイモンから見れば、何でも要領よくやるジェームズはあこがれの存在。だが、そこにハナが関わったことでサイモンがジェームズに嫉妬し始め… という展開。最後はちょっとどういうことなのかよくわからなかったが、2人が同一人物だとすれば、精神を病んで自分自身に嫉妬ということなのか。

 ちょっと態度がでかいジェームズと、ちょっとおどおどしているサイモン。ジェシー・アイゼンバーグが一人二役なのだが、服装も髪型もほぼ同じで、特別表情が違うわけでもなく、区別が難しい。

 小説を読んでいればもう少し楽しめたのか? 日本の昭和歌謡が何曲か挿入曲として使われていたのが面白かった。(坂本九の「上を向いて歩こう」、ブルーコメッツの「ブルー・シャトー」ほか) 確かに雰囲気は合ってると思うが、それだけ? 何か意味があるのだろうか??

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2015年12月26日 (土)

[映] エクソダス: 神と王

 モーゼの十戒。壮大。長いが見応えある。

Exodus_gods_and_kings
 古代エジプト。セティ王の息子ラムセスと、兄弟同然に育った養子モーゼ。立派な青年に成長した彼は、王からも信頼されていた。奴隷として働くヘブライ人の様子を視察に行ったモーゼは、そこでヌンという男から、モーゼがヘブライ人であるという話を聞かされる。
 セティ王が亡くなり、即位したラムセスは、モーゼの噂を聞き、彼を国外に追放。モーゼは放浪の末、ある村にたどり着き、家庭を持つが、彼の前に神が現れ…

 モーゼ役にクリスチャン・ベール。ラムセス役にジョエル・エドガートン。セティ王役にジョン・タトゥーロ。モーゼの仲間になるジョシュア役にアーロン・ポール(ブレイキング・バッドのジェシー)。セティの妻役にシガニー・ウィーヴァー。ヌン役にベン・キングズレー。巫女役にインディラ・ヴァルマ(ROMEのニオベなど)。

 ストーリー展開はだいたいわかっているのだが、やっぱり壮大。立派に成長したモーゼとは対照的に、甘やかされておバカに育ったラムセス。それでも、兄弟同然ということで、モーゼに情があり苦悩するラムセスだが、巫女から聞いた、「この戦で自分を救った者が民を率いる」という占いが頭から離れない彼は、いつか自分が蹴落とされると考えている。つまりは信じていないということだろう。

 追放されたモーゼは苦難を乗り越え、自分の本当の同胞であるヘブライ人を救うために立ち上がる。

 占い師の言うことは信じないのに、神のお告げは信じるんだ、って感じもあるが… クリスチャン・ベール格好いいから、まぁいいか。

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[映] タイム・チェイサー

 こちらもタイムトリップもの。やっぱり邦題がなぁ。原題は"I'll Follow You Down"。突然失踪した父を探す青年の物語。

Ill_follow_you_down
 物理学者ガブリエルは、学会へ出席するために出かけるが、そのまま失踪。残された妻マリカと幼い息子エロルは、マリカの父サルと共にガブリエルを探すが、見つからないまま12年の歳月が過ぎる。
 大学生になったエロルは、物理学分野で天才的能力を発揮。それを知ったサルは、研究の手助けを頼む。それは、ガブリエル失踪にかかわるものだった…

 ガブリエル役にルーファス・シーウェル。マリカ役にジリアン・アンダーソン(Xファイルのスカリー、The Fallのステラ・ギブソンなど)。青年になったエロル役にハーレイ・ジョエル・オスメント。サル役にヴィクター・ガーバー(エイリアスのジャック・ブリストウ、イーライ・ストーンのジョーダン・ウェザースビーなど)。

 物理学者であるガブリエルは、出張先で失踪。全く行方がわからないまま12年が過ぎるが、数学の教授?であるサルは、ガブリエルが残した手がかりを調査し、彼がタイムトラベルに成功したらしいこと、行った先が1946年らしいことを突き止める。それを聞いたエロルは、当時の新聞を調べた結果、その時代に行った父は何者かい襲われて殺されたらしいことを突き止める。

 ガブリエルが失踪してから、失意のマリカは情緒不安定になり、暗い少年時代を過ごしたエロル。父が失踪しなければ、もっと楽しい12年が過ごせたはずと考えた彼は、父を失わなくて済むために行動を起こす。

 タイムパラドクス。過去を変えることで現在が変わってしまう。どういう形で変えるのが一番いいのか、考え抜いたエロルの行動が悲しい。他に方法はなかったのか。つらい現実を、すべて父の失踪が原因だと決めつけているようなのも気になる。気持ちはわかるが、それだけが原因ではない気がするのだ。それに、家族に何も言わないで密かにタイムトラベルってのもねぇ。

 大人になったハーレイくん、先日テレビに出ていたのを見たので知ってはいたが… ガブリエルとマリカからこの子は生まれないぞとまたツッコミ。優しそうな、誠実そうな青年だけどね。

 お話としては面白いけど、いろいろ突っ込んでしまった。

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2015年12月25日 (金)

[映] タイムシャッフル

 邦題の意味がよくわからないなぁ。原題は"Time Lapse"。今はやりのタイムラプスとは、意味合いがちょっと違う。

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 画家を目指すフィンとその恋人キャリーは、友人ジャスパーと共に共同生活していた。アパートの管理人をしている彼らは、ある日、向かいに住む老人宅に新聞がたまっていることに気づく。何かあったのではと様子を見に行くと、固定された大きなカメラと、大量のポラロイド写真を見つける。写っているのはどれも彼らの住む部屋。カメラは定期的に撮影を続けているが、最後の一枚が、まだ起こっていない明日の写真であることに気づき…

 キャリー役にダニエル・パナベカー(シャークのジュリーなど)。フィン役にマット・オリアリー。ジャスパー役にジョージ・フィン。ほぼこの3人で、撮影されている部屋のみ。3人の友人ビッグ・ジョー役にアミン・ジョセフ。向かいに住む老人ベゼリデス役にジョン・リス=デイヴィス。写真でのみ登場。ドッグレースの胴元アイヴァン役にジェイソン・スピサック。

 途中まではすごく面白い。向かいに住む老人が、彼らの部屋を定期的に撮影していたことがわかり、しかもそれが1日先の未来を写していたということから、平穏な生活を送っていた若者3人が次第に壊れていく様子が描かれている。

 向かいの老人はどうやら科学者だったようで、なにやらすごい装置を発明したようではあるが、その辺の詳しい説明は全くない。しかも、デジカメではなくてポラロイドというのがいかにもアメリカ。(アメリカ人ってポラロイド好きよね) 何日も前から撮影されていたことに気づいて気味悪くなりながらも、未来が写るということで、悪用しようと考えた彼ら。当の老人はすでに亡くなっていることがわかるが、通報してしまうとカメラのこともバレてしまうので、しばらく黙っていようという、ありがちな展開だ。

 ドッグレースにハマっているジャスパーは、レース結果を紙に書いて写真に写り、儲ける。これ、普通の発想。だがそういう悪いことは続かないよね。いろいろなことが起こり、彼らは崩壊していく。

 なかなかスリリングなのだが、どうも最後の方、ちょっとやっつけ仕事のような気がして残念だ。もうちょっとツメてほしかったな。

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2015年12月24日 (木)

[映] ミリオンダラー・アーム

 実話に基づいたお話らしい。崖っぷちのスポーツエージェントが、思いつきでインドの青年をメジャーリーガーにしようと奮闘するお話。

Million_dollar_arm
 スポーツエージェントのJBは、豪邸に暮らす独身貴族。だが実は、アテにしていたクライアントをライバル事務所に奪われ、経営の危機に。そんな時、テレビでクリケットの中継を見ていた彼は、インドのクリケット選手から、メジャーリーガーとして通用する投手を発掘できないかと思いつく。

 JB役にジョン・ハム(「MAD MEN」のドン・ドレイパー)。彼の相棒アッシュ役にアーシフ・マンドヴィ(「The Brink」のラフィーク)。インドで発掘された青年リンク役にスラージ・シャルマ(映画「ライフ・オブ・パイ」のパイ青年、「HOMELAND4」のアーヤン)、ディネシュ役にマドゥル・ミッタル。彼らのトレイナー、トム役にビル・パクストン。彼らをスカウトしたレイ役にアラン・アーキン。JBの貸す家に住んでいるブレンダ役にレイク・ベル。

 貧しい地区に住むインドの青年が、アメリカのメジャーリーガーになるというサクセスストーリーかと思ったが、ちょっと違う。

 彼らは実際に、JBの思いつきで始めた「ミリオンダラー・アーム」という、才能ある選手発掘のための企画にチャレンジして選ばれ、アメリカでの生活が始まる。だが、独身貴族であるJBにとって、青年とは言え、子供たちを預かって育てるという感覚はまるでない。彼にとっては、才能ある人材を探し出し、メジャーリーガーとして売り出すという仕事であり、金銭苦を脱出するための手段でしかない。夢と不安をかかえてアメリカにやってきた青年たちは、そんな彼の態度に戸惑う。

 おそらく一生、村を出ることはないと思っていた青年たち。そんな彼らが村を出て、遠くの異国へ行くことになり、不安を隠せない親たち。リンクの母親の気持ちは痛いほどわかる。ずっとそばにいてくれると思っていた息子を手放すシーンは泣ける。

 異国で全く勝手がわからないインドの青年たちと、彼らの扱い方がわからない自己中なおじさん。そんな彼らをつないだのは、彼らを近くで見ていたブレンダだ。彼らが次第に本当の家族のようになっていくあたり、心地よい。

 もう一つ、全くやる気がない感じのスカウト、レイ役のアラン・アーキンがいい。始終寝ていて(そんなに眠れるものか??)、彼らが投げる姿を見もしないのだが、見込みのある場合は音で気づくという達人ぶり。全然まわりの人のことを考えていないようで、実はよく観察して、必要な時に手をさしのべてくれるあたり、デキた人だ。

 心温まるストーリー。いろいろ問題があったあとの、すべて丸く収まる感じが、丁寧に描かれていてとてもよかった。さすがディズニー。

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2015年12月23日 (水)

[映] プリデスティネーション

 何系の話なのか全く想像がつかなかったのだが、なんとも不思議な物語。タイトルの"Predestination"というのは「宿命」の意味で、なるほど。

Predestination
 仕掛けられた爆弾を処理しようとする男。だが、何者かに邪魔され、処理には成功したものの、顔に大やけどを負ってしまう。その後、長い時間をかけて治療、顔を取り戻した男は、次なる任務へ。 
 1970年、ニューヨークのバーにやってきた青年ジョン。バーテンダーを相手に、自分の身の上話を語り始めるが、彼はかつて女性だったという…

 バーテンダー役にイーサン・ホーク。ジョン役にサラ・スヌーク。ほぼこの2人の物語だ。

 冒頭のシーンから、どうやらこの男はタイムトラベルができるらしいとわかる。時空を超えて、爆弾魔を追っているらしい。だが70年にはバーテンとして働いている彼のところへ、客として青年ジョンがやってくる。ジョンは、自分の過去について語りはじめるのだが、ここからもうすでに不思議な世界に。

 だが、彼の過去と、このタイムトラベルできるらしいバーテンの話と、どう絡むのか全くわからず、それでも話に引き込まれて食い入るように見ていたら、驚きの展開&結末。もうこれは説明なしにとにかく見てほしい。

 不思議な運命を背負った人物の物語。ポスターの「時空へ逃げても追い詰める」ってちょっとズレてる気がする。

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2015年12月21日 (月)

[映] チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密

 詐欺師でもある美術商が、名画の行方を追うMI5の捜査に協力するというストーリー。それだけ聞くと、「ホワイトカラー」のニールのようだが、こちらは英国紳士ながらちょっとずっこけた男。

Mortdecai
 イギリスの美術商モルデカイは、詐欺まがいの取引もあり、裏社会の事情通でもあった。盗まれたゴヤの名画の行方を追っていたMI5のマートランドは、旧友でもあるモルデカイに調査を依頼。だが、裏社会では、モルデカイが名画の行方を知っていると考え、彼を拉致する…

 モルデカイ役にジョニー・デップ。妻ジョアンナ役にグウィネス・パルトロウ。マートランド役にユアン・マクレガー。モルデカイの用心簿ジョック役にポール・ベタニー。名画を狙う富豪クランプ役にジェフ・ゴールドブラム。その娘ジョージーナ役にオリヴィア・マン(ニュースルームのスローン)。

 チョビひげがトレードマークのモルデカイ。美術商としての見る目は確かなようだが、偽物を平気で売りつけたりするあたり、美術商というよりは詐欺師に近いのか。イギリスの古い屋敷に住んでいるが、借金がかさんですべて失う寸前。そんなところへきての、MI5からの依頼。名画の行方を追うが、裏社会の事情通からは、彼が行方を知っていると思われて拉致され拷問されたりと、かなり危ない目にあう。

 そんな彼を常に守っているのがジョック。なぜそこまで彼を命がけで守るのかは不明だが、とにかく身を挺して、ひたすら彼を守る。

 そんな様子がコミカルに描かれている。チョビひげが大嫌いな妻ジョアンナは、彼とキスするたびにオエッとえずく。それを見てつられてえずくモルデカイ。なら剃ればいいのに… ジョアンナに気があるマートランドは、隙あらば…と彼女を狙うが、なんだかんだ言って2人はらぶらぶらしい。

 彼らのドタバタはなかなか面白いが、少々テンポが遅いか。ジョニー・デップが英国紳士というのもなんだか妙(アメリカを植民地と言ったり、ロスを低俗だと言ったり)。もうちょっとノリがよければもっと楽しめたかな。

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2015年12月20日 (日)

中学校でミニコンサート

 森うたリーダーの歌い手さんから、学校の授業でみんなで英語の歌を歌うので、演奏に来ないかと言うお誘いを受けた。実は歌い手さん、中学校の英語の先生で、授業の1コマを「英語の歌を歌う会」にあてたいと校長に申請したら、OKが出たらしい。我ら「森うた音楽隊」のピアニスト、ギタリストと共に私もウクレレで参加することになった。

 12月の中旬にその日は決まった。当初の予定では、授業中にお邪魔するという話だったのだが、教室だとうるさくて他のクラスの邪魔になると言うことで、音楽室かどこか、別室でやろうということに。2クラス、2コマあるので、2回。

 直前になって、他の英語の先生が担当しているクラスも参加したいということになり、1コマに3クラス参加→ちょっと大きなお部屋に変更。授業にちょっと参加のつもりが、ミニコンサートな感じに。それなら、ちゃんとした機材を使わないと聞こえないかもと、音響装置を持参するというギタリスト。

 そして当日。早朝から準備してくれたギタリストと共にリハーサルしばし。直前になって、他の授業のクラスも参加希望があったらしく、2回のコンサートはどちらも生徒100人+先生数人に。

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 英語の歌と、日本語の歌、全8曲。ノリノリの中学生たちは、時に声援を飛ばし、時に一緒に歌い、手拍子をしたり振りをつけたりと、楽しそう。リーダーはとっても人気者の先生らしく、あちこちから男子生徒の「○○子ーっ!!」と言う野太い声が飛ぶ。

 アンコールにと取っておいた曲を歌ってもまだ時間が少し余り、2回目のアンコールは一度演奏した曲だったが、大盛況で終わった。

 なんだかいろいろミスはした気がするが、楽しくてあっという間の2時間だった。元気な中学生からパワーをもらい、音楽に癒された半日。全く疲れを感じないまま帰宅したが、こたつに入った直後爆睡… やっぱ疲れてたのね…

 

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久々の 蕎麦屋「八兵衛」

 午後から用事がある夫。ちょうど八兵衛の近くと言うことで、久々にそこでお昼を食べることに。前回、あまりの混雑で断念したので、今回はちょっと早めに出発。

 結局、休日と言うこともありかなり渋滞していて、11:45ごろ到着。だがすでに満席な上に7~8組の待ち人。でもまぁ、時間もあるしと、名前を書いて待つこと40分。カウンター席に案内された。

151220_125940           中の待合室からは、店のご主人が蕎麦をうっている姿が見られる

151220_123122                カウンター席、目の前は中庭、その向こうでは
                      大勢のスタッフが忙しく働いている

 蕎麦は冷たいのを注文するのが常なのだが、寒いということもあり、温かい蕎麦を試してみることに。下の子オススメの鴨南に初挑戦。

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 身の締まった鴨が5切れ、こんがり焼き色のついたネギが5切れ、さらにトッピングのネギ。レンゲで汁をすくって飲むと、なんとも深い味わい。普通の蕎麦のタレとはまた違った、色は薄いが奥深い味わいが口に広がる。

 こりゃもう、絶品。下の子は、この店で初めて鴨南を食べてから、すっかり鴨南フリークになってしまったのだが、納得だ。隣の席の兄ちゃんたち、「『肉うどん』うまそうだなぁ」とか言ってたので、思わず「ここ来たら蕎麦食べなきゃダメよ!!」って言いそうに。ちゃんと蕎麦に落ち着いていたので、よしよし。

 結構待ったし、いいお値段ではあるが、それだけの価値はある。今度また下の子を連れてきてあげよう。

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2015年12月14日 (月)

[ド] 12モンキーズ

 スターチャンネルで始まったドラマ。95年の同名映画のドラマ版だ。大筋の設定は同じようだが、もっと詳しく描かれているらしい。

12monkeys
 謎のウィルスによって、人類の99%が死滅した2043年。生き残った人々は、食料を奪い合い、世界は荒廃。地球を救うには、過去にタイムトラベルしてウィルスの発生を阻止するしかないと考えたジョーンズ博士は、タイムマシンを開発。その任務に選ばれたコールは、2013年に旅立つが…

 コール役にアーロン・スタンフォード(ドラマ版新ニキータのバーコフ)。コールが頼ったドクター、カサンドラ・ライリー役にアマンダ・シュル(SUITSのカトリーナ)。ウィルス拡散の鍵を握る男リーランド・ゴインズ役にジェリコ・イヴァネク(OZのデヴリン、ダメージのフィスクなど)。その娘ジェニファー役にエミリー・ハンプシャー。ジョーンズ博士役にバルバラ・スコヴァ。その助手(?)役にカーク・アセヴェド(OZのアルヴァレス)。カサンドラの元彼アーロン役にノア・ビーン(ダメージのデヴィッド)。

 お猿のイメージ画像は、映画とはまた別なのね。ちょっと怖い画像だ。元作品の詳しい内容を忘れてしまったのだが、ちょうどスターチャンネルで放送するようなので、確認しておきたい。

 コールはある使命を持って2013年にやってくるが、拉致されたカサンドラは、何のことかわからず、パニックに。当然か。だが、2年後にまた来ると言い残して消えたコールを目の当たりにして、彼の言っていたことが正しいのではと気づいたカサンドラ。2年後再会した2人は、鍵を握ると思われる男ゴインズを捜し当て、殺害するが、解決せず。

 さらに、ゴインズが死ぬ前に、「28年前にコールに会っている」と話したこと(だがコールはまだ28年前のゴインズには会っていない)、12モンキーズがなんちゃらと言っていたことなど、謎は広がる。いったん、自分の時代に戻ったコールは、12モンキーズについて調べて出直すのだろう。果たして、ウィルス蔓延の原因はどこにあるのか。12モンキーズとは何なのか。

 シーズン1は全13話。シーズン2も13話製作の予定。映画同様ミステリアスな雰囲気だが、どんな展開を見せるのか。楽しみだ。

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法事 in 福島

 義父に続いて義母が亡くなった。義母の四十九日を12月にすることになったが、もうすぐ義父の命日でもあり、福島までの移動を考えると、一緒にできないもんかとお寺さんに相談。普通は、四十九日は他の法要とは一緒にはやらないそうなのだが、遠方ということで無理を言って一緒にやってもらえることになった。

 急な葬儀が入ることもあるからということで、法要は午後3時からになった。当日の朝出ても充分間に合ったのだが、せっかくなので前日入りすることに。次にいつ行かれるかわからないしね。

★法要前日★

 前日の朝出発。途中、東京駅でお昼を調達し、東北新幹線で福島へ。いつものRF1にしようか、パンでも買うか、迷ったあげく、ディーン&デルーカを覗いてみることに。少々お高いのだが、ここの料理はボリュームがあってどれもおいしい。ものすごく迷った挙げ句、ブリーチーズの入ったバゲットサンド、トムヤムクンサラダ、クリームパスタを購入。

Img_3395             実はだいぶ食べた後なのだが… 半分でも10cmくらいあり
                     パンも具もずっしりなので食べ応え充分


 まずはブリーチーズのバゲットサンドをいただく。夫と半分ずつ食べたのだが、衝撃のおいしさ。バゲットはかなりの堅さだが、ブリーチーズとハムがたっぷり、マスタードもきいていて本当においしい。半分ずつだったがこれだけで結構お腹がいっぱいに。

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 サラダも、見た目以上に分量があり、うまい。パスタもチキンがゴロゴロ入っていてクリーム濃厚。かなり満腹で少々食べ過ぎか…

 福島に到着し、甥っ子の娘たちにお土産の本を物色。荷物もあるのでタクシーで宿泊先へ。前回にランチをいただいたレストランの入っている、杉妻会館だ。ここのお料理がとてもよかった(おいしい上に安い)ので、法要の後のお食事をこちらにお願いした。宿泊施設もあるということがわかり、こちらに泊まることに。朝晩の食事付きで驚きの金額だった。

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 我らは2泊、翌日来る予定の子供たち1泊で予約。なぜか我らを和室で予約した夫。だがよくよく表示を見ると、和室にはバストイレがついていないらしい… 風呂はともかく、トイレが部屋にないとちょっと不便じゃ?? と、急遽洋室に変更してもらうことにしたが、2泊目は空いていないとのことで、1日目のみに。まぁしょうがないか。

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 ビジネスホテルよりは幾分広めの洋室。かなり古い建物らしく、年季が入った感じはあるが、全く問題ない。なんたって安いんだもの。

 特にすることもなく、部屋でのんびりした後、早めに浴室へ。部屋で入ってもよかったのだが、せっかくなので大きなお風呂も入ってみたいと思ったのだが…

Img_3421                     まだ湯を張る前 単なる浴槽

 どうやら沸かすのではなく、熱湯を入れるだけらしく、17:30に熱めのお湯を張ってくれた後は、自然に冷めていく感じ… 17:30に一番乗りしたら、あまりの熱さに入れず。水を足そうかとも考えたが、この湯量で温度が下がるまでとなると大量の水が必要だし、いったん冷ましてしまったら後は温度が下がるのみなので、後の人のことを考えるとこんな時間に安易に下げない方がいいのか?と迷った結果、水を足した近辺に少しだけ入って脱出。3秒ほどか。でも他に人も入ってこなかったので、気兼ねなく入れた。

 夕食は、3種類の中から選べるようになっていた。事前にお願いしたのは、塩麹唐揚げ定食。レストランには宴会?をしている先客あり。クリスマスツリーが飾られていた。ランプをつけてちょっと素敵な雰囲気に。

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 唐揚げが5つもついていてビックリ。ご飯減らしてもらえばよかったー。唐揚げ自体には下味程度の味しかなく、塩麹を混ぜた大根おろしと一緒に食べるスタイル。なかなか面白い。唐揚げはサクサクジューシーで、塩麹大根おろしでさっぱり。ご飯は残したが、なんとか食べきった。

 何もしてないのに疲れ果て、早々に就寝… のはずが、夫が一晩中ものすごいいびきをかいていて、ほとんど眠れず…

★ 法要 ★

 翌朝、天候にも恵まれ、阿武隈川にかかる橋が朝日に映えて綺麗。

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Img_3465_640x480                お庭も綺麗で、紅葉にはちょっと遅かったが、
                         散ったもみじも綺麗だった


 朝食は、テーブルにセッティングされており、ご飯と味噌汁を自分でよそうスタイル。

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 魚と明太子、ベーコンエッグにサラダ、煮物、おひたし、漬け物、納豆と盛りだくさん。朝からいろいろ食べられてうれしい。味噌汁はシジミ入り。コーヒーマシーンもあり、夫は食後のコーヒーも楽しんでいた。

 昼前に出発、昼食を食べてからレンタカーを借りて、あとからやってくる子供たちを乗せてお寺さんへ行く予定。さて昼をどこで食べよう?? レンタカーは駅の近くなので、あまり駅から離れたくない。寒いし。夜の食事もあるので、軽くでいいねと、駅ビルの中にある蕎麦屋へ。

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 歩き回って暑くなったこともあり、冷たい天おろし系を探すが見当たらず。どうやら「ぶっかけそば」というのがそれらしいとわかりオーダー。この時期、冷たい蕎麦を頼む人はあまりいないようで、店員さんに「これ、冷たい蕎麦ですけど?」と、三回も念押しされた。

 店舗には立ち食いコーナーも併設されているので、全く期待していなかったのだが… これまた衝撃のうまさ!! 汁はかなり少なめだが鰹だしがしっかりと利いていて美味。蕎麦も本当においしかった。よくよく見ると、カウンター席の壁に、有名人?のサインが多数飾ってある。立ち食いもこのクォリティならすごいと思う。隣の席の兄ちゃん、カレーうどんとか食ってる場合じゃないよ!! 蕎麦食べなきゃ!!

 新幹線でやってきた子供たちと一緒に、レンタカーでお寺さんへ。予想通り?お葬式が入ったようで、駐車場は大混雑。お墓に先にお参りして時間をつぶす。お葬式も一段落したあたりで中で待たせてもらうことしばし。

 例のイケメン住職と、一応引退されたお父様、2人でお経を読んでくださった。その後、お墓にお花を供えて解散。

 杉妻会館でのお食事。一番小さなお部屋らしいが、我らの人数にはかなり広いお部屋にお料理が準備されていた。

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Img_3551_640x480                   福島牛の朴葉焼き 柔らかくて美味

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Img_3555_640x480                  この辺でかなりお腹がいっぱいに…

Img_3556_640x480                   この蕎麦もとてもうまかった!

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 前菜はカモ、ごま豆腐、山菜。豚しゃぶサラダ、刺身、茶碗蒸し、福島牛の朴葉焼き。すぐにぶりの照り焼きがやってきた。その後、煮物、天ぷら、カキのお吸い物、シメに冷たい蕎麦が、次々と運ばれてくる。熱いものは熱く、冷たいものは冷たくの心遣い。デザートにメロン。どれも上品なお味で大満足。

 お食事の後、甥っ子たちは帰路へ。我らはそのままお部屋へ。結局、子供たちが洋室、我らが和室に。トイレがないとなーと、部屋を見ていたら、トイレ発見。あるじゃーん!! お風呂はどうせ共用の浴場へ行くし、これなら全く問題ないね。しかも結構見晴らしのいいお部屋。広い窓からは、阿武隈川が一望だ。

 さっさとお風呂を済ませ(この日は時間がよかったのか、ちょっと熱めだったがなんとか湯船に浸かれた)、部屋でジュースを飲みながらポテチを食べていると、下の子がやってきた。しばし歓談。

 疲れたので早めに就寝。さすがによく眠れた。

★ 翌日 ★

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 翌朝、向かいの部屋の子供たちが起きていることを確認し、レストランへ。朝食は、ちゃんと同じテーブルにセッティングしてくれていた。

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 前日の朝食と比べるとちょっと質素か。それでも、魚、ハムサラダ、卵焼き、漬け物、切り干し大根、そして湯豆腐。朝から湯豆腐とは、なんとも贅沢。

 たらふく朝食をいただいた後、のんびり支度してチェックアウト。福島駅へ。子供たちは昼食を購入して乗り込む。我らは東京駅で調達しようと我慢。東京駅では、再びディーン&デルーカへ。あのバゲット(量が多いので、半分をさらに半分に切ってもらった)と、気になっていたサンドウィッチを購入。

Img_3596_640x480             サンドは、これで1つ 夫と半分ずつでもかなりのボリューム

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 バゲットは、半分の半分でも充分堪能。そして具だくさんのサンドは、サーモンとクリームチーズ。本当に具だくさんで、大満足。

 またまたたくさん食べた。福島にはおいしいものがたくさんある。疎遠だった親戚とも楽しいおいしいひとときが過ごせた。甥っ子たちは、次はいつですか~?と、また会える日を楽しみにしてくれているが… 福島までって、結構旅費がかかるのよね…

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2015年12月 7日 (月)

[映] スパイ・レジェンド

 ピアース・ブロスナン久々のアクション。やっぱ彼はこうでなくちゃね。原題は"The November Man"。

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 元CIAエージェント、デヴェローは、ある事件がきっかけで引退。だが元同僚から、かつての仲間が次々と抹殺されていることを聞かされる。さらに、ロシアの大物フェデロフの元で働いている元妻が、情報を持って脱出を考えていること、その際にはデヴェローに迎えに来るよう指示していることを知り、救出に向かうが、脱出途中で殺害されてしまう。しかも狙撃したのがCIAとわかり…

 デヴェロー役にピアース・ブロスナン。かつて彼の部下で相棒だったメイソン役にルーク・ブレイシー。この件の重要な鍵を握る女性アリス役にオルガ・キュリレンコ。デヴェローの元上司ハンリー役にビル・スミトロヴィッチ(The Eventの副大統領など)。CIA局員セリア役にカテリーナ・スコーソン(グレイズ・アナトミー、プライベート・プラクティスのアメリア)。CIAの支部長?役にウィル・パットン(フォーリング・スカイズのウィーバーなど)。

 前半、ストーリーが少しわかりにくいが、要するにCIAがロシアの次期大統領になりそうな男を操っていたという設定で、元エージェントであるデヴェローが、かつての相棒で、教え子でもあるメイソンと闘うハメになるという物語。

 ピアース・ブロスナンはこういう格好いい役が似合う。抜け目ないエージェントを好演。キレキレのアクションも健在だ。ストーリーが少々浅い感じもするが、面白かったのでヨシとする。

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2015年12月 6日 (日)

[ド] ゴールデン・ボーイ NYPDルーキー捜査官

 AXNで始まったドラマ。異例のスピードで昇進し、34歳でNY市警本部長となった男の物語。

Goldenboy
 34歳でNY市警本部長となった男、ウォルター・クラーク。ニューヨーク市警の歴史上最速スピード出世ということもあり、取材を受けるウォルター。彼が歩んだ道のりについて語り始めた…
 7年前、制服警官だったウォルターは、強盗事件の現場で銃撃を受けながらも、人質を救出し、犯人を逮捕。その功績が認められ、制服警官3年というキャリアで刑事に昇進したウォルター。殺人課への配属を希望する。
 殺人課へ転属したウォルターは、No.1刑事アロヨではなく、定年間近のオーウェンと組むことに。そのことに不満を持ったウォルターだったが…

 ウォルター役にテオ・ジェームズ(ダウントン・アビー シーズン1#3でメアリーと関係を持ち腹上死しちゃった彼ね~)。ウォルターの相棒となるオーウェン刑事役にチャイ・マクブライド(ボストン・パブリックのハーパー校長、プッシング・デイジーのエマーソン・コッドなど)。アロヨ刑事役にケヴィン・アレハンドロ(サウスランドのモレッタ刑事など)。その相棒マッケンジー役にボニー・サマーヴィル。インタビュアー役にリチャード・カインド(スピン・シティのポールなど)。

 ウォルターは頭がいい。勘もいいし回転が速い。苦労しているようで、観察力も鋭い。刑事へのスピード出世もわかる。意気揚々と殺人課へ。ヒーロー的な刑事アロヨと一緒に働けると思いきや、彼のパートナーはあまりパッとしない年配刑事オーウェン。

 オーウェンは誠実でまじめな刑事だ。そのため、検挙率はアロヨに及ばないものの、不正はしない。

 それに対してアロヨはかなりずる賢い。こそくな手段もいとわない上に、仲間をも陥れる卑劣な男だ。そのことに気づいたウォルターは、反発しながらもオーウェンにいろいろ教わる。オーウェンはいい教官といえよう。

 そしてどうやらアロヨとオーウェンには、過去に何かあったらしく、犬猿の仲。#2ではウォルターたちを陥れるために姑息な手段をとったアロヨ。果たして彼らの対決はいかに??

 とはいえ、7年後にはウォルターは本部長になっていて、物語は彼が過去を振り返る形で描かれている。

 とても人間関係が興味深い刑事ドラマだと思ったのだが、残念なことにシーズン1の13話で打ち切りらしい。話はちゃんと決着つくのかな?

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2015年12月 5日 (土)

[映] バトルスター・ギャラクティカ Blood & Chrome

 ドラマ「バトルスター・ギャラクティカ」のスピンオフのTVムービー。一応映画に分類してみたが、ちょっと長いドラマという感じか。ギャラクティカを見ていた方がより楽しめるとは思うが、全く知らなくても話はわかると思う。

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 12のコロニーに分かれて繁栄していた人類は、自らの生活を豊かにするため、人工知能を備えたロボット、サイロンを開発し、便利に使っていた。だがサイロンが反乱を起こし、戦争が勃発。
 サイロン戦争が始まって10年後、若く野心に燃える青年アダマは、士官学校をトップの成績で卒業し、戦艦ギャラクティカに乗艦。戦闘機バイパーでの任務を夢見ていたアダマだったが、輸送機ラプターの操縦士に配属されてしまう。そこでの初任務は、ある人物を送り届けるというものだったが、実は重大な任務だった…

 若きアダマ役にルーク・パスクァリーノ(ボルジア家のパオロ)。アダマよりベテランだが副操縦士コーカー役にベン・コットン。ソフトエンジニアのベッカ・ケリー役にリリー・ボーダン。

 若き日のアダマというのはとても興味深い。ギャラクティカを見ていた人ならわかると思うが、アダマ艦長は貫禄があり、器の大きい立派な艦長だ。彼の決断は常に正しいと思えるし、部下からは絶大な信頼を得ている。そんな人にも若い頃はある。
 青年アダマは、スタートレックのカーク船長のように、少々無鉄砲で傲慢なところのある青年だったようだ。それに見合う才能もあり、努力もしているとは思うが、謙虚さはなく、生意気な青年だ。闘う気満々で士官学校を卒業し、ギャラクティカにやってくる。当然のようにバイパーで飛び回るつもりだったようだが、意に反して配属されたのは輸送機ラプター。拍子抜けしているが、それでもその場での任務に全力を尽くそうとするあたりは、さすがアダマ。

 初の任務は物資の輸送。簡単な任務と喜ぶ相棒だが、がっかりのアダマ。だが、いざ蓋を開けてみると、運ぶのは人。しかもサイロンを設計したソフトエンジニア。これは何かありそうと思ってみていたら、案の定、最初っから大波乱。

 バトルシーンは見応えあるし、サイロン戦争のまっただ中の出来事な上に、アダマ艦長の若き日ということもあって、とても興味深く、作品としてはとてもよかった。

 だが… 激しく手ぶれ酔い。手持ちカメラ風の撮影なので、夫と共にかなり酔った。こういう撮影、本当にやめてほしい。

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[映] 007 スペクター

 ダニエル・クレイグのボンド4作目。謎の組織スペクターと闘う。

Spectre
 「死者の日」の祭りが盛り上がるメキシコシティ。ボンドは、スキアラという男を抹殺し、指輪を奪う。だが、MI6からの指令ではなかったことから、責任を問われ、停職処分に。実は今は亡き前Mからの遺言指令だった。そして今度はスキアラの葬儀に潜り込み、スキアラの所属する組織の情報を得るために、未亡人ルチアに近づくが…
 一方、MI6はMI5に吸収されることになり、00部門は廃止の危機に…

 ボンドはダニエル・クレイグ。これまでのボンドとはちょっと雰囲気が違って、ちょっと地味だが、あまりプレイボーイ感がないのがいい。スペクターのボス、フランツ・オーベルハウザー役にクリストフ・ヴァルツ。Mr.ホワイトの娘で博士のマドレーヌ役にレア・セドゥ。現在のM役にレイフ・ファインズ。スキアラの未亡人ルチア役にモニカ・ベルッチ。Q役にベン・ウィショウ。同僚?上司?タナー役にロリー・キニア(カジュアル・ベーカンシーのバリー)。前M役でジュディ・デンチ。ちょっとだけ出演。

 ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド、地味目ではあるが格好いいし、なんとなく誠実な感じがして好感度高い。役は地味だがアクションはやっぱり派手。クリストフ・ヴァルツの悪役ぶりも面白いが、ストーリーがちょっとわかりにくいか。

 前作のストーリーもかなり忘れてしまっているのでダメね。ちゃんと把握して見ないと。Mr.ホワイトってダレ?なんてようじゃいかん… 反省。

 おてんこ盛りのアクションにちょっと疲れた。

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[映] マップ・トゥ・ザ・スターズ

 ハリウッドに有名人のお宅見学にやってきた少女の物語かと思いきや、この少女ちょっと訳あり。ハリウッドセレブたちの裏の顔を描いた作品。

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 フロリダから単身やってきた少女アガサ。リムジンに乗り込み、運転手ジェロームにセレブの屋敷巡りをしてもらう。なんと、ネットでキャリー・フィッシャーと親しくなったというアガサ、キャリーのコネで、有名女優ハヴァナの個人秘書として働き始めるが…

 アガサ役にミア・ワシコウスカ。ハヴァナ役にジュリアン・ムーア。ハヴァナのセラピスト、スタッフォード役にジョン・キューザック。その妻クリスティーナ役にオリヴィア・ウィリアムズ(ドールハウスのデウィット)。彼らの息子で人気子役ベンジー役にエヴァン・バード。運転手ジェローム役にロバート・パティンソン。故人で有名女優、ハヴァナの母でもあったクラリス・タガート役にサラ・ガドン(ハッピー・タウンのジョージア)。キャリー・フィッシャーが本人役で登場。

 アガサは、顔や体に火傷の痕がある。体の傷は隠しているが、顔は隠しきれていないが、あまり気にしている様子はない。単身でLAへやってきた彼女は、スターの屋敷巡りをした後、コネを使って女優ハヴァナに近づく。一見、普通の女性だし、ハリウッドにあこがれてきたように見える。

 ハヴァナは、かつて人気女優だったようだが、今は落ち目。母クラリス・タガートの伝記映画を作ると知り、なんとしても母の役を得たい。だが、相手にされず。どうやら子供の頃、母との関係で何かあったらしく、彼女の亡霊に悩まされている。

 そんなハヴァナのセラピストがスタッフォード。とはいえ、かなり怪しげなセラピストだ。彼の息子は人気子役ベンジー。生意気なくそガキだ。

 アガサがハリウッドにやってきた目的が次第にわかってくるのだが、だが実は最後までよくわからない。華やかな世界の裏、ドロドロした部分を描いているが、アガサが何を考え、何をしたかったのかがわからなかった。


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2015年12月 3日 (木)

[映] シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

 ヴァンパイアが4人で一つの家に住んでいるという、なんともユーモラスな設定の、フェイクドキュメンタリー。ニュージーランドの作品。原題は"What We Do in the Shadows"。

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 379歳のヴァンパイア、ヴィアゴ。彼は、ニュージーランド、ウェリントンの屋敷に、862歳のヴラド、183歳のディーコン、8000歳のピーターと共に住んでいる。きっちりと目張りした屋敷で、昼間は眠り、夜になると街に繰り出す毎日。仲介役の人間の女性に頼み、人間を屋敷に招待し、血をいただくことも。ある夜、大学生ニックと彼女を招待し、彼を襲うが、ピーターがニックをヴァンパイアに変える。新参者のニックは、まだヴァンパイアの掟がよくわからず…

 ヴィアゴ役にタイカ・ワイティティ。ヴラド役にジェマイン・クレメント。ディーコン役にジョナサン・ブラフ。ピーター役に。ニック役にコリ・ゴンザレス=マクエル。

 ドキュメンタリー風なのが笑える。進行役はヴィアゴ。僕たち一緒に暮らしてます~と話は始まる。ヴラドは、串刺し公でおなじみのドラキュラ伯爵だろう。ディーコンは若いヴァンパイアということらしい。ピーターが一番の年配者だ。ほとんど棺の中で、あまり出てこない。

 夜、街をぶらぶらするが、クラブに入りたくても、どうぞと言われないと入れないというのも、ヴァンパイアあるあるで面白い。人間の協力者がいて、時々人間を紹介してもらい、屋敷に招待してみんなでいただく。この協力者の女性、いつかは自分もヴァンパイアにしてもらいたいと思っていて、そのときを心待ちにしている。老化しないで済むからだそうだ。

 彼らはヴァンパイアだが、オオカミ人間のグループもいるらしい。時々、もめたりもするあたり、トゥワイライトのようだ。

 ニックが仲間入りしたことで、彼らの生活が少し変わる。今時の青年ニックは、彼らにパソコンやネットの使い方を教えるのだ。そんな仲良く暮らしている彼らに、ちょっとした事件が起こり… と、なんだか不思議な世界が、ユーモラスに展開する。コミカルなヴァンパイアもの。

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[映] ミッキーのゲーム 世界停止へのカウントダウン

 見始めてすぐに、何かの続編だと気づいた。どうやら「アドベンチャーズ 謎の古代兵器と3つの神話」という作品の続きらしい。少年が活躍するアドベンチャーもののようだが、どう見てもお子様向け。全体的に低予算ムービーの香り。

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 世界を救う活躍をしたものの、その後は平凡な毎日を過ごしていた少年ミッキー。ある日、突然拉致されるが、連れて行かれたのは秘密基地。そこでは、優秀な少年少女が集められ、得主部隊員としての訓練を積んでいた。そこに加わるよう言われたミッキーとサリー。だが、世界征服を企む海賊が基地を襲撃。偶然その場を逃れることができたミッキーとサリーは、捕らわれた仲間を救い、世界を救うべく行動に出る。

 ミッキー役にデレク・ブランドン。祖父役にクリストファー・ロイド。教官役にティア・カレル。

 たいそうなタイトルがついているが、中身はかなりしょぼい。まぁ有能な少年少女を集めて訓練するのはわかるとしても、訓練しているのが太ったおじさんって、あり得ないだろう。さらに、戦うのが子供たちだけってのもおかしい。海賊もコメディに出てくるなんちゃって海賊な感じだし、謎の平気テスラとやらもかなり怪しげ。

 かなり低予算で作られたと思われるこの作品に、なんでクリストファー・ロイドが出ているのか。前作を見て面白いと思った方は、本作を見るのもいいかもしれないが、これだけ見ても面白さがよくわからないかも。ミッキーがどんな少年かまるでわからないし、相棒と思われる少女サリーもあまりいいところなし。

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2015年12月 2日 (水)

[映] コードネームU.N.C.L.E

 日本でも60年代に流行ったおなじみのドラマ「ナポレオン・ソロ」の映画化。とはいえ、ドラマとはまた違った雰囲気で、60年代が舞台ではあるが、とてもスタイリッシュ。原題はドラマと同じ"The Man from U.N.C.L.E."。

Themanfromuncle
 60年代前半、東西冷戦時代。CIAエージェントのナポレオン・ソロは、任務で東ドイツへ。元ドイツ軍の科学者で、アメリカに技術協力していたテラー博士が失踪したため、その娘ギャビーから居場所の手がかりをつかもうと会いに行く。だが何者かに追われ、襲撃される。なんとか逃げおおせるが、ボスから相棒だと紹介された男イリヤ・クリヤキンこそ、彼らを追ってきた男だった。核兵器開発に関わっているテラー博士を探し出すため、彼らは協力することになるが…

 懐かしいね、ナポレオン・ソロ。ソロ役にヘンリー・カヴィル(スーパーマンの彼ね)。クリヤキン役にアーミー・ハマー。ギャビー役にアリシア・ヴィカンダー。スウェーデンの女優さんらしい。CIAのボス、サンダース役にジャレッド・ハリス(MAD MENのレイン・プライス)。チームを率いるウェイヴァリー役にヒュー・グラント。

 いやはや格好いい。ソロとイリヤキン、タイプの違う2人の魅力が満載だ。

 ソロは、元軍人にして元泥棒。逮捕されるが、その腕を見込まれてCIAのエージェントとして仕事をしている。このあたりはホワイトカラーのニールみたいな感じか。プレイボーイだが、おしゃれで洗練された男。何をやってもスマート。

 それに対してイリヤキンは、つらい子供時代の影響か、少々情緒不安定。普段はクールだが、両親の悪口を言われたりすると怒りを抑えられない。ものすごい身体能力の持ち主で、怪力。こちらはKGBに所属しているが、こき使われている感じ。

 2人とも格好いいなー、どっちがタイプかな~などと考えながら鑑賞。2人の個性が時にぶつかり、時に助け合いながら任務をこなす。ヘンリー・カヴィルのクラーク・ケントを見た感じからすると、これ、2人の設定を逆にしても通用したかも。どちらもハンサムでクール。どちらもまじめくんになり得るし、プレイボーイも演じられる。

 スピーディだし痛快。イケメン俳優の競演ってこともあり、最高に楽しめた。

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2015年12月 1日 (火)

[映] ダウト・ゲーム

 地方検事が犯罪に巻き込まれるというクライムサスペンス。でもこれ、彼にも非があるぞ… 原題は"Reasonable Doubt"、「合理的な疑い」。意味があるんだから、そのまま使えばいいのに、なんでこんな邦題にしたんだろう。そういえば昔、リーズナブル・ダウトというタイトルのドラマがあったね。

Reasonable_doubt
 腕利き地方検事のミッチは、美しい妻と、生まれたばかりの娘と共に、公私ともに充実した生活を送っていた。ある日の飲み会後、車が盗まれることを恐れた彼は、自ら運転して帰ることに。だが途中で男性をはねてしまい、取り乱す。すぐに救急車を呼ぶが、飲酒運転がバレることを恐れ、その場を立ち去る。翌日、はねられた男性を車で運んでいるところを見つかった男性クリントンが、ひき逃げ犯として逮捕されたことがわかり、ミッチが担当することになるが…

 ミッチ役にドミニク・クーパー。クリントン役にサミュエル・L・ジャクソン。カノン刑事役にグロリア・ルーベン(ERのジェニー・ブレ)。ミッチの義理の兄ジミー役にライアン・ロビンズ。

 ううむ… まずミッチは今は腕利き検事だが、かつてはちょっと悪いことにも関わっていたらしい。だからなのか、飲んだ帰り、飲酒運転。検事の立場からしたら(そうでなくても)絶対にやっちゃいけないことだが、まぁいいかとやってしまうあたり、彼の性格なのか。すべての間違いはここから始まっている。

 そこでまさかの人身事故。ここで捕まったら検事としての人生終わりだ。携帯で救急車を呼ぼうとして、待ち受け画面の妻子の写真を見て思い直す。公衆電話から電話するのだ。だが見つかるわけにはいかず、その場を逃げ出す。

 そしてある男が逮捕されるのだが、この男がくせ者だった… という展開。この辺まではだいたい想像できる。だがその後の展開、ミッチがあまりにアホでどん引き。犯人の方が上手だ。

 後半のツメをもう少し練れば面白くなったんじゃないかと思うのだが… ちょっと残念。

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