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2016年2月 8日 (月)

[映] バルフィ! 人生に唄えば

 聾唖者バルフィと、2人の美女の物語。151分とかなり長いが、感動的。

Barfi
 バルフィ危篤の連絡を受けたシュルティは、彼のいる「ほほえみの家」へと向かう。彼と知り合ったのは1972年のことだった…
 1972年。結婚を3ヶ月後に控えた美女シュルティは、耳が聞こえず、口がきけない青年バルフィと偶然知り合う。楽しいひとときを過ごした2人だったが、親が決めた婚約者との結婚をやめる勇気はなかったシュルティは、彼の元を去る。
 シュルティの結婚を知ったバルフィは2人を祝福し、身を引く。その頃、幼なじみで自閉症のジルミルが施設に預けられることになり、寂しい日々を過ごしていることを知る。さらに、父が病に倒れ、医療費が必要になったバルフィはある計画を思いつくが…

 バルフィ役にランビール・カプール。シュルティ役にイリヤーナ・デクルーズ。ジルミル役にプリヤンカー・チョープラ。ダッタ警部役にサウラブ・シュクラ。

 現在から1978年に話がさかのぼり、さらに1972年にさかのぼる。話があっちゃこっちゃ行くのでちょっとわかりにくいが、最後までじっくり見るととても感動的だ。長いので途中でインターミッションが入ったり、陽気な歌がたくさん挿入されているあたり、いかにもインドの作品。

 バルフィは生まれつき耳が聞こえず、口がきけない。だがとても純真で、明るい青年だ。彼の動きはまるでチャップリンのサイレント映画を見ているようでとても楽しい。シュルティに一目惚れしたバルフィは、彼女に猛アタック。楽しいひとときを過ごすが、彼女は結婚を控えている身。やがて彼の元を去ってしまう。

 シュルティは、身分の高い出のようで、同じ身分の男性と婚約。バルフィに惹かれつつも、母に諭され、決められた結婚をするが、そのことを後々まで後悔する。

 ジルミルは自閉症だ。富豪の孫娘なのだが、両親には疎まれ、施設に預けられてしまう。その頃、バルフィの父が病に倒れ、多額の医療費が必要になり、ジルミルを誘拐して身代金を奪おうと目論むが、誘拐しようと行ってみるともうすでに誘拐されていて… という、なかなか複雑なストーリーだ。

 金持ちの男性と結婚し、何不自由ない生活をしているように見えるシュルティは、幸せではない。貧乏で障害もあるが、バルフィは幸せを感じている。幸せってなんだろうと思う。いろいろな愛の形がある。1人の男性と2人の美女の物語。三角関係なのだろうが、実にピュアなストーリーだ。

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