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2016年2月 2日 (火)

[映] 次は、心臓を狙う

 フランスで実際に起こった連続殺人事件を元に、脚色したストーリーとのこと。実話を参考にはしているが、フィクションという断り書きがあった。

La_prochaine_fois_je_viserai_le_coe
 1978年、ある冬の夜。バイクに乗っていた女性が車に追突される。銃でとどめを刺そうとするドライバーだったが、追っ手が現れ逃走。女性は一命を取り留める。このドライバーは憲兵フランク。殺人事件の捜査をする一方で、非番のたびに女性を殺害していた…

 フランク役にギヨーム・カネ。恋人ソフィー役にアナ・ジラルド。

 憲兵隊というのがよくわからないのだが、警察とは違う組織のようで、ライバル意識を持っているらしい。警察の方が上なのか、身分を偽って警官だよと言うこともあるフランク。バイクに乗っていた女性をはね、銃でとどめをさそうとするが失敗。一命を取り留めた女性に、証言を求めに憲兵として病院へ行ったりするあたり、かなり図太い神経をしているように見える。

 自分の車は持っておらず、盗んだ車を使ってヒッチハイクの女性を次々と殺害する。普通に話していたかと思うと、突然銃で殺害し、その場に遺体を捨て、車も捨てて逃げる。

 恋人もいるのだが、なかなか踏み込んだ関係にはならない。恋人の毛がついた櫛にも触れないフランクは、潔癖症のようでもある。そして、夜な夜な車で男娼をじっと見ている。もしかして彼はゲイなのか? 見た後は決まって自分を痛めつけているあたり、その衝動を抑えようと必死なのか。

 連続殺人犯が主人公で捜査する側の人間というのはドラマ「デクスター」に似ているが、そうなった理由、心理描写がたくみなデクスターとは大きく違い、フランクがなぜそうなったのか、何をしたいのかがよくわからない。

 殺害方法もあまり練られた感じはなく、殺すことに快感を覚えるというより、女性が嫌いで抹殺したいと思っているように見える。

 ショッキングなストーリーだとは思うが、面白さはなかった。どうもフランスの作品とは相性が悪い。

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