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2016年2月 4日 (木)

[映] フェイス・オブ・ラブ

 亡くなった夫とうり二つの男性を偶然見つけてしまった女性を描く。気持ちわからなくもないが、少々違和感が。

The_face_of_love
 結婚30周年を祝って出かけたメキシコ旅行で、夫ギャレットが事故死してしまったニッキー。5年経っても夫を忘れられず、悲しみに暮れていた。ある日、美術館で偶然、夫そっくりの男性を見つける。彼が気になって仕方が無いニッキーは、彼が大学の美術講師トムであることを調べ上げ、偶然を装って近づく。やがて2人は恋に落ちるが…

 ニッキー役にアネット・ベニング。ギャレットとトム役にエド・ハリス。ニッキーのご近所さんロジャー役にロビン・ウィリアムス。ニッキーの娘サマー役にジェス・ワイクスラー(グッド・ワイフのロビン)。ニッキーの仕事仲間(不動産屋)の女性役にリンダ・パーク(スタートレック/エンタープライズのホシ・サトウ)。トムの元妻アン役にエイミー・ブレネマン(プライベート・プラクティスのヴァイオレット)。寿司屋のシェフ役にクライド草津。

 ニッキーとギャレットは熟年カップルだが、らぶらぶだ。旅行中にギャレットの溺死ということで、なかなか立ち直れないニッキー。5年も経っているのに、未だ、似た後ろ姿(というかハゲ方)の男性を見かけると、ドキッとしてしまう。そんな彼女の前に、ギャレットとうり二つの男性が現れたらどうなるか。

 自分だったらどうするかなと考えてみたのだが(想像でしかないが)、近づくにしても、まず最初に、
「亡き夫とあまりに似ているので、もしかしたらご親戚かなにかかと思って…」
とでも言って近づくのが一番無難というか、怪しくないのではないかと思う。だがニッキーは違う。彼のことを調べて近づくが、なぜ近づいたか、本当の事は隠し通す。これ、最初から、似ている男性に興味を持ったというよりは、夫の代わりが欲しかったと考えるしかない。

 そう考えると、ニッキーの行動は自分勝手としか思えないなー。何も知らずにニッキーと恋に落ちたトムが気の毒で仕方がない。さらに、ご近所さんのロジャーもちょっと気の毒だな。いい人そうなのに。

 アネット・ベニングもエド・ハリスもシワシワだなぁと見てしまったが、お直ししていないということかな。自然な年の重ね方でよかった。この作品のタイトルでもある"The face of love"とは、トムの描いた作品のタイトルなのだが、この作品がなんとも美しく悲しい。エド・ハリス、シワシワだけど素敵だな。あんな人が夫だったら、確かに忘れられそうにない。

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