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2016年2月17日 (水)

[映] ウォーリアー

 戦争物か? 兵士の物語か? などと想像、甘く見ていたのだが、全く違った。総合格闘技選手兄弟の物語。試合シーンには思わず力が入ってしまう。

Warrior
 かつてアルコール依存症だったバディ。家族に見限られ、現在一人暮らしの彼の前に、長らく疎遠だった次男トミーが現れる。総合格闘技の選手に復帰するのでコーチをして欲しいと言ってバディの家に転がり込むが、決して心を開こうとしないトミー。
 一方、バディの長男ブレンダンは、結婚し、高校教師として働いているものの、子供の医療費や住宅ローンがかさみ、金銭苦に。やむなく闇格闘技で稼いでいたが、そのことが学校にバレ、停職処分に。ローン返済のため、彼は一大決心をする…

 ブレンダン役にジョエル・エドガートン。トミー役にトム・ハーディ。バディ役にニック・ノルティ。ブレンダンの妻テス役にジェニファー・モリソン(ワンス・アポン・ア・タイムのエマ)。ブレンダンの旧友でコーチのフランク役にフランク・グリロ。ブレンダンの勤める高校の校長役にケヴィン・ダン。

 バディはアルコール依存症で、家族に相当迷惑をかけていたのだろう。妻は子供たちと家を出る決意をするが、すでにこの地での人間関係を築いていた長男ブレンダンはそれを拒み、残ることを決意したらしい。妻と次男トミーのみ家出。その後、軍に入隊したが、何かがあって除隊、街に戻ってバディのところへ転がり込む。元々格闘技の経験があったトミーは練習を復活、総合格闘技の大会スパルタに出場することに。

 残ったブレンダンも、父を思って残ったわけではないので、早々に自立、結婚して家を出て依頼、父とは疎遠に。「ブレイキング・バッド」でも問題になっていたが、高校の教師ってそんなにお給料少ないんだろうか。住宅ローンと娘の医療費で金銭苦のブレンダンは、夜な夜な闇格闘技でバイト。というのも、かつてはUFC(総合格闘技の団体)に所属していた選手らしく、腕っ節には自身がある。だがそれが学校にバレて停職処分に。なんとしても金を作らないと、家を取られてしまうブレンダンは、崖っぷち。旧友でもあるコーチに頼み込んで練習を復活、そしてスパルタに出場できることになる。優勝賞金は500万ドルだ。

 ここまでが結構長いのだが、彼らの関係がとても重要だ。そしてここからも結構長いが、見応えがある。

 前半、何が起こるのか全くわからないまま、バディ、トミー、ブレンダンの現状が延々と描かれるので、ちょっとだらけるのだが、次第に方向性がわかると盛り上がる。彼らの背景が丁寧に描かれているからこその感動が最後に待っている。試合シーンには思わず力が入ってしまう。すばらしい。

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