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2016年3月21日 (月)

[映] セッション

 去年のアカデミー賞で助演男優賞、編集賞、録音賞を受賞した作品。鬼教師と生徒の物語とは聞いていたが、この展開は予想外。原題は"Whiplash"、むち打ち。スパルタ教育のことを言ったんだろうと思っていたが(その意味もあるんだろうが)、ジャズの曲名でもある。

Whiplash
 ニューヨークの一流音楽学校、シェイファー音楽院に入学したアンドリュー。バディ・リッチのような名ドラマを目指す彼は、最高の指揮者と言われるフレッチャーのバンドに入れてもらえることに。才能を認められたと感じたアンドリューは、彼の期待に応えようと必死で練習するが…

 アンドリュー役にマイルズ・テラー。フレッチャー役にJ.K.シモンズ(OZのシリンガーなど)。アンドリューの父ジム役にポール・ライザー。映画館の売店店員ニコール役にメリッサ・ブノワ(Gleeのマーリー、スーパーガールのカーラ)。アンドリューのおじ役にクリス・マルキー(ツインピークスのハンク・ジェニングス)。ドラマー仲間コノリー役にオースティン・ストウェル。

 シェイファー音楽院に入った段階で、すでにかなりの実力があるアンドリュー。フレッチャーにスカウトされて彼のクラスに入る。だが、今までのクラスとは格段にメンバーの緊張感が違う。その理由はすぐにわかる。フレッチャーは鬼教師なのだ。すぐにそんなフレッチャーのスパルタ指導の洗礼を受けるアンドリュー。なんとか期待に応えようと、まさに血のにじむ努力をする。ここまでなら、スポ根ものなどにありがちな展開。最後に大会などで素晴らしい演奏を見せてめでたしめでたしの流れかと思いきや、違うのだ。

 フレッチャーのスパルタは、度を超している。温厚だったアンドリューは、次第に性格まで変わってくる。練習以外の時間はほとんど切り捨て、すべてをドラムに捧げる。だが悲劇が起こり…

 この結末は予想できまい。感動というより、胸の空く思い。演奏も素晴らしいが、爽快感がハンパない。フレッチャーがヤな男だけに、最後のシーンは格別だ。やっぱりこれは、鬼教師あっての物語だね。

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