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2016年3月26日 (土)

[ド] HERO 野望の代償

 スターチャンネルで放送のドラマ。ミニシリーズで全6話。28歳という若さでヨンカーズ市長となった男の物語。原題は"Show me a hero"。実際の出来事らしい。

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 1987年、ニューヨーク州ヨンカーズ市。全米黒人地位向上協会NAACPから、低所得者向けの公営住宅がないと訴えられていた同市。連邦裁判所から、200戸の公営住宅建設命令が出ていたにもかかわらず、治安の悪化を恐れて7年間も対応を後回しにしていた。これ以上引き延ばす事はできず、建設を進めるか、罰金を払うかの選択を迫られていた。そんな中行われた市長選挙で、若手議員ニック・ワーシスコが当選する。

 ニック役にオスカー・アイザック。議会で幅を利かせているスパローン議員役にアルフレッド・モリーナ。同僚議員ヴィニー役にウィノナ・ライダー。現在の市長役にジェームズ・ベルーシ。弁護士?マイケル役にジョン・バーンサル(ウォーキング・デッドのシェーン)。判事役にボブ・バラバン。

 人種差別問題が絡んだストーリーらしい。低所得者向けの公営住宅を建設するよう判決が下るが、街の住人たちは、治安の悪化を恐れて猛反発。それをあおって人気を得ている議員もいる。市長の立場では、判決に違反することもできず、難しい決断を迫られる。

 そんなところへ来ての市長選。立候補してみないかと声をかけられたニックは、軽い気持ちでチャレンジ。市長が市民の反感を買っていることに気づき、それでも建設に反対する訳にもいかないので、とりあえず、控訴してみるべきだと主張。市長と違うことを言っているニックに票が集まり、見事当選。だが、控訴は棄却されてしまい… というのが#1だ。

 議会の様子と平行して、低所得者たちの日常も描かれる。家賃の安い、治安の悪い地域に住むことを余儀なくされている人々が、少しでも治安のいい場所に住みたいと願うのは当然のことだろう。公営住宅へ入居できるか否かで、まさに人生が変わる。

 とりあえず、市としては公営住宅を建てなければならなくなってしまったが、裁判を起こしていた側も、7年も経ってしまった現在、建てることが本当にいいのか疑問に思っている人もいる。これだけ周りの住人に反感買っている状態で、引っ越してこれるのか?というのが正直な気持ちだろう。

 あまり深い考えなしに立候補し、市長になってしまったニック。文句を言うのは簡単だが、実行するのは簡単ではない。特別いい案があるわけでもない。さて、ニックはどうするのだろうか。社会問題を描いた作品、見応えありそう。

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