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2016年6月13日 (月)

[映] ゼロの未来

 テリー・ギリアム監督作品ということで、近未来が舞台の、少々難解な物語。原題は"The Zero Theorem"。

The_zero_theorem
 近未来。コンピュータ企業で働くコーエンは、いつかかかってくるはずの大切な電話を逃したくないがために、在宅勤務を希望。難解なゼロの原理の解明を任されるが、なかなかはかどらず。上司に無理矢理連れて行かれたパーティで、若い娼婦ベインズリーと知り合い、彼女に好意を持ち始めたコーエンは、彼女とバーチャルな密会を楽しむように。

 コーエン役にクリストフ・ヴァルツ。上司ジョビー役にデヴィッド・シューリス(ハリポタのルーピン先生)。ベインズリー役にメラニー・ティエリー。マネージメント役にマット・デイモン。同僚ボブ役にルーカス・ヘッジズ。ドクター・シュリンクロム役にティルダ・スウィントン。街頭CMに出ていたのはグウェンドリン・クリスティ(ゲーム・オブ・スローンズのブライエニー)、ルパート・フレンド(HOMELANDのクイン)。

 テリー・ギリアムワールド全開。コーエンはなにやらコンピュータを使って解析をする仕事をしているようだが、やってることを見ているとまるでゲームをしているよう。家に引きこもっている彼は、通勤時間を無駄と感じ、在宅勤務を希望。いつかかかってくるはずの電話を待っているというのだが、かかってくる保証は全く無い。そしてなぜか自分のことを「我々」という。そんな彼が、美女に恋をして… という展開だが、難解だ。

 彼の、一見ムダのような仕事は、現代社会を風刺したものなのか。できるとは思えない解析を続けるコーエン。ゼロの原理ってなんだろう。ゼロは100%でなければならないって、全く理解不能。

 近未来でありながら、デリバリーはやっぱりピザ。だが、半分に折って運んできたのに、持ってきたらちゃんと1枚になってる辺りは近未来?? ベインズリーとのバーチャルデートのビーチ。チープな感じでありながら、そこに癒やしを見つけるコーエン。

 何度も出てくるブラックホールのような映像も意味不明だが、なんとなく子宮のようにも見えてきて… 最後のシーンは、チャップリンの「独裁者」でのワンシーンをイメージさせる。

 全体的に、どう解釈したらいいのかわからないのだが、そこがいいのか?? まさにテリー・ギリアムワールド。何度も見ればわかるのか??

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