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2016年7月 2日 (土)

[映] グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~

 あるスーダン難民兄弟と、彼らを支援する人々の物語。感動。

The_good_lie
 1983年、スーダンで内戦が勃発。家族とともにのどかに暮らしていたマメールたち兄弟は、突然襲ってきた兵士らによって両親を殺され、命からがらその場を逃げ出す。エチオピアに向かうが、そこにも兵士がいると聞き、ケニアに向かうことに。途中で兵士に見つかり、兄テアは連れ去られてしまうが、マメールたち5人はなんとか難民キャンプに到着。だがそこで弟を1人失う。
 2000年、マメールたち兄弟4人はアメリカ・カンザス・シティへの移住が決まる。期待に胸を膨らませて飛行機に乗り込んだ4人だったが、到着してみると、妹のアビタルだけボストンの家庭に引き取られることに。マメールたちの世話係となったキャリーは、彼らのための仕事探しに奔走するが…

 キャリー役にリース・ウィザースプーン。マメール役にアーノルド・オーチェン。ジェレマイア役にゲール・ドゥエイニー、ポール役にエマニュエル・ジャル。農場経営のジャック役にコリー・ストール(ハウス・オブ・カードのピーター・ルッソ)。

 序盤は、スーダン内戦で、苦労して難民キャンプにたどり着く兄弟たちが描かれる。広大な大地で、平和に暮らしてきた彼らを、突然兵士たちが遅う。家を焼かれ、両親を殺される。兄テオがリーダーとなり、兄弟たちを連れてエチオピアを目指すが、そちらから戻ってきた一行と合流。しばらく彼らと一緒に行動するが、テオの判断で途中離脱、川を渡る。この判断が正しかったようで、一行は兵士たちに襲われてしまうが、彼らはなんとか逃げ延びる。

 草原で、朝起きたら兵士に見つかり、あわやというところで、テオが兄弟たちをかばって自分だけ投降。マメールたちは逃げ延びて難民キャンプへ。だが、テオが自分の身代わりになったということがずっと心の傷となっていたマメール。

 中盤以降は、アメリカへ移住することになった彼らが描かれる。何もかもが目新しい新天地で戸惑いながらも必死で働く彼らと、彼らを支えるキャリーたち支援者。最初は、ちょっと他人事な感じで、面倒に巻き込まれちゃったわ~的反応をしていたキャリーも、彼らの受難、人柄を知り、彼らのために奔走する。

 スーダン難民を演じた彼らも、実際にスーダン難民や、難民の子らしい。グッド・ライというこのタイトルがまた素晴らしい。人を助けるためのいい嘘。とても感動的なストーリーだ。

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