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2016年10月 8日 (土)

[ド] ROOTS/ルーツ

 1977年に大ブームとなったミニシリーズ「ルーツ」。18世紀半ばにアフリカから奴隷商人によってアメリカに連れてこられたクンタ・キンテとその子孫の物語だ。作者の祖先がモデルであるこの物語、ある年代以上の人は知らない人がいないくらいの話題作。それを、風化させてはいけないと、リメイクしたのがこの作品。ヒストリーチャンネルで放送。これを見るためだけにヒストリーチャンネルをスカパーのセットに加えたもんね。

Rootsminiseries2016historyposter
 旧作は8話だったようなのだが、本作は4話。ただし、1話が90分から100分という長さで、まるで映画のようだ。

Roots1
 #1 「クンタ・キンテ 苦難の航海」

1750年、アフリカで戦士として修行中の若者クンタ・キンテが、奴隷商人に捕らえられてアメリカに連れてこられる。だがたびたび逃げだそうとして罰を与えられるクンタ。

クンタ役にマラカイ・カービー。彼を買った農場主ジョン・ウォーラー役にジェームズ・ピュアフォイ(ROMEのアントニー、フォロイングのジョー・キャロルなど)。その弟で医師ウィリアム・ウォーラー役にマシュー・グード(グッドワイフのフィン・ポーマー、ダウントン・アビーのヘンリー・タルボットなど)。バイオリン弾きのフィドラー役にフォレスト・ウィテカー。

Roots2
 #2 「部族の誇りと魂の伝承」

1775年、アメリカ独立戦争に乗じて、またもや脱走を図るクンタだったが、結局捕らえられ、もう逃げられないようにと足先を切られてしまう。このシーン印象的だったので覚えてた。その後、ウィリアムに引き取られ、ベルと結婚。娘キジーが生まれるが、成長したキジーはトム・リーに売られてしまう。トム・リーはキジーをレイプ、生まれた息子をジョージと名付ける。

トム・リー役にジョナサン・リース・マイヤーズ(TUDORSのヘンリー8世)。

Roots3
 #3 「チキン・ジョージ 父との確執」

成長したジョージは、トム・リーの闘鶏を手伝うように。話術が巧みなことから、人気となり、金を稼いで自由な黒人となることを夢見る。マチルダと結婚し、子供を何人ももうける。だが、トム・リーの賭け失敗で、イギリスに売り飛ばされてしまう。

大人になったキジー役にアニカ・ノニ・ローズ(グッドワイフのウェンディ・スコット・カー)。成長したジョージ役にレジ=ジーン・ペイジ。

Roots4
 #4 「世代を超えた絆」

イギリスに連れてこられたチキン・ジョージは、闘鶏で働いて金を貯め、ついに20年後、自由を手に入れ、アメリカに戻る。トム・リーの農場は荒れ放題。他の農場に売られていったマチルダと子供たちを探し当て、再会を果たすが…

マチルダたちのいる農場の息子のフィアンセ役にアンナ・パキン。その奴隷役にメキー・ファイファー(ERのDr.プラット)。この物語のナレーターであり、作者アレックス・ヘイリー役にローレンス・フィッシュバーン。アレックス・ヘイリーは、ジョージの息子トムのひ孫にあたるらしい。

 クンタ・キンテの辺りはよく覚えていたのだが、それ以降はほとんど覚えていなくて、新鮮な気持ちで鑑賞。キャストもすごいが、やはりストーリーが圧巻。アフリカから突然連れてこられたクンタ・キンテは、奴隷になると言うことが受け入れられず、何度も反抗する。だが、その子供や孫は、アメリカで生まれた世代。生まれたときから奴隷だ。うまくやる術を身につけているが、それでも、虐げられ、過酷な環境にも関わらず、必死で生きてきた。そして最後に大家族となった彼らを見て、感動。

 マンディンカ族の命名の儀式がまた素晴らしい。生まれたばかりの赤ん坊に、父は誰、母は誰、祖父は誰、祖母は誰と語り、天に掲げ、「お前より偉大なものはあれ(天)だけだ!」と叫ぶ。彼らはそうやってクンタ・キンテの物語を語り継いだのだろう。リメイク版も素晴らしい作品となった。

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