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2016年10月27日 (木)

お風呂の話: その2「ビジネスホテル・サニー」

 かれこれ27~8年前のこと。仕事で先輩2人と共に千葉方面へ出張に行った。仕事が長引き、帰りの電車に間に合わないことが判明。やむなく、千葉駅付近で宿を探した。

 何軒か電話して、やっと空いているホテルが見つかり、3人でそこへ。たぶん、もう今はないと思うので名前を出すが、確か「ビジネスホテル・サニー」だったと思う。

 到着してビックリ。ビジネスホテルとは名ばかりで、オフィスビルの何階かにあるその場所は、真下がカラオケスナック。各自部屋へ行ってみると、3畳ほどの部屋には窓がなく、ぎりぎりいっぱいのベッド。荷物を置くスペースもない。それでも、眠れるだけでありがたいのでとりあえずベッドの上に荷物を置いた。

 トイレは当然共用。オフィスだった1フロアを無理矢理ホテルにしたような造り。お風呂も共用だが、フロント(?と言うより、受付)のおじさんの話では、ちょうど2つあるので、私と女性の先輩2人で入るといいよと言われた。お風呂が2つという意味がイマヒトツよくわからないまま、とりあえず2人で浴室へ。

 ドアを開けると1畳分ほどの狭い脱衣所(?)。浴室はここだけで、男の人も入ってくる可能性があるので、ドアに鍵をかけた。服を脱いで浴室のドアを開けて驚いた…

 おそらくは、元オフィスと思われるフロアには広い窓。がらんとしていて、何もないただのフロアだ。壁際に、とりあえず蛇口はいくつかついていて、洗面器もある。だが湯船はない。ふと右手の壁際を見ると、そういうことか… むき出しの西洋風バスタブが2つ、無造作に置いてあるのだ。

Photo        写真がないので(当然か)、記憶を頼りに書いた稚拙な絵で申し訳ないが…

 お風呂が2つってそういう意味だったのね… ここにお湯を張って入ればいいってことなんだろうが、そんなところにお湯を張ってる気分じゃない。だって、見晴らしのいい大きな窓からは、向かいのビルがよく見える。つまり、向かいのビルから丸見えなのだ。

 とりあえずかがんで小さくなり、お湯で体をさっと流して退散した。脱衣所で服を着ていたら、外のドアをドスドスたたくおじさんあり。どうやら酔っ払ったオヤジが、風呂に入らせろとドアを開けようとしている様子。鍵かけといて正解。慌てて服を着て、しばらく様子を見て、静かになった頃、廊下へ出た。やれやれ。

 フロントのおじさんは、モーニングコールできるよと言うので、お願いして部屋に戻る。先輩たちは、下のカラオケスナックへ繰り出していったが、とてもそんな元気はない。カラオケを熱唱する騒音もなんのそので爆睡。

 翌朝、早朝に目が覚め、フロントの前を通ってトイレへ。トイレで用を足していると、私の部屋からモーニングコールと思われるベルの音が聞こえる。出られませんがっ。トイレを済ませて部屋に戻る途中、フロントのおじさんに、声をかけられる。そうです、トイレですっっ。さっき会ったでしょっ。

 たぶん、これまでの人生で泊まったホテルの中で、最悪のホテルだと思う。あの浴場を体験してからは、中国行ったときに宿泊したホテルのカビ生えた浴室だって天国。インパクト強すぎて忘れられない体験。

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