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2016年11月27日 (日)

[映] アメリカン・ドリーマー 理想の代償

 80年代のNYを舞台に、オイル事業で成功した男の物語を描く。

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 81年ニューヨーク。かつてはオイル会社の輸送ラック運転手として働いていたアベルは、努力の末、オイル事業で成功。事業拡大のため、土地購入資金に有り金をすべてはたいて契約。だがその直後、脱税容疑で起訴され、銀行からの融資を受けられなくなってしまう。さらに、輸送トラックを狙った強奪事件が頻発し、窮地に立たされるが…

 アベル役にオスカー・アイザック「HERO 野望の代償」のニック)。妻アナ役にジェシカ・チャステイン。輸送トラック運転手ジュリアン役にエリス・ガベル(スコーピオンのウォルター)。検事役にデヴィッド・オイェロウォ。弁護士?役にアルバート・ブルックス。組合会長役にピーター・ゲレッティ(ホミサイドのガーティ刑事)。ユダヤ人役にジェリー・アドラー(ソプラノズのヘッシュなど)。

 アベルはどうやら移民で、かつては運転手として苦労したらしい。どういう経緯で現在に至ったのかはわからないが、今は夫婦でオイル会社を経営し、成功している。妻の家族はどうやらマフィアで、その辺、ちょっと危険な香りがするが、彼はそれに関わっていない。

 アベルは、事業拡大のため、ある土地購入を計画する。そこはユダヤ人が仕切っている場所だったが、川沿いにオイルタンクがあるので輸送には絶好の場所。なんとか交渉の末、契約成功。手付金として有り金すべて出して支払う。

 だがどうやらこのニューヨークのオイル業界、縄張り争いが激しいらしく、たびたび輸送トラックが襲われている。積み荷であるオイルがトラックごと盗まれるのだ。新参者の彼らの会社がターゲットになっていると思われるが、表向きはライバル会社とも仲良くやっている。

 そんな時、脱税容疑で起訴される。これまでマジメにやってきたアベルとしては寝耳に水。嫌がらせだと考えて闘う姿勢。だが妻アナは何か知っている様子。起訴が原因で銀行から融資を断られ、土地購入代金を支払えなくなったアベルは窮地に。

 まだ治安の悪かったニューヨーク。マフィアの影響も色濃く残る。様々なトラブルに見舞われながらも、懸命に、しかも健全に会社を運営しようと必死のアベル。だが、妻の手助けがなければ結局はうまくいかないと言う辺り、なんとも皮肉だ。

 

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